ヒロクチバエ科Platystomatidaeの1種だと思います。
種名は、詳しい人のコメントをお待ちください。
こんちは。
(詳しくないですがコメントです) 市毛さんの仰る通り、ヒロクチバエ科ですね。 Prosthiochaeta sp.までは間違いないと思いますが・・・ 翅がもう少しいい角度から撮れていれば種まで見当が付くと思います。 別の角度は、ありませんでしょうか?
ハマダラヒロクチバエ Prosthiochaeta flavihirta Hara 1987ではないでしょうか・・・(比較的新しく発見された種なので九大目録には出てこない種類です。)
ヒロクチバエ科で翅にこの手の斑紋があるのはEuprosopia属とProsthiochaeta属なのですが、画像では頭部の雰囲気はProsthiochaeta属であるように思われます。 Prosthiochaetaのレビジョンでは日本には一種のみが記録されています。
市毛様、バグリッチ様、ハエ男様、ありがとうございました。「ハマダラヒロクチバエ」とのこと、本当にありがとうございました。1987年の記載なのでしょうか・・・学名まで教えていただき感謝いたします、今後ともご教授願えると嬉しいです。ありがとうございました。
こんちは。
模様の良く見える画像があってよかったです。 私も、ハエ男さんの意見に賛成です。 学名のつづりは、Prosthiochaeta flavihirataですよね。 私は綴りミスが多いので、指摘できるような立場ではありませんが、たまたま気づきました。 ではまた。
本種の学名は原記載(Kontyu, Tokyo, 55(4):690)によれば, Prostiochaeta flavihirta Hara, 1987 でして,ハエ男さんの綴りが正確です,なお,著者名の後のカンマが必要ですが.falvi(黄色)+ hirta(毛の生えている)ですから,hirataにはなりません.なお,私の所蔵同定標本と上の写真を比較しましたが,写真の種はハエ男さんの同定どおりでした.
バグリッチさんの指摘されたflavihirataと言う綴りは,良く見ましたら原記載689ページのFigs. 10-13の中で,本種の12.のところで P. falvihirata と綴られています.これは多分原稿のミスか校正ミスではないでしょうか.このような記載の冒頭の綴りと図の説明の綴りが異なる場合,flavihirtaがホモニムにでもならない限り,flavihirataが生きることはないと思います.
アノニモミイアさん、ご教示ありがとうございます。
ハエ男さん、失礼致しました。 1論文中で、異なる綴りがあるとは、思っていませんでした。 申し訳ありませんでした。 引き続き、宜しくお願い申し上げます。
アノニモミイアさん、原記載論文の=学名綴り=まで懇切丁寧に教えてくださり、本当にありがとうございます。とても参考になりました。感謝いたします。今後とも教えてくださるようにお願いいたします。
私の方にも入力ミスが二ヶ所ありましたので訂正しておきます(ちゃんと読み直してから投稿しないのでこういうことになりました)
. No. 3450の"falvi(黄色)+" は "flavi(黄色)+"の入力ミスです. No. 3451の2行目,"P. falvihirata" は "P. flavihirata" の入力ミスです. |
アノニモミイアさんからのご質問ですのでお知らせしておきますね〜。
1:記事を投稿する際に暗証キーを設定してください。
2:投稿記事のNoを確認してください。 3:BBSの一番したのところに「修正」「削除」を選ぶタブがありますのでそれの修正を選択してください。 4:その修正タブの横に記事Noを入力し、さらに横に暗証Noを入力する部分があります。 そこに入力して、送信すると修正できるはずです。
ハエ男さん.修正方法分りました.お手数おかけします.3410を修正し,3411を削除しました.
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これは推察されたように,Entomophtora(エントモフトラ)というカビの1種に犯されたハエです.ハエの体内で菌が増殖し,特に腹部のような柔らかな部分は膨れ上がって内部の菌が白く見えます.特別に珍しいものではなくて,注意するとしばしば見付かるものです.Googleなどで検索してみると,さらに詳しい情報が得られるでしょう.
アノニモミイア さまコメントありがとうございます。
カビがこんな風になるなんておもしろいですね。 Googleで早速検索してみます。 |
背面一方向のみで同定するのは正直厳しいのですが・・・
一応、翅の斑紋はハルササハマダラミバエに良く似ていると思います。ただ、このグループは小盾板(この画像では背中の黄色く見える三角形の部分)の黒い紋がどの部分にあるかなどが、この近縁なグループの同定には重要な部分なのです。(この画像ではちょっときついです。) ハエの仲間はチョウなどと違い、斑紋だけでは同定できない場合が良くあります。模様もさることながら体の剛毛や刺毛の配列なども重要で、これらが見えないと同定精度が著しく下がってしまうのです。(外見ではほとんど区別が付かず、交尾器を見ないとわからない種類もものすごく多いですし・・) 今回の場合は、あくまでも、「多分・・かもしれない」ということでお願いいたします。
ハエ男さん、今晩は。
ハエの仲間の同定が難しいことを理解できました。 つい、目にすると撮影し、後で、頭を痛めています。せめて、○○科とか、○○亜科の仲間まで解ればと思っています。 このミバエの仲間は、「多分ハルササハマダラミバエかもしれない」と紹介させていただきます。 有難うございました。 |
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