![]() ムシヒキアブ図鑑のLaphriinaeの検索ではどうだったのでしょうか? http://www3.kcn.ne.jp/~tgw/web_page/Laphriinae/key_Laphriinae.htm 念の為,検索での比較対象となっているコムライシアブの口吻の写真と,Yang&Hradsky(2007)のC.amurensisの頭部の図を貼っておきます. 参考文献 Young, C.L. & M.M. Hradsky. 2007. Robber flies of South Korea III. South Korean species of the Subfamily Laphriinae Macquart, 1838 (Diptera: Asilidae). Zootaxa 1388: 1-23.
市毛様
ご無沙汰いたしております。 やはり図と比較しても、胸背の毛の感じもコムラではありませんので、アムールとしてよいのかなと思っております。 ありがとうございました。 |
R.B様.
アブ科のオスは難しいです. 専門的に研究している方でないとわからないようです. なお,メスと同時期同所で採れた個体であれば,翅脈や斑紋から類推出来る場合もあります. 海浜性のアブ科は,2018年にも新種Hybomitra litoralisが記載されていますのでまだ未解明の種類がいるのかもしれません. 参考文献) Yonetsu, A., Shinogi, Y. & M. Watanabe. 2018. Hybomitra litoralis sp. nov., a new species of the family Tabanidae (Diptera) from Japan. Med. Entomol. Zool., 69(1): 13-18. 余談ですが,日本産アブ科については標本写真が図示された文献が北隆館の昆虫大図鑑以外は皆無に近かったですが,弘前大学白神自然環境研究センターの論文に初出の種類の写真が色々と載っています. 参考文献) Seki, A. & T. Nakamura. 2015. Horse fly fauna of the Shirakami Mountains and adjacent areas, Honshu, Japan (Diptera, Tabanidae), a preliminary report. Shirakami-Sanchi, 4: 20-26. Seki, A. & T. Nakamura. 2017. Horse fly fauna of Mt. Goyosan and adjacent areas, Iwate Prefecture, Honshu, Japan (Diptera, Tabanidae). Shirakami-Sanchi, 6: 18-22.
茨城@市毛 様
いつもありがとうございます。 オスの方がむしろ難しいのですね… 文献情報ありがとうございます。確認してみます。 |
![]() 場所は葛飾区、綾瀬川沿いの土手草地です。 マメヒラタアブ属(キアシマメヒラタアブが近いか?)ではないかと思いますがいかがでしょうか? よろしくお願いいたします。
小金井虫さま.
ご推測通り,キアシマメヒラタアブで良いと思われます.
茨城@市毛様
いつもお世話になっております。 ありがとうございました。 ちいさなハナアブも地味ですが面白いです。 |
失礼しました。撮影日は2024.7.15の誤りです。
芋虫のつぶやき様.
No11119のスレッドにあるように色々と見ないと判断が難しいようですが,外見的には先のスレッドの写真と大差無いようですので,Dinera属の1種として良いと思われます.
茨城@市毛 様
いつもありがとうございます。 Dinera属の1種とのこと。了解いたしました。 今後ともよろしくお願いいたします。 |
![]() Cylindromyia属に似た腹部を持つ画像が幾つか紹介されていますが、同属と見なしてよろしいでしょうか。 また「ナガハリバエの一種」として紹介されている画像も見つけましたが、「ナガハリバエ」に特定の属との紐づけはあるのでしょうか? 初歩的な質問で恐縮ですがよろしくお願いいたします。
木佐浩之 様.
Cylindromyia属は,もっと腹部が長いヤドリバエです. 写真のヤドリバエは,私としてはDexia flavipesに似ていると思います(近縁種も多そうです). ご指摘どおり,ナガハリバエという和名は特定の属を表していません. ヤドリバエ類では,極一部の種類に和名が付いているだけで, 和名も安定していませんので,極力学名を併記するのが良いと思います. なお,ヤドリバエの属については下記の旧北区の属の検索という文献に日本に分布する大部分の属が載っています. https://www.naturkundemuseum-bw.de/fileadmin/forschung/entomologie/Publikationen/TschorsnigRichter1998.pdf
茨城@市毛 様
ご解説ありがとうございます。 腹部が細く白い横帯があることで「Cylindromyia」に似た画像を見つけましたが、 胸部の感じはご指摘頂いた「Dexia flavipes」に近いのでその近縁種かもしれませんね。 「ナガハリバエ」は分類上の名称ではないことも分かりましたので、 「ナガハリバエの一種」とすれば差し障りがないように思います。 どうもお世話になりました。 |
![]() 7月11日、都内北区の公園にてハナアブ科を撮影しました。 逃げられてしまい、はっきりしない1枚のみで申し訳ありませんが、ナガヒラタアブではないかと思うのですがいかがでしょうか? よろしくお願いいたします。
小金井虫様.
ご推測通り,ナガヒラタアブのようです.
茨城@市毛様
ありがとうございます。 公園内での初記録となりました! |
Sato 様.
ツヤホソバエの胸部に赤いダニ(=タカラダニの仲間?)が付着しているようです.
早速のご返信ありがとうございます
ツヤホソバエなのは合っていたのですね! 属名・種小名まで特定するのはかなり難しそうですね、、、 |
間違えました、6月23日撮影です。
リョウ 様.
ハチモドキバエの仲間ですが,体色がはっきりしていないテネラル個体のようですので種名まではわかりません.
茨城@市毛 様
ご教示くださりありがとうございます。 |
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