神奈川県、畑の側の雑草地にいました。3〜5mm程です。翅を開き気味に止まっていました。白い胸弁が目立ちます。胸背が2段に分かれ上段に4本の短い筋模様、下段は黒色。腹部は黒一色に剛毛、翅の枝脈M1が直角に曲がります。ヤドリバエと思われますが、属種が解りません。宜しくお願い致します。
佐藤 様.
ヤドリバエ科は日本から500種類以上が記録されている大きなグループで,似たような種類が多いのでかなり特徴的な種類でないと写真だけでの同定は困難です. また,このサイトは画像サイズが小さいのでより困難となります.
佐藤 様
ヤドリバエ科で合ってると思います。 市毛さんのおっしゃる通りで、ヤドリバエ科を生態写真のみから同定することは難しいです。 (非常に解像度が高く、様々な角度の写真があれば別ですが、野外で細かく撮影するのは厳しいでしょう。) しかし、お写真の個体について私は似たような種を見たことがあるのでxxxに近いだろうという所までは言えます。 恐らく、Leucostomatini(族)の類かと思われます。属の例はLeucostomaなど。 過去、似た個体を私が掲示板に投稿したことがありますので、参考まで。 http://diptera.jp/usr/local/bin/perl/dipbbs/joyful.cgi?list=pickup&num=11309 ※全く別の分類群である可能性もあります。
市毛様、 ふかさわ様、素人の生態画像1枚だけで無理なお願いをして申し訳ありませんでした。調べる手掛かりがなく、専門家様の知見を仰いだしだいです。Leucostomatini(族)の類と解るだけでも十分です。ありがとうございました。
佐藤 様.
市毛さん・ふかさわさんのおっしゃる通り、写真からの推測は難しいですね。ふかさわさんの提案されたPhasiinae亜科Leucostomatini族に似た見た目のものがいるのはもちろんですし、個人的にはExoristinae亜科の可能性も捨てきれないと思います。Ligeria属という嶌・原 (2016)で日本から初記録された属がおり、関東から記録があります。私自身はまだ見たことがありませんが、似たような翅脈を持っています。 ヨーロッパに生息するL. angusticornisは、下記リンク先に詳しい画像が公開されております。ご参考までに。 https://diptera.info/forum/viewthread.php?forum_id=5&thread_id=85201 全く別の亜科でさえ似たものが多く、なかなか困りものですね。標本にして顕微鏡で見てもなお、亜科の判断が難しいときもあります。しかし、それは同時に、ヤドリバエという終わりのない迷宮の魅力を物語っていると思います。
藤田様、市毛様、 ふかさわ様、Leucostomatini(族)の画像とLigeria angusticornisの画像を確認いたしました。どちらにも良く似た画像があります。別属でも似た種がいるとは、本当に辿り着けない迷宮の魅力がありますね。素人の観察者にも門戸を開いて丁寧に対応くださるこのブログは貴重な存在です。いろいろご教授頂きありがとうございました。
|
|
双翅目談話会第18回関東同定会・勉強会を相模原市立博物館にて開催いたします.
談話会会員以外の方のご出席も大歓迎です. ◆ 日時: 令和8年9月5日 (土) 午前10時より 10:00 ~12:00 同定会 12:00 ~13:00 昼食 (コンビニ等は近くに無いので準備しておいてください) ・ 休憩 13:00 ~14:30 基調講演, ミニ講演 14:30 ~15:00 休憩・写真撮影 15:00 ~17:00 1人1話 18:00 ~ 懇親会「タイ食堂ジャルアン」(JR淵野辺駅近く) 基調講演 ■ 相模原市立博物館 嶋本習介様「意外と面白い!?相模原の虫とカメムシの話」 ミニ講演 ■ 「フンバエ科の日本未記録属」大宮正也 ほか ◆ 場所: 相模原市立博物館2F実験実習室 〒252-0221 神奈川県相模原市中央区高根3丁目1-15 TEL:042-750-8030 ※近くの飲食店まで片道10分以上かかるため、コンビニ弁当など持参が望ましい。 ※館内にはゴミ箱が無いため、各自弁当の殻などは持ち帰ってください。 ■ 懇親会について 会場:タイ食堂ジャルアン 神奈川県相模原市鹿沼台1-11-7クリオ淵野辺参番館201 懇親会費 5,000円 ※会場を予約する必要がありますので, 懇親会に出席して頂ける方は, 08月30日までにメールで大宮まで参加する旨をお知らせ下さい. E-Mail:fly.record.repeater.cc8.masaya@gmail.com |
|
大表章二 様.
Rivellia nigricansミスジヒメヒロクチバエと思われます.
茨城@市毛様
種名まで同定いただきありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。
大表章二様.
別の投稿がきっかけで再度見直したところ,正しくはRivellia aliniスジブトヒメヒロクチバエのようです. |
木佐浩之 様.ホソヒラタアブの高温型で良いと思います. 本種の腹部斑紋については,Dusek & Laska(1974)は蛹の時期の気温によって変化することを報告しており,写真の個体は概ね30℃の図によく似ております. Dusek, J. & Laska, P. 1974. Influence of temperature during pupal development on the colour of syrphid adults (Syrphidae, Diptera). Folia prirod. Fak. Univ. Purkyn;, 15: 77-81. またインド産の腹部斑紋の変異については,下記の論文に図があります. Kapoor, V. C., V. K. Kohli, and Ashwani Kumar. 1981. Abdominal band variations in Episyrphus balteatus (Diptera: Syrphidae). International Journal of Entomology 27(4): 404-407. https://hbs.bishopmuseum.org/pi/pdf/ije27-4p404-407.pdf
茨城@市毛 様
解説有難うございました。 高温期に現れる変化型だったのですね。 このタイプはこれまで馴染みが無かったのですが、 8〜9月は注意してチェックしてみたいと思います。 どうもお世話になりました。 |
- Joyful Note -
- Antispam Version -