バグリッチ様.
交尾器のlingulaの曲がり具合を見るとSyrphus属と思われます.再度胸弁の毛の有無をご確認願います.
市毛様
ありがとうございます。
胸弁の毛の有無を再度確認してみます。
こんにちは。
市毛さんのご指摘通り、大間違いしてました。
胸弁に長毛有りでした・・・すいません。
ケヒラタか、オオフタホシヒラタと考えましたが、複眼の毛が密ではないので、判断できませんでした。
どちらかといえば、ケヒラタでしょうか?
1.第2基室は全面に微毛あり
2.複眼に長毛が全面に疎(?)に分布(密ではないが、ある程度ある)
3.半月板は触角に接する部分と、半月の直後の額が黒色(画像)
4.額はかなり暗色で、触角は第3節の外面の下方半分が黄橙褐色
5.顔の毛はおおむね黒色
6.後脛節は黄色で、中央付近に淡く黒い部分がみられる
黒っぽい点が気になりますが、ケヒラタの特徴は持っているうように思えます。
他に、判断ポイントはありますでしょうか?
また、ゲニの図は探したのですが見つかりませんでした。なにかヒントはありますでしょうか?
バグリッチ様.
親の介護で数年間研究を中断していたので簡単なメモしか残っていないのですが,ケヒラタアブ以外でもかろうじて認識できる程度の疎らな毛を備える例外的な個体があるようです.
後脛節の暗色部についても,多少の個体差があります.
交尾器については,Dusek & Laska(1964)A CONTRIBUTION M DISTINGUISHING THE EUROPEAN SPECIES OF THE SUBGENUS SYRPHUS FABRICIUS (DIPTERA, SYRPHIDAE)ACCORDING TO MALE GENITALIA AND LARVAEという著名な論文があります.
大分介護ボケしているので,種名までは結論が出なくてすみません.
市毛様
ご教示ありがとうございます。
いろいろ変異があるのは理解していますが、実例にぶつかると何とも 難しいです。
いろいろ比較しながら考えてみます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
バグリッチ様.
もしかすると,はなあぶNo.28 P.56-57に記されているニセクチグロヒラタアブという可能性もありそうです.