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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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嶌 洪先生のサイトのその後 投稿者:ハエ男 投稿日:2008/02/13(Wed) 11:39:08 No.4272  引用 
イチモンジセセリとオオリリシジミより出たヤドリバエ科について調べて欲しいとの依頼をされヤドリバエ科について調べようとして、九大の嶌 洪先生のページを見ようとしたら消滅してしまっていました。(退官されたのですから当然といえば当然なのですが・・・)

あのサイト内にはヤドリバエ科の既知の寄生主の一覧みたいなのが見れるページがあったと思うのですが、あのサイトのその後をどなたかご存知ありませんか?

Re: 嶌 洪先生のサイトのその後 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/02/13(Wed) 12:09:11 No.4274  引用 
サイトの行方は知りませんが,寄主一覧では以下の文献があります.

Shima, H., 2006. A host-parasite catalog of Tachinidae (Diptera) of Japan. Makunagi/Acta Dipterologica, Supplement 2,171pp.

双翅学会は嶌先生がもっぱら動かしていたのですが,退官後どのようになっているか把握していません.しかし,この文献の入手を希望されるのでしたら,下記宛に問い合わせたら連絡が付くかもしれません,

〒810-8560 福岡市中央区六本松4-2-1
九大大学院比較社会文化研究院生物体系学教室内 双翅学会.

なお,あるいはお急ぎでしょうから,同書では:
イチモンジセセリは Argyrophylax apta (Walker) 
          Bessa parallela (Meigen)
Compsilura conscinnata (Meigen)
Exorista japonica (Townsend)
Halidaia aurea Egger
Nemorilla floralis (Fallen)
Sturmia bella (Meigen)
Thecocarcelia oculata (Baranov)
T. sumatrensis (Townsend)

オオルリシジミには Aplomyia confinis (Fallen)

が寄生者としてリストアップされています.Fallenのeにはアクサンテーギュがつきます.
          

Re: 嶌 洪先生のサイトのその後 投稿者:ハエ男 投稿日:2008/02/13(Wed) 14:23:15 No.4276  引用 
アノニモミイアさん>情報どうもありがとうございます。

今度の土曜にその現物の受け渡しをするので、お教えいただいた候補を頭に入れ、調べてみたいと思います。

でもハエ屋以外の方から受け取る標本は♀がなぜか多いんですよね・・今度もそうだったら・・・やっぱしわからないかもしれません・・・ちょっと心配です。

Re: 嶌 洪先生のサイトのその後 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/02/14(Thu) 10:31:02 No.4288  引用 
Calyptrataeというのは私には全く苦手で,見る前から逃げ出したい気持ちです.ヤドリバエの研究者は良く横顔なんかで分かるものかと,その才能にはただただ感嘆するのみです.ましてや,雌のCalyptrataeは大変でしょうね.
篠永先生のイエバエ科も一度ならず検索を試みるのですが,なんとかアプローチできるのはCoenosiinaeくらいでしょうか.Limonophoraなんかは渓流で良くとれるので一杯標本をもっているのですが,本土産のはごく少数しか篠永先生の本にはでていません.これも検索が難しい.
ハエ男さんや皆さんはまあよくもキンバエやニクバエを同定されますね.尊敬です.

ガガンボ群の質問です。 投稿者:Acleris@会社 投稿日:2008/02/13(Wed) 18:46:13 No.4279 ホームページ  引用 
ガガンボ群に詳しい先生がお見えのようですので、便乗質問させて下さい。

屋外に置いたゴキブリホイホイにくっついていた個体を、キシレンではずして写真に撮ったもので、非常に状態が悪くて申し訳ありません。、

A2脈が後方に曲がっていて、一見ガガンボダマシに見えるのですが、単眼はなく、小顎鬚末端節はムチ状でない事から、ヒメガガンボ科かシリブトガガンボ科あたりだと思うんですが、C脈とR1脈(?)の間が、前縁に圧縮されて、私ではわかりません。
♂交尾器はタンチョウヅルが求愛ダンスをしているような(?)おもしろい形をしています。

写真の個体は、東大阪市で昨年の8月に捕獲されたものですが、別の機会に同種と思われる生きたものを見かけたとき、静止姿勢が独特だったような記憶があります。前・中脚を前方に、後脚を後方にそろえて真一文字に止まっていたと思います。(中脚は後方だったかも知れません。)

市街地で見かけるような虫で、科も判らないというのはどうにもシャクなので、科まででも判るようでしたらゼヒご教授お願いいたします。


Re: ガガンボ群の質問です。 投稿者:Acleris@会社 投稿日:2008/02/13(Wed) 18:47:06 No.4280 ホームページ  引用 
交尾器と頭部の拡大です。

Re: ガガンボ群の質問です。 投稿者: 投稿日:2008/02/13(Wed) 22:54:29 No.4286  引用 
この虫はガガンボを知っている人がはじめてみると驚くもののようです。脈がずいぶんと変形しているので、科、亜科、族といった大きな分類群をきめる段階で混乱するのも無理のないことです。
この虫はヒメガガンボ科のStyringomyia属の一種です。本土からはS.nipponensis Alexander, 1929という種が一種だけ記録されています。

Re: ガガンボ群の質問です。 投稿者:Acleris@会社 投稿日:2008/02/14(Thu) 08:34:38 No.4287 ホームページ  引用 
達磨様、ご教示ありがとうございます。
Styringomyia属の一種とのことで手持ちの本を見ると、「日本産水生昆虫(東海大学出版会)」の検索に出てましたね。
属から逆にたどると記述とあっていて、「なるほど」と思うのですが、最初から検索するのは私のスキルは低すぎで、迷子になっていたでしょう。

今まで糸角亜目は同定できないものと思って、採集していなかったのですが、また変わったものを見つけたときは伺います。
ありがとうございました。

こんなヌカカは、図があればわか... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/02/12(Tue) 23:10:18 No.4263  引用 
こんちは。

 夏に埼玉の田んぼの脇で採った小型の種を調べていたら、ヌカカ科である事がわかりました。
 全体が白い種で、翅に顕著な模様があります。

 図があればわかりそうな・・・わからないような・・・
 とりあえず、私には、何者か調べるすべはありません。

 ヒントがあれば、是非、ご教示下さい。


Re: こんなヌカカは、図があれば... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/02/13(Wed) 00:55:00 No.4264  引用 
写真で見える限りの特徴から検索するとAlluaudomyia属の1種でしょう.本属は九大カタログによると6種が記録されています.
参考にMNDから本属の1種の翅の図を引用しておきます.


ヌカカ科だけど・・・ 投稿者:ハエ男 投稿日:2008/02/13(Wed) 01:01:32 No.4266  引用 
ヌカカ科だけど、もっとも研究が進んでるCulicoides属ではなさそうな感じがします・・・って書いてるうちにアノニモミイアさんの書き込みが入りましたね・・・でも、ついでなので文献を紹介しておきます。

一応Culicoides属の検索は家畜衛生試験場報告87号p.73-89と91-108の2編がAgropediaの中でPDF公開されています。
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/library/jnr/niah-open.htm

Re: こんなヌカカは、図があれば... 投稿者:ハエ男 投稿日:2008/02/13(Wed) 01:37:20 No.4269  引用 
東洋のAlluaudomyia属のレビジョンでしたらビショップ博物館のサイト「Pacific insects」関連の中でPDF公開されています。脚の色彩パターンや翅の紋も結構でてるので参考になると思います。

http://hbs.bishopmuseum.org/pi/pdf/6(4)-599.pdf

ちょっとリンクが変なので、上記URLをコピペしてブラウザのアドレス欄に貼り付けてご覧ください。

Re: こんなヌカカは、図があれば... 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/02/13(Wed) 22:11:27 No.4284  引用 
アノニモミイア様、ハエ男様。

 ご教示に感謝申し上げます。
 アノニモミイア様のアップされた図は、非常によく似ています。Alluaudomyia属で納得しました。
 ハエ男様ご紹介のpdfを見て、わかる範囲で調べてみます。

 それらしい答えが見つかりましたら、またご報告します。
 ではまた。

カンキツヒメガガンボ? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/01/19(Sat) 17:54:13 No.4183  引用 
皆さん こんちは。

 以前撮ったガガンボの写真の中から、添付のような黄緑色のガガンボを見つけました。
 カンキツヒメガガンボでよろしいでしょうか?

 近似種がいれば、種までは無理かもしれませんが、ご教示お願い致します。


Re: カンキツヒメガガンボ? 投稿者: 投稿日:2008/02/10(Sun) 00:23:49 No.4242  引用 
遅くなりました。
仰るようにカンキツヒメガガンボLibnotes amatrix (1922) のように見えます。Libnotes属には何種かありますが、今のところ国内でamatrixに似た別種は確認していないので、これだと言ってしまってもいいかもしれません。

Re: カンキツヒメガガンボ? 投稿者:バグリッチ 投稿日:2008/02/11(Mon) 21:42:12 No.4257  引用 
達磨さま

 ご教示に 御礼申し上げます。
 カンキツヒメガガンボLibnotes amatrix の可能性が高い、ということで、整理させていただきます。

 引き続き宜しくお願い申し上げます。

双翅目の仲間だと思うのですが、 投稿者:クロ 投稿日:2008/02/11(Mon) 18:32:25 No.4253  引用 
撮り溜めた写真を整理しています。同定までも無理としても、何の仲間か、教えてください。

撮影日:2006年8月27日
撮影地:千葉県山武市
大きさ:頭から翅端まで1センチ位だったと思います。


Re: 双翅目の仲間だと思うのです... 投稿者:ハエ男 投稿日:2008/02/11(Mon) 20:21:51 No.4255  引用 
アブ科の種です。

アブ科の同定には♀の顔を正面から撮影した画像と触角の拡大画像が必要な場合が多いのですが、今回の場合は色彩が特徴的なキンイロアブの♂になるのではないかと思います。

Re: 双翅目の仲間だと思うのです... 投稿者:クロ 投稿日:2008/02/11(Mon) 21:06:01 No.4256  引用 
ハエ男様

有難うございました。
早速、キンイロアブ(Hirosia sapporoensis)と、名前をつけて、整理します。

タケウチマダラヒメガガンボでし... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/01/15(Tue) 22:36:53 No.4179  引用 
水戸市内の湿地(alt. 17m)で採れた体長6.5mm程のガガンボです.

一応,日本産水生昆虫の検索で,Dicranomyia属までたどり着けました.(触角の節数で迷いました.(^_^;)

翅の斑紋や腹部の模様からもDicranomyia takeuchiiのようですが,如何でしょうか?

実は,北隆館の大図鑑の「山地で採集される」という記述が気になります.


Re: タケウチマダラヒメガガンボ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/01/15(Tue) 22:39:00 No.4180  引用 
同,交尾器です.

よろしくお願い致します.


Re: タケウチマダラヒメガガンボ 投稿者: 投稿日:2008/02/10(Sun) 00:31:50 No.4243  引用 
こちらも遅くなりました。
タケウチでいいと思います。九州の標高100メートル前後のところでも採集しています。図鑑で、山地で、、というのはその当時分かっていた情報からこう書いたのでしょう。
晩秋にガガンボダマシと一緒に採集されるこれによく似て、翅のCu域、A域に模様が出るものがいます。こっちの写真を出されたら答えに窮したことでしょう。

Re: タケウチマダラヒメガガンボ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2008/02/11(Mon) 19:26:24 No.4254  引用 
達磨様,ありがとうございました.

後ろ姿じゃ吉永小百合はわからな... 投稿者:ハエ男 投稿日:2008/02/06(Wed) 01:52:13 No.4235  引用 
昆虫採集の是非の水掛論になってしまうので、あまり書きたくはないのですが、採集家と撮影家の方々の意識の違いというのが出てきてしまう部分なのですね。

例え、写真の後ろ姿が吉永小百合さん(あるいは新垣結衣ちゃん)に似ていたとしても、見るべき部分(人間の場合、普通は顔や体の正面)が見えてなければその人であるかはわかりませんよね。(たとえ雰囲気は似てても、断言は出来ないはずです。)

昆虫は他の動物(特に陸上脊椎動物)と比較して、種類数がとてつもなく多いので、識別(同定)に必要な見るべき部分もそれなりに多くなってきます。

それらの部分を確実に見るためには動いてしまう生態の画像撮影ではどうしても無理が出てきてしまうため、正確な種名を調べたい場合には、やはり、撮影後、採集し、現物を確保して、標本処理を行い、見るべき場所を見るといった作業が必要不可欠なのですね。

専門的な勉強をされていない一般の方々でも、撮影した虫の種名を調べたいという気持ちは理解出来るのですが、バードウォッチング的なノリでの撮影の場合は現実的には種名を調べるということはかなり困難であるということが出来ます。

記事4188の方で北大のショウジョウバエ科の検索が出来るサイトhttp://biokey.museum.hokudai.ac.jp/Classification/Top?lang=jaを紹介しましたが、あの検索もかなり細かな作業ですよね。他の双翅目も見る部分に多少の違いがあっても、多かれ少なかれあのノリで見るべき部分をチェックしていくことになりますので、生態画像・・それも単一方向の画像からの同定はかなり難しい作業であるとご理解ください。

人間の識別の場合は一部例外もあるらしく、山で500m先をあるいていて後ろ姿でも、私はハエ男だと識別できると人に言われました。(なんとなく納得できちゃう私なのです・・・)

暗証キー 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/02/05(Tue) 18:40:32 No.4232  引用 
ハエ男様.記事No.と暗証キーを正しく入れて記事の変更を行おうとしても,暗証キーが違うと言う表示が出ます.なぜですか.これは一度ならずです.

私の「イエバエのなかまでしょうか?」の二番目のレスで,顕微鏡ファーブルにはデジカメで撮影する機能が付いた機種があることを付け加えたかったのですが.

Re: 暗証キー 投稿者:ハエ男 投稿日:2008/02/06(Wed) 01:10:44 No.4234  引用 
いろいろとサーバー側からプログラムの方に入り、ログ等をチェックしたのですが、管理者であっても、投稿者のパスワードはわからないようなので、対応策をアノニモミイアさんに直接メールしておきました。よろしくお願いいたします。

イエバエのなかまでしょうか? 投稿者:かわかみ 投稿日:2008/02/04(Mon) 12:33:29 No.4227  引用 
2008年2月4日、岐阜市内で撮影しました。
サザンカの葉の上にいました。体長4-5ミリ
ぐらいで小さいです。翅脈が光っていて
判別しにくいかもしれませんが、よろしく
お願いいたします。


Re: イエバエのなかまでしょうか... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/02/05(Tue) 14:00:00 No.4230  引用 
このような写真で同定するのは,科のレベルでも無理です.私が前にケバエで,あなたの本掲示板上での同定について書きましたし,またハエ男さんも書いているように,双翅類の同定は現物があっても特にハエ型類では決して容易な事ではありません.こう言ったらなんですが,日本の双翅目の職業的研究者あるいはその退職者で,日本産の双翅類の標本に基づいて即座に科の名称が同定できる人は恐らく数人といないのではないかと愚考しています.ましてや,写真になると検索上重要な形質があまり表わされていません.私の場合は本掲示板上での同定の依頼に対応でいるのは,

1.形質が良く表わされていて,かつ鮮明な写真であること.
2.同定の必要性をかなりはっきりお書きいただくこと.

をお願いしたいと思います.漫然と撮影した不鮮明で形質が判然としない写真での同定依頼には,快く応じるのは難しいことをご了承ください.

しかし,どちらかと言えばあまりポピュラーでない昆虫群の双翅目について多くのかたがたが興味を抱き,いろいろな情報を寄せられることは,双翅類の知見を深める上で大変重要なことと自覚しています.ですから,写真の状態や問いかけの具合でどうしても掲載者の態度を判断して,それに応じての回答と言うことになりがちです.

改めて申し上げますが,今回のような翅が全面的に反射していて,脈相が全く分らない上に,頭部や胸部の刺毛状態も分らない写真に基づく同定依頼の掲載は,回答の対象にはなりがたいといわざるをえません.たとえイエバエ科であったとしても,この写真に対する情報をあなたがどのように用いるかについて,全く判断いたしかねるものです.

掲載する写真はできれば背面と側面,翅脈相がなるべくわかるもの,細部が詳細に撮影されているもの,を期待したいとおもいます.それと撮影年月日,撮影場所は必須で,できれば生態情報も欲しいところです.また,同定結果を掲載者がどのような目的に用いられるかも,付記すべきではないでしょうか.

本来同定と言う作業は1種の労働でして,多くのアセス関係では1種の同定に数千円から時には2−3万円を価格として設定しています.これは諸外国でも同様でして,英国の場合には科まではいくら,属はいくら,種はいくら,と分類階級ごとにかなりの同定料の基準をもうけています.例えば骨董品などの鑑定料をお考え下さい.同定できる知識をうるための投資は文献や経験などかなりのものを行っているわけで,その点から同定は1種の労働である,と記したわけです.

本掲示板上での同定は本来は有償であるものを,あくまでボランティアとして行われていると言うことを配慮いただきたいと思います.

Re: イエバエのなかまでしょうか... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/02/05(Tue) 14:19:11 No.4231  引用 
ハエ男さんがハナアブ科やムシヒキアブ科について予備的な知識をえてから投稿されたら,と言う趣旨のことをお書きになっています.

1.先ず第1に撮影したハエなどの個体を確実に採集して,適切な標本作製をされること.これによって,生態写真に加えて,私が前便で述べたように背面と側面の写真撮影が可能になります.

2.顕微鏡などをお持ちでなければ,ハエではニコンのファーブルシリーズの簡便な双眼実態顕微鏡が販売されています.30倍くらいですので,キイロショウジョウバエくらいを限度にあまり微小でない限り,ハエの形質をかなり良く観察できます.

3.双翅目の科までの検索ですと,近刊の北隆館発行の新訂原色昆虫大図鑑第三巻には双翅類の形態と日本産の科の検索表が掲載されています.この部分だけでも図書館などでコピーして参照されると,科を同定する練習にはなると思います.この他,いくつかの双翅目の科の検索表については,同書でも紹介されています.

前便では私の考えを述べましたが,もちろん私より快く同定をしていただける専門家の方々もおられるかと思いますので,これからもレスが受けやすいような投稿をされたらと思います.

日本産カバエ属の検索 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2008/02/03(Sun) 03:08:22 No.4225  引用 
以前日本産カバエ属Sylvicolaの種の検索表を示しました.そこではSylvicola japonicusについて原記載の記述と付図が異なる種であるから,この学名は原記載の記述にあう種,すなわち中胸楯板に3本の縦条を持つ種に適用しておきました.しかし,その後,本種の北大の模式標本の検討を行ったところ,北大に残っているsyntypeは原記載の記述とは異なるもので,原記載で図示されているのに相当する個体だけでした.そのために,現状では中胸楯板に4本の縦条が明瞭に現われる図示されたもの(検索表で未同定種種2としたもの)に,japonicusの学名を当てざるをえないことになりました.これも残念ながら暫定処置で,原記載の記述に一致する標本があるいはどこかに残されているかもしれません.無理に今残されている標本を後模式標本(lectotype)に指定してしまうのはまだ時期尚早と思われます.最近発行の北隆館の新訂原色昆虫大図鑑第三巻の392ページでもこのような分類学的処理がなされていますので,皆さんの注意を喚起します.
なお,同書の双翅目の追加分の写真や記述は,同定しようとする標本が所載の種であるか否か,所載されているならば,あくまでも「種あるいは属に確実に同定できること(例えばAus busとか Cus sp.とか)が図鑑の使命である」とするプリンシプルに基づいていると言えます.

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