yamasanae様
誰からもコメントがつかないため、コメントします。 画像のムシヒキアブ亜科は♀ですが、尾端に棘が見られないようなので、日本未記録種ではないかと思われます。 関東周辺ならば、私もいろいろな場所で同様のムシヒキアブ亜科を採集しているのですが、場所はどちらになりますでしょうか? ケンセイ@ムシヒキアブ科もどんどん新種や日本未記録種が追加されています。誰か整理しないかなあ・・・
yamasanae様
確認ですが、ウェブサイトの「ムシヒキアブ図鑑」の「シロズヒメムシヒキ」を見ていただくと、♀の尾端に棘があるのが確認できると思います。本種も同じかどうかわかりますでしょうか?最初尾端に棘は無いように見えたのですが、拡大するとぼけてしまって棘があるのかどうかよくわかりません。 もし棘があれば、シロズヒメムシヒキの属の最近記載された種になると思われます。棘が無ければ別属になります。 ケンセイ@♂の交尾器にも特徴がありますが写真では厳しいと思います
yamasanae様
棘が無いのでしたら、以下の種になると思います。 Ktyr caucasicus (Richter, 1963) 私は平成7年頃より相模川の調査で本種を採集しています。 シロズヒメムシヒキ(現在ではほとんどナガトミヒメムシヒキ)に似ているのですが、大きさはやや小型で、♀の尾端に棘が無く、雄の交尾器の内側に突起がないので区別が出来ます。相模川河川敷(海老名市、厚木市)と東京都中野区の標本を確認しています。 ただし、本種を日本から正式に記録した論文はまだ未発表なので、私も正式な公表は出来ずにおります。U氏の論文が発表されるのを待っている状況です。 ケンセイ@本種は関東には広く分布しているかも・・・
ケンセイさま ありがとうございました。写真だけで無理なお願いをしたのでなければよいのですが。
Ktyr caucasicus (Richter, 1963)はなかなか図鑑などでは確認できないようですが、庭にいろいろ来るムシヒキアブの類を注意して観察していきたいと思います。 |
このガガンボはホリカワクシヒゲガガンボCtenophora (Pselliophora) bifascipennis (Brunetti, 1911)という種です。
本種に関しては、「みんなで作る昆虫ブログむし探検広場」の2008年9月26日に「色はハチのようで、形が蚊のようなトンボのような」という投稿があります。その投稿にたいするコメントとしてDipterophilusのハンドルネームで本種について生態も記述しておきましたのでご覧ください。このほかあと一件同じサイトでホリカワクシヒゲガガンボと検索すれば投稿がみられます。
三枝豊平様
同定していただき、ありがとうございました。 「みんなで作る昆虫ブログむし探検広場」の2008年9月26日も 拝見いたしました。 発見場所の近くに朽ち木も腐葉土もありますので、 また出会えるかもしれませんね。 もう少しきれいな写真をとりたいなと思っております。 |
pierisさま、どうもです。ほげと申します。ミバエが好きです。
お写真のミバエですが、判然とはしないものの、うっすらと見える翅紋と、まっ黄色な体色などからVidalia accola(♀)でよろしいかと存じます。 まだ羽化したての個体なのではと思います。
ほげ様
さっそくのご教示、大変ありがとうございます。 100KB以下に圧縮するときにノイズが入り、少々見にくい画像になってしまいました。 けっこう鈍感で、とまっている葉をつかんでも飛び去りませんで、ゆっくり写真を撮れました。看破なさったとおりに、羽化したてだったんでしょうね。 またよろしくお願いいたします。 |
中国農業大学の楊定教授他の編著で、中国のアシナガバエk科の総説が出版されました。総ページ数約2000ページの大著です。
楊定他編著(2011)中国動物誌 昆虫綱 第53巻 双翅目長足虻科 科学出版社(北京)定価420元。 私は楊先生からpdfをいただいた段階ですが、上海学術書店等に問い合わせれば入手方法がわかると思います。科の概説、亜科、属、種の検索表、各種の記載とほとんどの種に♂交尾器、触角の図、種によっては翅脈の図が付いています。今後日本のアシナガバエ科を研究したり、同定するためには必須の書籍になります。
三枝先生
大変興味深い情報です。 是非 入手しようと思います。 図が豊富なのは うれしいです。 日本産の種の解明が進むことを期待したいです。
三枝先生他皆様、御無沙汰しております。
早速、Web上で探してみましたが、上海学術書店のサイトでは見つかりませんでした。 東方書店では2011/04出版となっており22,050円で「在庫なし」ですが、亜東書店では2011/02出版、「予価 19,950 円(税込)」となっています。まだ、入荷していないのかも知れません。 しかし、高いですね。
皆様,こんばんは.
China Scientific Book Serviceでは, Fauna Sinica Insecta (Vol.53) Diptera Dolichopodidae Price: US$159 となっています. 中国産の文献は,横浜の書虫という本屋が安いようです. http://www.frelax.com/ まだ,リストには載っていませんが,問い合わせをすれば価格等の返事がすぐ来ると思います. なお,書虫では中国国家図書館(旧北京図書館)への文献複写も依頼できるような話です.直接図書館に申し込むよりかなり安いとの話でした.
上海学術書店での検索できました。16800円です。
http://www.shanghaibook.co.jp/cart_sys/Saisin2C/ こちらから検索する際に「中国動物誌 昆虫綱 第53巻 双翅目長足虻科」のうち、「動」と「長」が、簡体字という奴でしょうか、違う字です。また「誌」ではなく「志」でないと検索できません。「双翅目」とか「足虻」で検索するとよいでしょう。 上海学術書店は複雑な割引制度があり、出版社割引20%(科学出版社は対象)さらに、大口割引(5000円以上→10%引、10000円以上→20%引、20000円以上→30%引、40000円以上→40%引)というのがあります。16800円×0.8×0.8で10752円ということでしょうか。正しいかどうかは同社にお問合せ下さい。 書虫(しょむし)も18710円と表示されていますが詳細画面に進むと18710円 → 13100円とさらに値引き表示されています。 この前の土曜日(5/28)に神田の亜東書店をのぞいてきましたがまだ店頭にはありませんでした。 |
- Joyful Note -
- Antispam Version -