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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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Cheilosia Type 投稿者: 投稿日:2006/09/16(Sat) 18:41 No.2696  引用 
農環研のタイプ標本データベースにChilosiaが登録されました。

http://cse.niaes.affrc.go.jp/nakatany/inssys/diptelst.html

がんばりましょう!

Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/11(Mon) 15:39 No.2672  引用 
こんにちは

北海道の当麻町で採集した「ミケハラブト」です。複眼が有毛で合眼的、後脛節がほどほどにカーブしているので、札幌の昆虫のニッポンミケハラブトM.japonicaに該当すると判断しているのですが、Mallotaの事情がなんだかよく判りません。

過去ログに、市毛さんがきちんと交尾器で確認せよと忠告なされておるのですが、ここで示されたM.yakushimanaの画像以外に参考資料がありません。文字情報としては、はなあぶ14号の「京都のハナアブ」の中で大石さんがM.yakushimanaのゲニは黒くて先端に向かって狭まり、M.mundaは褐色で先端に向かって狭まらないと解説しています。


Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/11(Mon) 15:43 No.2673  引用 
順序が違いますが話の流れからゲニを出します。

真っ黒で、先に行くほど細くなっている様に見えます。
市毛さんが以前(1318)示されたものより黒くて長いです。
ただ、このときの質問者Aclerisさんの写真と私の標本とは相似形に見えます。悩みます。


Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/11(Mon) 15:52 No.2674  引用 
顔写真です。
正面より横顔の方が起伏が見やすいでしょうか。

市毛さんのHPのクロオビハラブトM.ambiguaは、はなあぶ13号の「茨城県産ハナアブ分布資料」でツマキハラブトM.shirakiiとして発表されたものであろうと想像します。M.shiraliiは、はなあぶ20号の「アシボソミケハラブトハナアブの・・2世代の色彩比較」でアシボソM.mundaに含まれることが示唆されたので、同一種なのでしょうか。

さて、クロオビ、ニッポン(ニセクロオビ)、アシボソの区別点はいかに・・・

解説をお願いできませんでしょうか。


Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/11(Mon) 20:04 No.2675  引用 
pakenya様、御迷惑おかけしております。

>M.shiraliiは、はなあぶ20号の「アシボソミケハラブトハナアブの・・2世代の色彩比較」でアシボソM.mundaに含まれることが示唆されたので、同一種なのでしょうか。

桂氏は、ミケ型のメスからツマキ型が生まれたと多型現象について記しているのであって、交尾器的には2つは全く別種です。

続く・・・

Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/11(Mon) 21:46 No.2677  引用 
pakenya様。

>真っ黒で、先に行くほど細くなっている様に見えます。
市毛さんが以前(1318)示されたものより黒くて長いです

以前写真で紹介したのは、KOHと乳酸で透過処理した液浸の交尾器(hypandrium)です。乾燥標本では暗赤褐色〜黒色です。

ここで問題になるのが、
・M. rubripesとM. japonicaがメスで記載されているため、オスとの関係が明らかでないこと。
・素木がImatisma属として記載した3種は、Paratype標本のhypandriumを見るとほぼ同形であるが、顔の輪郭が若干異なる。3種を1種にまとめようとしたが、3種中2種までもが2個体しか見ていない現状では、顔の輪郭等の違いについて説明しきれるだけの自身がありませんでした。
なお、shirakiiやambiguaに該当するオスの採集例は無いようです。詳細な検討のためには、不透明なhypandriumを壊してphallus(aedeagus)を見る必要があると思われる。

と、言うことで自己責任で同定して下さい。

続く・・・・・

Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/12(Tue) 15:27 No.2681  引用 
茨城@市毛様

いつも解説をありがとうございます。
以前紹介していただいたゲニは、やはり透過処理されていたのですね。色彩の件は納得です。

>と、言うことで自己責任で同定して下さい。
ギャボ!・・駆け出しのアマチュアには・・・
自分で同定できるようになりたいです。
そのためにはShiraki(1968)を読んで理解する(間違いを認識して)必要があるんですよね。
趣味の世界からは逸脱することになりそうですね。

母校の図書館にあるようなので、まずはShiraki(1968)の入手から始めようと思います。

市毛さんの「続く・・」にも期待してます!

Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/14(Thu) 07:17 No.2685  引用 
pakenya様。

Mallotaのミケ型のハナアブは、解釈が厄介です。

一番の問題は、素木(1930)でM. japonicaがM. tricolor(当時はPseudomallota)のシノニムと処置されていることです。このシノニム処置のままFauna Japonicaが書かれたので、M. japonicaと区別が困難な種類がImatisima属として新種記載されているのです。
 タイプを見ればよいのですが、私が北大に行った時は見つかりませんでした。7月に北大のH氏に会ったときにタイプを見たとの話があったので、次回探してきます。

したがって、このシノニム処置を認めるかどうかで学名が変わる点を自分で判断して欲しいということを、自己責任でという表現で書いたのです。

私も専門家ではないので恐縮ですが、属の範囲や種の範囲は最終的には同定する各自が判断すべきことのようです。
従って、私の書いている報文は、研究史やタイプ標本についての情報・参考文献を列記し、各自が判断するために必要な情報を極力提供するようにしております。

P.S. タイプ標本を見るには、指導教官の紹介か研究業績の提示を求められるので、アマチュアには敷居がかなり高いです(^_^;)

・・・続く

Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/14(Thu) 10:38 No.2686  引用 
茨城@市毛様

解説をありがとうございます。また、DMで素木の文献集を提供していただきました。たいへんありがとうございます。以前、各文献をペデフ化していることが話題になっておりましたが、Fauna Japonicaのように分厚いものまでなされていたとは・・
重ね重ねありがとうございます。

マルハナバチ擬態のMallotaが厄介なことは「日本のハナアブ」などでも記述されていますが、おそらくは3種程度であって、オオマルハナバチに擬態したものがミケ、クロマルハナバチに擬態したものがクロオビ型、中間型がツマキ型として別々に記載されているのであろうと想像していました。で、これらは交尾器を見れば確実と市毛さんが以前書き込んでいらっしゃるので、その写真を出せばすぐに判るのかな?と思っていたのです。

提供していただいたFauna Japonicaの記述を読んでみたところ、意外にも交尾器の記述は極めて貧弱で、同定のkeyには使えないんですね。

M.japonicaとM.tricolorは確実に別種でしょうから素木(1930)のシノニム処理は間違っていると考えます。問題は、M.japonicaのオスが正確に把握されていないことですよね。枝重の図鑑(北隆館)もtricolorの所で雌雄で別の種を記述していて、メスがjaponicaらしいことが分かります。「札幌の昆虫」の木野田さんはどこで区別しているのか知りたいところです。

今後は交尾器の情報が非常に重要であることがわかりました。
写真は、福島県桧枝岐村産のM.tricolorトゲミケの交尾器です。Surstylusの腹面側基部に切れ込みがあるのが特徴的です。


Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/15(Fri) 15:37 No.2687  引用 
pakenya様。

非常にM.tricolorに近い交尾器ですが、M.inopinataと中間的な特徴を持っています。

その福島県檜枝岐産のトゲミケモドキ?は、複眼が無毛で、後腿節が非常に太く、後転節にトゲ状の毛の束はありますか? 私は、この3点セットでM.tricolorか確認しています。

標準的なM.tricolorのEpandriumの写真をUPします。


Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/15(Fri) 15:40 No.2688  引用 
休憩時間が終わりそうなので、連続投稿規制がまどろっこしい!!

pakenya様の写真に近いEpandriumの図をサーバーから取ってきました。

原文(ロシア語)は今の仕事が終わらないと辛いかも・・
昔訳したのを探してみます。


Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/15(Fri) 15:47 No.2689  引用 
おまけのmundaとjaponica sense Violovitshの交尾器です。

2枚とも
Violovitsh, 1978. Redescription of the genus Mallota Meigen. 1822 Siberian fauna
からの転載です。

時間切れだー・・・


Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/15(Fri) 16:52 No.2693  引用 
茨城@市毛様

ちょっと、衝撃を受けております。
M.tricolorでないとは疑っておりませんでしたので・・

No.2686の個体の複眼は全く無毛で、複眼はわずかに離眼的です。後腿節の最大幅は長さの1/4と太く黒色長毛に覆われています。しかし、転節には長毛はあれど、棘状の毛の束は見当たりません。

M.inopinataのEpandriumは、確かにとてもよく似ていますね。Surstylusの他、その下方に見えるtheca(でしょうか)の形状も同じに見えます。その他の記載に合致しているのであれば、この種と同定できると思います。


Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/15(Fri) 16:57 No.2694  引用 
後脚の写真もUPします。

トゲミケモドキ(?)は、これまで聞いたことがありませんでした。
結構、貴重な採集品になるのでしょうか?

Mallotaも、相当に奥が深そうですね。


Re: Mallotaを教えてください 投稿者: 投稿日:2006/09/15(Fri) 19:42 No.2695  引用 
pakenya様。

そりゃ聞いたこと無いでしょう。さっき仮名をつけたばかりなのだから・・・・・・・・・・

M.tricolorの後転節の毛の束は、角度によって見えたり見えなかったりします。ベストな角度での写真をupします。

帰宅したところで、京都の大石氏に捕まり、今からCheilosiaのタイプ標本の再検討なので、しばし中断。

水色のアブ 投稿者:茄子 投稿日:2006/09/12(Tue) 17:56 No.2682 ホームページ  引用 
はじめまして。
9月5日に八ヶ岳で見かけたアブです。
綺麗な水色に惹かれて撮影しましたが名前がわかりません。
ハナアブは板違いのようですが、
名前をご存知でしたらよろしくお願いします。


Re: 水色のアブ 投稿者: 投稿日:2006/09/12(Tue) 19:01 No.2683  引用 
茄子様。

ハナアブの世界の掲示板は閉鎖してしまったので、この掲示板への質問で問題ありません。

写真のハナアブは、顔に黒いスジがあるかどうかで簡単に種類が区別出来るのですが、この角度ですと辛いです。
おそらく、マルヒラタアブと思われます。

Re: 水色のアブ 投稿者:茄子 投稿日:2006/09/12(Tue) 21:20 No.2684  引用 
ありがとうございます。
次に出合う機会があれば顔をよく見てみます。

知らなんだ・・でも覚えた・・ 投稿者: 投稿日:2006/09/11(Mon) 23:10 No.2678  引用 
蜂板を見てたらいつのまにかインセクタ・マツムラーナがネット公開されてることを知りました。(う〜む・・・ワシが遅れてるのか、ただ単に情報収集を怠っただけなのか・・?)

http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/8947
ハナバエ始め双翅目関連でも貴重、重要な論文も多いので、皆様もぜひチェックしてみてはいかがでしょうか・・・(ワシはめぼしいものみんなDLしちゃいました。)

Re: 知らなんだ・・でも覚えた・... 投稿者: 投稿日:2006/09/11(Mon) 23:38 No.2679  引用 
ハエ男様、知りませんでしたか・・

みんな知っているものと思い、書き込みしませんでしたm(__)m

Re: 知らなんだ・・でも覚えた・... 投稿者: 投稿日:2006/09/12(Tue) 09:18 No.2680  引用 
インセクタ・マツムラーナのシリーズは濃大にあったもんで、行く度に少しずつコピーしてたんですよ・・(古典的文献収集法)

ただ、最近、置き場にも困り始めてたので、双翅以外のこれも面白そうってのは、コピーしてこなかったんですが、PDFでしたら置き場はいらないので、容赦なくDLできました。

最近、CiNiiをはじめ便利な文献DBが増えてきて手軽に文献が読めるようになったのは良いのですが・・・きちんと読まねば・・・(手に入れたことで満足しちゃって、眠ってる文献もありそうなので・・)

ニトベハラボソツリアブでしょう... 投稿者:kuwachan 投稿日:2006/09/10(Sun) 11:43 No.2670 ホームページ  引用 
 こんにちは。お久しぶりです。
 昨日栃木県那須塩原市の小巻川で撮った画像です。ニトベハラボソツリアブが近いように思うのですが,この画像で決められるでしょうか。よろしくお願いします。


Re: ニトベハラボソツリアブでし... 投稿者: 投稿日:2006/09/11(Mon) 07:34 No.2671  引用 
kuwachanさん、こんにちは。

ハラボソツリアブの見分け方については、このBBSの2005年10月の過去ログ(1752〜)で、市毛さんが検索票を掲載しています(1767)。

後脚第1付節の後半が黒く、触角第1節が褐色なので、ニトベハラボソツリアブで正解です。

Re: ニトベハラボソツリアブでし... 投稿者:kuwachan 投稿日:2006/09/11(Mon) 21:32 No.2676 ホームページ  引用 
 こんばんは。
 pakenyaさんありがとうございました。前に市毛さんが書いていたと思って古い記事を探したのですが,見つからずに質問となってしまいました。番号が分かってもう一度調べたら,[20]の中にありました。今になって,ワード検索を使えばよかったと気がついたのですが,後の祭りです。また分からずに質問することがあると思いますが,よろしくお願いします。

タイワンハラボソかな? 投稿者: 投稿日:2006/09/06(Wed) 19:43 No.2657  引用 
山形県小国町で採集したハラボソツリアブです。

小楯板や後胸腹板は黒く、後脚第1付節は後半が黒く、過去ログやWeb図鑑に示されたタイワンハラボソツリアブとよく似ていますが、中胸背板肩部の黄色模様は不鮮明です。ぼんやりと後方へ延びているようにも見えます。



Re: タイワンハラボソかな? 投稿者: 投稿日:2006/09/06(Wed) 19:45 No.2658  引用 
中胸背板の黄色斑が後方へ伸びるのがニトベですが、これより腹部が均一に太めである点で異なっています。

なお、ニトベとスズキは同所に多数見られました。


Re: タイワンハラボソかな? 投稿者: 投稿日:2006/09/06(Wed) 19:48 No.2659  引用 
Web図鑑のArgeさん提供のタイワンハラボソツリアブととてもよく似ていると思います。

タイワンハラボソなら東北地方初記録になるのでしょうか。

参考に尾端と後脚付節の写真もつけます。

2006/8/21採集です。


Re: タイワンハラボソかな? 投稿者: 投稿日:2006/09/07(Thu) 11:54 No.2664  引用 
pakenya様。

胸背の模様を見ると、退色して不鮮明ですが明らかに後に伸びています。

また、タイワンハラボソならば中腿節も黒ずむはずです。

残念ながら別種のようです。

Re: タイワンハラボソかな? 投稿者: 投稿日:2006/09/07(Thu) 19:14 No.2665  引用 
市毛様

やはり別種ですよね。
胸部等の色彩の他には、触角の長さなどに違いが見出せるようです。
・・てゆうことは、日本初記録or newの可能性ありですか。

秋の関東同定会に持ち込んで見ましょうか。

四国のニクバエ 投稿者:Arge 投稿日:2006/09/06(Wed) 14:52 No.2651  引用 
先日高知県南西部に旅行に行ってきました。
私の専門の虫はすでに時期が終わっているので、採集がメインではなかったのですが、海岸を中心にニクバエが結構捕れました。
全部で9種類ほどいるようですので、後でまとめて「はなあぶ」に投稿しようと思います。

それと、ヤブガラシの花の前でハチの待ち伏せをしていたのですが、ニクバエも結構集まっているようです。

トゲニクバエ 投稿者:Arge 投稿日:2006/09/06(Wed) 14:55 No.2652  引用 
うちの機材では今のところこの程度の写真しか撮れないのですが、トゲニクバエだと思います。
ただ、双翅目Web図鑑では、四国からの記録がないようですが。


センチニクバエ? 投稿者:Arge 投稿日:2006/09/06(Wed) 15:19 No.2653  引用 
これも写真がよくないですが・・
ゲニタリアの形状はセンチニクバエに似ていますが、生殖背板が赤いです。
単なる変異でしょうか。


Re: 四国のニクバエ 投稿者: 投稿日:2006/09/06(Wed) 16:08 No.2654  引用 
前のがトゲニクバエ、後のもセンチニクバエでよいと思います。
ときどき未熟な個体と思われる生殖背板が赤いのが採集されることがありますよね・・・でも、いわゆるシリアカやヒメシリアカ、キタシリアカとは交尾器の形状はまったく異なるので単なる未熟個体だと思います。

FJSの方にもトゲニクバエの四国からの記録は出てませんね・・・

Re: 四国のニクバエ 投稿者:Arge 投稿日:2006/09/06(Wed) 19:17 No.2655  引用 
ハエ男様

ありがとうございました。
残りはまだ同定中ですが、トゲニクバエは四国未記録のようですので、はなあぶNo.23に投稿したいと思います。

Re: 四国のニクバエ 投稿者:Arge 投稿日:2006/09/06(Wed) 19:21 No.2656  引用 
ところで、FJSにもオスの検索表しか載っていませんが、メスは今のところ同定できないのでしょうか。
それとも、図版の図と絵合わせで見ていけば何とかなるのでしょうか。

トゲナガハナアブ属 投稿者: 投稿日:2006/08/29(Tue) 17:44 No.2627  引用 
古い標本を軟化して持ってきました。
1995年6月の新潟県(現在の魚沼市)の標本です。

r-mが斜めで、r4+5は真っ直ぐ、R1室は開いており、cua2が長い翅脈の特徴から、Spilomyia:トゲナガハナアブ属と思われます。しかし、既知の邦産種4種とはどれにも一致しません。

全長は14.5mmです。


Re: トゲナガハナアブ属 投稿者: 投稿日:2006/08/29(Tue) 17:46 No.2628  引用 
側面です。
トゲナガハナアブ属としては太い腿節を持つのですが、トゲも突起もありません。


Re: トゲナガハナアブ属 投稿者: 投稿日:2006/08/29(Tue) 17:47 No.2629  引用 
顔です。
複眼は接しておらず、わずかに離れます。
後頭部が膨れており、特徴的な形状です。


Re: トゲナガハナアブ属 投稿者: 投稿日:2006/08/29(Tue) 17:50 No.2630  引用 
交尾器です。
Surstylusが長く突出し、先端が少し曲がっています。
途中に分枝する傾向が見えず、はなあぶ14号に図示されたいずれの種とも一致しません。

これはなんでしょう?


Re: トゲナガハナアブ属 投稿者: 投稿日:2006/08/29(Tue) 20:25 No.2631  引用 
pakenya様。

おめでとうございます(^_^)

恐らく、日本で3頭目のSpilomyia近縁属の標本が出ましたね。
インセクト(栃木)の、56(1)に2004年に栃木県で採集された個体の写真が載っています。

交尾器は初めて見ました。やはり新属ですかね!

「はなあぶ」の原稿締切りが今月末ですので、間に合えば投稿してください。

Re: トゲナガハナアブ属 投稿者: 投稿日:2006/08/30(Wed) 09:17 No.2632  引用 
ええっ!!
これってnewなんですか!

「栃木県でオオナガハナアブに近縁な新属新種」の情報は、「みんなで作る・・・」の双翅目情報欄で見ていましたが、この情報の個体は20mm以上もあるとされていたので別物であろうと思っていました。

「はなあぶ」22号の締切りは明日ですね。
インセクトも入手していないので、さすがに間に合いそうにありません。もう少し情報を収集してから、投稿したいと思います。


Re: トゲナガハナアブ属 投稿者: 投稿日:2006/08/30(Wed) 10:31 No.2633  引用 
pakenya様。

体長の件は、私も多少気に掛かりました。

栃木は、写真と新属新種との情報しか書かれていません。

しかし、写真の腹部斑紋パターンと後腿節が著しく肥大していることから同種と判断しました。

以前、O先生から新潟で採れた複眼が離眼のSpilomiyaの話は聞いていたので、この2つの特徴を備えたこの写真を見て二つの話が結びつきました。

まさか、このサイズの新属新種が本州に2種も未記録のままだったということは無いだろうと考えております。

新属かどうかについては、良く判りませんが、北海道のH氏が新属と伝えたと栃木に書かれているので、恐らく間違いないのでしょう。

Re: トゲナガハナアブ属 投稿者: 投稿日:2006/08/30(Wed) 12:44 No.2634  引用 
茨城@市毛様

コメントありがとうございます。
また、別便で文献を送っていただき、大変恐縮です。

栃木の文中には、北海道のH氏が近く学会誌に発表との記述がありますが、これはまだなのでしょうか、情報がありません。

O先生の採集も近年なのでしょうか?これだけ顕著なものであれば、「日本のハナアブ ver.1」や「はなあぶ」に投稿記事があってもよさそうですが・・。

種名が判らない状態で投稿記事にするのは少し難しいです。

とりあえず眼鏡屋さんにメールして見ます。二日で投稿できるとは思えないのですが・・

Re: トゲナガハナアブ属 投稿者: 投稿日:2006/09/05(Tue) 09:33 No.2650  引用 
投稿のご報告です。

この標本について、はなあぶ22号に投稿いたしました。
眼鏡屋さんから、無事に入力完了の連絡を頂いております。
写真はカラーで入るようです。
ご協力ありがとうございました。

Hybosの1種 投稿者: 投稿日:2006/09/03(Sun) 20:49 No.2642  引用 
アノニモミイア様、毎回詳細なコメントありがとうございます。何も御礼が出来ませんが、ハナアブのほうでがんばります。

今回は、Hybos属です。「新潟県のオドリバエ科」を見るとHybos sp.1とsp.2の中間のように思えます。

近年発行された、Fauna Sinica Hybotinaeを見ると、Hybos属は収録種の約半分(84種)を占めており、しかも既知種5種を除いて全て新種という状態でした。(彼も九大に留学していたのですね))

写真の個体は、体長約4.5mm。5月中旬に茨城県北部(標高約400m)の谷沿いで採りました。

標本の特徴は、
・後腿節は黒色、脛節は暗褐色で付節は褐色。各付節先端節は暗化し、後付節は先端3節が暗化する。
・胸背の毛は黒色、腹部は淡色。胸部は灰白色粉で覆われる。
・脚部は多数の長白色毛を備え、中脛節はadに2本avに1本の長い剛毛がある。
・後腿節は肥大して湾曲し、その最大幅は腿節長の1/4であり、また中脛節の剛毛の長さもとほぼ等しい。

アドバイスよろしく御願い致します。


Re: Hybosの1種 投稿者: 投稿日:2006/09/03(Sun) 20:51 No.2643  引用 
腹部末端です。
だいぶ交尾器が捩れていますが、90度というわけでもなく、中途半端な角度ですね。


Re: Hybosの1種 投稿者: 投稿日:2006/09/03(Sun) 20:53 No.2644  引用 
普通の撮影では、交尾器が見づらいので分解してみました。

オドリバエの良い点は、交尾器が露出している種類が多いので、あまり解剖しなくても判る種類が結構あることですね。


Re: Hybosの1種 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2006/09/04(Mon) 11:36 No.2645  引用 
写真の種はHybos sp. 1と示されたものに相当すると思います.大型種で脚などに白色の長毛を生じる日本産の種はこれだけです.交尾器の構造も同じです.本種は未記載種で,FreyがHybos tibialis Bezziとして日本から記録したものですが,本物のH. tibilisは模式標本に基づきますと交尾器を含めて多くの相違点があり,まったく別の種です.
本種の近縁種は台湾のみならず中国大陸などに分布しています.

Hybos属は日本列島に20種あまり生息しており,これらと楊 定の中国種との関係がこれからの検討課題の一つです.中国にはまだまだ多くの未記載種があります.Hybos属はSyneches属に比べてより温帯性の属で,主要な分布圏は暖温帯ですが,冷温帯や亜熱帯にもある程度の種が生息し,更に熱帯にも少数ですが分布しています.成虫は常に林床などの草や潅木の上に静止し,近くを飛翔する小昆虫を短距離飛翔して捕獲し,葉上で捕獲脚(raptorial leg)の後脚ではさんで吸汁します.配偶行動はほとんど分かっていません.
写真の種は邦産種の中で最も早期に出現するもので,他の種は初夏から夏にかけて成虫が発生します.本種が捕食している写真は熊本の同好者が撮影したものがありますので(撮影者には断ってありませんが,ホームページにしめされていましたので),添付しておきます.

Re: Hybosの1種 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2006/09/04(Mon) 11:38 No.2646  引用 
画像添付の仕方を失敗したようです.どなたか教えてください.

Re: Hybosの1種 投稿者: 投稿日:2006/09/04(Mon) 15:29 No.2647  引用 
アノニモミイア様、早速の回答ありがとうございます。

画像添付については、
・添付可能ファイル : GIF, JPEG, PNG, TEXT, MIDI
・最大投稿データ量 : 100 KB
となっております。

恐らく、ファイル形式がTIFFであるか、サイズが100kBを越えていると思われます。

Re: Hybosの1種 投稿者: 投稿日:2006/09/04(Mon) 17:46 No.2648  引用 
画像を添付するときは、まず画像のタイトルは小文字アルファベットのみにしておきます。

市毛さんが書いてくれてますようにHPの管理上の問題であまり大きな画像は投稿できないようになっていますので、容量を100kb以下にしておいてください。

投稿メッセージを入れた後、その下のほうに出てる添付ファイルの欄の右の参照キーより、投稿したい画像を探し出して、入力(多分・・「開く」またはダブルクリックでいけると思います。)

そして投稿すればできると思います。

Re: Hybosの1種 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2006/09/04(Mon) 18:37 No.2649  引用 
添付方法について教えていただき有難うございました.試みてみます.うまく送れればいいのですが.

Rhamphomyia(Calorhamphomyia) f... 投稿者: 投稿日:2006/09/03(Sun) 08:33 No.2638  引用 
アノニモミイア様、毎回詳細なコメントありがとうございます。時間が空くとオドリバエを見るようになりました。ハナアブそっちのけです(^_^;)

今まで、良くわからないからと思っていましたが、「馬場博士採集の新潟県のオドリバエ科」を参考にして色々調べております。

写真のオドリバエ(体長9mm)は交尾器などからRh.(Calorhamphomyia) formidabilisと思われますが如何でしょうか。

5月中旬に茨城県北部(標高約400m)の谷沿いのカエデの花で採りました。

また、この種のメスと思われる個体も採集しましたが、脚の羽状剛毛が見当たりませんし、腹部側面に黒い房状の毛の束を持っています。(新潟県の・・にこの特徴が書かれていなかったのでちょっと不安です。Freyの原記載にも書かれていないようです。)

よろしく御願い致します。


Re: Rhamphomyia(Calorhamphomyi... 投稿者: 投稿日:2006/09/03(Sun) 08:34 No.2639  引用 
同、交尾器です。

Re: Rhamphomyia(Calorhamphomyi... 投稿者: 投稿日:2006/09/03(Sun) 08:36 No.2640  引用 
メスと思われる個体です。

翅の縁紋が写真のように明瞭な個体と、まったく判らない個体が採れてます。


Re: Rhamphomyia(Calorhamphomyi... 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2006/09/03(Sun) 13:17 No.2641  引用 
写真の雌雄は同定されたとおりRhamphomyia (Calorhamphomyia) formidabilis Frey, 1951です.本種は青森から四国,九州中部まで分布していますが,一般的傾向として,北部の集団は腿節がほとんど黄色で,九州や四国の手段では先端を除いて黒褐色になります.その間はほぼクライン状に変わりますが,例外的な地域もあります.また,黒化の程度に伴って,雌では中腿節,後腿節,後脛節の上下両面に半羽状剛毛(semipennate bristles)が発達します.また,本種にはあまり顕著なものではないですが,雄交尾器にも地理的変異がある程度あります.このような交尾器に見られる地理的変異は本種に限らず,列島内で広域分布する種に時折観察されるものです.

本種もそうですが,Rhamphomyia属やEmpis属の多くの種や,Hilara属の極少数の種では雌の腹部中央の側域の膜状部から反転可能な膜質の円錐状突起を生じ,これには黒などの微細なビロード状の軟毛が密生しています.雌は群飛中にこの突起を出していることが多く,その機能については,自分が卵巣が発達しているかのように見せて,求愛給餌をもってきた雄を惹きつけるためという説もあります.あるいは合っているのかもしれませんが,むしろ形状からして,群飛の為の集合フェロモンを発散しているのかとも思われます.

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