偶然、長崎大学学術研究成果リポジトリhttp://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/ にアクセスしました。(2006年4月試験公開、2007年2月正式公開された比較的新しいサイトです。)
Dipteraで検索をしたところ、蚊やヌカカなどの論文が比較的多いのですが、エセミギワバエやクロバエ、イエバエ、クモバエなどの論文(原記載・再記載も有り)もありますので、興味ある方はチェックされてはいかがでしょうか・・・
上記長崎大学だけでなく、国立大学の多くで現在紀要などの公開を始めたところが多くでてきたようです。
一括して検索したいのならばJuNii 試供版 http://ju.nii.ac.jp/でも検索できます。
また各大学でリポジトリを公開してるところについてはこんなところ(広島大学サイト内)http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/portal/link.htmlも便利かもしれませんね。
とはいえ、ほとんどの大学で一応公開してはみたものの、まだまだ、公開数は少ないですが、これからに期待したいものですね。 自分で設定しておいてなんだが・・・URLは一個しか書き込めなかったようです。(2個書き込んだら迷惑投稿扱いになってしまいました。) |
タテジマハマダラミバエ Lenitovena pteropleuralisだと思います。
日本産Acanthonevrini族は翅斑紋が似てるのが多く、種の同定は胸部の紋を見たほうがわかりやすいとされています。
ハエ男さん、いつもありがとうございます。
胸部の比較ですね。勉強になります。 |
こんにちは
先日、カオスジモモブトと同じ場所で採集したChalcosyrphus属のメスです。胸背に鱗粉による顕著な縞模様があるのでXylotodes亜属と思われますが、はじめて見る種類のようです。大きさは、同所に多数いたクロハラナガハナアブモドキC. ambiguusより少し小さい感じでした。もしかして、これがヒサマツケブカC. hisamatsui (Shiraki,1968)なのでしょうか?Fauna Japonicaの記述を読むと、オスには腹背に顕著な特徴があるものの、メスの特徴は弱いらしいです。なんだかよくわかりません。 教えてください! 明日は天候がよさそうなので、会社をサボってオスを狙いに出かけて見ます。
pakenya様。
ヒサマツケブカハラナガハナアブは、タイプ標本の♂同様に翅に明瞭な暗色斑紋を有します。 http://cse.niaes.affrc.go.jp/nakatany/dbdiptera/b_hisamatsui.htm 写真だけで絵合わせすると、Chalcosyrphus jacobsoniの♀の可能性があると思います。 詳しく調べないと難しいです。 ここら辺の属も、北海道などの標本を交えて、再検討しなければならないようです。
市毛様
いつもありがとうございます。 Chalcosyrphusには、目録に載っていないものが少なくとも3種あることが、ハナアブネットの北海道のリストに示されていて(C. eugenei, C. jacobsoni, C.nitidus)、いつか見てみたいと思っておりました。これらは、極東ロシアの検索などに記述されているのでしょうか?原典を持っておりませんので、会長の翻訳を心待ちにしております。 一昨日の採集では同じ種の追加はできませんでした。が、クロハラナガハナアブC. longusに似ていて、後脚脛節末端に長いとげを持たないやつと思われるメスを採集することができました。こいつの名も知りたいものです。 ではまた。
このトゲ無しのlongusは、Dr.Mutinに送ったのですが、交尾器を飛ばされてしまい、そのままになっています(^_^;)
おそらく、あちらには同じような近縁種はいないようです。 Chalcosyrphusは、本州に6種ぐらい不明種がいたと思います。 Xylotini類は、なかなかまとまって採れないので標本蓄積が進まないグループです。 Spheginaも含め、片っ端から針刺し標本にしておくことをお勧めします。 |
まゆみさん>ようこそ
画像はヒラヤマアミメケブカミバエです。普通に見られる翅に紋があるミバエですね。 記事No.2314にもきれいな本種の画像と、よく似てるシモフリシマバエの画像がありますのでご参照下さい。 また翅に紋がある種類を見たときはバグリッチさんのサイト内に「特徴的な翅模様のハエたち」http://homepage1.nifty.com/tago-ke2/moyou-hae/index.htmにも紹介されていますので、そちらも参照されると良いと思います。
ハエ男さん!ありがとうございました♪
最近、羽根に柄のあるハエに出会うので、いろんなハエが居るのだと驚いています。シモフリシマバエは最近、わたしも撮りました。 今後もよろしくお願いします! |
ヒゲナガヒロクチバエ Lamprophtlama japonicaの♀だと思います。
早速お教え頂きありがとうございます。
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触角第3節が大きく膨らんでいないところや、複眼の間に大変大きな黒い部分(額瘤)が見えるところからヒメアブではないかと思います。
ヒメアブ。ありがとうございました。
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