お世話になっております。
今年は7月に入ってから雨が多く、あまり採集出来ずにおります。今週末も曇り時々雨の予報です。 私は、ハナアブを狙う時以外の採集は、スイーピングを中心に行っています。 そこで質問なのですが、ハエ屋というものは雨上がりなどで草木が濡れてしまって、スイーピングが出来ないとき、どのような採集方法をとれば良いのでしょうか? 貴重な週末を効率良く活用したいと思っています。 よろしくお願い致します。
う〜む・・・難問です。
雨の降る日は基本的に採集はお休みしてます。(自営業なので、その日に仕事をして、振り替え休日を雨の降らなさそうな日にとるので・・・) ただし、曇りの予想で出かけていって、出先が雨だった場合は屋根のある東屋や炊事場(なぜかキャンプ場からみの場所が多いので・・)で腐肉トラップや毛皮トラップ、花の香りトラップをやって、屋根の下に誘引してからのうのうと採集したりはします。 ただし、仕事で出かけてる時は雨だろうとなんだろうと、スイーピングはしちゃいますね。そんで、獲物(ハエ&脈翅など)はアルコールに入れちゃうこともままあります。初めからぬらしておけば翅はくしゃくしゃにならないし、ワシそのものがゲニ好きなので、毛を見る前に、真っ先にゲニを見たがるので・・・アルコール漬けでもそれほど苦にならないので・・・(後で針刺し標本作る時には苦労してますが・・)
ことの起こりは100円ショップで売ってた各種花の香りの入浴剤です。こいつを水にとかして、虫を誘引できないだろうかと考えました。
とりあえず、単独の香りでは効果は薄いものの、カンキツ系、ラベンダー系、サクラ系、などなどあるものを別々にとかして小鉢にいれておいて、何かくるだろうっと待ちながら、ついでにベイトとして、蜂蜜(花にくるものは多分花蜜が好きだろうと勝手に仮説を立ててみました)をおいておくと1時間くらいするとなんとなく羽物の虫が動き始めます。 そのまえにアリだらけにはなりますが・・ ついでに、そういうところで待ってると吸血性の双翅も相当くるので、自らをベイトとしたブユ業界では有名な人オトリトラップも同時にできます。
ハエ男様、こんばんわ。
やはり、ネットが濡れる場合はそのままアルコールに漬けるのが無難なようですね。 これからは、アルコールを入れたビンも持ち歩きます。 私も、マレーズトラップの獲物をセルソルブ・キシレン方で乾燥させていますが、先日キノコバエやキアブなどの小物をキシレンに入れたまま6時間ほど放置してしまい、関節が固まっていて脚が簡単に取れる状態になってしまい難儀しました(^^ゞ 100円ショップの芳香剤などは、成分を調べてみると誘引トラップに使う成分が含まれているので、そのまま誘引剤として使えると、栃木のハチ屋さんに教えてもらったことがあります。 ありがとうございました。 |
I think that the picture which you contributed to Diptera-info-bbs (12-07-05 01:26 )is Amiota (Phortica)sp.(Drodophilidae).
and (11-07-05 20:49) is Liriomyza huidobrensis (Agromyzidae)....(?May be) This species is the noxious insect which trespassed upon Japan recently.
Thx for the info, I wrote your opinion to the forum at diptera.info.
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こないだBBSのシステムを変えたのですが、これは大成功なようでホッっと腹をなでおろしております。(胸でないところがワシなのですが・・)
さて、冒険企画その2です。試験運用中ですが、当サイト内に外部からも編集可能な投稿システムWikiを入れました。 名づけて、究極の他力本願、みんなで作る双翅目図鑑・・・ http://furumusi.aez.jp/wiki.cgi 普段、ワシもいろいろと書いてますが、ワシよりも詳しい方はやっぱしいろいろいらっしゃるだろうし、そういう方にちょこっと編集を協力してもらって、それが積み重なれば、かなりまとまったものになるのではないかとも思えるのです。編集にはちょっとコツがいるようですが、編集の練習用ページも用意しましたので、いろんな双翅目情報をお持ちの方はぜひご協力下さい。
投稿システムWiki、調べてみたら面白そうですね。
今の昆虫関係の状況を考えると、今後双翅目を扱った図鑑が出版される可能性は絶望的と思われます。 Online双翅目図鑑、楽しいですね。私も非力ながらお手伝いさせて頂きたいと思います。がんばって下さい。
茨城@市毛さん >ぜひご協力お願いします。
Wikiといえばウィキペディアのハエの項はウミユスリカさんの力作ですよね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A8 どちらかというと総論的なウミさんのページなので、こちらは各論的な話でいきたいなっと考えてます。 こちらは欲しい情報のリクエスト受付ます。(答えられるかは甚だたよりないですが・・) 「みんなで作る双翅目図鑑」の「要望、希望」のページに書き込んでくだされ(右に出てくる編集から入ります。) http://furumusi.aez.jp/wiki.cgi?%cd%d7%cb%be%a1%a2%b4%f5%cb%be http://furumusi.aez.jp/wiki.cgi?FrontPage
ハエ男様。
問題1 画像をアップしようとして、サーバーへのアップロードの仕方がわからないことに気が付きました。 問題2 いまのところ、この発言のリンクからしかwikiのページに移動できません。ヘキサポーダリサーチの画面に移動ボタンが必要かと思われます。 よろしくお願い致します。
茨城@市毛さん > Wikiへの入口のリンクの件は了解しました。(今夜にでも作ります・・・今の所、各入口バナーの並びの空白の場所・・右列最下段の位置に「.」があり、それを入口にしてます。・・・試験運用だったので・・)
画像のアップロードですが、このBBSのように私のサ−バーにアップロードするようなシステムになっていません。現状は各人のサーバーに保管してある画像への直リンクということになります。とりあえず、直リンクで表示していただいたのを管理人の方で取り込み、リンクを修正するしか現状では方法がなさそうです。(これについては良い方法がないか、調べて見ます。) |
この手は情報が少ないので、わかりにくいんですが、アメイロオオフンバエかもしれません。
絵合わせでやるのは気が引けますが・・参照:学研の昆虫図鑑V P.181
ありがとうございます。
ヒメフンバエに似ているなとは思ったのですが,難しそうですね。お世話になりました。
Do you know this fly? What is the family? What is the scientific name. I think I observed this or a very similar fly on Mt Ibuki in mid June.
xespok welcom New BBS.
I think "Nerellisoma agrion"--- Scatopjagidae. body : 10-15mm thorax slender.& 2 Black line. fore leg: long bristle. It appears on the mountain of summer. |
入手できるのだろうか・・?
シナノトリキンバエのレファレンスに出てたんですが・・・ Kano &Shinonaga(1965)Illustorated Key to adult Filth Flies of Japan. 6pp. 406tj Med Lab.U.S.Army Med.Command Japan. US Army でっせ・・アメリカ陸軍・・・ その昔、日本の優秀な昆虫学者が集められて昆虫(害虫)の研究をやらされた(やっていた)という伝説の406号研究室の文献ですがな・・現物を見てみたいなあ・・ |
格闘技ファンとしては・・・橋本真也の急死・・デブなのに強かったから好きだったんですが・・・
それは置いといて、本題・・・ 前にトリキンバエ類を調べてたら、並トリキンバエ、マルヤマトリキンバエ、ヤドリトリキンバエと3種しか私は書かなかったのですが、まだ抜け落ちがありまして、シナノトリキンバエ Protocalliphira shinanoensis という種があることがハエ学に出ていまして、これはいかんっと出典を調べた所、New Entomologist 1993 (信州昆虫学会会誌) に倉橋先生が書いてたものだったのです。 ところが、このNew Entomologist・・そこらの図書館にはないのですよ。信大農学部図書館にもなかったので、(もちろん、飯田にも、中川村の図書館にも当然ありません)しかたなく、信大の繊維学部図書館まで行ってきました。 そして欲しかったシナノトリキンバエの文献は手に入れたのですが、その外にも双翅目関連の論文が結構あるじゃあないですか・・ こんなのを見落としてたなんてショックでしたよ。 とりあえず、1990以降の双翅目関連はコピーしてきました。 古典的な方法ですが、やっぱし、図書館にいって現物を見るってのは重要ですね〜〜。 清水常夫 長野県の有弁類ハエ類 41(3,4):37-52 1992 Hiromu Kurahashi Japanese species of Orinthoparasitic Blow Flies:Protocalliphora and Trypocallophora (Diptera:Calliphoridae) 42 (1,2)8-15 1993 佐伯芳造・富樫一次 石川県のショウジョウバエ相(1) 43(1,2) 1-5 1994 佐伯芳造・富樫一次 石川県のショウジョウバエ相(2) 43 (3,4)37-42 1994 別府 桂 キヌガサタケに集まった蝿 43 (1,2) 24-26 1994 佐伯芳造・富樫一次 石川県のショウジョウバエ相(3) 44 (1,2) 1-6 1995 別府 桂 志賀高原の人家性ショウジョウバエ 45 (1,2)13-16 1996 清水常夫・篠原茂文 佐久地方のハエの分布と生態について 45(3,4)74-83 1996 西尾規孝 イマニシガガンボダマシの分布記録 44 (1,2)p.35 1995 三井偉由 ショウジツルギアブ幼虫の生活史について 50(1,2)1-4 2001 西尾規孝 カニアミカについての生物的知見 52(3,4) 84-85 2003 西尾規孝 ニッポンアミカモドキの長野県内の分布 53(1,2) 19-22 2004 Vol.31〜Vol.49(1982〜2000)の総目次p1-29 以上今回入手の12タイトルと総目次でした。(出典はすべてNew Entomologistです。) |
雰囲気がちょっとキンバエ類とは違う気がします。
ヤドリバエ科のルリハリバエではないでしょうか。 (正確には小楯板の下の亜小楯板を見ないときついのですが・・) 剛毛が強いし・・・頭部も白い部分が多いですし・・
ありがとうございます。
こういうのはみんなキンバエだと思っていました。投稿した後,下の方を見て違っているかもと思ったらその通りのようです。ハエの仲間は奥が深すぎておぼれそうです。お世話になりました。 |
市毛さん、こんにちは。
これは・・・触角や口の形をみるとツルギアブ科のように思えるのですが、いかがでしょうか?。
こんちは。
詳しく調べていませんが、見た目は ツルギアブ類に 似てると思います。 いかがでしょうか?
猫又様、バグリッチ様ありがとうございます。
疑問が解決しました。 もう一度見直したところ、爪間盤を持っていませんでした(^^ゞ ツルギアブでした。お騒がせしました。 それにしても、普通に見るツルギアブとは変わった外見ですね。 早速、日本産ツルギアブの同定(はなあぶNo.9)で調べたところ、Pandivirilia sapporensisサッポロツルギアブの♀であることが判明致しました。埼玉県に次ぐ記録のようです。 ありがとうございましたm(__)m |
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