色が濃い所があり見辛いですが、翅です。
頭部です。
胸部背面です。
胸部側面です。
触角梗節拡大です。
写真で探したときに、同じように翅に模様がある種類としては、ヤドリバエ類(ヒラタヤドリバエ?)辺りがやや不安要素なのですが、亜小盾板はこのような感じです。横からだと翅が邪魔でうまく取れなかったので、斜め下からの写真になります。このレベルでも発達していると判断して良いものでしょうか。
ゆば様
こちらのハエですが、私が見た感じだとヒロクチバエ科のヒゲナガヒロクチバエLamprophthalma japonicaが近いようにみえます。
詳しくはほかの方から補足いただくのが良いと思います。
(こちらの掲示板で回答をするのはかなり恐縮なのですが、ご参考になれば幸いです)
UG様
回答ありがとうございます。
確認してみたところ、確かに外観も似ていることと、ヒロクチバエ科であれば覆片が発達する記述確認できました。無弁翅で見ていけばおおよそ妥当に辿り着きそうです。
形状も見た目も好みで、出会えて嬉しい種類でした。
大変勉強になりました。精進していきます。ありがとうございます!
ゆば 様.
私も恐らくPlatystomatidaeだと考えています.
なお,双翅目昆虫の絵解き検索による分類では,63番の翅脈でPlatystomatidaeに行けないのでつまづくと思います.
無弁翅類Acalyptrataeを調べる際には,新訂原色昆虫大図鑑の科の検索を併用することをおすすめします.
日本昆虫目録(2014)では日本産として124科が記録されておりますが,屋内害虫の同定法では51種,双翅目昆虫の絵解き検索では約106種(重複等を除く)となっております.
市毛様
回答ありがとうございます。
また、アドバイスもいただき感謝いたします。
所有文献だと対応できる種類に限りがある点は気になっていたので、ご紹介いただいた書籍情報は非常に参考になります。
是非入手して、今後に活かしていこうと思います。
ご教示ありがとうございました!