大宮様.
返信ありがとうございます. >記載当初から… 記載者・年に括弧をつける場合とつけない場合に,そのような違いがあるとは知りませんでした.なるほど.そういうことだったんですか… これからは規則に従って書きます. はなあぶのほうも今確認しました.私の個体でも,第5背板の両側部がわずかに黄色がかっていました. Hamaxiaに関して,オス交尾器の図がどこにあるかわからないとのこと,調べてくださりありがとうございます. >本種のシノニム… シノニムのOchromeigeniaのほうの原記載は確認していませんでした.たしかに図はないですね… マメコガネの天敵についての論文も読んでみました.メスでもかなり額が狭いんですね.生態や幼虫期の形態が思ったより事細かに調べられており,驚きました.いつか自分の目でも,寄生の瞬間を見てみたいものです. 夜行性と書いてありますが,今回採集したのは午後2時でした.ただ,草のたくさん生えたやや暗いところではありました.それから,私の着ていた黄色いシャツにとまっていたので,たしかに吸蜜性なんだろうと思います(その黄色いシャツを着ているとハエやホウジャクがよく近寄ってくるんです). 時期も5月から9月にかけて2回か3回に分けて発生というようなことが書いてありますが,今回は11月だったのでちょっと遅い時期だなと思いました. |
虫キョロリス様
Hamaxia は自分で採った事がありませんが同定依頼の中に入っていた事があります. オス交尾器の図がどこかに有るか分かりません. 本種はメスで記載され,レクトタイプ指定の話にもメスしか出てきません(2009年の中国の注釈付きカタログ). 本種のシノニムであるOchromeigenia ormioides Townsend, 1919 がオスで記載されれているのですが,そちらの原記載に図はありませんでした. マメコガネの天敵についての文献に,幼虫,蛹,メス成虫が図示されています(FIG. 14-16). https://typeset.io/pdf/the-parasites-of-popillia-japonica-in-japan-and-chosen-korea-37h8z431ie.pdf |
虫キョロリス様
いいPegomya ですね. 自分は,はなあぶ56号に報告した新潟県の個体を1♂採っただけです. 涼しい所の種かと思いきや,Suwa (1999) によると熊本県の記録もあるようです. 記載当初からPegomya 属なので,この場合は記載者・年に括弧は不要です. |
tosaka様.
ブユのオス成虫での同定は困難と思われます. なぜなら,検索表がメス成虫もしくは幼虫や蛹を対象としてものしか作られていないためです. また,林(2017)の図版を見ると,雌雄で色彩や微毛斑等が大分異なっております. なお,東京昆虫目録(TKM)でみると,東京都本土で22種が記録されております. 林 成多. 2017. 島根県産ブユ科の同定と分布 . ホシザキグリーン財団研究報告特別号 , (21): 1–122 https://www.green-f.or.jp/kenhou/suisei_kontyu/Sbhgf_21_001.pdf |
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