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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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またやられました。 投稿者:ハエ男 投稿日:2010/04/04(Sun) 22:52:31 No.6214  引用 
旧サイトfurumusi.aez.jpのみんなで作るWeb図鑑の方が荒らされてしまっていました。

3月中ごろからまたそのCGIに対して異常アクセスが起こり始め、ようやく4月になって元に戻ったと思ったら、見事に編集制限をかけていないところを見つけ出してやってくれました。(どうやら編集制限をかけているところにも、ものすごくアクセスしていた様です。)

なんとかこちらも新サイトに移植したいのですが、こちらは結構時間がかかりそうです。(リンクの付け替えだけでも膨大な数がありますので・・・)

とりあえず、荒らされたページは早急に削除して編集制限をかけたいと思います。

ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:Bacon.L 投稿日:2010/03/31(Wed) 23:44:26 No.6200 ホームページ  引用 
ご無沙汰しております。無事大学に進学できました。

ユキヤナギに訪れるハチを探していたのですが、dipteraばかりいろいろ採れましたので、ご教示お願いします。

一枚目は、さっぱりわかりませんでした。ショウジョウバエの類でしょうか。


Re: ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:Bacon.L 投稿日:2010/03/31(Wed) 23:45:48 No.6201 ホームページ  引用 
こちらはかなり特徴のある模様だと思ったのですが、ハナバエ類?

Re: ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:Bacon.L 投稿日:2010/03/31(Wed) 23:47:44 No.6202 ホームページ  引用 
多数が吸蜜していた、オドリバエ?の♂です

Re: ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:Bacon.L 投稿日:2010/03/31(Wed) 23:48:36 No.6203 ホームページ  引用 
こちらは♀です。

Re: ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:Bacon.L 投稿日:2010/03/31(Wed) 23:57:43 No.6204 ホームページ  引用 
これもオドリバエでしょうか。

以上すべて埼玉県の平地、3/31採集です。よろしくお願いします。


Re: ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2010/04/01(Thu) 08:03:16 No.6206 ホームページ  引用 
Bacon.L様,合格おめでとうございます.

ざっと見た感じでは,1枚目はキモグリバエ科の1種,2枚目はショウジョウバエ科の1種,3-4枚めはEmpis(Polyblepharis)の1種ではないかと思います.
また,5枚目は腹部のメタリックな色彩から,Empis(Anacrostichus)の1種の♀に一票入れておきます.

あくまでも推測です;^_^)

出来ましたら,体長も記述してください.

Re: ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:バグリッチ 投稿日:2010/04/01(Thu) 21:14:58 No.6208  引用 
こんちは。

 私も市毛さんに賛成ですが、2枚目のショウジョウバエ科はおそらくLeucophenga属の一種と思います。(これも推測です)

 Bacon.Lさん、春から飛ばしていますね。
 この調子ですごいやつを採って、是非見せて欲しいです。
 

Re: ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:Bacon.L 投稿日:2010/04/02(Fri) 01:19:36 No.6209  引用 
茨城@市毛様、バグリッチ様、どうもありがとうございます。ボロボロですね><

体長は、1枚目と2枚目はどちらも約4mm、3、4枚目は♂♀ともに少し差があり6-8mm、5枚目は5mmでした。
また、1枚目と同じ模様で、2.5mmしかないものもいました。

Re: ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/04/02(Fri) 07:26:27 No.6210  引用 
3,4枚目はEmpis (Polybrepharis) compsogyne Frey、
2枚目はLeucophengaで、私が持っている標本ではL. maculataに腹部の斑紋が一番似ているのですが、中胸背板側縁の顕著な黄色い縁取がありません。このような縁取があって、腹部の斑紋が写真の種とは異なるものがありますが、種名不詳です。
5枚目はEmpis (Anacrostichus) cyaneiventris Freyかその近縁種です。腹が藍色の金属光沢を示すAnacrostichusは日本列島に数種います。雌でこのアングルの写真では分かりにくいです。

Re: ユキヤナギに集まるdiptera 投稿者:Bacon.L 投稿日:2010/04/03(Sat) 21:31:46 No.6211 ホームページ  引用 
三枝先生、どうもありがとうございます。
2個体採ったのですが、どちらも♀でした。側面の写真を添付します。

アシナガバエ科の胸部の質問です... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2010/03/02(Tue) 21:04:20 No.6190  引用 
こんにちは。

 このところアシナガバエ科のことを調べていますが、わからないことがいろいろ出てきています。
自己解決ができなかったことを教えていただきたく、お願い申し上げます。
胸部の部分名称についてなのですが、図は Hercostomus sp.を自分で見て描いたものです。
判った(と思った)部分については、図に名称を付けてみました。
質問は、大きく2つです。
一つ目は、図でmeso-anepimeronとした部分についてです。
(1)とした部分は間違いなくmeso-anepimeronと考えましたが、中央近くを上下に分断するように、suture(途中でとぎれている)がはしっていて、もしかしたら(2)はmeso-katepimeronかもしれない、と考え、よくわからなくなりました。
(1)と(2)はmeso-anepimeronなのでしょうか?
また、さらに不明確な区切りにより(3)が区分できるように感じますが、ここはmeso-anepimeronの一部なのでしょうか?
二つ目は、図でmeta pleuronとした部分ですが、中央を縦にsutureがあるように見えます。このsutureによって左右を分離して、metepisternum、metepimeronとしてよいものでしょうか?

以上の点が質問です。
ご教示いただけましたらありがたく存じます。
よろしくお願い申し上げます。


Re: アシナガバエ科の胸部の質問... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/03/13(Sat) 15:31:22 No.6193  引用 
私からもコメントをと思っていますが、年度末で報告書などの仕事が山積して余裕がとれません。Sutureや内部ridgeが錯綜する部分で、二次的構造も生じて、厳密な位置関係が簡単ではありません。来月に入ったら、じっくりとシギアブ科あたりから原始的オドリバエ、アシナガバエにいたる変化を辿ってみます。

Re: アシナガバエ科の胸部の質問... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2010/03/14(Sun) 00:02:56 No.6194  引用 
三枝先生

 ご返信ありがとうございます。
 厄介な質問で 本当に申し訳ありません。
 (1)と(2)を区切っている”途中で切れるsuture”の下に沿って毛が生じている例がいくつもあり、これを文字で言い表す際に、部分名称がわからないと 中途半端な記述となるので、悩んでおりました。

 なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 一方でゲニタリアの部分名称についてもhypandrium,Epandrium,Cercus、phallus ぐらいしかはっきりとわからなく、surstylusでさえも不安です。

 もう少し考えてみたいと思っていますが、苦戦中です。

シロオビギンガクニクバエ 投稿者: 投稿日:2010/02/27(Sat) 08:52:46 No.6186  引用 
みなさん,こんにちは.
先日はカヤニクバエ他で大変お世話になりました.

次のニクバエ画像が準備できましたのでまた投稿させていただきます.これも各地で採れているものとは思いますが,何かのお役に立てれば幸いです.また本種に関する採集情報等をおもちのかたがおられましたら,教えていただけたら幸いです.

シロオビギンガクニクバエ Sphenometopa matsumurai Rohdendorf
倉橋弘博士に同定していただきました.大変お忙しいにも関わらず,詳しく教えていただきました.誠にありがとうございました.
学名は倉橋先生の同定ラベルに従いました.
まず背面です.


Re: シロオビギンガクニクバエ 投稿者: 投稿日:2010/02/27(Sat) 08:56:37 No.6187  引用 
つづきまして腹部です.
第3腹板は構造色といいますか,角度によって黒く見えるのですが,この角度では3つの斑紋が見えます.
第4腹板はかなり白っぽくて,野外で非常に目立っていました.和名の由来はこれかなと思います.


Re: シロオビギンガクニクバエ 投稿者: 投稿日:2010/02/27(Sat) 09:03:07 No.6188  引用 
頭部です.
本種の最大の特徴と思いますが,複眼以外の広い部分が,銀白色につよく輝きます.
Metopiaの雄では前額が輝きますが,本種では全体が輝くので,野外でとても目立ちます.
銀色の頭部と,腹部の山水画のような白黒のカラリングがとっても素敵で,私が見たことがあるニクバエのなかで,この種が一番美麗ではないかと思っています.といいますか,この種をみてからハエに興味をもつようになったわけです.


Re: シロオビギンガクニクバエ 投稿者: 投稿日:2010/02/27(Sat) 09:07:09 No.6189  引用 
Aedeagus他,液浸です.
ゾウの鼻のように伸びた,膜質半透明で,茶色の細かい水玉模様がある特徴的なaedeagusです.写真では右下方向に向かって伸びています.
アルカリ処理をしなかったので筋肉が残っています.

採集当時は標本の作り方を知らず,翅は折れ,脚は伸ばしておらず,aedeagusも出しておらず,アルカリ処理もしていない,このような標本を同定してくださった倉橋先生に,重ねて御礼申し上げます.

2006年7月25日,山口県宇部市東岐波月崎海岸

以上です.

マドギワアブ 投稿者:Arge 投稿日:2010/02/24(Wed) 18:10:21 No.6184  引用 
「みんなで作る双翅目図鑑」のマドギワアブ(マドアブ)の項ですが・・・

http://furumusi.aez.jp/wiki.cgi?%a5%de%a5%c9%a5%a2%a5%d6%b2%ca

色々調べているうちに気づいたんですが、3のParasarcophagaってなんだかニクバエみたいだなと思ったら、旧ミセラニクバエ(現在のキヒゲミセラ)そのものの学名です。確認すると、上の2種もセンチニクバエ、オガサワラニクバエの学名です。

この図鑑のデータのミスかと思ったら、下の九大目録から間違っていました(769ページ)。どうしてこんなことになったのでしょう?

「みんなで作る双翅目図鑑」のほうは、後で直しておきます。

Re: マドギワアブ 投稿者:Arge 投稿日:2010/02/25(Thu) 18:31:15 No.6185  引用 
「みんなで作る双翅目図鑑」直そうと思ったら、アクセスできなくなっていました。修正は来月になりそうです。

後で思ったんですが、埼玉県昆虫誌あたりに何か書いてありそうな気もします。手元にこの本がないので確認できません。

ヒメガガンボの仲間か? 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:17:43 No.6168  引用 
翅長7ミリほどです。ヒメガガンボの雰囲気を感じさせます。
どこまで分かりますでしょうか?

2010.2.4三重県津市の自宅にて


Re: ヒメガガンボの仲間か? 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:23:45 No.6169  引用 
曲がりくねったA1脈が特徴的だと思いますが,いかがでしょうか?

Re: ヒメガガンボの仲間か? 投稿者: 投稿日:2010/02/22(Mon) 08:32:25 No.6180  引用 
属まで同定しますとこれはヒメガガンボ科のSymplecta (Symplecta)の一種。
日本からはホシウスバガガンボS. (S.) hybrida (Meigen, 1804)という種の記録があります。
おっしゃる通り,曲がりくねったA1脈とr3室にある余分な横脈が本亜属の大きな特徴です。

Re: ヒメガガンボの仲間か? 投稿者: 投稿日:2010/02/22(Mon) 23:06:15 No.6182  引用 
達磨様,
Symplecta属と同定していただき,また亜属の特徴など教えていただき,ありがとうございました。

竹中眞一氏についての質問 投稿者:Arge 投稿日:2010/02/22(Mon) 21:40:18 No.6181  引用 
お世話になります。

数年前から、はなあぶ誌上で兵庫県の双翅目について順次まとめているところですが、収集した文献の中に、名和昆虫研究所の月刊誌、「昆虫世界」の1934年分に、竹中眞一という方が「須磨産双翅目昆虫目録」という報告を5編にわたって発表されたものがあります。
須磨は兵庫県神戸市須磨のようですが、竹中眞一氏についてはこちらで他の情報を得ることができませんでした。
貴重な記録もいくつかあるのですが、古い文献の上に標本の所在が不明なので、残念ながらそのまま引用することができないものもあります。

そこで質問なのですが、どなたかこの竹中氏についてご存知ではありませんでしょうか。

よろしくお願いします。

オドリバエ科では 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:53:18 No.6170  引用 
昨年夏の写真を整理していたら,オドリバエ科とおぼしきハエを撮っていました。サイズは覚えておりません。鈴鹿山脈の登山道脇に渓流が流れており,少し開けた河川敷に生えるシダ植物上で見つけました。どこまで分かりますでしょうか?
2009.6.7三重県鈴鹿市


Re: オドリバエ科では 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:57:31 No.6171  引用 
少し角度を変えて撮ったもの

Re: オドリバエ科では 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 01:59:56 No.6172  引用 
真横からです

Re: オドリバエ科では 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/02/21(Sun) 04:04:13 No.6175  引用 
写真のオドリバエはRhamphomyia属Calorhamphomyia亜属(ウルワシオドリバエ亜属)の1種の雌です。

この亜属のcomplicans−pretiosa群の1種のように見えますが、今のところ写真では種まで確信を持って同定しがたいところです。雄であれば交尾器の形態で同定がしやすいのですが。新訂原色昆虫大図鑑第3巻に本亜属について記述してあります。

本年同時期同場所で少し注意されたら本種の群飛を観察できると思います。雄を採集してみてください。

Re: オドリバエ科では 投稿者: 投稿日:2010/02/21(Sun) 21:10:14 No.6179  引用 
三枝先生,ありがとうございます。
ウルワシオドリバエの群飛を見てみたいものです。
オスを採集したら,また投稿させていただきます。

アリノスアブのような特徴的な触... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:22:09 No.5530  引用 
こんにちは。妙なナガハナアブ…と思われるハナアブを採集したのですが、いったい何者なのかと頭を悩ませています

先日、祖母の家(福井県小浜市)に帰った時近くの山(標高800m程度)の頂上で採集したものですが、多数のキョウトハナアブやヨコモンハナアブ、トゲモンハナアブに混じり3時頃に一匹だけ立ち枯れにふらりと飛んできてとまりました。

最初は、これがヒロズモンハナアブか〜この角張った三角頭がたまんねぇΣと山頂でニヤニヤしていましたが、家に帰ってきてから

・・・

なんだこの触角は!

となり今現在に至ります。


Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:23:50 No.5531  引用 
二枚目

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:26:05 No.5532  引用 
三枚目

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:28:59 No.5533  引用 
四枚目

なお、虫は写真に撮った後あっちの冷凍庫に入れてきたので、手元にはいまありません。


Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:41:26 No.5534  引用 
五枚目

その為、向こうで撮って来たこれだけが今ある全ての写真です。
PCにカメラから画像をコピーしている時に

あれ?? モンハナアブってこんなに触角長かったっけ??

と思い調べてみたものの全く当てはまるハナアブが無く、掲示板に書き込ませてもらいました。

他、ヒサマツハチモドキハナアブや、トゲモンハナアブと同じ位の小さめの黒いモンハナアブ?などなど、変わったハナアブが生息していたので、まさにハナアブの楽園でした。

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/29(Fri) 00:42:44 No.5535  引用 
↑添付し忘れました。すみません;;

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2009/05/29(Fri) 08:27:18 No.5538  引用 
ゆーちゃん様.

写真のハナアブは,Sphecomyia属もしくは近縁の新属と考えているハナアブです.長野や石川県などで数頭採集されています.

借り物の標本ばかりなので,海外に送付して調べてもらっていません.

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:pakenya 投稿日:2009/05/29(Fri) 09:32:49 No.5540  引用 
すっげー!

ゆーちゃん、これってメチャええ虫やん。うらやましいです。

「極東」の属の検索部分(はなあぶNo.9)のSphecomyia属の触角の絵はよく似ていますね。でも「体はまばらに毛を装う。大型でスズメバチに似る」には該当しない感じですね。

はなあぶに投稿して!

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2009/05/29(Fri) 21:27:44 No.5545  引用 
pakenya様.

確かに,極東の昆虫の検索等の旧北区での属の検索Keyからは別種のように見えます.

しかし,私たちに身近なモンキモモブトハナアブ が属するPseudovolucella属の検索Keyなども,世界的に見ると例外的な種類の特徴を基にしており,大半のPseudovolucella属がたどり着けません.

このように,色彩などを重視せずに,形態を細かく観察してみてください.

なお,以前話題になったLejotaやBleraについても,Hippa(1978)に詳しく解説されています.

参考文献) Reemer & Hippa, 2008, Review of the species of Pseudovolucella Shiraki,. 1930 (Diptera: Syrphidae). Tijdschrift voor Entomologie 151: 77-93.
http://science.naturalis.nl/media/120203/reemer_hippa_2008_pseudovolucella.pdf

Hippa H. 1978, Classification of Xylotini (Diptera, Syrphidae). Acta Zoologica Fennica 156: 1-153.

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/30(Sat) 00:53:41 No.5553  引用 
≫市毛さん

同定ありがとうございます。ちょうど福井と滋賀と京都の県境付近にある山なので、ブナの原生林があり環境はとてもいい場所です。標高も(あの周辺じゃ)十分あるほうなんで、石川や長野のような比較的涼しい場所で採られているのもわかる様な気がします。


≫pakenyaさん
採ったときはずっとヒロズモンと思っていたので、帰ってきてからのほうが驚きました(笑

どっちかって言うと土蜂のような感じですね。毛もふさふさしていますし。あ、大きさはヨコモン♂と同じ位の大きさです

キバラナガの記録や、書いたままPCに眠っている文章が何件かあるのでまとめて投稿するつもりです☆



最後に、同じ所で採った1cm程の妙なハナアブ(めっちゃ下手糞な写真でゴメンナサイ…)


Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/30(Sat) 00:56:21 No.5554  引用 
顔面の写真

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2009/05/30(Sat) 19:22:52 No.5564  引用 
ゆーちゃん様.

妙なハナアブは,恐らくChalcosyrphus hisamatsui ヒサマツケブカハラナガハナアブと思われます.

Re: アリノスアブのような特徴的... 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2009/05/30(Sat) 23:18:17 No.5565  引用 
≫市毛さん

ありがとうございます。確かに顔の辺りはそっくりですね。翅が若干黒っぽいので、ヒサマツケブカはスルーしてました…

合格! 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2010/02/20(Sat) 07:44:35 No.6166  引用 
無事、近畿大学農学部農業生産科学科に合格しました!


ようやくこれで大手を振って網を持てそうです。


去年の総会の時、声掛けて頂いたりとてもとても心配してくださった方、本当にご心配をお掛けしました。



溜まってる原稿、記録、色々ありすぎて締め切りが・・・


写真が無いと寂しいので、綺麗なCriorhinaを貼っておきます


これも上の記録と殆ど変わらない場所です


Re: 合格! 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2010/02/20(Sat) 13:33:18 No.6167  引用 
ゆーちゃん様,合格おめでとうございます.

今度の写真のハナアブは,九州産?の♀を見たことがあるのですが,MatsumyiaかCriorhinaかで悩んでいます.

Criorhina ainoと同様にkatepmeronに長毛を欠くので困っていました.
今回のは♂ですので,交尾器の構造で所属が解決するかもしれません.

Re: 合格! 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2010/02/21(Sun) 02:38:11 No.6173  引用 
ありがとうございます(^^

上にも出た「極東」の属の検索部分を見たんですが、オスの複眼は互いに離れる→Criorhina決定 ってあるのでCriorhinaだと思います。写真は写り悪いんで拡大してもぼやけちゃいますが…


ところで、katepmeronって何でしょうか???

今まで、ちゃんと虫の事勉強したわけじゃないので、専門用語が出てくると少し辛いです(;;

早く翅脈の名前とか交尾器の名称とか学ばなければ…

Re: 合格! 投稿者:三枝豊平 投稿日:2010/02/21(Sun) 04:34:33 No.6176  引用 
katepimeronについて添付書類を見てください。添付書類を本文にいれたら投稿拒否されたので、添付することにしました。

添付:6176.doc (20KB)

Re: 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2010/02/21(Sun) 21:03:12 No.6178  引用 
詳しく説明して頂きありがとうございます。

明後日、自然史博物館に用事があるので、その際に北隆館の図鑑も参照しながら他の各部の名称も勉強してきます。

今後また質問することが出てくると思うので、その際は宜しくお願い致します。

コシボソガガンボのまとめ 投稿者: 投稿日:2010/02/19(Fri) 10:36:41 No.6164  引用 
皆さん今日は達磨@白神自然観察園です。
昨年、アノニモ先生と一緒に日本産コシボソガガンボをまとめました。4新種を含む2属12種です。Zoosymposia 3: 273-303, 2009.
ご希望の方へはPDFをお送りいたしますので、私までご連絡ください。
これをまとめる上での最大の問題はPtychoptera takeuchiiの正体でしたが、タイプ標本を確認したところ、ホロタイプとパラタイプは別種で、これまでホロタイプは図示されたことがなく、原記載文に添えられた翅の図(パラタイプ)が混乱のもとであったことが判明しました。などなどです。
まとめた直後でこのようなことを言うのははばかられるのですが、実はまだ未記載種が数種いるようです。

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