入手できるのだろうか・・?
シナノトリキンバエのレファレンスに出てたんですが・・・ Kano &Shinonaga(1965)Illustorated Key to adult Filth Flies of Japan. 6pp. 406tj Med Lab.U.S.Army Med.Command Japan. US Army でっせ・・アメリカ陸軍・・・ その昔、日本の優秀な昆虫学者が集められて昆虫(害虫)の研究をやらされた(やっていた)という伝説の406号研究室の文献ですがな・・現物を見てみたいなあ・・ |
格闘技ファンとしては・・・橋本真也の急死・・デブなのに強かったから好きだったんですが・・・
それは置いといて、本題・・・ 前にトリキンバエ類を調べてたら、並トリキンバエ、マルヤマトリキンバエ、ヤドリトリキンバエと3種しか私は書かなかったのですが、まだ抜け落ちがありまして、シナノトリキンバエ Protocalliphira shinanoensis という種があることがハエ学に出ていまして、これはいかんっと出典を調べた所、New Entomologist 1993 (信州昆虫学会会誌) に倉橋先生が書いてたものだったのです。 ところが、このNew Entomologist・・そこらの図書館にはないのですよ。信大農学部図書館にもなかったので、(もちろん、飯田にも、中川村の図書館にも当然ありません)しかたなく、信大の繊維学部図書館まで行ってきました。 そして欲しかったシナノトリキンバエの文献は手に入れたのですが、その外にも双翅目関連の論文が結構あるじゃあないですか・・ こんなのを見落としてたなんてショックでしたよ。 とりあえず、1990以降の双翅目関連はコピーしてきました。 古典的な方法ですが、やっぱし、図書館にいって現物を見るってのは重要ですね〜〜。 清水常夫 長野県の有弁類ハエ類 41(3,4):37-52 1992 Hiromu Kurahashi Japanese species of Orinthoparasitic Blow Flies:Protocalliphora and Trypocallophora (Diptera:Calliphoridae) 42 (1,2)8-15 1993 佐伯芳造・富樫一次 石川県のショウジョウバエ相(1) 43(1,2) 1-5 1994 佐伯芳造・富樫一次 石川県のショウジョウバエ相(2) 43 (3,4)37-42 1994 別府 桂 キヌガサタケに集まった蝿 43 (1,2) 24-26 1994 佐伯芳造・富樫一次 石川県のショウジョウバエ相(3) 44 (1,2) 1-6 1995 別府 桂 志賀高原の人家性ショウジョウバエ 45 (1,2)13-16 1996 清水常夫・篠原茂文 佐久地方のハエの分布と生態について 45(3,4)74-83 1996 西尾規孝 イマニシガガンボダマシの分布記録 44 (1,2)p.35 1995 三井偉由 ショウジツルギアブ幼虫の生活史について 50(1,2)1-4 2001 西尾規孝 カニアミカについての生物的知見 52(3,4) 84-85 2003 西尾規孝 ニッポンアミカモドキの長野県内の分布 53(1,2) 19-22 2004 Vol.31〜Vol.49(1982〜2000)の総目次p1-29 以上今回入手の12タイトルと総目次でした。(出典はすべてNew Entomologistです。) |
雰囲気がちょっとキンバエ類とは違う気がします。
ヤドリバエ科のルリハリバエではないでしょうか。 (正確には小楯板の下の亜小楯板を見ないときついのですが・・) 剛毛が強いし・・・頭部も白い部分が多いですし・・
ありがとうございます。
こういうのはみんなキンバエだと思っていました。投稿した後,下の方を見て違っているかもと思ったらその通りのようです。ハエの仲間は奥が深すぎておぼれそうです。お世話になりました。 |
市毛さん、こんにちは。
これは・・・触角や口の形をみるとツルギアブ科のように思えるのですが、いかがでしょうか?。
こんちは。
詳しく調べていませんが、見た目は ツルギアブ類に 似てると思います。 いかがでしょうか?
猫又様、バグリッチ様ありがとうございます。
疑問が解決しました。 もう一度見直したところ、爪間盤を持っていませんでした(^^ゞ ツルギアブでした。お騒がせしました。 それにしても、普通に見るツルギアブとは変わった外見ですね。 早速、日本産ツルギアブの同定(はなあぶNo.9)で調べたところ、Pandivirilia sapporensisサッポロツルギアブの♀であることが判明致しました。埼玉県に次ぐ記録のようです。 ありがとうございましたm(__)m |
Aclerisさん、こんばんわ。
きれいに写っていますね。私も生態写真を撮ろうとデジカメを持ち歩いているのですが、逃げられるのがいやで先に網が出てしまいます。 たまに写そうと思っても、近づいているうちに逃げられる口です(^^ゞ カクモンハラブトハナアブは、Mallota属の中でもハチっぽく無い種類ですね。採れる場所もどちらかというと湿地の近くが多いようで、変わった種類だと思っています。 |
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