9538644
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [新着順表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: 韓国ヤドリバエを同定お願いします。 (4) / 2: ミバエか? (7) / 3: メッツゲルニクバエでよいでしょうか? (8) / 4: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 (33) / 5: 無題 (2) / 6: 無題 (2) / 7: 双翅目入門書をご教授ください (2) / 8: 同定お願いします (2) / 9: 同定をお願いします。 (3) / 10: Flytimesの発行 (1) / 11: 双翅目昆虫の同定について (3) / 12: 何者でしょう? (2) / 13: Nephrotoma属について  (2) / 14: 同定お願いします (2) / 15: ヒョウタンハリバエ属文献 (1) / 16: キノコバエさんの繭? (2) / 17: ガガンボさん? 同定お願い致します。 (6) / 18: 同定お願いいたします (2) / 19: 無題 (2) / 20: ツリアブ不明種? (4) /

おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
コメント内には下記と同じURLを書き込まないで下さい
参照URL
添付File  (100kBまで)
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色

ミセラニクバエでよいでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:07:50 No.7345  引用 
続いて、ミセラニクバエと同定したものです。
これも岡山平野の河川敷で10月に採集したものです。


Re: ミセラニクバエでよいでしょ... 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:09:29 No.7346  引用 
同じ個体の第5腹板です。

Re: ミセラニクバエでよいでしょ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/12/30(Fri) 21:13:12 No.7365  引用 
斉藤@岡山様.

モトミセラニクバエS.(L.) duxと思われます.

Re: ミセラニクバエでよいでしょ... 投稿者: 投稿日:2011/12/30(Fri) 22:28:30 No.7372  引用 
横レス失礼します。

「FJSのミセラニクバエ」=「モトミセラニクバエ」なので、斉藤@岡山さんのお見立てそのものは合っていると思います。改名に関するややこしい話は、双翅目web図鑑のニクバエ科のページの下の方に書かれていますので、ご参照下さい。

http://furumusi.aez.jp/wiki.cgi?%a5%cb%a5%af%a5%d0%a5%a8%b2%ca

Re: ミセラニクバエでよいでしょ... 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 22:30:11 No.7373  引用 
市毛様・猫又様

勉強不足で申し訳ありません。
ミセラニクバエ → モトミセラニクバエ
となっていたのですね。
「はなあぶNo.21」に投稿されていた報文のことを、すっかり忘れていました。

ツシマニクバエでよいでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:03:54 No.7343  引用 
皆様、大変ご無沙汰をいたしております。
8月から本拠地(びっちゅう)に戻ってきた斉藤です。

岡山に帰った機会に、ずっと手つかずだったニクバエ科やクロバエ科など、いわゆる「蝿」を一から始めることにしました。
とりあえず「FAUNA JAPONICA」で雄交尾器の絵あわせをしてみましたが、小心者の私は、自分の眼力に自信がもてません。
経験豊富な皆様に、答え合わせをお願いできれば幸いです。

添付写真は、岡山平野の河川敷で10月に採集したものです。
ツシマニクバエで間違いないでしょうか?


Re: ツシマニクバエでよいでしょ... 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:05:08 No.7344  引用 
上記と同じ個体の第5腹板です。

Re: ツシマニクバエでよいでしょ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/12/30(Fri) 21:14:38 No.7366  引用 
斉藤@岡山様.

ツシマニクバエで良いと思います.

Re: ツシマニクバエでよいでしょ... 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 22:07:21 No.7371  引用 
市毛様

迅速な回答、ありがとうございます!

コニクバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:18:39 No.7349  引用 
コニクバエと同定したものです。
岡山平野の河川敷で9月に採集したものです。


Re: コニクバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:19:43 No.7350  引用 
同じ個体の第5腹板です。

Re: コニクバエでしょうか 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:50:29 No.7362  引用 
斉藤@岡山様.

コニクバエで良いと思います.

Re: コニクバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 22:06:28 No.7370  引用 
市毛様

迅速な回答、ありがとうございます!

ナミニクバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:21:48 No.7351  引用 
ナミニクバエと同定したものです。
岡山平野の河川敷で7月に採集したものです。


Re: ナミニクバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:22:38 No.7352  引用 
同じ個体の第5腹板です。

Re: ナミニクバエでしょうか 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:49:30 No.7361  引用 
斉藤@岡山様.

ナミニクバエで良いと思います.

Re: ナミニクバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 22:04:55 No.7369  引用 
市毛様

迅速な回答、ありがとうございます!

シリグロニクバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:28:29 No.7355  引用 
シリグロニクバエと同定したものです。
岡山平野の河川敷で6月に採集したものです。


Re: シリグロニクバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:29:42 No.7356  引用 
同じ個体の第5腹板です。

Re: シリグロニクバエでしょうか 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/12/30(Fri) 19:45:46 No.7360  引用 
斉藤@岡山様.

シリグロニクバエで良いと思います.

Re: シリグロニクバエでしょうか 投稿者:斉藤@岡山 投稿日:2011/12/30(Fri) 22:04:01 No.7368  引用 
市毛様
迅速な回答をいただき、ありがとうございます。

オサムシに寄生するハエについて 投稿者:FS 投稿日:2011/12/30(Fri) 17:26:36 No.7340  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
12月28日に採集したオサムシの中から蛹の殻が出てきました。
オサムシに寄生するハエがいるそうですが、この抜け殻が何のものか、おわかりになる方はいらっしゃいますでしょうか。
ご教示のほど、よろしくお願い致します。
採集場所は静岡県裾野市、ホストはアオオサムシかシズオカオサムシと思われます。長さは9mm、出口の直径は2mmです。
よろしくお願い致します。
                        FS


Re: オサムシに寄生するハエにつ... 投稿者:FS 投稿日:2011/12/30(Fri) 17:28:02 No.7341  引用 
追加の画像です。
      FS


Re: オサムシに寄生するハエにつ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/12/30(Fri) 18:31:52 No.7342  引用 
FS様.

囲蛹殻の写真だけでは,科を決めるのも難しいと思われます.

仮にヤドリバエ科だとすると,H. Shima, 2006, A Host-Parasite Catalog of Tachinidae (Diptera) of Japan に,Strongygaster nishijimaiがエゾマイマイカブリに,Zaira cinereaがオオオサ・スルガ・トサオサムシ・Leptocarabus sp.に寄生すると記されています.

Re: オサムシに寄生するハエにつ... 投稿者:FS 投稿日:2011/12/30(Fri) 22:00:13 No.7367  引用 
茨城@市毛様

囲蛹殻についてのコメントありがとうございました。
今日見つけたオサムシの死骸にも腹部に複数の囲蛹殻が入っていました。大きさは6mmで28日のものと比べて小さく、別種の可能性も高いと思われます。同じフィールドで複数の種類のハエにオサムシは寄生されているのかもしれません。越冬状態のまま息絶えているオサムシを時々見かけるのですが、これも寄生が影響しているのかもしれせん。辛抱強く観察を続けていきたいと思っております。今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。                     FS

同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2011/12/09(Fri) 00:24:36 No.7314  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
12月4日に静岡県裾野市で採集したハエを同定していただけますでしょうか。体長は10mmほどです。
よろしくお願い致します。


Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2011/12/09(Fri) 00:26:16 No.7315  引用 
追加の画像です。
よろしくお願い致します。


Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/12/09(Fri) 11:02:14 No.7316  引用 
FS様.

写真のハエはヤドリバエ科の1種です.

キナコハエバエ(キナコヤドエバエ)等,前胸背に黄褐色の微粉を装う種類が多数あるので,写真だけでの同定は困難です.

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2011/12/09(Fri) 18:30:00 No.7317  引用 
茨城@市毛様

早速の返信に心より感謝申し上げます。
個体を採集しておりますので、さらなる同定にチャレンジしてみたいと思っております。
もし同定に役立つ文献などございましたらご教示いただけましたら幸いです。
たびたびのお願いでまことに恐縮ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
                         FS

Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/12/09(Fri) 23:05:21 No.7318  引用 
FS様.

ヤドリバエ科Tachinidaeについては,関心を持つ方は非常に多いのですが,属の検索資料を見せた時点で敬遠されてしまいがちです.

旧北区の双翅目マニュアルのTachinidaeに記されている属の検索表では,約550のcoupletで構成されています.また,日本の場合,東洋区の属も混じりますので,別に東洋区のTachinidaeの属の検索(A Taxonomic Conspectus of the Tachinidae (Diptera) of the Oriental Region)を調べないと属すらわからない場合があります.

属まで辿り着いたら,嶌先生や舘先生の論文(英語)やFlies of China(中国語)・Keys to the Insects of the Far East of Russia(ロシア語)・Die Fliegen der palearktischen Region(ドイツ語)などを当たってみて,標本が属の記載と合致するか確認した後に,記載が合致するような種類がないか調べます.

アマチュアにとっては,属まで調べるだけでもかなり根気と時間のいる作業となります.

Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2011/12/10(Sat) 21:14:49 No.7320  引用 
茨城@市毛様

貴重なアドバイスをありがとうございました。
親切なご指導に心より感謝申し上げます。
ヤドリバエ科の同定がいかに困難を極めるかがわかっただけでもたいへん良い勉強になりました。
今後ともご指導どうぞよろしくお願い申し上げます。

                      FS

Re: 同定のお願い 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/12/19(Mon) 09:10:24 No.7328  引用 
FS様.

時々見る種類なので,手元の標本で近いものを調べてみました.
前胸背が黄色いので,Eryciini族のキナコヤドエバエCarcelia(Senometopia) sp.に近い属と思っていましたが,全く別でした.

手元の標本を旧北区の検索で調べたところ,Goniini族のSericozenillia albipilaという種類になりました.Chrysozephyrus ataxus kirishimaensis キリシマミドリシジミやヒロバビロードハマキに寄生するようです.
写真を貼っておきます.


Re: 同定のお願い 投稿者:FS 投稿日:2011/12/30(Fri) 17:19:43 No.7339  引用 
茨城@市毛様

いろいろと調べていただきありがとうございました。
種まで同定していただき感激しております。
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。
今後ともご指導よろしくお願い致します。

                     FS

シマバエ科文献 投稿者:Arge 投稿日:2011/12/03(Sat) 22:05:57 No.7306  引用 
インターネット検索中に海外のシマバエ科の文献を見つけました。

SciasminettiaやTrigonometopusは採集した記憶があったので、調べてみようと思ったのですが、どうもすでに博物館に入れてしまったらしく標本が見当たりません。

既にお持ちの方もいるかもしれませんが、忘れないうちに文献情報だけ流しておきます。

Carles-Tolras, M., 2006. Sciasminettia Shewell, 1971: a new lauxaniid genus for Europe, with description of a new species and a key to known species (Diptera: Lauxaniidae). Heteropterus Rev. Entomol, 6: 9-14.

http://heteropterus.org/pdf/n6/Heteropterus_Rev_Entomol_6_9-14.pdf

S. dichaetophora は日本からも記録がありますが、それらしき種を淀川河川敷で採集した記録があります。
成虫越冬なのか、冬にイネ科の枯草をスィーピングしていたら入りました。

シマバエ科文献2 投稿者:Arge 投稿日:2011/12/03(Sat) 22:14:32 No.7307  引用 
もう一編です。

Papp, L., 2007. A review of the Old World Trigonometopini Becker (Diptera: Lauxaniidae). ANNALES HISTORICO-NATURALES MUSEI NATIONALIS HUNGARICI, 99: 129–169.

http://www.nhmus.hu/modules/Kiadvanyok/annales/pappl.pdf

シマバエ科は冬場でも結構いるような気がします。

Protrigonometopus 投稿者:Arge 投稿日:2011/12/27(Tue) 22:16:47 No.7338  引用 
標本を整理していたらシマバエ科が出てきたので、先日の文献で調べてみました。

これまでProtrigonometopus maculifronsとされていたものではないかと思いましたが、Papp (2007)の検索表を見ると、前ふ節が黒くならないこと、触角第3節がとがらないことから、P. maculifronsとは一致しません。とはいえP. ornatusや新属Shatalkinellaとも違うようです。

Papp (2007)でも、日本産のP. maculifronsは調べられているようですので、結局他にもProtrigonometopusはいるのかもしれません。

キノコバエの仲間でしょうか 投稿者:ポンチ 投稿日:2011/12/20(Tue) 10:05:37 No.7330  引用 
千葉県の竹林に生えている『クロヤツシロラン』の果実にいた虫。
いつもショウジョウバエばかり見ているのですが、10月に撮影したものにも、さらに不明のものがありました。


Re: キノコバエの仲間でしょうか 投稿者:ポンチ 投稿日:2011/12/20(Tue) 10:08:53 No.7331  引用 
推定2〜3ミリほどの小さな虫で、偶然の撮影なので、これ以上の明確な写真はありません。
足の途中に、下向きのトゲのようなものが見られるのが特徴でしょうか?
まったくわからないので、何に近いものかさえわかればうれしいのですが、よろしくお願いします。


Re: キノコバエの仲間でしょうか 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2011/12/21(Wed) 02:28:29 No.7334  引用 
クロキノコバエ科(クロバネキノコバエ科)Sciaridaeの1種です。一見タマバエ科に似ていますが,ご指摘の通り脚に端距があるので,タマバエではありません。
クロキノコバエ科はかなり多数の属と予想しがたい多数の種を要する分類群です。日本での分類学的研究はほとんど進展していません。その幼生期は著しく多様で,菌類,腐敗した動植物質,生きた植物類などなど多岐にわたっています。ある仲間では幼虫が群れて線状に移動(行進)することでも有名です。

Re: キノコバエの仲間でしょうか 投稿者:ポンチ 投稿日:2011/12/21(Wed) 10:18:58 No.7335  引用 
おはようございます。
アノニモミイアさん、いつもお世話になります。
検索していても、なかなかそっくりなものには出会えませんが、「クロキノコバエ」という名前は出てきて、その辺のものかなァという感じがします。
ありがとうございます。
もちろん厳密な同定が無理なのはわかっているので、その仲間ということがわかれば十分です。
なにしろ自分ではどうにもなりませんから。
この果実に変な突起を作る奴がいるはずなのですが、それが誰なのかの犯人捜しをしています。
いろいろな虫があらわれるので、未だまったくわかりませんが、ハエの仲間に果実に潜り込んだり、卵を産みつけたりするものがいないかと・・・。
まったく昆虫にかんする知識がないし、その生態もまったくわからないので、偶然目にする画像から探していくしかないのですが、少しでもどこかにヒントがないのかと。
もう少しだけトリミングしたもの。
たまたまの撮影なので、特徴を捕えるのも難しいですね。
ありがとうごいます。


Re: キノコバエの仲間でしょうか 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2011/12/22(Thu) 00:25:18 No.7336  引用 
クロキノコバエ科の大部分の属は♂の標本で,翅のスライド標本,胴体を苛性カリ溶液で処理した標本にしないと,同定ができません。種については♂交尾器のプレパラート標本が同定には必須です。
ですから特別の属,例えばZygoneura(ただし,翅脈相と♂触角が詳細に撮影されている場合)のような特別の属を除いて,画像では属の同定さえも不可能です。

Re: キノコバエの仲間でしょうか 投稿者:ポンチ 投稿日:2011/12/22(Thu) 08:30:42 No.7337  引用 
この小さなハエの翅はともかく、交尾器などということになると、まったく話にならないということがわかります。
まったくシロウトには厄介な世界ですね。
特に薄暗い林床ではどうにもなりません。
標本が必要というのはわかりますが、なかなか・・・。
ありがとうございます。

同定お願いします 投稿者:マイマイ 投稿日:2011/12/10(Sat) 17:48:48 No.7319  引用 
初めまして札幌のマイマイです。
今年の7月14日の夜に自宅の窓に飛んできたブユです。
毎年よく飛んできます。
大きさは4ミリ程で図鑑で調べたらキアシオオブユが怪しそうですが自信がありません。
宜しくお願いします。


Re: 同定お願いします 投稿者:マイマイ 投稿日:2011/12/11(Sun) 11:54:27 No.7321  引用 
今日も自分なりに色々調べたらキアシオオブユではなくてアオキツメトゲブユだとわかりました。
どうでしょうか?

Re: 同定お願いします 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2011/12/18(Sun) 07:33:50 No.7326  引用 
どなたからもレスポンスがないので私から.

本掲示板ではしばしば指摘されていますが,双翅類を一般的な生態画像で種まで同定するのは,よほど顕著な形質を現す種(例えば同定困難なヤドリバエ科でもセスジハリバエのような)や,近似種が全くない種(例えばハルカ科のハマダラハルカ)でない限り,不可能なことが一般的です.

精緻な写真の生態画像に基づいた場合には,双翅目の科までの同定はこの掲示板の関係者で可能でしょう.しかし,属,さらに種までの同定は順を追って困難になります.とくに種の同定には,その群の分類学者でも♂交尾器の構造などを顕微鏡下で観察しないと不可能なものがほとんどです.体や脚に生じている毛の分布,翅脈相の詳細も同定には必要になります.これらの特徴は一般の生態写真では概して表現することができません.この点で,鱗翅類や大型甲虫,大型カメムシ等の同定とはその困難性が根本的に異なっています.

さらに,本掲示板にはブユの分類学者は関係していないので,そのような研究者からの返答は残念ながら期待できません.

というわけで,私もブユ科には全くの素人ですが,あなたが,図鑑を調べられて見当をつけたアオキツメトゲブユですが,図鑑(例えば北隆館の原色昆虫大図鑑)などで見ると脚の色彩などが類似しているようにみえます.しかし,「日本産水生昆虫」の成虫の検索表でも,本種と近似種の識別には♀腹端部の特徴だけを使っています.ですから,あなたに”どうでしょうか?”と問いかけられましても,”わかりません”としか言いようがありません.このことがこれまでレスポンスがなかった原因でしょう.

双翅類の同定にはまずは個体を採集して,何らかの形で標本にしておくことが必須ですので,今後はこのようになさることをお勧めします.殺虫用具を持たない場合にはポリ袋などに入れて軽く押し殺してもいいでしょうし,温暖期では冷凍庫に1日位入れて凍死させるとか,寒冷期では白熱球の下で熱死させるなどの方法もあります.ただし,ポリ袋内に何日も放置するとカビが生えて標本として使い物にならなくなります.
標本は乾燥して三角台紙(ケント紙などを長さ(高さ)10mmの細長い二等辺三角形に切ってつくる)の底辺近くに針を刺し,三角形の先端に市販の糊で胸部などをはりつけることで普通は十分です.それに採集した場所,年月日,採集した人の名前を記入した小さなラベルを針に刺しておくことが肝要です.

科までなら本掲示板で返答が期待されますので,今回に懲りずに双翅類に興味を持ってくださることを期待しています.昆虫群の中で双翅類ほど形態的な多様性をもったものは他になく,双翅類は深く知ることで限りなく興味が広がる昆虫群です.

ありがとうございました。 投稿者:マイマイ 投稿日:2011/12/19(Mon) 16:23:32 No.7329  引用 
アノニモミイアさん返信ありがとうございます。
詳しく書かれていて非常に参考になりました。
僕は今のところ基本撮影だけですが、おそらく来年は標本の作製方を学ぶ機会があるのでその時は採集し交尾器まで調べられたらなと思います。

未見双翅目は何でも撮影しています。
今後はもっと頑張っていきたいです。

Re: ありがとうございました。 投稿者: 投稿日:2011/12/20(Tue) 11:14:19 No.7332  引用 
アノニモミイアさんがおっしゃる通り、ブユの分類の専門家も日本にはそれ程多くはおられません。得られる機会が少ないのかも知れませんが、ブユは他の双翅目類と異なり、雄での記述は大変少ないです。論文を見ても殆どは雌の生殖器に基づいて行われています。ブユを調べるには、まず翅脈が重要になります。また、ある属では脚の第一跗節の形状などが大切な分類形質となります。キアシオオブユとツメトゲブユでは属も異なり、翅脈などの特徴も異なります。ブユを調べられるのなら、インターネットで検索してみれば沢山の情報を得ることが出来ます。Uemoto Kiichi,Takaoka Hiroyuki,Ono Hirosiと言った研究者が沢山の論文を書かれています。種までとなると、雌の生殖器を詳細に検討しなければなりません。

Re: ありがとうございました。 投稿者:マイマイ 投稿日:2011/12/20(Tue) 23:07:09 No.7333  引用 
エリユスリカさん返信ありがとうございます。
ブユに関する同定する上でのポイント助かります。
今後撮影する時には、翅や足も重点的に撮影していきたいと思います。

ブユ類はよく来るので標本を残すのと共に撮影にもより力を入れていきます。

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160] [161] [162] [163] [164] [165] [166] [167] [168] [169] [170] [171] [172] [173] [174]

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -