写真2
写真3
写真4
おーやぎ様。
♂の写真は同定されたとおり、R. longistigma Freyです。しかし♀の写真は、ほとんど疑いなくRhamphomyia (Eorhamphomyia) jezoensis Matsumuraのメスでしょう。
R. longistigmaのメスは腹部や脚の色彩がオスに酷似していて、離眼的で腹端が異なると言う程度の差しか、一見したところ見当たりません。
三枝豊平様。ありがとうございます。写真3と4はRhamphomyia (Eorhamphomyia) jezoensis Matsumura,1915 アカゲホソオドリバエ♀ということですね。R.longistigmaの和名はなんと呼んでいるのですか。
これはRhamphomyia(Calorhamphomia)longistigmaの♂♀でしょうか。
R. longistigmaのペアだと思います。本種の交尾中の画像は始めてみます。成虫の個体数は北日本から北海道にかけてかなり多いのですが、まだ配偶行動を詳細に観察したことがありませんでした。
Nuptial giftが何だったか記録されましたか?
和名はナガモンウルワシオドリバエとしました。学名そのままです。
三枝豊平様ありがとうございます。ペアの写真をも一つのせます。Nuptial gift というんですか。かっこうがいいですね。Nuptial gift の和語で格好のよいのはないのですか。
何であったか確保していないのでわかりませんが、写真を載せてみます。
写真2
Nuptial giftは求愛餌と訳されて用いられています。行動そのものは求愛給餌です。オドリバエに限らず、カワセミや一部の猛禽類などの鳥類、カメムシ類の一部、シリアゲムシ科、ガガンボモドキ科などでこの行動が良く知られています。シリアゲムシ科やミバエ科では雄が吐液を雌に与えることが知られています。