バグリッチさん、こんにちは。
Tryglyphus属の分類は未だ不十分とされてますね。小さいし、あんまり採れないし・・で、よくわからないのですが、新潟県産の胸背の毛がすべて淡色であることからT. aureusキヌゲミフシと同定したもののgeni画像を添付します。
私はT. primusミフシをまだ見たことがありませんので、区別点がよくわかっていません。ぜんぜん役に立たない書き込みでしょうか ^^;
バグリッチ様,pakenya様.
Triglyphus primusとT. aureusの区別は難しいです.いくつかのキーがありますが,正しく同定出来ないようです.
木村のキーで区別点とされている胸背の毛の色は,両種ともに淡色毛から黒色毛まで変異があります.
概ね,T. aureusは胸背の毛が淡色か黒色毛混じりである場合が多く,T. primusは黒色である場合が多いようです.
交尾器(surstylus)で区別出来そうですが,時折中間的な交尾器があり悩んでいます.
pakenya様、市毛様
ご教示ありがとうございます。
2種の区分は難しいようですね。
pakenyaさんのゲニの画像とは、かなり似ていると思います。
胸背の毛は淡色ですので、T. aureusの可能性が高いと思いますが、確定はできないとのことで、T. aureus?とします。
ご教示ありがとうございます。
また、よろしくお願いいたします。
バグリッチ様,pakenya様.
勘違いしていたので,一部訂正します.
バグリッチ様が,「中脚はふ節第1〜2節が暗黄色」と書かれているので,T. aureusで良いと思います.
日本産3種の簡易検索.
1. 前脚付節の基部3節と中脚付節の基部2節の上面は黄〜黄褐色.………………T. ikezakii
-. 前脚付節の第3節上面は黒色.………………2
2. 前脚付節は黒色か,基付節上面が黄〜黄褐色.中脚基付節も上面が黄〜黄褐色.………………T. primus
-. 前・中脚基付節は上面が黄〜黄褐色.通常,中脚の付節第2節は上面が黄〜黄褐色,時に基部を除き暗色となる.……T. aureus
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市毛様
ご教示ありがとうございます。
すっきりしました。
引き続きよろしくお願い申し上げます。