翅脈です。
taka 様
ユスリカに間違いありません。
色彩、体形、翅脈などから判断すると、クロユスリカのようです
Benthalia dissidens
take 様
先の回答、訂正いたします。このユスリカは雄ですが、交尾器はどのようになっていますか?写真では分かりにくいですが、交尾器の先端の把握器が後方に伸張していますか、それとも内側に折れ曲がっていますか?まっすぐ伸びていればユスリカ亜科、内側に折れ曲がっているようでしたらエリユスリカ亜科の種となります。先にクロユスリカとしましたが、よく見ると翅の前縁脈(C脈)の先端が径脈との融合部を越えている様に見えます。又、翅と一緒に写っている脚(おそらく後脚けい節の先端だと思いますが)に一本の刺が見られます。このことからユスリカ亜科に含まれる種ではなく、エリユスリカ亜科に含まれる種と判断されます。写真では大きさもわかりませんので、属までの決定は出来ません。
クロユスリカはユスリカ亜科に含まれますので、先の回答は完全な早とちりでした。
エリユスリカ様
ご回答ありがとうございます。
エリユスリカ亜科というものがあるのですね。勉強になります。北隆館の原色昆虫大図鑑には未掲載で、双翅目は奥が深いなと感じています。別角度から写真をのせますが、おそらく把握器はまっすぐ伸長しているように見えます。どうでしょうか?
これは別個体になりますが、こちらの方は内側に折れ曲がっている感じがします。3匹捕獲したのですが、どちらも同じ場所でした(2020.3.26)。
take様
把握器は内側にたたみ込まれています。真っ直ぐ後方に伸びているように見えるのは基節(gaonocoiste)です。
この写真はエリユスリカ亜科であることを示しています。
エリユスリカ様
ありがとうございます。基節というのですね。
上の写真についても、詳しく見てみたいと思います。
ご丁寧にありがとうございました!!