以前、以下のタイトルでゴキブリから出てきた寄生バエについて質問したものです。http://diptera.jp/usr/local/bin/perl/dipbbs/joyful.cgi?list=pickup&num=11918 一年ぶりに西表島にて、同じ場所にいるコマダラゴキブリ幼虫を数匹持ち帰ったところ、再び寄生バエが出てきました(同種?)。 種の同定を行い、追加の調査を行いたいと考えていますが、有識者はいらっしゃいますか? また、腹部より交尾器?産卵管?のようなものが伸びていたのですが、羽化不全によってこのような形態になることは考えられますか? 有識者の方のご意見お待ちしております。
匿名希望 様.
現在,誰がツリアブモドキを研究しているか不明です. 翅の後縁が広く淡色となるので,Atriadops javana ハマダラツリアブモドキだと思います. 腹部末端の産卵管のようなものは,尾角cercusでNagatomi(1978)やParamonov(1953)の同属他種のメスの記述を見るとAtriadops属は長いcercusを持っているようです. Nagatomi, A. 1978. The Nemestrinidae of Japan. Jour. Nat. Hist., 12: 601-615. Paramonov, S.J. 1953. A review of Australian Nemestrinidae (Diptera). Aust. J. Zool., 1(2): 242-290.
茨城@市毛 様
丁寧にありがとうございます。 ひとまずハマダラツリアブモドキという認識で進めようと思います。 |
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双翅目談話会 第28回総会を下記の通り、今年も大阪市立自然史博物館にて開催いたします。
ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。談話会会員以外の方のご出席も大歓迎です。 ◆ と き 令和8年4月11日(土) 午前10時より 10:00〜12:00 同定会 12:00〜13:00 昼食 13:00〜13:30 総会・会計報告 14:30〜15:00 講演 大宮正也(世界のイエバエ科の目録における日本産種の表記) ミニ講演 15:00〜15:30 休憩・写真撮影 15:30〜17:00 ミニ講演・1人1話 ◆ ところ 大阪市立自然史博物館 実習室 〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23 博物館へは職員通用門より入り、守衛室で「双翅目談話会にきました」と言って入館して下さい。 9:00以前には入れません。 車で来場の場合は、博物館専用の駐車場はありませんので、長居公園や近隣の駐車場(タイムズ、名鉄協商、パークスター)をご利用ください。 ◆ 懇親会場 肥後橋 徐園 (大阪メトロ四つ橋線 肥後橋駅 2番出口 徒歩1分) 06-6448-5263 懇親会費 6,000円(学生5,000円) 懇親会に参加して頂ける方は、4月3日までに笹井までご連絡下さい。 ミニ講演も受け付けます。 E-Mail: dipterist-sasai@nifty.com |
秋田県東成瀬村椿川2025.12.17採集 雪上で採集しました。 "ペストコントロール図説の絵解き検索"で検索しました。 後脚の第1跗節が太い短いことからハヤトビバエ科では?と思ってます。 よろしくお願いします。
ツバ様.
ご推測通り,Sphaeroceridae フンコバエ科(旧ハヤトビバエ科)で良いと思います. 日本昆虫目録(2014)では28属82種類でしたが,林(2016)によると150種以上の生息を確認しているとのことです. 林氏以外に詳しく調べている方はいないと思います. 林 利彦. 2016. 衛生害虫としてのハエ.フンコバエ科 The family Sphaeroceridae. 松岡裕之編, 衛生動物学の進歩 第2集. pp.121-123. 三重大学出版会.
市毛様
返信ありがとうございます。 フンコバエ科とわかり安堵しました。 雪上であまり昆虫を見る機会がないので好奇心から投稿させていただきました。 フンコバエ科については、林利彦さんが専門で研究されているのですね。 少し調べてみると、はなあぶNo.19にも林利彦さんの国内のフンコバエ科についてが載っていますね。 ネットに"Studies on the sphaerocerid flies of synanthropy and hygienic importance in Japan (Diptera) I. The key to species of the flies "を見つけました。そこにフンコバエ科の検索が載っています。 1986年に作成したようです。1986年以降に種が追加されていると思うのですが、現在も参考にしてよいものでしょうか?
ツバ様.
Hayashi(1986)でも,そこそこ行けると思いますが,収録種類数が既知種の半分以下な点が不安要素です. その他,次のサイトも参考にしてみて下さい. https://roukanomushi.blog.fc2.com/blog-entry-1374.html
市毛様
丁寧にありがとうございます。 Hayashi(1986)の検索不安要素について承知いたしました。 また、紹介いただいたサイトは写真を使用して種の同定の手順が説明されているのでわかりやすいですね。文中にあるカナダの文献を使って属まで検索をためしてみようと思います。 ありがとうございます。 |
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