推定2〜3ミリほどの小さな虫で、偶然の撮影なので、これ以上の明確な写真はありません。
足の途中に、下向きのトゲのようなものが見られるのが特徴でしょうか?
まったくわからないので、何に近いものかさえわかればうれしいのですが、よろしくお願いします。
クロキノコバエ科(クロバネキノコバエ科)Sciaridaeの1種です。一見タマバエ科に似ていますが,ご指摘の通り脚に端距があるので,タマバエではありません。
クロキノコバエ科はかなり多数の属と予想しがたい多数の種を要する分類群です。日本での分類学的研究はほとんど進展していません。その幼生期は著しく多様で,菌類,腐敗した動植物質,生きた植物類などなど多岐にわたっています。ある仲間では幼虫が群れて線状に移動(行進)することでも有名です。
おはようございます。
アノニモミイアさん、いつもお世話になります。
検索していても、なかなかそっくりなものには出会えませんが、「クロキノコバエ」という名前は出てきて、その辺のものかなァという感じがします。
ありがとうございます。
もちろん厳密な同定が無理なのはわかっているので、その仲間ということがわかれば十分です。
なにしろ自分ではどうにもなりませんから。
この果実に変な突起を作る奴がいるはずなのですが、それが誰なのかの犯人捜しをしています。
いろいろな虫があらわれるので、未だまったくわかりませんが、ハエの仲間に果実に潜り込んだり、卵を産みつけたりするものがいないかと・・・。
まったく昆虫にかんする知識がないし、その生態もまったくわからないので、偶然目にする画像から探していくしかないのですが、少しでもどこかにヒントがないのかと。
もう少しだけトリミングしたもの。
たまたまの撮影なので、特徴を捕えるのも難しいですね。
ありがとうごいます。
クロキノコバエ科の大部分の属は♂の標本で,翅のスライド標本,胴体を苛性カリ溶液で処理した標本にしないと,同定ができません。種については♂交尾器のプレパラート標本が同定には必須です。
ですから特別の属,例えばZygoneura(ただし,翅脈相と♂触角が詳細に撮影されている場合)のような特別の属を除いて,画像では属の同定さえも不可能です。
この小さなハエの翅はともかく、交尾器などということになると、まったく話にならないということがわかります。
まったくシロウトには厄介な世界ですね。
特に薄暗い林床ではどうにもなりません。
標本が必要というのはわかりますが、なかなか・・・。
ありがとうございます。