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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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同定をお願いします 投稿者:木佐浩之 投稿日:2016/05/25(Wed) 21:02:32 No.9560  引用 
平地の公園で見つけたアブです(5/23徳島市)。
大型でマルハナバチのように見えました。
北隆館の大図鑑で絵合わせした限りでは「コシアカモモブトハナアブ」に近いと思いましたが、
写真が小さくて細部まで照合できないので、外見的に似ているという程度です。
このてのアブは標本が無いと同定できないかもしれませんが、属程度まで推定して頂ければ嬉しいです。
よろしくお願いします。


Re: 同定をお願いします 投稿者:茨城@市毛 W喪中 投稿日:2016/05/25(Wed) 22:48:43 No.9561  引用 
木佐浩之様.

写真のハナアブはMallotaハラブトハナアブ属の1種です.

複眼が有毛で,胸弁の毛が黄色に見えますので,Mallota rubripesマツムラハラブトハナアブと思われます.

参考文献
Hirooka et al.(2015) Revision of the Flower Fly Genus Mallota Meigen, 1822 from Japan. JJSE 21(2): 241–258.

Re: 同定をお願いします 投稿者:木佐浩之 投稿日:2016/05/26(Thu) 06:54:22 No.9562  引用 
茨城@市毛 様

早速の判定ありがとうございます。
図書館に行って調べてみましたが、ハエ・アブは素人が図鑑で調べるのも困難な分野ですね。
ハラブトハナアブ属も雌雄で体型が違うようで、♂画像を見てこれではないと判断してしまいました。
属程度まで分かればいいやという気持ちで投稿しましたが、種まで特定して頂いて良かったです。
どうもお世話になりました。

ムシヒキアブ同定お願いします 投稿者:HY 投稿日:2016/05/13(Fri) 23:02:20 No.9550  引用 
お世話になります。
沖縄県国頭村(2016.4.2)で採集しました。
体長は16mmです。
ムシヒキアブの仲間と思うのですが、同定よろしくお願いします。


Re: ムシヒキアブ同定お願いしま... 投稿者:茨城@市毛 W喪中 投稿日:2016/05/18(Wed) 22:05:49 No.9553  引用 
HY様.

マガリケムシヒキ類のようですが,写真での同定は困難です.
下記の報文を参考にしてください.

大石久志・田川勇治(1997)日本産マガリケムシヒキ属の再検討(1) はなあぶ 3:15-37.

Re: ムシヒキアブ同定お願いしま... 投稿者:HY 投稿日:2016/05/20(Fri) 22:24:56 No.9557  引用 
市毛 様

マガリケムシヒキ類とご教示いただいたので、新訂原色昆虫大圖鑑で検索しました。その結果、マガリケムシヒキにいたりました。しかし、種の説明で次の点が少し異なるように思います。
1.「顔面下方隆起は上部に暗毛、下部に黄白毛を装い」となっていますが、この個体は、外側に暗毛、内側に黄白毛を装っているように見えます。
2.「触角第3節は細長く、前2節の和や端刺とそれぞれほぼ同長」となっていますが、この個体の第3節はそれらよりよりやや長い。
3.端刺(基部に1微節、末端に淡色微刺を所有)となっていますが、末端の微刺は見られません。
4.腹端(写真)をウェブサイトのムシヒキアブ図鑑で比較したところ、マガリケムシヒキより太く見えます。
ご提示いただいた報文は完売となっていますので取り寄せるのは難しいかもしれません。
ご教示ありがとうございました。


Re: ムシヒキアブ同定お願いしま... 投稿者:茨城@市毛 W喪中 投稿日:2016/05/23(Mon) 20:03:44 No.9558  引用 
HY様.

やはり沖縄ということで,Neoitamus fertilis Becker, 1925となるのかもしれません.
雌でのNeoitamus angusticornisとの区別点は不明です.

P.S. 三枝豊平様,命名者名のスペルミスのご指摘ありがとうございました.

Re: ムシヒキアブ同定お願いしま... 投稿者:HY 投稿日:2016/05/25(Wed) 20:45:23 No.9559  引用 
市毛 様、 三枝 様

貴重なご教示ありがとうございます。
マガリケムシヒキ属とわかっただけでもありがたい上に、Neoitamus fertilis Becker, 1925の可能性までご教示いただき感謝にたえません。
雄が採れたときに、また、投稿させてください。
ご教示に感謝いたします。

このチョウバエは何でしょうか? 投稿者: 投稿日:2016/05/05(Thu) 06:30:18 No.9549  引用 
いつもお世話になっております。
今、東京都調布市の生物相の整理をしているのですが、先日、チョウバエの仲間を見つけました。
Lepiseodina conspicuaか、その近縁種だと思うのですが、わかる方がいらっしゃいましたら、ご教授をお願いいたします。
双翅目はそれほど専門ではないので、チョウバエ科の参考文献でいいのがあればお教えください。


Re: このチョウバエは何でしょう... 投稿者:茨城@市毛 W喪中 投稿日:2016/05/18(Wed) 21:58:30 No.9552  引用 
石川和宏様.

チョウバエ科については,日本昆虫目録(2014)で32属73種が記録されていますが,多数の未記録・未記載種がいるそうです.

本科については,プレパラートを作成して調べるようなグループなので,既知種についてさえ一般の方が調べるのは困難だと思われます.


参考までに,Google booksの中央アメリカの双翅目のチョウバエ科のリンクを記しておきます.

https://books.google.co.jp/books?id=dErvlFrtqhMC&pg=PA321&lpg=PA321&dq=Psychodidae+key+to+tribe&source=bl&ots=8Lx8u2g2FG&sig=on1jksrMVbXulubCiSvq4LVxI8E&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjj7evj1ePMAhXBmpQKHfXYANEQ6AEIbTAJ#v=onepage&q=Psychodidae%20key%20to%20tribe&f=false

日本産については,下記の報文を参考にしてください.
Sasakawa, M., 1986. 日本産チョウバエ科(双翅目)の覚え書 AKITU, New Series (83):1-5.

Re: このチョウバエは何でしょう... 投稿者: 投稿日:2016/05/19(Thu) 17:14:06 No.9556  引用 
市毛さま、いつもお世話になっております。
文献情報、ありがとうございます。
さっそく入手して、確認したいと思います。

クチキカ科の幼虫? 投稿者:KUWAKIRA 投稿日:2016/04/26(Tue) 09:04:43 No.9547  引用 
先日、東温市皿が峰にてクチキカ科の幼虫と思われるものを採集しましたので貼っておきます。Dipteraだろうけど何か判らずImmature Insectsを見てそれらしいものに行き当たりました。かなり湿った広葉樹の朽木に穿孔していました。

Re: クチキカ科の幼虫? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2016/05/04(Wed) 16:50:53 No.9548  引用 
Kuwakiraさん。画像の幼虫はお調べになった通り、間違いなくクチキカ科Axymyiidaeの幼虫です。本科の幼虫は谷川等の近くで、しばしば水がかかるような湿潤な朽木に穿孔して生活しています。口器に朽木を摩砕する構造が見られないので、坑道内の有機物や微生物を摂食しているのではという推定がされています。坑道の断面が楕円形ですので、これも本科の幼虫を確認する上で一つの目安になります。樹皮の付いた朽木には通常生息していません。
日本列島には既知種Protaxymyia japonica (Ishida)の他に2属5種の未記載種が生息しています。四国では上記P. japonica だけが採集されていますので、あるいは画像の幼虫は本種かもしれません。
クチキカの雌は適当な朽木に集中的に産卵しますので、多分観察された朽木には他にも幼虫がいると思います。そろそろ蛹化の時期ですので、蛹を採集して、チシューを湿らせた容器に入れておくと羽化します。3,4日で体が硬化して本来の体色になります。
蛹の頭部は茶褐色に骨化して、表面が平坦で円形、1対の呼吸突起を生じています。蛹はこの頭部をあたかも坑道の栓のようにしています。羽化は蛹の前半身を孔から出すので、羽化の確認ができます。なお、頭部以外は大変軟弱ですので、坑道から掘り出すときには細心の注意が必要です。キマダラガガンボの蛹も鬼の角のような突起があって一見クチキカの蛹に似ています。これも朽木に生息しています。

日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:Arge 投稿日:2014/12/03(Wed) 00:01:22 No.9079  引用 
ご無沙汰をしております。
日本昆虫目録の双翅目が出版されたので、暇を見て兵庫県のリストや投稿予定の報文を同書準拠に変更中なのですが、いくつか気付いた点があります。ただの誤植もありますが、私の勘違いの可能性もあるので、確認のためここに書き込んでおきます。
よろしくお願いいたします。

ヌカカ科
 226ページ ツツヒゲヌカカの分布が本州(鹿児島県)となっています

ユスリカ科
 255ページ B. kurobeaimotoiの命名者がOksazawa Okazawaの誤りと思われます

シギアブ科
 374-376ページ Chrysopilus属の全種の命名者及び年度に( )が付いているが、原記載を見ると全てChrysopilus属であり、カッコは不要ではないでしょうか

ツリアブ科
 タイワンハラボソツリアブが抜け。シノニムリストにも入っていません。和名はタイワンですが、これは未記載時からの名残で、模式産地は国内だったはずなので、単に記録漏れだと思われます。

アシナガバエ科
 439ページ Chrysotus nudisetusの分布域 Type localityはRussiaだが、分布は北海道のみ。海外のデータが抜けているようです。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者: 投稿日:2014/12/03(Wed) 11:40:02 No.9080  引用 
Argeさま
ご指摘ありがとうございます。承りました。誤植や間違いなど、編集サイドでも気が付いたものは、それこそ気が遠くなるほど直したのですが、まだまだご指摘いただいたような問題点が数多くあるようです(たとえば、545ページのシュモクバエ科の科の字が抜けているとか、クロユスリカ属という和名の属が310ページと318ページに2度でてくるとか、、、お恥ずかしい限りです)。編集委員会でも正誤表をネットで公開する方法を検討中です。今回のようにお気づきの点がありましたら、小さなことでも私宛にメールでお送りください。

日本昆虫目録第8巻双翅目 編集担当(の一人)中村剛之

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者: 投稿日:2014/12/03(Wed) 11:58:36 No.9081  引用 
さらに、書誌学的なことですが、初期に印刷され配付された一部の冊子で、ISBN番号の表記に間違いがあることがわかりました、ご購入いただいた方は是非ご確認ください。
日本昆虫目録第8巻双翅目第1部 ISBN 978-4-434-19718-5
日本昆虫目録第8巻双翅目第2部 ISBN 978-4-434-19719-2
ですが、第2部の一部の冊子で奥付(1103ページにあたる部分)の表示が第1部と同じISBN 978-4-434-19718-5となっているものがあります。さいごのところを9-2に修正してください。

中村

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/07/05(Sun) 20:44:15 No.9376  引用 
ミズアブ科の Craspedometopon属の情報が古いようです.

Rozkosny(2007)で2種に分けられ,Stratiomyoidea of Chinaでも同様な取り扱いとなっています.

北海道〜屋久島・・・・・・C. basale (MATSUMURA)
沖縄・・・・・・・・・・・C. frontale KERTÉSZ

ネグロミズアブという和名をどちらにつけるか難しそうですね.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/07/05(Sun) 22:11:14 No.9377  引用 
Kolomania属も間違っている.

これは九大の目録作成時のミスと思われます.

Kolomania nigripennis (Kertesz, 1909)というのは属が間違っており,Evaza nigripennis Kertesz, 1909 とするのが正しいです.
Nagatomiの図を見ると,触角が全く違います.


Kolomania属の同定をしていて気が付きました.

ついでに,Kerteszの原記載を収録しているAnnales historico-naturales Musei nationalis hungariciは下記のURLで見れます.
http://annales.nhmus.hu/bannales.php

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/07/06(Mon) 13:48:15 No.9378  引用 
Rhaphiocerina hakiensisの所属について.

今回の目録では,Sarginae亜科の下にリストアップされているが,属のアルファベット順の並び等から推測すると,Subfamily Prosopochrysinaeという行が抜けているのではないか?

なお,九大目録ではProsopochrysinaeに含まれており,Stratiomyidae of Chinaでは,Stratiomyinae亜科となっている.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:さんご 投稿日:2015/07/07(Tue) 17:28:11 No.9380  引用 
便乗でもう1点.

すでにどなたかが指摘されているかもしれませんが,
ムシヒキアブ科で,亜科Stichopogoninaeが2つに分裂しています.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/02(Wed) 20:47:24 No.9428  引用 
ハナアブ科Mallota属でシノニム処理が抜けていました.

誤) auricoma Sack, 1910 カワハラハラブトハナアブ

正) rossica Portschinsky, 1871 カワハラハラブトハナアブ
Portschinsky, 1871: Trudy russk. ent. Obshch., 10: 175 (Mallota). Typelocality: "Rossia media" .-Distr.: USSR: CET (Yaroslavl and Orenburg regions).

= auricoma Sack, 1910, Beil. Programm. Wöhler-Realgumn. Frankfurt a.M., 1910: 36 (Mallota). Type locality: Altai-Beresowski (W Siberia).

= aino Violovitsh, 1952, Soobshcheniya Dalnevostochnogo filiala AN SSSR, 4: 56 (Mallota). Type-localities: Dolinsk district, on the Pass between Yuzhno-Sakhalinsk and Tonnay, 15 km O Yuzhno-Sakhalinsk; Poronaysk district

Kassebeer(1996)でシノニムとっなていました.

また,近年フタガタハラブトハナアブMallota dimorphaは,M. eristaliformis Sack, 1910のシノニムに見なされているようですが,シノニム処置した文献が見つかりません.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/02(Wed) 21:34:49 No.9429  引用 
ハナアブ科Cheilosia属のシノニム処置

誤)pallipes Loew, 1863 アトキクロハナアブ

正)flavissima Becker, 1894 アトキクロハナアブ
Becker, 1894, Nova Acta Avad. Caesar. Leop. Carol., 62 (3): 371 (Chilosia). Type locality: Not cited (Europe).

= pallipes of authors, not Loew, 1863 - missidentification

= flavoscutellata Shiraki, 1968, Fauna Japonica, Syrphidae, 2: 66 (Cheilosia). Type locality: Shikotsuko, Hokkaido, Japan.

Claussen and Stahls(2007)でflavissimaとpallipesの2種に再分割される.
日本では平嶋1989以降この学名が使用されている.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/09/04(Fri) 08:06:10 No.9430  引用 
今回並びにこれまで「日本昆虫目録第8巻双翅目」について、誤謬、誤植、追加など多くのご指摘を本掲示板上でしていただいている皆様に、本目録の編集委員長として深甚の謝意を申し上げます。

本目録は10数年前に企画されたのですが、一国の昆虫全般を対象にした今回のような詳しさのある目録はほとんど皆無でして、当初の刊行終了目標は困難視されていました。

双翅目については中村剛之博士が本目担当の編集委員を代表されて、比較的短い年月の間に原稿の集約と編集に献身的に対応していただき、一つの巻としては本目録の最初の刊行に漕ぎつけることができました。

本目録の編集方針のなかでは、上記のような大規模の企画ですので、内容的には多くの不備の点が生じることを予想の上で、一先ず刊行ということになりました。上記を恐れると、この手の目録の出版はまず不可能であると判断したためです。その結果多くの不備が生じています。これらについて今回も多くのご指摘をいただきましたが、今後本目録をお使いいただく過程でお気づきの点等ありましたら、ぜひ中村博士にご連絡いただくか、本掲示板にお書きいただきますようお願い申し上げます。

皆様のご指摘は折々整理して結果を発表できるような手筈を検討しています。

有難うございました。

三枝豊平

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者: 投稿日:2015/09/06(Sun) 23:56:06 No.9434  引用 
Arge様
ユスリカのリスト作成者として:見落とし、重複も出版後に幾つか気づいています。
255ページ、ご指摘の通りOkazawaです。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/09/07(Mon) 00:28:15 No.9435  引用 
「日本昆虫目録第8巻双翅目」の中で、双翅目談話会の会誌「はなあぶ」で発表された本目に関する多くの知見が反映されていないと思います。その原因は、
 1.双翅目研究者が必ずしも双翅目談話会に入っていないために「はなあぶ」誌を通覧していないこと。
 2.「はなあぶ」誌上の情報を反映させるための時間的余裕がなかったこと。特にこの点は同会に是非お願いしたいことですが、同誌に名称が出た双翅類について名称と同誌の号、ページの一覧表を作成していただければ、同誌の情報が利用しやすくなるということです。学名、和名、所属科名、記事の分野(分布、生態、分類など)、号、ページ、できれば表題、著者をエクセルファイルなどに入力されたものがあれば、今後同誌の利用価値は格段に上がると思います。作成には大変な労力が必要だと思いますが、同会でご検討いただけないでしょうか。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/07(Mon) 10:00:52 No.9436  引用 
三枝様.

はなあぶ誌上のデータをまとめる件は,幹事会に提案してみます.

とりあえずは,このスレッドを忘備録的に活用したいと思います.

皆様も,短報作成時等に気づいたことを書き込んで頂ければと思います.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/07(Mon) 10:05:22 No.9437  引用 
ムシヒキアブ科 P401

Lasiopogon rokuroi カワラムシヒキ 四国を追加.

Ref.
別府隆守,2007.四国から初めて記録されたカワラムシヒキ.はなあぶ,21: 53.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:Tatz (旧Campsicn) 投稿日:2015/09/12(Sat) 00:09:10 No.9440  引用 
ご無沙汰しております。

私も目録で気づいた点をこちらに書き込ませていただきます。

アシナガバエ科 Sciapodinae亜科
マダラホソアシナガバエの学名

誤 Condylostylus nebulosus (Matsumura, 1935)
正 Condylostylus nebulosus (Matsumura, 1916)

文献名は間違っていないようですが、記載年が異なるようです。

また、はなあぶ等の報文で日本から記録されたアシナガバエ科の種について、目録に掲載されていない種を別サイトでまとめました。疑問種の記録等も含めていますが、ご参考までに。

http://goo.gl/vDltZ6

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/12(Sat) 09:58:30 No.9441  引用 
Tatz様.

確かに目録では,記載年と原記載(出典文献名)共に,1935と誤記されていますね.
御協力ありがとうございます.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/16(Wed) 21:49:15 No.9446  引用 
ハナアブ科でミスを見つけました.すみません.

Paragus clausseni Mutin, 1999
誤)Type locality: Blagodatnoye, (Russia).

正))Type locality: Blagodatnoye, (Russia) and Fukui, (Japan).


Pagagus fasciatus Coquillett, 1898 シママメヒラタアブ
誤)分布:本州,四国,九州; ロシア極東部(沿海州). Distribution: Honshu, Shikoku, Kyushu; Primorye.

正)分布:本州,四国,九州. Distribution: Honshu, Shikoku, Kyushu.

となります.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2015/09/21(Mon) 01:15:05 No.9448  引用 
達磨さんへ:
本掲示板で訂正などの指摘を受けた部分は、その科等の著者に早めに確認してもらって、訂正などを最終確認するようにお願いします。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/10/05(Mon) 00:16:01 No.9467  引用 
ムシヒキアブ科での疑問点.

ヤマトイシアブの属は?

新訂大図鑑では,Choerades yamatonis (Matsumura)
昆虫目録では,Laphria yamatonis Matsumra

元の属に戻ったのでしょうか?

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/10/11(Sun) 23:20:52 No.9478  引用 
ムシヒキアブ科で,

P.406

Neoitamus fertilis Becker, 1925
分布が本州・四国となっているが,基産地が台湾である.

東洋区のカタログ(P.146)を見ると,基産地の台湾だけ記録されている.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者: 投稿日:2015/10/30(Fri) 09:59:01 No.9487  引用 
みなさま おはおうございます.

ニクバエ科で訂正があります.

ホオザワニクバエの学名の種小名がhozawaiiになっていますが,hozawai (iが1つ)です.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:さんご 投稿日:2015/11/02(Mon) 17:47:09 No.9489  引用 
みなさまこんばんは.

小出しですみません.日本昆虫目録双翅目のニクバエ科で訂正です.

ハチノスヤドリニクバエの学名の種小名polydon→polyodonでお願いします.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:pakenya 投稿日:2015/11/11(Wed) 12:00:17 No.9493  引用 
ヤドリバエ科で気づきました。

ブランコヤドリバエ属Exoristaですが、Phylogenetic relationships of subgenera of the genus Exorista Meigen, with a revision of the Japanese species (Diptera: Tachinidae). Tachi et Shima, 2008. Entomological Science 11:419-448.では日本産13種を扱っていますが、目録には10種しか載っていません。

この論文が反映されていないのではないでしょうか。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/12/08(Tue) 22:29:04 No.9494  引用 
ハナアブ科で,下記の種類の分布が抜けていましたm(__)m

P.521
Chalcosyrphsu ambiguus クロハラナガハナアブモドキ
四国(高知,Paratype)

Chalcosyrphus frontalis ハラアカハラナガハナアブ
 (モンキナガハナアブ) 
大隅(屋久島[桂, 2000])

P.522
Chalcosryphus docolor フタイロハラナガハナアブ
四国(愛媛[大原, 2000])

Chalcosyrphus nipponicus ヤマトクロハラナガハナアブ
九州(福岡[高倉, 1983])

Chalcosyrphus latifrons スカシバクロハラナガハナアブ
九州(福岡[高倉, 1981])

大原賢二・山本栄治, 2000. 小田深山のハナアブ科. 小田深山の自然II 907-931.
桂 孝次郎, 2000b. 屋久島のハナアブ科調査報告 はなあぶ 10:88-94.
高倉康男. 1981. 福岡県のハナアブ(1). 北九州の昆虫. 28(3):143-151.
高倉康男. 1983. 福岡県のハナアブ(4). 北九州の昆虫 30(1):27-33, Pl.2.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:田中川 投稿日:2015/12/10(Thu) 21:53:17 No.9496  引用 
ミバエ科でひとつ疑問点があります。

p.574のクロハスジハマダラミバエの学名はAnomoia purmunda (Harris, 1782)とありますが、ネット検索ではAnomoia purmunda (Harris, 1780)がPreferred だと出てきます。
似通った学名に
Anomoia permunda (Harris, 1776 )
Musca purmundus Harris, 1780
Musca permundus Harris, 1782
などがあり、みんなシノニムのようです。

本種の記載年は何が正しいのでしょうか?

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/12/11(Fri) 22:20:29 No.9497  引用 
田中川様.

HarrisがDipteraを記載した”An exposition of English insects”は1776年から1780年頃まで5分冊で出されたシリーズのようです(銅版画と解説頁).

残念ながら,各巻の発行年がはっきりしないので,命名年に[1780]と角かっこが付けられることが多いようです.

昨年発行された昆虫目録で,命名年が1782とされていたのは,何か新たな発見があったのかもしれません.

なお,ハナアブ科では Xanthandrus comtus (Harris, [1780]) ヨツボシヒラタアブがあります.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:田中川 投稿日:2015/12/12(Sat) 00:57:18 No.9498  引用 
茨城@市毛様。
記載文献について詳しく教えていただき、ありがとうございます。
何か新しい発見が気になるところですが・・・・・

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/12/28(Mon) 22:36:24 No.9508  引用 
ハナアブ科で追加です.

P492
brevipila Shiraki, 1968 シコククロハナアブ
が重複してました.

これは,P493-4でCh. jozankeianaのシノニムとしてあります.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/03/03(Thu) 21:06:15 No.9534  引用 
ハナアブ科で追加です.

Heringia(Neocnemodon)
 Н. (N.) tsherepanovi
  ヨコハマクロコヒラタアブ
  Mutin, 1988, Nov Maloizvestiye Vidy Fauny Sib. 20:130 (Neocnemodon). Type loaclity: Primorye Territory.
  分布:北海道; ロシア.Distribution: Hokkaido; Russia.

飯島一雄・川原 進, 2009. 北海道東部の双翅目-ハナアブ科(2). 標茶町郷土館報 21:79-99.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/04/08(Fri) 21:49:05 No.9541  引用 
ハナアブ科で和名の修正です.

P.520
 Chalcosyrphus shirakiiの和名がツヤモンハラナガハナアブとなっていますが,アシマダラハラナガハナアブの間違いです.

はなあぶNo.41のChalcosyrphus属の解説も,この目録を参考に執筆した為,同様に間違っています.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/04/18(Mon) 21:47:38 No.9542  引用 
ハナアブ科で和名の修正です.

P.505 エヒメマドハナアブ(エヒメハイジマハナアブ)となっていますが,エヒメマドヒラタアブ(エヒメハイジマハナアブ)の間違いです.

また,
P.504 Sphegina ozeensisの分布が本州(栃木,東京)となっていますが,正しくは本州(栃木,群馬,東京)です.

ヒゲナガハナアブ属で追加.
 P.484 shirakii Matsumura
 備考: Suk&Han(2013)でC. sapporenseのシノニムとされた.

 新記録
 Chrysotoxum graciosum Violovitsh, 1975
  Violovitsh, 1975, Nov. mal. vidy Fauny Sibiri. 9:80 (Chrysotoxum).
  Type locality: Primorskiy Kray, Eastern Siberia, Russia.
  分布: 本州,九州; 韓国.ロシア極東部. Distribution: Honshu, Kyushu; Korea, Russian Far East.


Sang-Wook Suk & Ho-Yeon Han, 2013. Clarification of previously confused Chrysotoxum sapporense and Chrysotoxum graciosum (Insecta: Diptera: Syrphidae) in East Asia based on morphological and molecular data. Animal Cells and Systems 17(4):277-289.

Sphegina属のhennigiana Stackelbergの備考で”S. thoraciacaと同種の可能性がある”と記してありますが,”S. elongataと同種の可能性がある”の誤記です.

ガガンボダマシブーム? 投稿者: 投稿日:2008/03/25(Tue) 22:14:01 No.4383 ホームページ  引用 
「なに、昆虫界の将来が見えないとな?どれどれ占ってしんぜよう。水晶玉の中に、たくさんのハエ屋が冬の寒空の中、狂ったように網をふっている姿が見えます。ずばり。来秋から、ガガンボダマシブームが来るでしょう。」とは街角の占い師ダールマ中村氏の言葉。

皆さん。冬の間フィールドでやることがないでしょう。そんな時、皆さんの寂しさを癒してくれるのがガガンボダマシです。ガガンボダマシはガガンボより脚が取れにくく、採集しやすい昆虫です。さあなんとなく、春を前に次の秋が来るのが待ち遠しくなりませんか?
でもまだまだ4月くらいまで普通にガガンボダマシを見ることができます。今日は我が家にモンガガンボダマシTrichocera pictipennis Alexander, 1930が飛来しました。東京都目黒が模式産地ですが、私はこの虫を山でしか採った事がありません。日本のガガンボダマシ中、最美麗種(?)です。


Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者: 投稿日:2008/03/29(Sat) 08:55:13 No.4385 ホームページ  引用 
誰も食いつかないところを見ると、やはりブームは来ないかな?

Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者: 投稿日:2008/03/29(Sat) 10:32:56 No.4386 ホームページ  引用 
 TKMではガガンボダマシは科自体が未認定なのでなんとかしたいなと思っているのですが、なかなかとっつきにくいですね。やはりもっと布教活動が必要だと思います。
 モンガガンボダマシの模式産地が東京目黒とのこと。出典を教えていただけるとありがたいです。
 

Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者:ウミユスリカ 投稿日:2008/03/29(Sat) 10:36:44 No.4387  引用 
食いつきたいことは食いつきたいんですが、冬は雪に閉ざされる札幌では何月ごろに採れるんでしょうか・・・?

Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/03/29(Sat) 19:14:06 No.4388  引用 
春がそこまで近づいた晩冬の夕暮れ,軒先や枯れ木の枝先の下で群飛しているガガンボダマシの群れを飽かず眺めるのは,時の経つのも忘れて,没頭できる時間です.

真直ぐ一気に上昇し,それから翅の動きがわかるくらいゆっくり下降し,また再び上昇していくことの,単純な繰り返しなのだけれど,まず眺めていて飽きないものですね.首を上下に動かしながら,1頭の飛翔を眼で追い続けると,体の角度,翅の動き,脚の状態などいろいろと面白いことに気付きます.

時には雌が群飛に入ってきて,もつれ合いながら地上に落ちて交尾するのもあるし,雄同士でもつれることも.

私のマンションの4階の外階段の庇でも,近頃は小群群飛がみられます.

Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/03/29(Sat) 20:10:02 No.4389  引用 
TKM様.

横レスですが,Trichocera pictipennis (= T. maculipennis pictipennis)の原記載は,Alexander,C.P., 1930. Records and descriptions of Trichoceridae from the Japanese Empire (Ord. Diptera)., Konowia, 9: 103-108です.

Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者: 投稿日:2008/03/29(Sat) 22:47:46 No.4390 ホームページ  引用 
 市毛さんありがとうございます。
 調べてみたらNo.4082(2007/12/14)で達磨さんにご教示いただいてますね。うっかりしていました。すみません。忘れないうちにTKMリストに加えておきます。
 ところで「Konowia」とは何やら日本語っぽい響きがあるけどどこの雑誌だろうと思い調べてみました。ウィーンで1922年に創刊されたもので以下のようなサブタイトルがあります。
Konowia :
Zeitschrift fuer systematische Insektenkunde, mit Ausschluss von Coleopterologie und Lepidopterologie
 何と問題の論文をPDFで読むことができました。
ttp://www.biologiezentrum.at/pdf_frei/KON_9_0103-0108.pdf
「Konowia」のトップはこちらから
ttp://www.biologiezentrum.at/biophp/de/konowia.php
便利な世の中であります。

Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者: 投稿日:2008/03/29(Sat) 23:57:39 No.4391 ホームページ  引用 
おっと、この掲示板の周辺に誰もいないのかと思ったら、皆さん、見ていたんですね。
布教活動が足りない、食いつきたくても食いつけないとのご指摘、ごもっとも。反省。
九州でも4月いっぱいくらいは生き残りがいましたから、北海道であれば、もっと遅くまで見られるでしょう。沿海州の山の上では7月にも採集しています。日本からはまだ見つかっていませんがDiazosmaという大型のガガンボダマシ(A1脈が中途半端に短い)がいて、この虫はガガンボダマシかでは例外的に夏に出現するようです。ただし、既知種はどれも極珍です。

Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/03/30(Sun) 10:59:01 No.4392  引用 
ガガンボダマシブームへのお手伝い.

達磨大師の話ではDiazosmaは夏に出現とのことですが,Paracladuraも本州の高山では真夏でも採集できます.

それにしても,平地のTrichoceraやParacladuraは寒冷期の成虫発生期以外はどの発育段階でどうしてるのでしょうね.庭の隅に放置した果物や野菜のかすなどには寒冷期にガガンボダマシの幼虫が見られます.オオクロバエやガガンボダマシ,さらにセンチトゲハネバエ,ツヤホソバエ科のThemira属のある種のように寒冷期が成虫の主要な活動期の双翅類は,冬の間に1世代だけ子世代を作るのか,それとも複数世代を繰り返すのでしょうか.どなたか観察結果をお持ちかこれに関する論文などご存知でしたら教えてください.

Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者: 投稿日:2008/03/30(Sun) 15:07:11 No.4393  引用 
アノニモミイア先生

オオクロバエに関しては、倉橋弘先生が新しい知見を出し続けておられます。

1996年の段階では長崎における調査で、3月から7月にかけて羽化した新成虫は未成熟、未交尾のまま卵巣休眠に入って越夏、10月に入って成熟を開始するという結果を出しておられた

倉橋弘・末永斂(1996), 長崎地方におけるオオクロバエの生活史. 衛生動物, 47(2):195.
(大会発表要旨)

のですが、その後2007年になって山口県での調査から5月に得られた新成虫に交尾済みで卵巣が産卵体制に入るまでに成熟したものが含まれることが確認され、西日本の個体群の一部に、従来の結果から考えられていた年1化だけではなく年2化を経過するものも含まれることが推測されるに至っている

倉橋弘・林利彦・津田良夫(2007), オオクロバエの生活史についての新知見. 衛生動物, 58(Supplement):56.
(大会発表要旨)

そうです。

また、北方での生活史は不明なものの、短日性の性成熟を示すため北海道で周年世代を繰り返しているとは考えにくいと現状では考えられているのですが、北海道では6月上旬に採集された個体の翅が痛んでいたことから南方からの移動個体であると推測されている

倉橋弘・津田良夫(2005), 日本の北と南におけるオオクロバエの記録. はなあぶ. 20:17-18.

一方で、6月下旬に根室で羽化後間もないと思われるテネラルな個体が採集されている

倉橋弘・津田良夫(2007), 日本の北におけるオオクロバエの記録. はなあぶ. 23:54.

というデータが出てきています。

私も苫小牧で得られた標本を若干持っていますが、まだ夏発生性のキンバエ類の解析にかまけていて冬発生性のハエの標本をしっかり見ていないので、あまり多くのことは言えません。ただ、2002年に行ったルートセンサスから、苫小牧では夏7月半ばから9月半ばにかけては姿を消しているという結果が得られており、加納六郎先生らが昔出された、北海道では夏に一山型の発生経過をたどるとされた結果とは少々異なる形になっています。苫小牧が道南だからなのかもしれませんが。

オオクロバエはアノニモミイア先生の発表されたように、日本列島の枠を超えるほどの季節的長距離移動を行うハエですので、まだその生活史の全体像は十分明らかになっていないといっていいと思います。昨今はオオクロバエが鶏インフルエンザウイルスの媒介昆虫として注目され始めておりますので、知見が次第に集まってくるのではないでしょうか。

Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/03/30(Sun) 20:45:17 No.4394  引用 
達磨様、皆様

 しばらく見ていなかったら、すごいことになっていて驚きました。
 これって、『ホントに ブームが始まっる!』ということでしょうか!
 
 今日も、ガガンボダマシ科の1種とガガンボ類が5種採れました。
 ガガンボダマシの方は、これまでにアップしたのと違う種と思いますが、今日は検鏡できませんでした。

 採れたガガンボ類の内の一種は、画像のような頭部で、印象としてはGeranomyiaの様ですが、Venationなどはまだ確認していませんので、似てる分類分があるのかも知れません。

 引き続き、宜しくお願い申し上げます。


Re: ガガンボダマシブーム? 投稿者: 投稿日:2016/03/26(Sat) 16:04:47 No.9539  引用 
似てると思うんですが、どうでしょうか?

コカゲトゲアシメマトイ 投稿者: 投稿日:2016/03/06(Sun) 21:57:45 No.9535  引用 
Hydrotaea属の中でも前腿節腹面に棘を持つものは初めて見ました.
コカゲトゲアシメマトイ Hydrotaea armipes です.

採集場所は愛知県あま市,標高3m,採集日は2016年2月7日,体長は約5.5mmです.
社寺林内の日当たりの良い地面で採れました.


Re: コカゲトゲアシメマトイ 投稿者: 投稿日:2016/03/06(Sun) 21:58:36 No.9536  引用 
左後腿節が乾燥の影響で少し曲がったので,右脚を撮影しました.

左側は右前腿節の先端付近を後方向(p)から撮った写真です.
日本のイエバエ科の,モモエグリイエバエ属(Hydrotaea)種の検索表の12に,
「前腿節の先端腹面に1対の瘤状の突起がある」
と書かれていますが,本種の場合この角度からでは1対に見えません.

右側は同じく右前腿節先端付近を前腹方向(av)から撮った写真です.
下から覗くと突起が並んでいる事がわかるので,つじつまが合います.

Fauna Japonica Muscidae I (当時の名前はocculata) の記述を見ると,
"fore femur with a pair of rigid processes on the distal part of the ventral surface,
several bristles present on the posterior tooth, ..."
と書かれていて,先端が尖って見える後(p)の突起に剛毛が生えており,先端が丸く見える前(a)の突起にはないので,このあたりも記述通りです.


Re: コカゲトゲアシメマトイ 投稿者: 投稿日:2016/03/06(Sun) 22:00:40 No.9537  引用 
右後腿節の基部1/6にある剛毛を前方向(a)から撮りました.

先ほどの検索表の14に,
「後腿節に先端が湾曲した2本の束になった剛毛がある」
と書かれていて,拡大するとちゃんと2本見えます.


Re: コカゲトゲアシメマトイ 投稿者: 投稿日:2016/03/06(Sun) 22:01:37 No.9538  引用 
他の文献では,,,

Fauna Japonica Muscidae I には217-220ページにH. occultaの名前で出ています.
図はText-figs.120-121.

中国蝿類には896ページにH. floccosaの名前で出ていて,H. armipesと逆になっています.
図は,897ページの図版163の2071のfloccosaが現在のarmipes
891ページの図版161の2060のarmipesが現在のfloccosa

これが,中国動物誌 昆虫綱 第四十九巻 双翅目 蝿科(一)では訂正されて,
438ページにH. armipesの名前で出ており,Xue et Chao, 1999(1996)は誤同定であったと書かれています.
図は440ページの図137で,AとBがarmipes,CとDがfloccosaになっています.

不明のアブ幼虫 投稿者:wood-spoon 投稿日:2016/02/19(Fri) 10:31:58 No.9530  引用 
大阪の都市公園で、1月から2月にかけて、よく見られる幼虫です。
ヒラタアブ類の幼虫ではないかと思い、調べたのですが、どうしても判りません。
この2頭の種類を教えていただけませんでしょうか。
皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。


Re: 不明のアブ幼虫 投稿者:wood-spoon 投稿日:2016/02/19(Fri) 10:33:15 No.9531  引用 
2枚目です。

Re: 不明のアブ幼虫 投稿者: 投稿日:2016/02/25(Thu) 20:40:34 No.9532  引用 
2枚目はテントウムシの蛹のようにも見えますね

Re: 不明のアブ幼虫(歩く姿追加... 投稿者:wood-spoon 投稿日:2016/02/26(Fri) 01:26:23 No.9533  引用 
返信うれしいです。
しかしながら、歩くのです>2枚目の虫

ハナアブ同定をお願いします。 投稿者:シバ 投稿日:2016/02/06(Sat) 15:25:57 No.9526  引用 
こちらに書き込みはしばらくぶりになります。
タイトルの通り、名前の分からないハナアブがいますので、お尋ねしたいです。
ハラナガハナアブ属だと思うのですが、詳しい種類までは分かりませんでした。この辺りは仲間も多いとのことですが…
この写真で種が判別できるでしょうか。また、判別できないならば、どこを見れば教えていただけると嬉しいです。
2015年7月5日 岐阜県可児市です。
よろしくお願いいたします。


Re: ハナアブ同定をお願いします... 投稿者:シバ 投稿日:2016/02/06(Sat) 15:27:00 No.9527  引用 
正面です。

Re: ハナアブ同定をお願いします... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/02/07(Sun) 09:00:43 No.9528  引用 
シバ様.

写真のハナアブは,額の前縁まで微毛で覆われているので,ナミルリイロハラナガハナアブXylota danieliと思われます.

1000m近い山まで行くと種類が増え,写真での判断が困難になります.

Re: ハナアブ同定をお願いします... 投稿者:シバ 投稿日:2016/02/07(Sun) 12:48:46 No.9529  引用 
市毛様、素早いお返事ありがとうございます。
ナミルリイロハラナガハナアブ、確認しました。たしかに額の前縁まで白いですね。標高が高い場所に行く機会もあるので、より気をつけたいと思います。

ハナアブ(に限らず双翅目)は魅力的な種が多い一方、身近な種でも良い資料が見つからず、やきもきすることが多いです。またお尋ねすることもあると思いますが、よろしくお願いします。

初めまして 投稿者:ヤマモトカイコ 投稿日:2016/01/20(Wed) 19:58:42 No.9522  引用 
皆さま、初めまして。

埼玉に住む妹からハエと思しき昆虫の写真が送られてきました。疲れて目がしばしばするほど、ネットの海を泳ぎまわって、なんという種類が探しましたが、どうしても見つかりません。

どなたかこの虫の名前をご存知の方はいらっしゃらないでしょうか。


Re: 初めまして 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/01/21(Thu) 07:44:28 No.9523  引用 
ヤマモトカイコ様.

ミスジミバエで検索してみてください.

Re: 初めまして 投稿者:ヤマモトカイコ 投稿日:2016/01/21(Thu) 20:50:29 No.9524  引用 
ありがとうございます! 確かにミスジミバエです。母が「53年前、家畜小屋にいた吸血アブに似ている!こわい!」と騒いだため、不安に思い調べまわっておりました。

子どもの頃から、植物や虫の名前を知ることが好きで、わからないとずっとモヤモヤします。この度は見ず知らずのわたくしの質問に、ご親切にお答えくださいまして本当にありがとうございます!

Re: 初めまして 投稿者:ヤマモトカイコ 投稿日:2016/01/21(Thu) 22:48:09 No.9525  引用 
ちなみに、母が子どもの頃に怖がっていたアブはイヨシロオビアブのようでした。先ほど血は吸わないよと教えたところ安心しておりました。父が入所している介護施設で見つけて、捕まえられなかったので、心配していたようです。ありがとうございました。

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