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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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双翅目の標本の軟化 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2006/08/07(Mon) 01:27 No.2572  引用 
こんばんは。今までハナアブをやり始めて5年間ずっとこの事を疑問に思っていたのですが、びみょーな毛の生えた虫や濡らして乾いたら翅べっとり毛がつんつんになる虫の軟化の方法ってどうすればいいんでしょうか??
殺してその日に標本にするのが一番やとは思うんですが、やっぱ旅行とかで展翅が出来ないまま2,3日ほったらかしになってしまったりすると、家帰ってきたらカチカチになっています。で、無理やり羽を広げようとしたら…(´・ω・`)
甲虫は熱湯につける方法でやってるんですが、双翅目は軟化のやり方が分からないので、ゆっくりと関節に力を掛けて広げたりしています。
どなたか簡単に(薬品とか難しいのはできるだけ避けたいです)出来る方法教えてくださいm(_ _)m

ちなみに…最近はどこに行ってもGoodなハナアブが採れません。初夏のマロータ&モモブトで幸運を使い果たしたのでしょうか…ヨコジマナガやマツムラナガが採りたいよ〜 やり始めた頃血眼になって探したスズキナガはどこでもお目にかかるようになったんですがねw

Re: 双翅目の標本の軟化 投稿者:ウミユスリカ 投稿日:2006/08/07(Mon) 15:22 No.2574  引用 
私は、正露丸フィルムケースでうまくいく場合があることを確認しています。

まず、フィルムケースのそこに正露丸を3粒入れ、それを丸めたティッシュペーパーでおさえ、ティッシュペーパーには虫がおさまるくぼみをつけます。私はこの状態のものを亜硫酸ガス殺虫管で採集したハエを持ち帰ってマウントするまで保管するのに使っているのですが、これにびしょびしょにならない程度に水を2〜3滴たらし、乾燥した虫を入れて2日ほど放置することで、ハエの整形が可能になることがあります。

Re: 双翅目の標本の軟化 投稿者:TKM事務局 投稿日:2006/08/07(Mon) 21:20 No.2575  引用 
 双翅目の標本は乾燥したものをどう軟化するかより、いかにして乾燥させず(なおかつ腐らせず)に持ち帰るかを考えた方が良いと思います。
 私が泊りがけで採集に行く時は夜、その日の採集品をティッシュで包み小型のタッパーに入れます。その時、ティッシュの小片に包んだ正露丸を一粒入れておきます。たくさんの虫をティッシュに包んでいると虫自体の水分でしっとり湿っていますが正露丸に含まれるクレオソートの強力な防腐効果で虫が腐ることはありません。
 今年2泊で行った採集品をこのようにして持ち帰りましたがハチやハエはやわらかい状態で標本にできました。帰宅後そのまま冷蔵庫に保管して少しづつ標本にしましたが甲虫やカメムシは2週間後でも生展足可能でした。ただし微小種は乾燥しやすいので早めに処理したほうがいいです。

Re: 双翅目の標本の軟化 投稿者: 投稿日:2006/08/08(Tue) 09:23 No.2576  引用 
 私も正露丸を用いて軟化をしています。完全に乾燥してしまった標本でも、水分と正露丸の防カビ効果で軟化出来ます。
 密閉できる容器(タッパーなど)に蓋のない小さな器を入れ、これにティッシュを畳んで敷きます。この上に標本を乗せます。器の外側に湿らせたティッシュを入れ、正露丸を一粒入れます。容器を密閉し、このままで1週間ほど常温状態でほおって置くと、ゲニも引き出せる状態になり、毛も濡れません。
 正露丸と水分を、虫に直接触れさせないようにするのが吉です。

 唯一の難点は、標本が正露丸臭くなることですね ^^;)

Re: 双翅目の標本の軟化 投稿者:ゆーちゃん 投稿日:2006/08/09(Wed) 21:37 No.2582  引用 
皆様わざわざありがとうございます。今度泊りがけで採集に行く事になったのでぜひ正露丸を使ってやってみたいです。

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