水のしたたり落ちる崖下ちかく、涸れた砂防ダムの壁面に無数にいました。石の上にはケンカなど頻繁です。クモスケヤリバエより小さく見えます。二匹は対峙して正面衝突もみせました。対峙したメスのほうからオスの背面の毛をなでるかのような仕草をして、直後にオスがむこうへまわって交尾にいたりました。クモスケよりも背中の盛り上がりがありません。写真を載せます。
どうぞよろしくお願いします。
おーやぎ様
今回のもやはりクモスケヤリバエだろうと思います.沿海州から九州まで本種の相当数の個体を見ていますが,2種混ざっていると言うことは疑ったこともありません.近似種がグンバイヤリバエでして,この群に近いものは中国には2,3種いますが,これらもクモスケヤリバエとははっきり異なっています. いずれにしても両者の標本を送ってください.確認します. また,無数にいるとのこと,そのような場所では幼虫が採れるかもしれません.すでに脱皮殻になっているかもしれませんが水際の湿った所の石の下あたりで見つからないでしょうか. それと,無数にいていろいろな行動を観察されていますが,是非おーやぎさんお得意の動画を撮ってみせてください.クモスケは渓畔の石の上で雄が翅をひらひらと動かしながら走り回ったり,他の個体を追跡するのはしばしば見ていますが,本種の交尾行動はまだ見ていません.交尾中に♂の前脚跗節で♀の翅の前縁をつかむと思いますが,そのあたりの詳細な画像が採れないでしょうか.
アノニモミイア先生ありがとうございます。
いま、動画をアップしようと思っていたところです。YuoTubeですがブログにものせたいと思います。交尾行動もとれています。標本をお送りします。
アノニモミイア先生、ブログにアップしました。ご覧下さればと思います。
http://snowmelt.exblog.jp/22024782/ 交尾の元動画はかなり長いです。 幼虫期の生態も調べてみたいと思います。 先のクモスケヤリバエはむつ市川内町の川幅2-3メートルの渓流中の露出石の上で この無数にいるのは下北郡佐井村の枯れかかった砂防堰堤チョロチョロした清水が出る幅20-30センチほどの細流付近の石の上です。混生ではありません。 |
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