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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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自宅での飼育方法 投稿者: 投稿日:2006/02/23(Thu) 08:55 No.2172  引用 
茨城@市毛様
ハエ男様

早速の御返事ありがとうございます。

> ヒロズキンバエですと、一年中釣具屋で「サシ」という名前> で釣り餌として販売されています。
実は昨年そのような情報を仕入れてサシを羽化させたのですが、全て(10匹程度)ヒツジキンバエでした。(この時は東京医科歯科大学の篠永先生と国立感染症研究所の倉橋先生に鑑定をしてもらいました。)

> 普通のキンバエ類は幼虫でも、咽頭骨格を見れば同定は可能> です。(もちろんその1頭は殺さないと無理ですけど・・)
それは知りませんでした。これからハエの鑑別に関しても勉強していくつもりですが、また御指導お願いします。

> 関西だと、ヒロズキンバエも結構普通にいる種なので、温か> くなればその辺で採集できるとは思います
そのようですね。ただし早く飼育を開始したいので4〜5月になってからでは少し遅すぎるのです。それがこのBBSに情報を求めた理由なのですが。

> これをどうやって無菌化するかはわかりません
無菌化の技術はアメリカで習得して来たので大丈夫です。(非常に単純な方法なのですが。)

やはり今ヒロズキンバエを手に入れたいとなるとサシを羽化させていくことが一番の方法のようですね。ただし昨年は全てハズレだったこともあり、今回は本腰を入れてかなり大量に羽化させることが必要かなと思っています。時間と場所の関係上自宅(アパートの一室)でこの作業をしてみたいと思っているのですが、温度管理のためにやはり温室購入が必要でしょうか?ネット上で4万円の温室セット(http://www.rakuten.co.jp/topcreate/643210/644779/) を見つけてきたのですが、どなたか自宅でハエを飼育されている方はいらっしゃいますか?皆さんどのような方法をとっているのでしょうか?

Re: 自宅での飼育方法 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/02/23(Thu) 17:02 No.2173  引用 
知り合いの製薬会社にたずねましたら、飼育してるのはイエバエのみでヒロズキンバエは飼育していないとの事でした。


Re: 自宅での飼育方法 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/02/23(Thu) 17:09 No.2174  引用 
なかなかハエの飼育を自宅でやってる方はいないと思います。
実験で使ってる方は大学や研究所で恒温機を入れていると思います。

あと、温度を上げるのは簡単ですが、真夏の温度を下げて生産調整するときのことも考えた方が良いかもしれませんね。

はじめまして。 投稿者: 投稿日:2006/02/22(Wed) 16:49 No.2166  引用 
皆様、はじめまして。
滋賀県の湖北総合病院耳鼻咽喉科の高瀬と申します。この度古田さんに許可を頂きこのBBSに参加させて頂くことになりました。
既に御存知の方もいらっしゃると思いますが、最近注目されてきた治療法の1つにウジ治療(Maggot Debridement Therapy :MDT)
という難治性の創傷に対する治療法があります。既に岡山大学心臓血管外科の三井先生が医療用ウジの供給会社を立ち上げていますが、私もこの治療法に興味を持っています。今ヒロズキンバエを飼育したいと思っているのですがもちろんこの時期野外で捕獲することはできず、もしどなたかヒロズキンバエを飼育している方がいらっしゃったら分けて頂きたいと思っているのですがいかがでしょうか?

Re: はじめまして。 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2006/02/22(Wed) 21:55 No.2167  引用 
高瀬様、初めまして。

ヒロズキンバエですと、一年中釣具屋で「サシ」という名前で釣り餌として販売されています。
ただし、ヒツジキンバエの場合もあるようですので、成虫を羽化させて、古田さんに区別点を聞いて種名を確定した後、無菌飼育すると良いかもしれません。

http://www9.wind.ne.jp/matu-ko/turiesa/turiesa.htm

下記のHPには、関西ではヒロズキンバエの幼虫が主体と書かれています。
http://www.afftis.or.jp/QandA/box/mon/mon482.htm

Re: はじめまして。 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/02/23(Thu) 00:40 No.2169  引用 
ハエ男@古田です。
普通のキンバエ類は幼虫でも、咽頭骨格を見れば同定は可能です。(もちろんその1頭は殺さないと無理ですけど・・)

関西だと、ヒロズキンバエも結構普通にいる種なので、温かくなればその辺で採集できるとは思います・・が・・これをどうやって無菌化するかはわかりません・・・

Calyptrate flies from 2005 投稿者:Xespok 投稿日:2006/02/22(Wed) 03:34 No.2160  引用 
Is this Calliphoridae a Lucilia or a Chrysomyia?

Re: Calyptrate flies from 2005 投稿者:Xespok 投稿日:2006/02/22(Wed) 03:35 No.2161  引用 
Does this fly belong to Calliphoridae?

Re: Calyptrate flies from 2005 投稿者:Xespok 投稿日:2006/02/22(Wed) 03:36 No.2162  引用 
Is this another Lucilia sp, Calliphoridae?

Re: Calyptrate flies from 2005 投稿者:Xespok 投稿日:2006/02/22(Wed) 03:37 No.2163  引用 
Is this Calliphoridae a Chrysomyia or a Lucilia or maybe something else?

Re: Calyptrate flies from 2005 投稿者:Xespok 投稿日:2006/02/22(Wed) 03:38 No.2164  引用 
Another Calliphorid fly?

またフンコバエです 投稿者:バグリッチ 投稿日:2006/02/19(Sun) 20:57 No.2157  引用 
こんちは。

 今日、川沿いの枯れ木の下にいたフンコバエ(と思います)です。

 翅の模様が特徴的なのですが、何者かわかるかも!と思い、アップしてみました。いかがでしょうか?

 宜しくお願いします。


Re: またフンコバエです 投稿者:フンコバエ 投稿日:2006/02/20(Mon) 11:35 No.2158  引用 
バグリッチ様

これは私が昔Rachispoda subtinctipennis (Brunetti, 1913)として発表した種です。しかし最近このグループには交尾器のみで区別される数種が存在していることが外国で分かり、日本にも数種いることが分かりました。このグループは複雑なのでまだよく調べていません。現状ではRachispoda sp.としておきます。

Re: またフンコバエです 投稿者:バグリッチ 投稿日:2006/02/21(Tue) 21:31 No.2159  引用 
フンコバエさん、ご教示ありがとうございます。

 Rachispoda sp.として記録します。
 属がわかったことは、本当にうれしいです。

 この種は、初夏に 水辺でたくさん採った事がありますが、なぜか手元に標本は残っていませんでした。
 このサイズの交尾器を解剖するのは、私にはまだ無理そうです。

 また、ご教示お願い申しあげます。

 
 

Do you know what family this m... 投稿者:Xespok 投稿日:2006/02/17(Fri) 02:42 No.2156  引用 
I posted this image on diptera.info, but the opinions were divided as to what family this midge belongs to. Anyone has an idea?

冬眠中のハエ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2006/02/13(Mon) 23:41 No.2153  引用 
こんちは。

 晩秋から春までに、けっこう採れるものにハナレメイエバエ類がありますよね。
 先日は、ホソハナレメイエバエが採れました。(画像)
 多分普通種と思います。

 この他、初めて、オオツヤホソバエが採れました。
 こっちは、見た目も変わっていて、初物感がありました。

 ではまた。


Re: 冬眠中のハエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2006/02/16(Thu) 19:59 No.2154  引用 
バグリッチ様。

益々ハエに詳しくなっていきますね。
私は不勉強で、全く進歩していません(^_^;)

4月には車を乗り換えますので、今まで乗入規制が掛かっていた埼玉・千葉・神奈川などにも足を運びたいと考えています。

双翅目談話会総会案内が届きましたので、3/19に向けて新しいネタを考えなくては・・・・・・・

11月には関東で同定会を予定していますので、どんな顔ぶれが揃うか楽しみです(^^♪

Re: 冬眠中のハエ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2006/02/16(Thu) 22:41 No.2155  引用 
市毛さん、こんにちは。

 シーズンまで、もう少しの我慢ですね。
 しばらくは越冬diptera探しで楽しむことにします。

 11月の同定会は関東なので是非出たいです。
 私は勉強の程度が浅いので、皆さんにご教示いただけましたら嬉しいです。

 南関東にお越しの際は、お声をおかけ下さい。
 ではまた。

ハモグリバエ? 投稿者: 投稿日:2006/02/06(Mon) 19:10 No.2146  引用 
小笠原からですが、クスノキ科の特産種ムニンシロダモ(シロダモと近縁で良くにています)からマインを発見、飼育したところハモグリバエらしきものが出てきました。蛹は葉の淵を折りこんだ中にいました。本土のシロダモにもハモグリバエいますか?

Re: ハモグリバエ? 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/02/06(Mon) 21:53 No.2147  引用 
ハエというよりはコバチ上科(膜翅目)に見えるのですが、

少なくともハモグリバエ科の翅脈ではないと思います。

Re: ハモグリバエ? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2006/02/07(Tue) 13:03 No.2148  引用 
こんちは。

 私も、膜翅目に見えます。
 ・・・って事は、こちらの板が良いかと思いますが、
 名前までは期待薄と思います。
 http://www.raipon.jp/bbs/imgbbs.cgi

Re: ハモグリバエ? 投稿者: 投稿日:2006/02/07(Tue) 19:13 No.2149  引用 
ハエ男さん、バグリッチさん、ありがとうございます。自分もハチかなと思いましたが、潜り痕が線状なので迷ってしまいました。

クモバエの文献見つけた! 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/27(Fri) 23:06 No.2137  引用 
1年以上前に、ケンセイさんがクモバエとコウモリバエの事を出してたんですが、ワシも頂き物のクモバエ関連で調べてたらいいのがありましたよ。
船越公威:ユビナガコウモリに外部寄生するケブカクモバエの生態学的研究 1977、Jap.J.Ecol、27.127-140.1977
です。生態のほかにも情報が多いです。

こいつはCiNii http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiTop#
で「ケブカクモバエ」で検索して、その結果通りに入っていくとPDFでDL出来ます。 

Re: クモバエの文献見つけた! 投稿者: 投稿日:2006/01/30(Mon) 17:16 No.2143  引用 
ハエ男様,どうもです.

すばらしい論文を紹介していただきありがとうございます.
私の会社にコウモリ屋がいるのですが船越先生はコウモリ
研究者の間ではかなりの有名人のようです.

ケンセイ@久しぶりに東京都のミギワバエの報文投稿しました.

ニッポンシカシラミバエのゲニ 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/26(Thu) 14:36 No.2134  引用 
ニッポンシカシラミバエのゲニを撮影するため解剖をしてたんですが、いきなり、膜質部の多い腹部に穴を開けたとたん、真っ白な蛋白質様の物があふれ出て、ホールつきスライドグラスの中を真っ白にしてしまいました。

その中で、なんとか解剖をしたのですが、この白いものを除去するのにものすごく時間がかかりました。
白くて、粒子が細かくて粘りがあって、どこかで見たことあるような、ふと思いつきました。もしかしたらこれがニッポンシカシラミバエの精子なのではないか・・・きっとそうに違いない・・・


Re: ニッポンシカシラミバエのゲ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/26(Thu) 14:40 No.2135  引用 
解剖を続けてなんとか第5腹板と他のパーツを分離、

一応、ニクバエなどと同様に第5腹板はY字状をしています。
そして、その先の部分から鳥のくちばし状のものが確認されました。これがゲニ本体か?
解剖は進みます。


Re: ニッポンシカシラミバエのゲ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/26(Thu) 14:44 No.2136  引用 
あ、画像の順番が違う・・・2番目のはゲニ本体の画像でくちばし状の部分の中からさらに出てきたパーツです。

つまりこいつの下にはサヤに入った状態で普段はしまわれていたいたんですね。そして、交尾するときはこのサヤが開き、ゲニが勃起して、伸びて、♀に挿入するんですね〜〜。



Re: ニッポンシカシラミバエのゲ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/28(Sat) 21:02 No.2138  引用 
他のシラミバエはどうか知りませんが、ニッポンシカシラミバエに関しては♂の腹部末端には交尾鞘が確実に出ているようです。また第5腹版は通常は膜質部が短くなってる状況なので、わかりにくいです。

ちなみにケブカクモバエは♂の腹部は交尾期が露出してるので、明確にわかります。

Re: ニッポンシカシラミバエのゲ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/28(Sat) 21:08 No.2139  引用 
ちなみにケブカクモバエのゲニどす。

ミギワバエについての疑問 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/25(Wed) 23:06 No.2131  引用 
昆蟲ニューシリーズのVol.4 No.2 29-34 2002に笹川の双翅目ノート1ってのがあって、それを見てたときにふと思ったんです。この中にはミギワバエ科のシノニム情報などもけっこうあったのですが、(ミギワバエ科24種に関する記述あり)その中に気になる部分がひとつ・・・
Gymnomyzinae Palacopsidella grandis (Cresson 1925):P.opaca Miyagi (1977)はシノニムである。(Mathis,1986b)と書かれてるんですが、ここでいうP.opacaとはParalimna opacaのことなんだろうか?Palacopsidellaという属はFauna Japonicaには出てないのですが・・・同じPから始まる学名ではあるが、属が違いますよね。同属間でのシノニムならばわかりやすいのですが、属まですっとばして、シノニムとなった場合、Paralimna属は現在はどうなってるのか、ご存知の方いません?

Re: ミギワバエについての疑問 投稿者:フンコバエ 投稿日:2006/01/26(Thu) 11:48 No.2132  引用 
ハエ男様

Placopsidella opacaとParalimna opacaとは別物で、Paralimna属は今でも生きています。
Palacopsidellaで調べたので出ていなかったのではないでしょうか?正確にはPlacopsidellaで、FJの30ページに出ています。

Re: ミギワバエについての疑問 投稿者:ハエ男 投稿日:2006/01/26(Thu) 11:55 No.2133  引用 
フンコバエ師匠>ありがとうございます。すっきりしました。

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