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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ヤドリバエ科のElfriedella sp.... 投稿者:ふかさわ 投稿日:2022/07/14(Thu) 03:12:22 No.11303  引用 
こんばんは。

2022/05/28 東京都西多摩郡奥多摩町日原
にて、ヤドリバエ科のElfriedella sp.♂と思われる個体を採集しました。
とてもかっこよくて好きです。
------
・中国蝿類の下巻
・Shima, H. (1988). Some remarkable new species of Tachinidae (Diptera) from Japan and the Indo-Australian Region.
・極東ロシアのPt.3
などの文献を見てみましたが、♂の図が載っておらず同定を保留しております。
(♂の形態の記述は載っているようなので、時間が有る時に比較してみようかとは思ってます 文字のみから種を判断するのは厳しそうですが...。) 

Elfriedella amoenaが記載された以下の文献を見られたらよいのですが、まだ手に入れる事ができておりません。

Mesnil, L.P. 1957. Nouveaux tachinaires d Orient. (Deuxieme serie.) Memoires de la Societe Royale d Entomologie de Belgique 28: 1-80


Re: ヤドリバエ科のElfriedella ... 投稿者:ふかさわ 投稿日:2022/07/14(Thu) 03:17:39 No.11304  引用 
腹部の背面の写真も載せておきます。
交尾器を引き出す時にピンセットで触れたり、少し抑えたりしたために
少し凹み、一部の剛毛も抜けてしまいました。。


Re: ヤドリバエ科のElfriedella ... 投稿者: 投稿日:2022/07/15(Fri) 01:52:00 No.11305  引用 
ふかさわ様

Elfriedella は世界に2種で範囲も狭いので,文献を探すのはだいたいその範囲だと思います.

写真は長野県の高山帯で2019年7月に採った♂です.
写真では見にくいですが,オスで横向きの眼縁剛毛があるのですっきりしないです.
(ただ,中国蝿類では発達した前頂剛毛がある事になっているので,解釈の違いかもしれません)
それ以外は旧北区のマニュアルでElfriedella に行き着きます.
中国蝿類ではメスでも外側額剛毛が無いことになっていますが,間違いの可能性があると思います.

E. amoena の原記載を見ておらず,参考にならずすみません.


Re: ヤドリバエ科のElfriedella ... 投稿者:ふかさわ 投稿日:2022/07/15(Fri) 20:39:38 No.11306  引用 
大宮様
ありがとうございます。
現記載を見て見ないことには確実なことはいえなさそうですね。。

キノコバエ類やヤドリバエ科等
様々な双翅目を調べてると
属までは分かったとしても、その先が情報が少なかったり、そもそも文献が手に入らなかったりして調べられない
となることが多く、双翅目はやはりとんでもなく深いのと、人との繋がりが重要だとよく感じてます。

頑張って調べても正体が分からないのはちと悲しいことではありますが
多様な形態等を見られたり、やりがいがあるなと思えたりしてとても楽しいので

これからもたくさん調べてみようと思います。

Re: ヤドリバエ科のElfriedella ... 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/04/27(Thu) 01:39:19 No.11429  引用 
https://www.schweizerbart.de/publications/detail/artno/132066413/Lindner_Fliegen_der_palaarkt_Region_F
上記ページより、
Die Fliegen der Palaearktischen Region. Familie 64 g: Larvaevorinae (Tachininae)
を以前購入しました。

Lieferung 304にElfriedellaの詳細が載っているので、時間のある時に属の記載文とamoneaの記載文を訳し、標本と比較してみようと思います。
(Shima, 1988の検索表をたどるとamoneaに落ちることは確認済み.)

Re: ヤドリバエ科のElfriedella ... 投稿者: 投稿日:2023/04/27(Thu) 22:25:09 No.11430  引用 
いいですね.3巻セットで,それなりにしますね.
(愛知県内の某大学図書館は3巻目が無いのです.)
為替の先行きも厳しいので,決断するなら早いうちがいいですね.

Dexia は別の巻のようです.64f: Dexiinae

コマダラハチモドキ? 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/07/05(Tue) 14:50:01 No.7000  引用 
7/5 茨城南部 家の壁にいました。
大図鑑より7mm程度とやや大きく、過去ログNo.4097とも少し様子が違うようですが、デガシラバエ科のコマダラハチモドキでよいでしょうか?
よろしくご教示願います。


Re: コマダラハチモドキ? 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/07/05(Tue) 14:50:50 No.7001  引用 
横からの写真を添付します。

Re: コマダラハチモドキ? 投稿者:pakenya 投稿日:2011/07/05(Tue) 17:33:44 No.7002  引用 
yamasanaeさんこんにちは。

画像の個体は雄のようですね。過去ログ4097は雌ですので腹部の感じは違いますね。同じ種であろうと思いますが、北隆館の図鑑以外に資料が無いのでこれがコマダラハチモドキバエと同定する自信が今ひとつありません。

Re: コマダラハチモドキ? 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/07/05(Tue) 19:42:41 No.7003  引用 
pakenyaさま ありがとうございます。こちらが雄なのですね。

とにかく、画像がほとんど見当たらないようですね。頭頂両側、後頭部上縁などが比較的によく写っている写真を追加します。


Re: コマダラハチモドキ? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2011/07/06(Wed) 22:07:57 No.7005  引用 
yamasanae様.

コマダラハチモドキバエCampylocera thoracalisはフィリピン産の標本を元に記載された種類で,日本産との比較検討が必要なのではないかと考えています.

デガシラバエ科の世界的権威であるウクライナのDr. Korneyevによると,Campylocera属は東洋区,オーストララシアン区,Afrotropical区から42種類が記載されているが,1頭の標本で記載されている等色々と問題が多い属とのことです.

デガシラバエ科の概要については,Korneyev氏による2008年の4th Meeting of Tephritoidea Taxonomistsのプレゼンテーションのスライドが下記のURLから見られます.(登録するとダウンロードもできます)
 http://www.slideshare.net/ValeryKorneyev/valery-korneyev-2008-genera-of-the-old-world-pyrgotidae

Re: コマダラハチモドキ? 投稿者:yamasanae 投稿日:2011/07/07(Thu) 12:41:14 No.7010  引用 
市毛さま いつもありがとうございます。

このハエはお腹側からみても特徴的で、結構、お気に入りです。とりあえず、Campylocera sp.ということですね。
また、前にご紹介されていた属の検索表もそうですが、錆びついた英語力でどこまで分かるか、スライドの方も眺めさせていただきます。


Re: コマダラハチモドキ? 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/04/24(Mon) 02:44:59 No.11428  引用 
ちょっとPyrgotidaeを調べる機会を得まして、調べていたらこのスレッドにたどり着きました。
近年、SlideShareが有料コンテンツ(無料トライアル30日つき)となってしまい、利用しにくくなってしまったようです。
代わりに、SlideShereにアップロードされているスライドを無料でダウンロードできるサイトが誕生したようなので、ここに載せておきます。
https://www.slidesharedownload.net/
---
使い方は簡単で、SlideShareでダウンロードしたいSlideのページのURLを貼ってダウンロードボタンを押せばダウンロードできます。

同定をお願いします 投稿者:木佐浩之 投稿日:2023/04/20(Thu) 18:36:42 No.11422  引用 
今朝、徳島市内の小河川の畔で見つけたハエです。
ネット上で僅かに公開されている「ミドロミズアブ♀」に似ているように思いますが、
情報量が少なくて確信には至っていません。
この画像で推定できるようでしたらご教示をお願いいたします。


Re: 同定をお願いします 投稿者:木佐浩之 投稿日:2023/04/20(Thu) 18:39:23 No.11423  引用 
横からの画像です。

Re: 同定をお願いします 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2023/04/20(Thu) 19:31:41 No.11425  引用 
木佐浩之 様.

御推測通り,ミドロミズアブで合っています.

Re: 同定をお願いします 投稿者:木佐浩之 投稿日:2023/04/21(Fri) 03:34:36 No.11427  引用 
茨城@市毛 様
早速のご回答有難うございました。
写真だけでは判断できないものが多いと思いますが、
本種の場合は外観での特定が可能だったのですね。
属レベルまで絞り込んで頂ければ幸いだと思っていたのでラッキーでした。
市毛様には毎度お世話になり、重ねてお礼申し上げます。

ハマダラハルカ? 投稿者:SH 投稿日:2023/04/19(Wed) 09:31:06 No.11421  引用 
お世話になっております。
先日東京都内でハマダラハルカと思われる個体を確認いたしましたが、三枝(2004)に記載されているR2+3とR4+5脈間にある横脈がないように見えます。ただM脈についてや中室が合っていること、ここに投稿された写真に似ていることからハマダラハルカなのかなと考えております。
以前にも横脈が途中消失した個体を確認した覚えがありましたが個体によって欠くものもあるのでしょうか?
まったくの別種でしたらすみません。
よろしくお願いいたします。


Re: ハマダラハルカ? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2023/04/20(Thu) 19:28:58 No.11424  引用 
SH様.

双翅目の場合,しばしば翅脈に短い分枝が出たり脚部の剛毛が左右で異なるなどの変異が見られます.

今回の横脈の欠落も同じようなものと思われます.

Re: ハマダラハルカ? 投稿者:SH 投稿日:2023/04/20(Thu) 20:23:13 No.11426  引用 
茨城@市毛様
ありがとうございます。確かに片方は完全ですが、もう片方は途中消失した個体も過去に確認しておりました。
今回の個体はハマダラハルカとさせていただきます。

Tachypeza? 投稿者: 投稿日:2023/03/21(Tue) 18:43:10 No.11416  引用 
オドリバエ科のカマアシハシリバエ属Tachypezaでしょうか?

Re: Tachypeza? 投稿者: 投稿日:2023/03/21(Tue) 18:44:17 No.11417  引用 
‎2023‎年‎3‎月‎20‎日
鹿児島県屋久島町で見つけました。

Re: Tachypeza? 投稿者: 投稿日:2023/03/21(Tue) 18:45:44 No.11418  引用 
発見日:2023年03月20日

Re: Tachypeza? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2023/03/21(Tue) 19:42:40 No.11419  引用 
小西 様.

翅脈が見えていないので判断が難しい写真です.

頭部が平たいので,Tachypeza 属とは違うと思います.

前脚腿節が肥厚して頭部が平たいグループとしては,Chelifera属やHemerodromia属等が知られております.

オドリバエの属までの検索は「オドリバエ科の絵解き検索」を参考にしてください.
http://diptera.jp/fly/dl/etoki-empididae.pdf

Re: Tachypeza? 投稿者: 投稿日:2023/03/22(Wed) 02:18:52 No.11420  引用 
早速のご回答ありがとうございます。

Cu1室が無いのでCheliferaでは無いと思います。
Hemerodromia属が一番近いように感じます。

イエバエ科の同定について 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/03/10(Fri) 14:14:00 No.11411  引用 
はなあぶ37号に詳しく書かれていますが
最近、今までに採集したイエバエ科の同定を試みて思ったことを書き記しておこうと思います。
(一言で言うとイエバエ科の同定はとても難しい!)
(今までにも数種ほど同定したことはありますが、この時も似たようなことを思ってた気がします。)

属の同定について
・書籍『日本のイエバエ科』のみで属の同定を行うのは以下の理由等により難しい
 ・検索表上で属の特徴を網羅出来ていないために、途中で検索表を辿れなくなることがある
 ・一部誤植がある

・属の同定ははなあぶ37号、44号や海外の文献等を併用して行うとよい.

種の同定(他の様々な分類群にも言えることかもしれないですが。)
・書籍『日本のイエバエ科』の検索表上では種にたどり着けても、『日本のイエバエ科』の種の記載内容と各形態が異なることがあり種の判断に迷うことが多い
 ・各部位の剛毛の差異、色彩の差異...etc.
 ・(種によっては変異の幅が広い?)
・この場合、他文献の参照、オスメスの交尾器の精査、同定済みの標本との比較等をすべきである
・(解明度がそもそも低い?ことが書籍『日本のイエバエ科』のみで種の同定をすることが難しい理由の一つでもありそう。)

種の同定でつまづいたり、保留にしたりした例として...

その1
先日掲示板に投稿したMyospila argentata(シロマキバイエバエ)メスは、
・palpusの形態
・腹部の色彩
・basicostaの色彩
等が『日本のイエバエ科』の記述と異なっていて、同種と判断してよいのか迷いました。

その2
検索表上ではMyospila fravibasis(ハラアカマキバイエバエ)(性別はメス)にたどり着いたが
・手元の個体について、R1上に刺毛が生えている(日本のイエバエ科の記載内容ではR1は裸)
・頭部のorsの数、脚の各部位の剛毛等に明らかな差異がある
・腹部背板3節と4節に黒班がない(日本のイエバエ科の記載内容では三角形の黒斑有)
等、記載内容との差異が大きいので種の同定を保留にした。

Re: イエバエ科の同定について 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/03/10(Fri) 20:36:55 No.11412  引用 
イエバエ科
で過去ログを辿ると、同定の大変さに関する内容が多数出てきますね…。
今までにも何回かその内容を見た気がしますが、改めて同定の大変さがわかった気がします。

Re: イエバエ科の同定について 投稿者: 投稿日:2023/03/10(Fri) 20:49:37 No.11413  引用 
ハラアカマキバイエバエについて,はなあぶ54号で岐阜県の追加記録の投稿に書いた点ですが,
この種は小盾板側剛毛の下(小盾板側面)に毛は無く,小盾板腹面に見にくい細かな毛があります.

他には検索表の最後で,マキバイエバエとオオマキバイエバエの違いである小盾板の色は,比べないと分かりにくいかもしれません.
今まで調査した標本では基節の色が,マキバは黄色,オオマキバは暗褐色のようです.

Re: イエバエ科の同定について 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/03/11(Sat) 00:41:31 No.11414  引用 
大宮様
ハラアカマキバイエバエほか、マキバイエバエに関する情報を共有してくださりありがとうございます。
はなあぶ54号の内容も見直してみました。
---
大宮さんのおっしゃるとおり、腹面にソケットのない細かな淡黄色の毛が生えています。
(写真を添付しました。)
また、その2のところで「R1上に刺毛が...」と書きましたが
日本のイエバエ科のp.223のf図(flavibasis♂)を見ると、R1上に刺毛が生えてるように見えます。
----
日本のイエバエ科の記載文と違いはあれど、本個体はハラアカマキバイエバエと判断して良さそうです。


Re: イエバエ科の同定について 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/03/11(Sat) 00:43:34 No.11415  引用 
全形、翅、ほかの写真も添付しておきます。
本当にありがとうございます。

Mydaea_マルイエバエ属の一種♀... 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/03/07(Tue) 23:51:03 No.11406  引用 
採集場所: 埼玉県飯能市天覧山
採集日: 2020/10/03
体長:7mmから8mmの間
翅長:6.8mmほど
---
こんばんはです。
最近、今まで採集したイエバエ科を属ごとに分けたので
種の同定もし始めたのですが
早速判断に迷う種が出てきてしまいました。
(本種についてはすぐ種名を確定できるのではないかと思ったのですが甘かったです。 これはこれで面白いのでよいですが!)


(キノコバエ類の同定等も少しずつやってます。)
===
『はなあぶ37号の日本産イエバエ科の同定』や『日本のイエバエ科』を参考に
・下後側板(katepimeron)に剛毛、細毛を欠くこと
・上後側板が無毛であること
・後基節の後方背面に毛を欠くこと
・額内交叉剛毛がないこと
・後脛節先端凡そ1/3から1/5のところの1後背剛毛を欠くこと
・後脛節亜端部に1前背剛毛があること
・下前側板の剛毛は不等辺三角形であること
・前背剛毛は脛節端部から顕著に離れないこと
・翅脈Rs先端部に剛毛を装うこと
・翅脈M1+2は直線上であること(少なくとも、前方に曲がっているようには見えないです。)
より、Mydaea属に落ちました。
======
そして、日本のイエバエ科の検索表を用いると
・小楯板(scutellum)の一部が橙色であること
・肩瘤(humeral callus)が橙色であること
より、Mydaea humeralis Robineau-Desvoidy, 1839に落ちます。
=====
しかし、日本のイエバエ科のp.210のhumeralisの記載文と比較すると、主に以下の点よりhumeralisと本個体は異なります
・Aristaが黄色であること(先端付近は黒い?)
→humeralisは黒い
・腿節(Femora)全体が黄色いこと
  →humeralisは黒色で占められており、先端部の1/3ほどが橙色である
・3-4節目の背板にそれぞれ2つの黒斑がある。また、中央に黒色の縦縞模様を持たない
  →humeralisは背板の中央にあいまいな黒色の縦縞模様を持つ
=======
(各部位の剛毛や頭部と額の比等についてははっきりとした差異はないように見えます。)

humeralisの変異の範疇なのか、別種なのか...。


Re: Mydaea_マルイエバエ属の一... 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/03/08(Wed) 01:08:07 No.11407  引用 
ネットの写真や、他の文献の標本写真などを見ていて
本種はMydaea属ではなく、Myospila属である気がしたので

・Myospila属
とした場合に、該当する種がいるかどうか

・『日本のイエバエ科」
・Cuiying Sun & Lianmeng Wei. 2019. A definition and review of the Myospila argentata species-group (Diptera: Muscidae: Mydaeinae) from China, Oriental Insects, 54(3): 1-16
などの文献を参考にしながら調べてみたところ
----
Myospila argentata (Walker, 1856)に落ちました。
日本のイエバエ科の、p.218の♀の記載文と概ね一致しているように見え...ますが
以下の2点が主に異なっています。
・basicostaが黄色である
→記載文では「黒色」
・腹部第1+2節目の背板の側面から腹面の一部が黄色である
→記載文では、「腹部全体が青みがかった黒色で、灰色粉で覆われている」
(第5背板の先端部分が黄色であることは一致している。)
------------------
「M1+2が前方に曲がっている」ことについては、
人によって感じ方が変わるかもしれないですが、Myospilaは「強く」曲がっているものであろうと勝手に思っていました。
しかし、本種のように曲がりが「弱い」場合もMyospilaなのですね。

Mydaeaは文字通り「直線」だということが今回詳しく調べてみてはっきりとわかりました。
-----
Myospila argentata (Walker, 1856)♀と判断してよいのか
別種なのか。
わかる範囲でご教示いただけますと幸いです。

Re: Mydaea_マルイエバエ属の一... 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/03/08(Wed) 01:32:56 No.11408  引用 
Cuiying Sun & Lianmeng Wei. (2019)
のp.5にて
"All 13 species of M. argentata-group can be distinguished from other members of Myospila by the following combination of characters: ......Equalet and basicosta yellow."
とあるので、basicostaが黄色であることは特に問題ない?

また、palpiについては
日本のイエバエ科では「slender」と記載されているけども、本個体ではslenderであるようには見えない...?

なんだかよくわからなくなってきました。。。

Re: Mydaea_マルイエバエ属の一... 投稿者: 投稿日:2023/03/08(Wed) 23:05:39 No.11409  引用 
ふかさわ様

長文お疲れ様です.
Myospila argentata で合っていると思います.
自分の標本を見てみると,メスの腹部1+2節の色彩は,ごく一部が黄色っぽいものと,全体が暗いものとがあります.
basicosta は黒ではなく明るいですが,濃淡があります.
パルプは細いというよりは平たく見えます.

2003年の時点で篠永先生が本州では皇居でしか採集されていないというのが不思議に思います.

Re: Mydaea_マルイエバエ属の一... 投稿者:ふかさわ 投稿日:2023/03/09(Thu) 06:44:02 No.11410  引用 
大宮様
Myospila argentataで合っているとのこと、ありがとうございます。
腹部1+2節とbasicostaの色彩については個体差があるようですね。
パルプは平たいと、自分の解釈と一致しているようでよかったです。

現在の記録がどのようになっているのかあまり把握できていないですが、確かに皇居でしか採集されてないというのは同じく不思議に思えました。
神奈川県でも記録されています。

南の島にて 投稿者:UG 投稿日:2023/02/28(Tue) 18:51:46 No.11399  引用 
いつもお世話になっております。
こちらの双翅目を教えていただきたいのですが、科レベルで自身が無いので大雑把な情報でもいただけますとありがたいです。
お客様の情報もあり、細かい捕獲場所や日付は記載できません。粘着トラップに捕獲されていたものを溶剤で取り出したので、特に翅が白化していたりと若干形態が変わってしまっているかもしれません。

日付:2023年2月
場所:沖縄県の某島、海に近い場所。
体長:約1.5mm

触角の先端がやや大きく平たくなっているのが興味深いです。同所的に何頭も捕獲されています。


Re: 南の島にて 投稿者:UG 投稿日:2023/02/28(Tue) 18:52:52 No.11400  引用 
翅拡大

Re: 南の島にて 投稿者:UG 投稿日:2023/03/03(Fri) 14:01:30 No.11401  引用 
見えづらいですが、触角です。

Re: 南の島にて 投稿者:UG 投稿日:2023/03/03(Fri) 14:06:56 No.11402  引用 
雰囲気からヌカカ科かと思っていたのですが、後背板に縦方向の溝があることから、ユスリカ科?と悩んでいるような感じです。

Re: 南の島にて 投稿者:UG 投稿日:2023/03/03(Fri) 14:13:54 No.11403  引用 
連投すみません。ウミユスリカの1種ですかね。

Re: 南の島にて 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2023/03/03(Fri) 20:22:25 No.11404  引用 
UG 様.

翅が短く,触角も特異なのでユスリカ科は考えていませんでした.

図説 日本のユスリカのウミユスリカ属の図をみると,翅脈や触角もよく似ており,御推測通りウミユスリカ属の可能性が高いと思われます.

Re: 南の島にて 投稿者:UG 投稿日:2023/03/04(Sat) 00:26:11 No.11405  引用 
市毛様

ご返信ありがとうございます。
やはりウミユスリカですか、良かったです。
存在自体は知っていたのですが、いざモノを見るとユスリカらしからぬ体つきを感じました。状態は悪いですが見られて嬉しいです!

クモガタガガンボ 投稿者:かりんまる 投稿日:2023/02/22(Wed) 12:35:20 No.11395  引用 
はじめまして。
北海道南部で採集したクモガタガガンボをこちらの過去の投稿等で調べてみたところ、チビクモガタガガンボにたどり着きました。
しかし昆虫目録8巻では分布が本州となっておりましたが、ロシア沿岸とも記載されていたので大丈夫なのでしょうか?皆様のご意見お聞かせいただければと考えております。
すみませんがよろしくお願いいたします。


Re: クモガタガガンボ 投稿者:かりんまる 投稿日:2023/02/22(Wed) 12:37:43 No.11396  引用 
把握器側面および触角です。
鮮明でなくすみません。


Re: クモガタガガンボ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2023/02/22(Wed) 14:54:40 No.11397  引用 
かりんまる様.

クモガタガガンボについては,未報告の分布や不明種等があるようです.

北海道からは,趙ら(2015)で不明種2種を含めた5種が報告されています.

趙 在翼・久原 直利・東城 幸治. 2015. 晩秋季の北海道で大量に採集されたクモガタガガンボ類(Diptera : Limoniidae, Chionea spp.)の形態学的・遺伝的多様性について. 昆虫DNA研究会ニュースレター (23): 48-51.

御参考にして下さい.

Re: クモガタガガンボ 投稿者:かりんまる 投稿日:2023/02/22(Wed) 15:19:14 No.11398  引用 
茨城@市毛様
ご回答ありがとうございます。未解明な部分が多いのですね。

ナガレオドリバエの1種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/09/24(Mon) 23:20:01 No.3864  引用 
6月に,茨城県北部の山地で採集した体長約7mmのオドリバエです.

新潟県のオドリバエ科を見ると,各特長はHilara echinataとして記されているものと一致します.

よろしくお願い致します.


Re: ナガレオドリバエの1種 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2007/09/25(Tue) 12:03:20 No.3869  引用 
Hilara echinata Freyはミャンマーの東北部のKambaitiの材料に基づいて記載された種です.ミャンマーから中国,沿海州,朝鮮半島,日本と分布していまして,徐々に形態変化をおこしています.日本産をFrey自身がechinataに同定していますので,当面日本産を記録する場合はHilara echinata Frey (sensu Frey)とされたら良いと思います.

本種は水面で餌を捕るのを観察したことがありません.この点は本種について最も生態的に興味あるところです.群飛は渓流近くの地上50cm以下の林道や小径で直線水平往復運動をし,飛跡は1m弱です.ちゃんと求愛餌を確かめると♂の狩猟行動がわかるかもしれません.学名の種名にあるように後腿節腹面に強い棘が列生していまして,これは水面捕獲性のHilaraにはあまり見られない形質で,むしろ空中捕獲性のRhamphomyiaやEmpisに見られる形態です.この辺に生態のヒントがあると思います.

Re: ナガレオドリバエの1種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2007/09/25(Tue) 20:02:53 No.3870  引用 
アノニモミイア様.
オドリバエ3種についてコメントを頂きありがとうございます.

毎回,種毎に生態のコメントが付くことも驚きです.
採集時にサンプルを分けて持ち帰っているのでしょうか?

Re: hilara echinata paper トゲ... 投稿者: 投稿日:2023/02/03(Fri) 14:28:14 No.11378  引用 
Hello, I am a student who is interested in dance flies. I would really appreciate it if you could let me know if you have a Japanese Hilara paper related to this species

トゲアシミナモオドリバエ

Re: hilara echinata paper トゲ... 投稿者:Ichige 投稿日:2023/02/04(Sat) 09:22:15 No.11379  引用 
Dear Lee,

The following literature is available on the genus Hilara from Japan.

Frey, R. 1952. Studien uber ostasiatische Hilara-Arten, (Diptera, Empididae). Not. Entomol., 32:119-143.

Frey, R. 1955. Studien über Ostasiatische Dipteren IV. Hilara Meig. (Suppl.), Empis L. (Suppl.), Platypalpus Macq. Not. Entomol., 35:1-14.

Saigusa, T.1963.Three new species of the genus Hilara from Japan (Diptera, Empididae). Sieboldia acta biologica,3:177-181.

Saigusa, T. 2008. Empididae, pp.405-434, Pl.133-136.In: Hirashima,Y.and Morimoto, K.(eds.) Iconographia insectorum Japonicorum colore naturali edita. Vol.III. Hokuryukan, Tokyo.(in Japanese).

Saigusa, T. 2014. Family Empididae, pp.408-432. In: Nakamura T, Saigusa T, and Suwa M (eds.), Catalogue of the Insects of Japan, Volume 8. The Entomological Society of Japan, Fukuoka.

Saigusa, T. 2018. Empididae, pp.1479-1556. Aquatic insects of Japan : manual with keys and illustrations Ed.2. Tokai University Press. (in Japanese).

Re: hilara echinata paper トゲ... 投稿者:Lee. 投稿日:2023/02/18(Sat) 22:27:17 No.11394  引用 
Dear Ichige,

I'm sorry for the late reply.

The information you told me was very helpful.

I wish you all the best. Thank you very much.

トゲアシミナモオドリバエ

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