昨日は夕方は下山せねばならなかったので、大鹿の調査を3時には切り上げたのですが・・・さすがにヒメイエバエは全敗、木の洞から採ったヤツも、木の幹についてたやつも、苔むした壁から採ったやつも、すべてイエバエ科やハナバエ科でした。
やっぱし、日没、夕方まで粘らんとだめだなあ・・ |
皆さんお久しぶりです。毎日見に来てますが、全く書き込まないゆーちゃん@大阪です(笑) この前、比良山にいってお腹パンパンのオオモモブトの雌を採ったのですが、採った時には変わったマロータと思い込んでオオモモブトが周りを旋回していた朽木を持って帰ってきませんでした。で、卵を産んで今、幼虫が40匹ほどいてるのですが…マロータと同じように金魚のえさをふやかしてあげたのですが見向きもしてません(朽木も植物が腐ったものだから金魚のえさでもいけるかな?と思ったけど無理がありました…)何か幼虫を育てる方法でアドバイスください。どんな些細な事でもいいです。お願いします! あと、幼虫は呼吸管の短いタイプです
これで書き込み常連ですね。>ゆうちゃん
金魚のえさって魚粉が主成分なんじゃないかなあ・・ やったことないけど・・朽木食いならきっとカブトムシ(幼虫)のエサで・・・・・・贅沢にオオクワ用の朽木ビンで・・・う〜〜む・・・ハナアブの飼育はわかりません。
オオクワガタの飼育法で菌糸ビンが登場する前によく使われていた発酵マットを使われてみてはいかがでしょう。要するにシイタケの廃ほだ木の粉砕物にグルタミン酸ナトリウムとか小麦粉などの栄養素添加剤を加えて発酵させ、微生物密度を増やした代物です。
皆様アドバイスありがとうございます 今日学校の帰りにでもコーナンに行って色々探してくるつもりです。何故か昨日より数が減ってるようなんでそろそろえさなしの限界が来てるようです↓死んで溶けたのかな?
色々買って来ました。といっても二つだけですが…一つはハエ男さんの言ってた朽ち木ビン(麦飯石ミネラル菌糸ビンって書いてあります。800円近くて買うかどうかめっちゃ迷いました) で、もう一つはウミユスリカさんの言ってた発酵マット(こちらは200円と安価でした☆)今から幼虫達にあげてみます♪ で、今日コーナンに行って思った事…何故にキリギリスのオスが一匹900円と菌糸ビンよりも高いの??あまりにもぼったくりすぎな気がするんだが〜
ゆーちゃん、しばらくぶり。
すごい!! の一言です。 私も、花に来ているオオモモブトハナアブの♀を何度か持ち帰りましたが、産卵してもらえませんでした。 オオモモブトハナアブ属Matsumyiaは、極東ロシアから日本にかけて分布するハナアブですが、幼虫の生態は未解明かもしれません。(極東ロシアのハナアブの検索表にも、生態は書かれていません。) オオモモブトハナアブは、ナガハナアブ族Milesiiniの仲間ですから、朽木食いです。近縁のモモブトハナアブ属Criorhinaは、朽ちた心材を食べると書かれています。 ナミハナアブ族Eristaliniの仲間は、半水生で腐植物を食べますので、金魚の餌で飼育出来ます。Mallotaなどはその良い例です。 飼育がうまく出来たら「はなあぶ」に投稿して下さい。 何か問題があったら、桂さんに相談しても良いと思います。
幼虫の画像を撮影しておくといいかもしれませんね。あと1個体液浸にして保管しておくと良いかもしれません。(幼虫記載されてなければ、記載してみてはいかがでしょうか。)
さっき幼虫を整理して数えたらすごい減ってました…残り20匹程度です・゜・(ノД`)・゜・ で、最初生まれて来た10匹をマロータの幼虫と同じ環境に入れたんですが、、、みんな逝きました(五匹ぐらいにしとけば〜と今頃悔やんでます。この掲示板に書き込んだ時点で引き揚げとけばよかった…) 今は生きてるのを菌糸ビングループと発酵マットグループに分けました☆ 飼育がうまくいったら「はなあぶ」に投稿するつもりです。桂さんにも相談に乗ってもらいました(・∀・)その時幼虫の液浸をやった方がいいって言われたんで1匹だけ作ってます。画像の撮影はいいカメラもって無いのでできません↓↓大きさが1mm程度の幼虫なんでマクロモードにしても写りませんでした…
題名の通りその後〜です… 結局全滅してしまいました。幼虫の死骸を観察しても、腹の中に何か入ってる風ではないので(透明のまま)えさを食べてくれなかったのだと思います。とりあえず報告まで。。。色々アドバイスを下さったハエ男さんウミユスリカさん茨城@市毛さんありがとうございました。 今度は朽木を必ず持って帰ってくるようにします☆って言っても持って帰れるような木じゃなかったんですけどね(笑 上のほうはまだ葉っぱも付いて元気だけど根元の一部が腐ってるような朽ち木だったんで
ゆーちゃん、こんにちは。
とりあえず、成虫が木の腐朽部に飛来していた行動と幼虫飼育の失敗の経過を「はなあぶ」に投稿しませんか? 今回は、飼育には失敗しましたが、オオモモブトハナアブの幼虫の飼育に菌糸ビンと発酵マットが適していなかったとの報告は、今後本種の飼育方法を考えるうえで良い失敗例になると思います。なぜなら、この報文を見ていれば、次にチャレンジする人は同じ間違いをしなくて済むからです。 考えて見てください。
分かりました。時間があれば原稿を書いて8月中までに間に合わせます。ただ、いまは文化祭で毎日忙しいので(あと7日)かけるかどうか分かりませんが… あと、今日、博物館の同定会で大石さんに同定してもらった結果、カオグロオオモモブトでした。 一緒に採ったマロータは残り4匹ですが1Cmぐらいにまで育ちました☆
文化祭ですか、なつかしいですね(^。^)
Malltaの幼虫も飼育しているのですね。 尾の長いタイプの幼虫は、大きくなるほど幼虫同士の尾が絡んで窒息してしまうことが多いので、注意して飼育して下さい。 http://hb8.seikyou.ne.jp/home/Akira.Kuromoto/study/shiiku.html 上記のHPでは、おがくずを推奨しています。 要は幼虫の足場を作ってやればよいので、私は紙を細かく切ったもの沢山を入れています。
黒本さんのHP今は見れないみたいです。
ハエ男様。
あれ! 今朝は見えていたのに、残念。 ぜひカムバックして欲しい・・
おがくずってどんなやつがいいのでしょうか??買って来たやつで木屑作ったら薬とかで死んだりはしないんですか?? 前はティッシュを入れて水は1cmぐらいの水深で毎日変えてました。(ある日水が合わなかったみたいで一晩で14匹全部が昇天しましたが…) いまは深さ6cmぐらいまで水とラビットフード(腐って液状化したのが底に1cmほどたまってる)を入れてほってあります。 残り3匹になりました…
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ありがとうございます。
リストが出来たもので、画像があるものはどんどん画像を入れて生きたいと思います。 ハナアブ科とミズアブ科はまだ出来てませんが、ぜひ使わせていただきたいと思います。
Web図鑑のリストが急速に増殖してます。(市毛さんに感謝)
どうせなら皆様も参加して編集者リストに名前を載せませウ。 どうやら数の少ないのから埋まっていってるようです。
ハエ男様、皆様。
残念でした。昆虫総目録の頭から入れていました。 ユスリカとブユは面倒なのでパスしようと思っています。 ハナアブとミズアブは昼休みにでも入力します。 では、また。
市毛さんが早速ハナアブ科とミズアブ科のリストを作ってくれたのでスズキナガハナアブとハラビロミズアブの画像を入れました〜〜。
双翅目図鑑のリストを見ていたら、本来「学名」と書くべきところを「種名」と誤記していました。
徐々に直しますm(__)m 間違いが有りましたら御指摘願いますm(__)m 早期入力希望の科がありましたら、書き込み願います。
ブユ科はワシがゆっくりやることにします。(最近かなり種数も増えてるし・・)目次更新が追いつきません。
きっと最後まで残るのがユスリカ科なんだろうなあ・・ Aclerisさん>Web図鑑の画像提供者のところにハンドルネームを入れさせていただきました。もしHPをお持ちでしたらリンクを貼ることも可能ですのでお申し付け下さい。
This is a female syrphid in the genus Spilomyia!
Greetings, Gerard
The black fly is a member of the family Stratiomyidae!
Gerard, the species are
スズキナガハナアブ Spilomyia suzukii and ハラビロミズアブ Clitellaria obtusa, a myrmecophylic Stratiomyidae. |
皆様、おひさです。ケンセイです。
最近、双翅目談話会のシラミバエ屋Kさんよりトラツグミの古巣から見つかったハエの蛹が羽化したので見てほしいと標本が送られてきました。それで、トリキンバエとマルヤマトリキンバエについてはファウナヤポニカでたどれるのですが、ヤドリトリキンバエとシナノトリキンバエの文献を持っていないので、もしヤドリやシナノだったらギブアップするしかない状況です。 ということで、もしもヤドリトリキンバエとシナノトリキンバエの文献情報をご存知でしたら教えていただけるとありがたいです。 以上よろしくです。 p.s.私は今年からファネルトラップを自宅の庭と狭山丘陵に設置 して1ヶ月に1回程度の回収頻度で調査を継続しています。 誘引剤はアカネコール、殺虫剤はバポナです。 それで、今までの回収標本をざっと見てのコメントです。 ・採集品はコウチュウとハナバチがメインでたまに脈翅や蛾 類が入ります。一番入ってほしい双翅目はほとんど入りま せん。 ・構造的に墜落形式のトラップには双翅目や半翅目は入りづ らいようです。 ・来年はもう少し双翅目が入るようなマレーズトラップ的 誘引トラップを工夫したいと思います。
シナノトリキンバエの原記載は信州昆虫学会の会誌「New Entomologist」にありました。
Hiromu Kurahashi Japanese species of Orinthoparasitic Blow Flies:Protocalliphora and Trypocallophora (Diptera:Calliphoridae) 42 (1,2)8-15 1993 (一応、トリキンバエ類4種の検索あり) これによると、シナノトリキンバエは上下鱗弁が白色、中胸気門が黒色、翅の第2、第3縦脈結節部の下部に毛を持たないこと、後脛節に 3〜4本の前腹剛毛を持つことでマルヤマトリキンバエとは区別され、前脛節に1〜2本しか後剛毛を持たないことからトリキンバエとは区別されます。 ヤドリトリキンバエは鱗弁が明るいオレンジ色、翅の基部が♂で茶系オレンジ色、♀が明るいオレンジ色で、であることで識別できます。(ヤドリトリキンバエは幼虫がヒナの皮膚内に潜り込むタイプだそうなので、幼虫の形態は他3種とはかなり異なるようです。)
ハエ男様、どうもです。
早速のご教示ありがとうございます。 New Entomologistにシナノトリキンバエの原記載があったのですね!さっそく元本も取り寄せようと思います。 それでは近日中に標本をチェックして結果を報告させていただきます。 ではでは。
ハエ男様、どうもです。
さっそく昼休みに件の標本をチェックしました。 それで、鱗弁は褐色で、中徑節腹面に1剛毛があったので、 トリキンバエ Protocalliphora azurea になりました。 取り急ぎ報告まで。 |
前に米軍の406号研究室の話をちょいと書きましたが、このBBSを見てた方からお申し出いただき、コピーをいただきました。ごっつう感謝なのです。
それを見る限り、406th Medical Laboratory・・・ようするに医学の研究室なのですね。そして、米軍は衛生動物学にもものすごく気を使っていたことをうかがわせます。 本書にのってるのはクロバエ科40種、イエバエ科19種、ニクバエ科77種です。まさに後年出版されるFauna Japonica シリーズのプロトタイプみたいな感じです。(内容的にはFauna Japonica シリーズがあれば新しい分、そちらの方がいいかも・・) ただ、戦後の混乱期から1965年にかけて必死に研究されてきた双翅目研究者の姿が思い浮かぶようで、頭が下がる思いがしました。 |
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