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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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これは何ですか。お教え願います... 投稿者: 投稿日:2009/06/23(Tue) 22:13:15 No.5650  引用 
2009.06.20 青森県下北半島、沢の上でオドリバエをねらったネットの中に入ったものです。

Re: これは何ですか。お教え願い... 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2009/06/24(Wed) 11:37:45 No.5659  引用 
おーやぎ様.

かなり変わった♂交尾器ですね.

三枝先生のコメント待ちですが,とりあえずオドリバエ科のKowarzia属に一票入れておきます.

Re: これは何ですか。お教え願い... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2009/06/27(Sat) 01:41:32 No.5661  引用 
オドリバエ科のClinocerinaeシブキバエ亜科には類似した属がいくつかあって、標本を検しないと正確を期することは難しいのですが、外観からだけ判断しますと、Trichoclinocera dasyscutellum (Saigusa)であろうかと思います。本種はAcanthoclinoceraという属の模式種として記載されたのですが、その後、この属がTrichoclinoceraのシノニムとして消えましたので、上記学名になっています。しかし、前述の通り多分というていどです。

Re: これは何ですか。お教え願い... 投稿者: 投稿日:2009/06/27(Sat) 19:39:41 No.5662  引用 
茨城_市毛さま、三枝豊平さま、
ありがとうございます。
標本をお送りしますのでよろしくお願いいたします。
シブキバエ亜科とは、沢の上流で流れの落差の激しいところも続いていましたので環境的なものからシブキ・飛沫ということでしょうか。

Re: これは何ですか。お教え願い... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2009/07/21(Tue) 11:08:03 No.5742  引用 
おーやぎさんから送られてきた写真の個体の標本を調査したところ、間違いなくTrichoclinocera dasyscutellum (Saigusa)の雄でした。本属の特徴は翅のR1脈の背面に刺毛列があることです。シブキバエの語源は沢のしぶきがかかるような場所を生息場所にしていることです。

他の日本産Trichoclinoceraの種が、沢音のするような渓流の岩や石のしぶきや波のかかる部分で生活するのに対して、本種はどちらかと言えば森林内の細流のような緩やかな流れで生活しています。

本種が含まれるdasyscutellum群はTrichoclinocera属の中の一群で8種から構成され、ジャワ、インドシナ半島、北西インド、ヒマラヤ、中国(雲南、四川など)、沿海州、朝鮮半島、台湾、日本列島に分布しています(Sinclair, B. J. & Saigusa, T., 2005. Revision of the Trichoclinocera dasyscutellum group from East Asita. Bonner zoologische Beitraege, Band 53(2004): 193-209)。

ムシヒキアブの産卵 投稿者:Bacon.L 投稿日:2009/07/19(Sun) 03:16:30 No.5732  引用 
サキグロムシヒキでしょうか
webで調べても産卵に関する情報が得られませんでした

ツマグロキンバエ 投稿者:天道虫 投稿日:2009/07/17(Fri) 14:56:24 No.5721  引用 
すいません、不鮮明で小さい画像を貼り付けてしまいました。
元画像からトリミングして、画面を大きくしたものをもう一度貼り付けます。


Re: ツマグロキンバエ 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2009/07/18(Sat) 00:21:25 No.5723  引用 
拡大写真で判断するとやはりツマグロキンバエです。

このハエはなんでしょうか? 投稿者:天道虫 投稿日:2009/07/16(Thu) 10:52:24 No.5711  引用 
とても小さいハエですが、目があまりにも赤いので、なんだこれと?撮ってみました。種類がわかりません。科名だけでもわかると助かります。よろしくお願いします。

2009.6.12 tokyo takao


Re: このハエはなんでしょうか? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2009/07/16(Thu) 15:12:09 No.5714  引用 
写真のハエは、オドリバエ科(いわゆるハエーーイエバエとかショウジョウバエなどーーよりもアブに近い双翅目(ハエ目)の1科)の1種で、ヒロバセダカバエ属Syneches(シネケス)に属します。

日本ではまだこの仲間の研究が十分に進展していないので、種の名称までは決まっていません。ですから、現段階ではヒロバセダカバエ属の1種ということになります。

確かに複眼が鮮紅色で美しいものです。このハエ、と言うよりアブは小さな昆虫を飛びながら捕らえてその体液などを吸収します。

オドリバエの仲間は、雄が事前に捕らえた獲物の昆虫を携えて群飛にはいり、この群飛の参加した雌にこの獲物を与えて交尾し、雌はこれから栄養をとる、という奇習があります。求愛給餌と言う行動です。しかし、ヒロバセダカバエ属にはこの行動は見られず、雌雄が別々に自分のための餌を捕らえて食べます。

Re: このハエはなんでしょうか? 投稿者:天道虫 投稿日:2009/07/17(Fri) 14:43:25 No.5720  引用 
どうもありがとうございます!
りゅうひさんにこのサイトを教えていただき投稿しました。
写真展で出したいと思っていたのですが、名前や仲間がわからないと、キャプションが書けないので、どうしようかとおもっていました。助かりました。これからもお願いいたします。

Laphriaについてご教示いただけ... 投稿者:りゅうひ 投稿日:2009/07/15(Wed) 18:26:24 No.5706  引用 
こんにちは。
またご教示いただきたく参りました。
7月の頭に日光で採集したLaphriaなのですが、採集した際には♂で大きいこともあり、オオイシアブの類のどれかでムシヒキアブ図鑑で調べればわかるだろうと思っておりましたが、改めて見て、一致する種がいませんでした。
体長26mmです。
よろしくお願いいたします。


Re: Laphriaについてご教示いた... 投稿者:りゅうひ 投稿日:2009/07/15(Wed) 18:27:27 No.5707  引用 
ゲニ側面です。

Re: Laphriaについてご教示いた... 投稿者:りゅうひ 投稿日:2009/07/15(Wed) 18:28:17 No.5708  引用 
ゲニ背面です。

Re: Laphriaについてご教示いた... 投稿者:三枝豊平 投稿日:2009/07/16(Thu) 15:30:22 No.5716  引用 
りゅうひさん:

適当な方からの回答がないので、コメントします。

ムシヒキアブはほとんど素人の域ですから、勝手な想像です。
松村先生の日本昆虫大図鑑には、白黒の図ですが、あなたが掲載されているのとほとんど同様の斑紋をもっている個体を、セアカオホイシアブ(セダカオオイシアブ)Laphria rufaとして図示してあります。腹部背面の毛の色彩にある程度の個体変異があるのかも知れません。

Re: Laphriaについてご教示いた... 投稿者:りゅうひ 投稿日:2009/07/16(Thu) 18:46:08 No.5717  引用 
三枝先生

ご教示ありがとうございました。
この辺のグループはあまり明確ではないようですね。
ロシアでの記載も腹部背面の毛で見ているとのことを聞いていますので、やはりロシアのタイプとの比較が必要なようです。
専門家に委ねたいと思います。

このアブは? 投稿者:天道虫 投稿日:2009/07/16(Thu) 11:09:35 No.5712  引用 
もう一つお願いします。伊豆半島で彼岸花に止まっていました。

Re: このアブは? 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2009/07/16(Thu) 15:19:18 No.5715  引用 
鮮明な画像でないので、確信はありませんが、恐らくクロバエ科のツマグロキンバエStomorhina discolor(ストモリーナ・ディスコロール)ではないでしょうか。このハエの成虫は良く各種の花にあつまって、恐らく花蜜を吸収しているのでしょう(あるいはハナアブのように花粉を食べているかも知れません)。

幼虫は他のクロバエ科の普通のキンバエやオオクロバエのように、腐肉、糞尿などは食べないで、何を食べるか不明です。

タシマさんも・・・ 投稿者: 投稿日:2009/07/14(Tue) 23:52:26 No.5705  引用 
どこかで見たような体勢(^^;)ですが、一応タシマではお初です。観察した環境が、ニセアカシアの木陰ってところが、他の連中と最も違うトコですね。ハマベコムシヒキやヨシコツルギアブの場合は、コウボウムギやハマエンドウがちょぼちょぼと生えている程度の砂浜のど真ん中ですもの・・・

タシマツルギアブ Acrosathe tashimai Nagatomi et Lyneborg, 1988 ♀
新潟市 2009年7月11日撮影

Phalacrotophora? 投稿者: 投稿日:2009/07/04(Sat) 21:20:22 No.5689  引用 
またお世話になります。

Medeteraのいるプラタナスに、写真のノミバエがとまっていました。webで調べると、Phalacrotophoraに似ているような気がします。特に、第5?腹節背板の抉れたような形状がそっくりです。でも、日本産昆虫目録データベースで検索するとPhalacrotophoraはありませんでした。これはPhalacrotophoraで良いのでしょうか。
採集:札幌市、6月27日

同じ場所にキクイムシがいました。プラタナスで発生しているかはわかりませんがその幼虫がいる場所からMedeteraが発生しているかもしれません。

先日のパラタクで、絵解き検索で科までの同定が何とかできるようになりました。今年は双翅目の同定に挑戦してみようと思います。


Re: Phalacrotophora? 投稿者:フンコバエ 投稿日:2009/07/10(Fri) 13:56:45 No.5698  引用 
Adippe様

遅くなりましたがコメントさせていただきます。
Phalacrotophoraはテントウムシの蛹に寄生します。添付の画像は北海道のカサイテントウから出てきたPhalacrotophora sp.のメスです。Adippeさんの標本と同様の構造が腹部に見えます。Adippeさんの標本もおそらくPhalacrotophoraに間違いないでしょう。オスの場合は尾端から生ずる剛毛が羽毛状に枝分かれするという特徴があり、より明確に属が分かります(クサビノミバエ等Megaseliaの一部でもこの特徴が見られますが、腹部斑紋で区別できます)。オスも探してみて下さい。
日本からは比較的近年1種が記載されていたと思います(手許に今資料がありません)。ただ、Adippeさんの標本とカサイテントウから出てきた種は明らかに別種ですので日本にも複数種いるのでしょう。


Re: Phalacrotophora? 投稿者:Adippe 投稿日:2009/07/11(Sat) 18:41:51 No.5701  引用 
フンコバエ様

コメントありがとうございます。

テントウムシに寄生するとのこと、webで検索するとPhalacrotophoraがテントウムシの蛹にたかっている画像があったので、いつかその現場を見てみたいです。
別の日に7匹、計8匹を採集しましたが、その中にはオスはありませんでした。今日もそのプラタナスを観察しましたが、このノミバエは一匹もいませんでした。直接寄主に産卵するようなので成虫は来年まで世代交代をしながら生き残っていると思いますが、あの時のノミバエはどこに行ってしまったか不思議です。といってもまた明日みたらいるかもしれませんが。
今日のプラタナスには、ノミバエの代わりにメタリックグリーンのきれいな寄生蜂がとまっていました。あと、Medeteraや有弁類と思われるハエ(イエバエ?)もいましたが、大きいほうのハエは逃げるのが早くて網なしではなかなか捕まえられません。

ハマゴウのハエ 投稿者:田中川 投稿日:2009/07/04(Sat) 23:01:00 No.5690  引用 
砂浜のハマゴウの葉上で見かけました。ヤドリバエ科の翅脈に似ていますが、種名はいかがでしょうか。
2009.7.4三重県津市


Re: ハマゴウのハエ 投稿者:200p 投稿日:2009/07/09(Thu) 11:07:17 No.5694 ホームページ  引用 
失礼いたします。
ぼやけけ過ぎですが、同じ仲間らしき個体を畑の中で撮りました。
2009/7/4 鹿児島市


Re: ハマゴウのハエ 投稿者:三枝豊平 投稿日:2009/07/09(Thu) 13:16:35 No.5695  引用 
かなり特徴があるようなヤドリバエですが、手元の図鑑類をみても該当するようなものはありません。舘博士にお尋ねしたところ写真では詳細が分からないが、Phillomyiaの可能性があるとのことでした。このほかにこのような体形でCylindromyia属があります。

いずれにしても、よほど特徴的な普通種でない限り、ヤドリバエ科については属そのものの検索さえも写真では困難ないし不可能でしょう。ましてや種まではとても行き着きません。標本に基づく属の検索にしても、双翅類分類学者でさえもヤドリバエ科以外の専門家では、検索表を引くこと自体がかなり難しいものです。私にもヤドリバエはさっぱりわかりません。お手上げです。

Re: ハマゴウのハエ 投稿者:田中川 投稿日:2009/07/09(Thu) 23:32:38 No.5696  引用 
三枝豊平様、いろいろと調べていただき、ありがとうございます。
ヤドリバエ科のPhyllomyia属の可能性があると覚えておきます。
結構個性的なハエだと思ったのですが、きっと似たのがたくさん居るんですね。

Re: ハマゴウのハエ 投稿者:200p 投稿日:2009/07/10(Fri) 00:04:10 No.5697 ホームページ  引用 
有り難うございます。
ほとんど同じように見えますが、よく見ると身近にかなり色々なハエがいる事に驚いています。

クチバシガガンボに似てはいるが 投稿者:田中川 投稿日:2009/06/30(Tue) 23:49:13 No.5676  引用 
標高800メートルの明るい山道で見つけました。
体長は8ミリくらい。クチバシガガンボに似ているようですが、くちばしの先は丸くなく曲がっています。
2009.6.28三重県鈴鹿市


Re: クチバシガガンボに似てはい... 投稿者:田中川 投稿日:2009/06/30(Tue) 23:51:05 No.5677  引用 
少し弱らせて横になってもらいました。

Re: クチバシガガンボに似てはい... 投稿者:田中川 投稿日:2009/06/30(Tue) 23:53:47 No.5678  引用 
別角度からです。
どこまで絞り込めるでしょうか。


Re: クチバシガガンボに似てはい... 投稿者:田中川 投稿日:2009/07/01(Wed) 00:29:36 No.5681  引用 
触角にも毛が生えています。くちばしの先は折りたたみ式なんでしょうか。

Re: クチバシガガンボに似てはい... 投稿者: 投稿日:2009/07/05(Sun) 17:16:33 No.5691 ホームページ  引用 
クチバシガガンボHelius tenuirostris Alexander, 1924かその近縁種と思います。口吻(rostrum)の先端の折れ曲がっているように見える部分は小顎鬚(maxillary palpi)です。

Re: クチバシガガンボに似てはい... 投稿者:田中川 投稿日:2009/07/06(Mon) 00:25:17 No.5693  引用 
達磨さま、どうもありがとうございます。
外観では判別が付かないHelius属の近縁種が存在するということなんですね。
小顎鬚についても教えていただき、ありがとうございます。

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