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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ハエの良い日はハナアブはだめ・... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/03(Sun) 20:15 No.1422  引用 
昨日、大鹿村にまたも行ってきましたが、先週に比べるとハナアブはイマイチ君だったのですが、ハエの方はニコニコ君だったのです。

Re: ハエの良い日はハナアブはだ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/03(Sun) 20:18 No.1423  引用 
何のことはないキンバエに見えますが、初めに胸部を見たときに粉がふいたようになってて、線が見える・・・よくいるセスジミドリイエバエかな?と思いきや、翅脈はクロバエのそれで、胸部剛毛はごっついのがかなりあるのです。
横溝後正中剛毛ってのは3対しっかりあるので、ん?ヒツジキンバエ?と思ってみてみると・・・続く


Re: ハエの良い日はハナアブはだ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/03(Sun) 20:27 No.1424  引用 
当然、ワシはゲニを見るわけです。
腹部末端を見て???
ヒツジキンってこんなだったけ??

ちょっとラフに扱っちゃって、壊れモードだったのですが、外鋏子、内鋏子の様子が違います。
それに第5腹板の様子も変です。

そこで初めて思いついたのがトリキンバエ類のこと・・・
ゲニを見てみると・・・・少なくとも、ヒツジキンバエではないことが一目でわかりましたが、(並み)トリキンバエではなさそうです。
しかし、第五腹板はマルヤマトリキンバエとも違う印象を受けます。(こわしちまったことをすごく後悔・・このとき目うるうる半泣きでした。)


Re: ハエの良い日はハナアブはだ... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/03(Sun) 21:00 No.1425  引用 
上の画像の中央のCerciの下に2本三角形に見えるのはParalobiではなく第5腹板なのです。

もういちど、胸部を見て、トリキンバエ類であることを確認し、他の包みをチェックしていたらあったのですよ。かなり良い状態の個体が・・・(画像はその個体で撮影したものなのです。)

Fauna Japonica Calliphoridaeでは2種しかでてませんが、九大目録だとその外にヤドリトリキンバエっちゅうのが出ています。しかし、ワシんとこにはこの文献がない?ウミさんに借りた北米のトリキンバエのにはヤドリトリキン属Trypocalliphora属はProtocalliphira(並みトリキンバエ属)に入るようなこと書いてあるので、現状ようわからんのです。(中国蝿類、中国動物誌 麗蝿科を見ても、イマイチ良くわからんし・・・

ということで、これからおっかなびっくり解剖です。


Re: ハエの良い日はハナアブはだ... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2005/07/03(Sun) 22:07 No.1427  引用 
いつもながら、すごいですね。

 何の変哲もなさそうな種も、わかんないものですね。
 こわいっす。

 話の続きを楽しみにしてます。ではまた。

Re: おっかなびっくりその後・・ 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/04(Mon) 16:44 No.1428  引用 
7/2日採集のトリキンバエ類ですが、解剖してみました。
陰部公開・・・やばいか・・この見出しは・・

とりあえず、まずは第5腹板です。Fauna Japonica Calliphoridae のマルヤマトリキンバエのとは似てるようにも見えるのですが・・・違うようにも見える気もするし・・悩んでます。


Re: おっかなびっくりその後・・... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/04(Mon) 16:51 No.1429  引用 
内鋏子&外鋏子の拡大です。

中国動物誌 麗蝿科のマルヤマトリキンバエのゲニの図版とはほぼ一致します。ただ、F.J.Cの方のマルヤマトリキンバエのゲニの図はプレパラートにしてるのでしょうか・・?外鋏子が外に広がって見えます。


Re: おっかなびっくりその後・・... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/04(Mon) 16:59 No.1430  引用 
トリキンバエ類の亜陰茎は微妙に膜質部があるのが特徴です。
この骨片の形状を見る限りはマルヤマトリキンバエProtocalliphora maruyamensis でいいような気がします。

が・・・あの第5腹板がどうにも気にかかって、寝不足になっちまったい。


Re: 結論 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/12(Tue) 01:28 No.1453  引用 
ようやく最後の一種のシナノトリキンバエの原記載を入手しました。

結論・・こいつぁ〜マルヤマトリキンバエです。鱗弁真っ黒くろすけだし・・後脛に3本剛毛があるし・・

シナノトリキンバエはマルヤマ〜に良く似てますが、上下鱗弁が共に白色、中胸気門が黒色、後脛節に3-4本の剛毛を持つことでマルヤマ〜とは区別されます。
前脛節に1本だけ剛毛をもつことから並トリキンバエとは区別されます・・・とのことです。

ちょっとショック・・ 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/12(Tue) 00:33 No.1451  引用 
格闘技ファンとしては・・・橋本真也の急死・・デブなのに強かったから好きだったんですが・・・

それは置いといて、本題・・・

前にトリキンバエ類を調べてたら、並トリキンバエ、マルヤマトリキンバエ、ヤドリトリキンバエと3種しか私は書かなかったのですが、まだ抜け落ちがありまして、シナノトリキンバエ Protocalliphira shinanoensis という種があることがハエ学に出ていまして、これはいかんっと出典を調べた所、New Entomologist 1993 (信州昆虫学会会誌) に倉橋先生が書いてたものだったのです。
ところが、このNew Entomologist・・そこらの図書館にはないのですよ。信大農学部図書館にもなかったので、(もちろん、飯田にも、中川村の図書館にも当然ありません)しかたなく、信大の繊維学部図書館まで行ってきました。
そして欲しかったシナノトリキンバエの文献は手に入れたのですが、その外にも双翅目関連の論文が結構あるじゃあないですか・・
こんなのを見落としてたなんてショックでしたよ。

とりあえず、1990以降の双翅目関連はコピーしてきました。
古典的な方法ですが、やっぱし、図書館にいって現物を見るってのは重要ですね〜〜。

清水常夫 長野県の有弁類ハエ類 41(3,4):37-52 1992

Hiromu Kurahashi Japanese species of Orinthoparasitic Blow Flies:Protocalliphora and Trypocallophora (Diptera:Calliphoridae) 42 (1,2)8-15 1993

佐伯芳造・富樫一次 石川県のショウジョウバエ相(1) 43(1,2) 1-5 1994

佐伯芳造・富樫一次 石川県のショウジョウバエ相(2) 43 (3,4)37-42 1994

別府 桂 キヌガサタケに集まった蝿 43 (1,2) 24-26 1994

佐伯芳造・富樫一次 石川県のショウジョウバエ相(3) 44 (1,2) 1-6 1995

別府 桂 志賀高原の人家性ショウジョウバエ 45 (1,2)13-16 1996

清水常夫・篠原茂文 佐久地方のハエの分布と生態について 45(3,4)74-83 1996

西尾規孝 イマニシガガンボダマシの分布記録 44 (1,2)p.35 1995

三井偉由 ショウジツルギアブ幼虫の生活史について 50(1,2)1-4 2001

西尾規孝 カニアミカについての生物的知見 52(3,4) 84-85 2003

西尾規孝 ニッポンアミカモドキの長野県内の分布 53(1,2) 19-22 2004

Vol.31〜Vol.49(1982〜2000)の総目次p1-29

以上今回入手の12タイトルと総目次でした。(出典はすべてNew Entomologistです。)

キンバエ 投稿者:kuwachan 投稿日:2005/07/11(Mon) 08:41 No.1445 ホームページ  引用 
 もう一つあります。
 こちらはキンバエまでは合っていると思います。この画像で種名まで落とせるのでしょうか。やっぱり交尾器を見ないとだめでしょうか。よろしくお願いします。


Re: キンバエ 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/11(Mon) 09:14 No.1446  引用 
雰囲気がちょっとキンバエ類とは違う気がします。
ヤドリバエ科のルリハリバエではないでしょうか。
(正確には小楯板の下の亜小楯板を見ないときついのですが・・)

剛毛が強いし・・・頭部も白い部分が多いですし・・

Re: キンバエ 投稿者:kuwachan 投稿日:2005/07/11(Mon) 17:21 No.1449 ホームページ  引用 
 ありがとうございます。
 こういうのはみんなキンバエだと思っていました。投稿した後,下の方を見て違っているかもと思ったらその通りのようです。ハエの仲間は奥が深すぎておぼれそうです。お世話になりました。

シギアブでしょうか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/08(Fri) 18:32 No.1436  引用 
茨城県北部の山で6月に採集したアブです。

体長は16mm程です。

翅脈からするとシギアブ科Rhagionidaeと思われますが、触角がいまひとつ疑問です。

こんなに大きなシギアブって、いるのでしょうか?


Re: シギアブでしょうか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/08(Fri) 18:33 No.1437  引用 
疑問種の翅です。Costaは翅の全周を回っています。

Re: シギアブでしょうか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/08(Fri) 18:37 No.1438  引用 
疑問種の頭部です。変わった触角の形状です。

Re: シギアブでしょうか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/08(Fri) 18:54 No.1439  引用 
触角を拡大してみました。
注意してみると、先端に小さい1節があり、合計4節になっています。Stylusと呼ばれるものですかね。Aristaとの使い分けが良くわかりません。


Re: シギアブでしょうか? 投稿者: 投稿日:2005/07/10(Sun) 18:23 No.1441  引用 
市毛さん、こんにちは。
これは・・・触角や口の形をみるとツルギアブ科のように思えるのですが、いかがでしょうか?。

Re: シギアブでしょうか? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2005/07/10(Sun) 19:04 No.1442  引用 
こんちは。

 詳しく調べていませんが、見た目は ツルギアブ類に
似てると思います。

 いかがでしょうか?

Re: シギアブでしょうか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/10(Sun) 22:46 No.1443  引用 
猫又様、バグリッチ様ありがとうございます。

疑問が解決しました。
もう一度見直したところ、爪間盤を持っていませんでした(^^ゞ
ツルギアブでした。お騒がせしました。
それにしても、普通に見るツルギアブとは変わった外見ですね。

早速、日本産ツルギアブの同定(はなあぶNo.9)で調べたところ、Pandivirilia sapporensisサッポロツルギアブの♀であることが判明致しました。埼玉県に次ぐ記録のようです。

ありがとうございましたm(__)m

体長14mmのキノコバエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/08(Fri) 18:16 No.1434  引用 
 今まで見てきたキノコバエ類の概念を否定するような、大きなキノコバエを採ってしまいました。飛翔する姿は、まるでヒメバチのようでした。(ガガンボの仲間だと思ってネットを振りました。三角紙に入れるときに触角を見てキノコバエと気付きました。)


Re: 体長14mmのキノコバエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/07/08(Fri) 18:28 No.1435  引用 
こいつの種名を調べてみると、ツマグロオオキノコバエLeptomorphus(Diomonus) panorpiformis でした。

 旧北区のマニュアルでLeptomorphus属におとし、日本産昆虫目録を見てみると、ありゃ亜属に分かれている。
 急遽、極東ロシアの昆虫の検索を訳して、Diomonus亜属におとしました。ついでに、交尾器の図があったの確認してみると、L.(D.) panorpiformisに間違いなさそうです。

もともと4種しかいない属で、そのうち3種が日本に分布しているし、北隆館の図鑑にも3種が載っているうえ、交尾器の図まで見つけましたので自信を持って、種名まで落とせました。

キノコバエの道は厳しい(T_T)

フンフンと気楽にはいかなかった... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/05(Tue) 21:52 No.1431  引用 
大鹿産のほかのハエを見てたら一頭のフンバエがありまして、ふんふんふ〜んと気楽にヒメフンバエなんだろうとかってに思いこんでおりました。でも、なんとなくいつもと違う気がして、ゲニを見たら・・・違うのよ・・・

Re: フンフンと気楽にはいかなか... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/05(Tue) 22:00 No.1432  引用 
春先に気楽にヒメフンバエとして出していた個体(記事No.1123)とはゲニが全然違うのです・・・思わず絶句・・・あれま・・

おろおろしながら有害節足動物を見てその辺を見ると翅脈からこやつはキバネフンバエであると思われました。



Re: フンフンと気楽にはいかなか... 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/05(Tue) 22:02 No.1433  引用 
今日の反省、普通種に見えても、見るべき場所はきちんと見ること・・・
間違えたら素直にごめんなさいを言うこと・・そして訂正すること・・・

ということで、プラチナブロンドのキバネフンバエ様でした。

今日のミギワバエ 投稿者:バグリッチ 投稿日:2005/07/03(Sun) 22:06 No.1426  引用 
 ちっとも珍しくないですが、今日採ったdipteraで、名前がすぐのわかるのはほとんど無かったので、こんなのをはっときます。Hyadina fukuharaiだと思います。

 羽の模様が特徴的なので、小さいですが、ネットの中でも見当が付きます。

 あとは、採ったものに掘り出し物がないか、調べて見ます。

ハチモドキバエ? 投稿者:F 投稿日:2005/06/18(Sat) 23:12 No.1351  引用 
初めまして。

福岡県北部で灯火に来ていたものです。
美しいハエなので、せめてグループだけでも知りたくなりました。
素人なりにネットで調べるとフトハチモドキバエと格好や背中の模様が似ていますが、羽や腹は違うようです。


Re: ハチモドキバエ? 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/06/19(Sun) 10:07 No.1352  引用 
Fさん、ようこそです。今後ともよろしくおねがいします〜〜。

さて、結論から言えば、ハチモドキバエ類であることは間違いないと思いますが、現在の所、不明種とせざるを得ません。

九大目録ではハチモドキバエと付く昆虫は、以下の3種が出ています。
Adapsila fusca フトハチモドキバエ
Campylocera thoracalis コマダラハチモドキバエ
Paradapsilia trinotata ミツモンハチモドキバエ

またその外の記述としては京都府RDBのオオハチモドキバエ Adapsilia luteola の記述があります。
これらのうちフトハチモドキバエとオオハチモドキバエは同属の近縁種ですが、画像の個体とは体の太さが全く異なるように見えるので、候補から除外して良いと思います。(上記2種は翅の後半に褐色紋Or帯があります。)
体型としてはミツモンハチモドキバエに近いように思いますが、ミツモン〜の方は胸部にこのような紋はありません。

残るはコマダラハチモドキバエということになるのですが、北隆館の大図鑑に記述がありますが、胸部についての記述は合致しています。また翅の紋についても記述とあってるように思います。しかし、図鑑の画像と比べると体型がかなり細いですし、今回の画像では翅の紋が今ひとつはっきり確認しきれないので、私はデガシラバエ科の一種とせざるを得ないと思います。(本当にコマダラハチモドキバエならばすごく貴重な画像だと思います。)標本があれば再検討できるのですが・・・

Re: ハチモドキバエ? 投稿者:F 投稿日:2005/06/20(Mon) 21:05 No.1363  引用 
ハエ男さま

丁寧な御返事、ありがとうございます。
いろいろお調べいただき恐縮です。

>ハチモドキバエ類である
>デガシラバエ科の一種とせざるを得ない

わたしにとっては十分です。
残念ながら標本はありませんが、前面からの写真を貼ります。羽の紋はこちらの方が透けているぶん見えやすいかも知れません(フォーカスは外れていますが…)


Re: おろ? 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/06/21(Tue) 04:03 No.1364  引用 
とりあえず、コマダラハチモドキバエの可能性を疑っていたのですが、2枚目のアングルを見ると翅の紋は北隆館の大図鑑のそれとは異なっているようです。

ってことはやっぱり未記載種の可能性がありますね。
もし同じ場所、同じ時期にその場所(福岡県北部)に行かれたら注意深く探して、次回は採集して欲しいなあ・・アジア全域の種で検討する必要があるけど、新種かも・・・

Re: ハチモドキバエ? 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2005/06/21(Tue) 18:07 No.1365  引用 
全くの初心者ですが・・・ 僕もゴマダラハチもドキバエじゃないと思います。去年の夏に滋賀県朽木村で灯火に来ていたのを一匹採ったのですが、もっと腹が太く、ミバエみたいな格好をしていました。 最初はミバエと間違えて採って後から同定してもらったときにハチモドキだとわかってちょっとびっくりでした(^^;)

Re: ハチモドキバエ? 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/06/21(Tue) 22:14 No.1366  引用 
その後、埼玉県昆虫誌を見ていたらコマダラハチモドキバエの写真が出ていたのですが、Fさん投稿の個体とは別物ですね。また、「ハナアブNo.11」を見ていたらイボハチモドキバエAdapsilia verrucier(和名新称)というのがありましたが、これも脚の色や腹部の形状が違うようです。

また埼玉昆虫誌には、まだ他にも新種追加の可能性があると出ていましたので、ぜひ・・・探してくださりませ・・・

Re: ハチモドキバエ? 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/01(Fri) 09:30 No.1418  引用 
茨城@市毛さんより韓国のデガシラバエの文献をいただきまして見てみたらおどろきました。あるじゃないですか・・これそっくりですよ。

Eupyrgota tigrinaっていう種類なんですが、和名は当然まだありません。
まあ、画像だけでは厳密に確定できませんが、少なくともEupygrota属であることは間違いなさそうです。

教訓・・・韓国の文献もチェックせねばいかんなあ・・勉強不足でした。

Re: ハチモドキバエ? 投稿者:F 投稿日:2005/07/01(Fri) 21:33 No.1419  引用 
ハエ男さま
ゆーちゃんさま

ごぶさたしている間も、いろいろ書き込んでいただきありがとうございます。
韓国産のものとそっくりというのは驚きました…

撮影場所はわたしの職場のベランダ(のようなところ)なので、気をつけていましたが、再見できないままです。

代わりに見つけたのが写真のもので、フトハチモドキバエで良いでしょうか。最初に投稿したものは、太さ・翅もそうですが体長も一回り小さく、イメージがまったく違いました。


Re: ハチモドキバエ? 投稿者:ハエ男 投稿日:2005/07/01(Fri) 22:18 No.1420  引用 
Fさん>これはフトハチモドキバエで良い様に思います。

ただ、今回の韓国の文献ではこのフトハチモドキバエに近縁なのが結構あったので、良く見ないと同定は難しいなあと感じました。(ハエの仲間は翅があって飛べる物が多いので、大陸や韓国との共通の種も多いのです。もちろん固有の種もいろいろありますけど・・)

私も投稿テスト 投稿者:Acleris 投稿日:2005/06/29(Wed) 18:14 No.1415  引用 
カクモンハラブトハナアブMallota abdominalis
だと思います。
先週撮影です


Re: 私も投稿テスト 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/06/30(Thu) 22:06 No.1417  引用 
Aclerisさん、こんばんわ。

きれいに写っていますね。私も生態写真を撮ろうとデジカメを持ち歩いているのですが、逃げられるのがいやで先に網が出てしまいます。
たまに写そうと思っても、近づいているうちに逃げられる口です(^^ゞ

カクモンハラブトハナアブは、Mallota属の中でもハチっぽく無い種類ですね。採れる場所もどちらかというと湿地の近くが多いようで、変わった種類だと思っています。

ハエ目昆虫パラタクソノミスト講... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2005/06/30(Thu) 21:57 No.1416  引用 
 北海道大学総合博物館で、「ハエ目昆虫パラタクソノミスト講座(中級)」というのが今年から実施されるそうです。

 どのような感じで行うのか良くわかりませんが、双翅目初心者の私としては参加してみたいですね。

 双翅目談話会の飲み会で、大石氏に「大阪自然史でパラタクソノミスト講座として、双翅目の科までの分類講座をやりませんか」と話したことがありましたが、いきなり北大で実施されるのを知り双翅目の人気もここまで来たかという感じです。
BE-PALには大石初代会長が取り上げられるし、これからは双翅目もメジャーになるのでしょうか?

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