セダカコガシラアブで合っています.
茨城@市毛様
同定いただきありがとうございます。 |
Tabanus chrysurus Loew, 1858アカウシアブで合っていると思います.
茨城@市毛様
アカウシアブとヤマトアブの同定をありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。 |
同定通りです.雌です.
三枝豊平様
同定いただき、ありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。 |
No. 10426で触れたように,Planempis亜属には典型的なPlanempisの他に,そのような交尾器に進化する段階より分化の程度の低い,あるいは分化の方向性が異なる多くの種群があります.また,一部にはR4脈を失って,検索するとRhamphomyiaに行きつく種群もあります.今回の種はRhamphomyia型の脈相のPlanempisの1群の1種です.この群は,市毛さんが書かれているように,胸部や腹部の刺毛が極めて短く,しばしば淡色(市毛さんが表現されているように銀色にも見える)で,一般的に雄後頭部側面や胸部のnotopleuronの縁の刺毛が鱗型(pennate setae)になり,また雌の脚にもpennate bristlesを生じます.この群は北海道から九州まで少なくとも6種(いずれも未記載)から構成されています.今回の種がこれらのいずれかに相当するか,あるいは別種かは,写真だけでは判定しがたいです.比較のために適当な機会に拝借できればありがたいです.
この群に交尾器が類似して,R4脈があり,後腿節が肥大して,腹面に強い棘を生じる1群があります(同様に棘を生じるmicrotheca群とは異なる).雄交尾器の形状は上記の群によく似ています.またE. (Planempis) luteipilosa群も交尾器の形状が上記2群に類似しています.
三枝様.
R4脈を欠いたEmpis(Planempis)属の1種ですか,奥深いものです. そういえば,日本産水生昆虫の検索第2版で出てきた,同じようにR4脈を欠くHilara(Pseudorhamphomyia)も驚きでした. 標本は後日,Rh. deformipesと一緒に送らせていただきます. ありがとうございました.
市毛様.標本の件有難うございます.到着したら検鏡してみます.なお,EmpisとRhamphomyiaの関係のワード文書(14.8kB)を添付したら,アップロードできません,とのことでした.
ながくてもいいのなら,コメントとして入れてもいいのですが.
三枝 様.
ワードの文書がアップロード出来ない件ですが,古い掲示板のためWord 97-2003形式までしか対応していないようです. ワード文書のファイルの種類を「Word 97-2003文書(*.doc)」として保存し直してみてください. 後日,docxのままで投稿できるよう修正したいと思います.
三枝様.
大変詳しい説明ありがとうございます. Vockerothempisの論文にも,Rhamphobyia分類の困難として解説されてましたね.長文の英語であまり理解できてなかったので,大変勉強になりました. 今後とも宜しくお願いします. |
Tabanus rufulens (Bigot, 1887)ヤマトアブで合っていると思います.
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大表章二 様.
これは,Penthetria japonica Wiedemann, 1830 ヒメセアカケバエで合ってます.
茨城@市毛様
同定いただき、ありがとうございました。 |
画像の種は,Rhamphomyia (Pararhamphomyia) deformipes Saigusa, 1963 ヒザゲヒメオドリバエです.本種は北海道(札幌)のタイプシリーズ(4♂)で記載されましたが,その後,乗鞍岳(?)(2♂),九州の阿蘇(1♂)などでごく少数の個体が採集されている稀な種です.雌は未知です.分布がかなり局地的ですが,おそらく場所と発生期があった場合に群飛を見つければ数が採集できると思います.市毛さんがどのような状況で採集されたか存じませんが,ぜひ記録しておいてください.本州からの確実な記録になります.もし,余分の標本がありましたら恵与いただけるとありがたいです.
三枝 様.
deformipesの原記載に脚と交尾器の図が載っていたのに気づきませんでした. 還暦間近になってから,うっかりが多くて困ってます. ちょうど発生時期なので,追加個体を狙ってみます. ありがとうございました. |
大表章二 様.
独特な体型なので,ハグロケバエと思われます. この掲示板の回答者は本州〜九州なので,北海道で普通に見られる種類でも見当がつかないことが多いです.
茨城@市毛様
ありがとうございます。Bibio属の多くは脚の棘で判断判断するのですね。また撮影場所、撮影年月日を忘れないようにします。 |
大表章二様.
Bibio属だけで,北海道に10種以上が分布してますので生態写真では判別できません. なお,エゾアシブトケバエというは一般的に普及していない和名です(北海道農試で使われているようですが;^_^). 北海道以外ではBibio deceptusと学名で呼んでます. |
大表章二様.
ケバエ類,特にBibio属は一部の種を除いて脚の棘を見ないと区別できません.過去の記事を見てください. なお,投稿に際しては撮影時期と場所,体長を明記してください |
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