こんちは。
こんな書き込みを見つけたんですが、出るなら買いたいです。 どうやったら買えるのでしょうか? 以下、引用です。 『日本昆虫学会が数年かけて計画してきた叢書〈The Insects of Japan〉がいよいよ今月出版されるようです。最初はアリガタバチとアザミウマとゾウムシですね。以下は某サイトの孫引きです。 "かつての〈Fauna Japonica〉計画が中途で頓挫して以来,日本の動物相に関する専門書は出版がますます難しくなってきており,うまく販売戦略を立てて,国内外のしかるべき機関なり個人に売れていってほしい.それが叢書を存続させる推進力になるはずなので・・ [近]『Curculioidea (Coleoptera), Part 1』 Katsura Morimoto, Hiroaki Kojima, and Sumiaki Miyakawa (2006年1月20日刊行予定,櫂歌書房[The Insects of Japan, no. 3],406pp.,ISBN:未詳)" ゾウムシは何分冊で、Part 1では何が扱われ、値段はいくらなのでしょうか?』
ゾウムシ系の掲示板で聞いたほうが早そうですね。
http://bbs1.on.kidd.jp/?0109/leafroller この辺で聞いてみたらいかがでしょう?
ハエ男さん、ありがとうございます。
他の掲示板でも、情報を取ってみたいと思います。 |
2006/01/06 No.2066で論文情報ナビゲータ(国立情報学研究所)の紹介をしました。
http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiTop# 「衛生動物」が見たかったので登録料¥2100を払い個人登録をしましたがこれではPDFを見ることはできませんでした。なんとさらにNACSIS-ELSという別な登録が必要で、こちらは資格として大学や研究機関の職員または学会の正会員であることが求められるのです。私の場合は対象学会(例えば昆虫学会、応動昆等)の正会員になっていないので資格がありません。制度が複雑でいまいちよく分からないのですがこの資格制限は将来的に解決されるようなことも書いてあります。 という訳であわてて登録する前によく調べてからの方がいいですよ。今のところは必要なもの(例えば昆虫学会会誌、応動昆、科博報告書、自然教育園報告書、京都府立大学紀要)は無料で見れるのでお金を払って登録したメリットはないです。 |
「昆虫相解明暗黒地帯 東京都」に一筋の光を照らすTKM(東京都本土部昆虫目録作成プロジェクト)事務局からお知らせです。
かねてより公開中の東京都本土部昆虫目録(http://homepage3.nifty.com/TKM/)で東京産双翅目が1000種を突破しました。もちろん島嶼部もsp.種も含まない純度100%の1005種です。県単位で1000種を越えたのは埼玉県に続いて2番目だと思います。 更なる躍進を目指して近県(埼玉、神奈川、栃木)と科単位の比較を試みました。名づけて ★双翅目1000種突破記念「4都県双翅目科別種数リスト」 http://homepage3.nifty.com/TKM/page006.html 1000種の大台を越えたとはいえ、チョウバエやブユが1種もなかったり、ガガンボやオドリバエのような大きなグループが貧弱だったりでまだまだ増える余地があります。1県に2000種位の双翅目がいると予測されますが当面は1200種くらいが次の目標です。
TKMスタッフとしてコメントします。
双翅目はおかげさまで夢の1000種オーバーを達成できたのですが、これは多分に皇居や赤坂御用地、あるいは多摩川といったユスリカ、キノコバエ、ショウジョウバエ、ハモグリバエ、キモグリバエ、ヤドリバエのような同定困難グループについての日本のトップクラスの研究者によるリストが存在していたことにつきると思われます。 ただし、各科について見てみると、ヤチバエ科は1種だし、ミバエ科も山地性の種はあまり記録されていないし、ガガンボ科やミズアブ科やヒロクチバエ科やミギワバエ科などまだまだ簡単に種の追加ができそうな科はいくつもありますので、今後はそれらの種の追加や記録の古い種の再確認などに努めていきたいと考えております。 ということで、東京都の双翅目についての情報は、いつでもかまわないのでご教示していただけるとありがたいです。 ケンセイ@自分で採集した東京都の双翅目標本の整理が先決
ケンセイ様、御無沙汰しております。
1000種突破おめでとうございます。 ところで、目録にコモンマドヒラタアブが抜けていると思うのですが?(see はなあぶ No.19 P26) それと、今年からガガンボ類にも力を入れ始めたのですが、Alexanderが記載した標本で、基産地が東京駒場や目黒・渋谷・多摩川or玉川などがあります。 Nephrotoma microcera Alex. 1921 Komaba. Tokyo Tipula(Lunatipula) manca. Alex 1924(=terebrina Alex. 1920 Meguro. Tokyo Tipula(Platytipula) nipponensis Alex. 1914 Nakano. Tokyo Tipulodina joana (Alex. 1919) Tokyo. Meguro Dicranota(Dicranota) nipponica Alex. 1919 Meguro. Tokyo Dicranota(Rhaphidolabis) flavibasia (Alex. 1919) Meguro. Tokyo Adelphomyia pilifer (Alex. 1919) Meguro. Tokyo Eloeophila subaprilina (Alex. 1919) Meguro. Tokyo Cladura autumna Alex. 1920 Meguro. Tokyo Arctoconopa bifurcata (Alex. 1919) Meguro. Tokyo Erioptera(Erioptera) orientalis Brun. 1912(=dictenidia Alex. 1921) Shibuya. Tokyo Scieroprocta cinctifer (Alex. 1919) Meguro. Tokyo Symplecta(Psiloconopa) verna (Alex. 1920) Tamagawa. Tokyo Molophilus(Molophilus) trifilatus Alex. 1920 Meguro. Tokyo Ormosia(Ormosia) takahasii Alex. 1919 Meguro. Tokyo Ormosia(Ormosia) tokionis Alex. 1919 Meguro. Tokyo Ormosia(Parormosia) diversipes Alex. 1919 Meguro. Tokyo Ormosia(Parormosia) diversipes Alex. 1919(=atripes Alex,1919) Meguro. Tokyo Dicranoptycha(Dicranoptycha) yamata Alex. 1919 Meguro. Tokyo Helius brevioricornsi (Alex. 1920) Meguro. Tokyo Antocha(Antocha) satsuma Alex. 1919 Meguro. Tokyo Dicranomyia(Dicranomyia) frontalis (Sta. 1840)(= immodestoides Alex. 1919) Meguro. Tokyo Dicranomyia(Glochina) basifusca Alex. 1919 Meguro. Tokyo 旧北区のカタログを、AcrobatでOCRしたものを、文書内検索しただけで結構出ましたので、人間が見ればもっと見つかると思われます。(今年恐ろしいことをやっています。Vol.1-11までタマバエやユスリカ・ブユを除いてほぼ完了。12-13はパス!) もーだめ・・・疲労困憊(~_~;)
>ところで、目録にコモンマドヒラタアブが抜けていると思うのですが?(see はなあぶ No.19 P26)
すみません。はなあぶは新しい号が出るたびにチェックしているのですが見逃していました。失礼しました。高尾山のデータですね。 Alexanderの文献はきっと東京の記録があるだろうなと思っていましたがやはりかなりあるようですね。 1200種という目標は志が低すぎるような気がしてきました。
茨城@市毛さん>おそろしいことって・・・まさか九歩九九の双翅目のカタログ全部ぺでふファイルにするってんじゃ〜・・・恐ろしい・・
追伸、1種発見。
キモグリバエ科 Gaurax longipalpis Kanmiya, 1983 Mt.Takaosan, Tokyo, Honshu (1 6,24.v. 1969, K. Kanmiya) Ref. Kanmyiya(1983)A systematic study of the Japanese Chloropidae P.118
再び、追加記録発見
Ceratopogonidae Bezzia(Phaenobezzia) kitaokai TOKUNAGA 1963: Type-locality: Kokubunji, Kitatama (Tokyo). Simuliidae Gomphostilbia mie (OGATA et SASA,1954):Type-locality: "Mt. Takao, near Tokyo" 丹念にやればもっと出ますね。
市毛様、どうもです。
Alexanderの記載種チェックありがとうございます。 私はガガンボに取り組みたいと思っていながら未だにAlexanderの記載論文類は未入手です(というかまだ取り組める環境ではないので未入手を言い訳にしています・・・)。 もし記載論文類が入手できたら教えてください。 ケンセイ(Nephrotoma属とクシヒゲガガンボ類くらいは整理したいなあ)
市毛様、情報ありがとうございます。
記録の出典ですが、キモグリバエについては分かりました(Mem. ent. Soc. Washi.11:1-370)が、Ceratopogonidae(ヌカカ科:TOKUNAGA 1963)とSimuliidae(ブユ科:OGATA et SASA,1954)についてはわかりませんので教えていただけるとありがたいです。掲載誌、巻、号、頁だけでタイトルは省略していただいてもけっこうです。
TKM事務局様。
Ref.を書くのを忘れていました。 Tokunaga 1963 Some Japanese biting midges breeding in paddy-field water. Scient. Rep. Kyoto Pref. Univ. Agric., 15: 37-49. Ogata, K. and Sasa, M. 1954 Taxonomic notes on Simuliidae or black flies of Japan, with special references on the subgenera Eusimulium Roubaud and Nevermannia Enderlein (Diptera). Jap. J. exp. Med., 24(5): 325-333 (In Japanese).
市毛様
出典文献ご教示ありがとうございます。Tokunaga,1963はCiNii 論文情報ナビゲータからPDFでダウンロードできました。 ケンセイ様 >私はガガンボに取り組みたいと思っていながら(中略) >未入手を言い訳にしています・・・)。 ふふふ、ということは入手できればやるということですね。お楽しみに。
TKM事務局殿(私もスタッフなのですが・・・)
>ふふふ、ということは入手できればやるということですね。お楽しみに。 えーーーっと、論理的に解釈すればそーーゆーーことになりますね(^^;;;;;;;; まあ東京都のガガンボ整理をするということで。
市毛さんに教えていただいた以下のヌカカ論文を読んでみたら、すごい。水田で記録されたヌカカ全12種のうち、東京産がなんと10種も!場所はすべて東京都国分寺です。・・・・あれ、誰かが前に住んでたところじゃないですか。40年前はヌカカの宝庫だったか・・・・。
・Tokunaga 1963 Some Japanese biting midges breeding in paddy-field water. Scient. Rep. Kyoto Pref. Univ. Agric., 15: 37-49. 上記論文はPDFファイルが以下のサイトで入手できます。 ●論文情報ナビゲータ 国立情報学研究所 http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiTop# 無料のもの、有料のもの、本文が読めるもの、読めないもの、いろいろあります。昆虫学会の「昆虫」は無料で読めますが、双翅目の重要文献が多い「衛生動物」は有料です。登録料が\2100+従量制1頁当たり¥10-20、その学会の会員には割引あり、とかそんな感じです。
希少科ネタ。
・トナカイバエ(ウシバエ科) 多摩動物公園 ・サイヤドリバエ(ウマバエ科) 上野動物公園 日本の有害節足動物 P.179 |
2005年もあとわずかになってまいりました。
本年もいろいろとお世話になりました。ありがとうございました。 アクセス解析によりますと、本年当ホームページに5万件近いアクセスがあったそうです。 双翅目Web図鑑、ニクバエネット、ハナアブネットに関してはまじめに・・まじめに・・それ以外ページについては図鑑にも出てないような情報をのせつつ、まじめに最後はオトす・・を編集方針にいっそうサイトの充実を図りたいと思います。 よいお年をお迎えください。 ハエ男 |
事後承諾になっちゃいますが、市毛さん作成のハナアブ誌の記事タイトル一覧を双翅目Web図鑑の方に転載させていただきました。(市毛さんに拝&敬礼)
Web図鑑の右上に表示される「検索」で検索すると、関連記事タイトル(タイトルにその用語が入ってるものに限る)がすぐにでてくるところが、すごくうれしかったりします。
ハエ男様。
どうぞご自由にお使い下さい。 |
こんちは
並んだ方の画像は、可愛くてすばらしい写真ですね。 この時期に撮られたというのが、また、すごいです。 写真の翅の模様だけから見ると、ムラクモハマダラミバエに良く似て見えます。 http://homepage1.nifty.com/tago-ke2/moyou-hae/kobetu/murakumohamadara-m.htm 成虫越冬のミバエは多いようですが、この子もそうなんですね。 ではまた。
私もムラクモに一票です。
本当に、これはすごい画像だと思います。
バグリッチさん、ハエ男さん、どうもありがとうございます。
ムラクモハマダラミバエと記録させていただきます。 写真は、最初に見つけてから1週間後に撮影した物です。 うまくいけば、冬の間ずっと観察できるかもしれないと期待しています。 |
ハエ男は仮の姿・・・
今日は封印が解けた本当の姿をお見せしましょう・・ 今日と明日だけの公開です。 http://furumusi.aez.jp/a1/xmas.htm いいこと(ご利益)あるかな・・?
が・外人のなまはげさんだったとは・・・◎o◎
み〜ちゃった〜! 毎日巡回してると、いい事あるなぁ!
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ことしのオーストラリアはハエがごちゃまんと発生してるらしいですね。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1553567/detail
このハエが、何科のどういうハエなのか報道していないのが悲しいところですね。一般人にとってはハエはハエ以下でもハエ以上でもないのか・・・。
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