シワバネキノコバエ(新称)Allactoneura cincta de Meijereというキノコバエの1種です(学名の3番目のdeは亜種名ではありません.de Meijereがこの学名をつけたオランダ人ー命名者ーの名前です).翅を縦に畳むことのできる大変珍しい性質をもっています.キノコバエと言っても,この種はキノコではなくて,専ら腐敗した植物質(野菜や果物の腐ったもの,野積みして腐った枯れ草などなど)を幼虫が食べます.熱帯系のキノコバエで,恐らく寒冷地では越冬できないで,温暖地から渡って来る可能性が考えられます.というのも,前日まで全く見かけなかったのに,突然ある朝庭の草や木の葉にいくつも静止していることがあるからです.
翅を畳むといいましたが,背中に重ねるという意味ではなくて,翅そのものを扇子のように縦に折りたたむことのできるということです.
アノニモミイア様シワバネキノコバエ(新称)、詳しくおしえてくださりありがとうございました。採集したのに写真を写すことに精一杯で翅のたたみかたなど全くわかりませんでした。
晴れているときは毎日、庭の植物を観察していましたがこの画像は別固体ですが仰る通り沢山いたらしく3日のあいだに何枚も写していました。 お礼がおくれましたことお詫びいたします。 |
- Joyful Note -
- Antispam Version -