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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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シマバエ科文献 投稿者:Arge 投稿日:2011/12/03(Sat) 22:05:57 No.7306  引用 
インターネット検索中に海外のシマバエ科の文献を見つけました。

SciasminettiaやTrigonometopusは採集した記憶があったので、調べてみようと思ったのですが、どうもすでに博物館に入れてしまったらしく標本が見当たりません。

既にお持ちの方もいるかもしれませんが、忘れないうちに文献情報だけ流しておきます。

Carles-Tolras, M., 2006. Sciasminettia Shewell, 1971: a new lauxaniid genus for Europe, with description of a new species and a key to known species (Diptera: Lauxaniidae). Heteropterus Rev. Entomol, 6: 9-14.

http://heteropterus.org/pdf/n6/Heteropterus_Rev_Entomol_6_9-14.pdf

S. dichaetophora は日本からも記録がありますが、それらしき種を淀川河川敷で採集した記録があります。
成虫越冬なのか、冬にイネ科の枯草をスィーピングしていたら入りました。

シマバエ科文献2 投稿者:Arge 投稿日:2011/12/03(Sat) 22:14:32 No.7307  引用 
もう一編です。

Papp, L., 2007. A review of the Old World Trigonometopini Becker (Diptera: Lauxaniidae). ANNALES HISTORICO-NATURALES MUSEI NATIONALIS HUNGARICI, 99: 129–169.

http://www.nhmus.hu/modules/Kiadvanyok/annales/pappl.pdf

シマバエ科は冬場でも結構いるような気がします。

Protrigonometopus 投稿者:Arge 投稿日:2011/12/27(Tue) 22:16:47 No.7338  引用 
標本を整理していたらシマバエ科が出てきたので、先日の文献で調べてみました。

これまでProtrigonometopus maculifronsとされていたものではないかと思いましたが、Papp (2007)の検索表を見ると、前ふ節が黒くならないこと、触角第3節がとがらないことから、P. maculifronsとは一致しません。とはいえP. ornatusや新属Shatalkinellaとも違うようです。

Papp (2007)でも、日本産のP. maculifronsは調べられているようですので、結局他にもProtrigonometopusはいるのかもしれません。

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