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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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何者でしょう? 投稿者:ryoi 投稿日:2017/11/18(Sat) 04:36:55 No.9913 ホームページ  引用 
10mmはなかったと思います。
いろいろ調べたのですがお手上げです。
11月13日 福岡県新宮町 溜池の側で


Re: 何者でしょう? 投稿者: 投稿日:2017/11/19(Sun) 02:33:58 No.9914  引用 
ryoi様
また、この季節がやってきたと言う感じです。11月中下旬から12月中下旬にかけて、年一回の発生です。幼虫は真っ赤な色をしています。釣りの餌としても利用されることも多い、アカムシユスリカの雌成虫です。学名はPropsilocerus akamusi(Tokunaga, 1938)。エリユスリカ亜科に属するユスリカで、この亜科では珍しく体液中にヘモグロビン様の色素をもちます。湖沼、ため池で発生します。一時期、霞ヶ浦や琵琶湖で大量に発生し、迷惑外注としても問題になっていました。泥底質下に生息し、夏季は泥の中に深く潜って、夏眠しています。この種は(中国、シベリアにも近縁種がいます)、一応エリユスリカ亜科に位置づけられていますが、系統的には結構離れた一群だと思っています。実際、オーストラリアの研究者がDNAに基づいて解析した結果もこの考えを支持しているようです。

Re: 何者でしょう? 投稿者:ryoi 投稿日:2017/11/19(Sun) 05:40:17 No.9915 ホームページ  引用 
eriyusurika様、丁寧なご返答をいただき感謝感激です。
年1回たった1ヶ月の発生なんですね。

ありがとうございました。

Nephrotoma属について  投稿者:CRH 投稿日:2017/11/03(Fri) 23:24:53 No.9910  引用 
他にも質問していることが今ありますが、Nephrotoma属について気になることがあったので投稿します。

交尾期や腹部が写ってないため同定は不可能に近いのはわかっていますが、できる限り[The Japanese species of Nephrotoma]を用いて検索したりそれぞれの種の詳細な特徴と一致しているか調べてみたのですが、どの種とも一致しませんでした。(自分の勘違い・見落としの可能性はありますが・・・。 英語もしっかりと訳せていないですし・・・) 
この写真と類似している模様・色のNephrotoma属さんは他に確認されているのかというのが気になった点です。
模様や色に大きく変異があったらそこまでですが。

何かわかることがあったらご教授ください。
よろしくお願い致します。

撮影日時・場所
20171103 16:25
神奈川県相模原市中央区淵野辺 麻布大学内にて


Re: Nephrotoma属について  投稿者:CRH 投稿日:2017/11/03(Fri) 23:25:42 No.9911  引用 
画像その2 全形です。

Re: Nephrotoma属について  投稿者:CRH 投稿日:2017/11/03(Fri) 23:27:44 No.9912  引用 
画像その3
側面です

同定お願いします 投稿者:甲太郎 投稿日:2017/10/28(Sat) 02:54:53 No.9906  引用 
いつもお世話になります。
写真のハエ、標本が行方不明なのですが、この夏に採集したものです。もし種名がわかりましたら、ご教示をお願いいたします。
岐阜県高山市安房峠(標高約1790m)
2017-VIII-9


Re: 同定お願いします 投稿者:バグリッチ 投稿日:2017/11/02(Thu) 21:19:23 No.9908  引用 
甲太郎様、こんにちは。

 この種は、キイロアシナガバエ亜科のNeurigona sp.です。
 日本昆虫目録ではこの属で4種が記録されています。

 申し訳ありませんが、私ではここまでしか わかりません。
 あまり詳しくわからずに、申し訳ありません。

                     2017.11.2 

Re: 同定お願いします 投稿者:甲太郎 投稿日:2017/11/03(Fri) 17:56:51 No.9909  引用 
ありがとうございます。
アシナガバエというと金属光沢をもったものが思い浮かびますが、こんなきれいなのもいるんですね。
なんとか標本を探し出したいと思います。

ヒョウタンハリバエ属文献 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2017/10/22(Sun) 23:14:05 No.9901  引用 
先の関東同定会で,Cylindromyiaヒョウタンハリバエ属の不明種について尋ねられましたが,誰に聞かれたのかメモするのを忘れてました.

日本産6種については,下記の文献に検索表が出ています.

Sun, X., S. Marshall. 1995. Two new species of Cylindromyia Meigen (Diptera, Tachinidae), with a review of the eastern Palaearctic species of the genus. Studio Dipt. 2(2):189-202.

Re: ヒョウタンハリバエ属文献 投稿者: 投稿日:2017/10/29(Sun) 18:23:33 No.9907  引用 
市毛 様

文献情報ありがとうございます.同定会でお尋ねしたのは自分ではありませんが,翌日の横沢入の採集でもCylindromyia は複数種採れており,調べてみようと思います.地元の標本もありますので,北海道大学附属図書館に複写依頼を出しました.

キノコバエさんの繭? 投稿者:CRH 投稿日:2017/10/28(Sat) 00:16:14 No.9903 ホームページ  引用 
20170913 神奈川県横浜市三保市民の森で落枝の裏に作られていました。 現在森の中で確保し観察しています。 20171026時点でまだ羽化はしていません。

webで似たような画像はないかと検索をしてみたらttp://www.jppa.or.jp/dr_takagi/index.html(hを抜いています)このページのvol33,美しい繭というところに載っている「キノコバエの繭」に似ているので、この繭もキノコバエさんの繭かもしれないと思っています。

もし何か知っている方がいたら、ご教授ください。 
よろしくお願い致します。 双翅目の繭ではない可能性もあるのですが・・・。

参照URLは「キノコバエの繭」が載っているページです。


Re: キノコバエさんの繭? 投稿者:CRH 投稿日:2017/10/28(Sat) 00:17:09 No.9904  引用 
画像その2です 側面から見た画像です。

Re: キノコバエさんの繭? 投稿者:CRH 投稿日:2017/10/28(Sat) 00:17:54 No.9905  引用 
画像その3です 正面から見た画像です

ガガンボさん? 同定お願い致し... 投稿者:CRH 投稿日:2017/10/10(Tue) 04:54:02 No.9893  引用 
初めまして。 CRHと申します。

生態写真だけでは種まで同定するのは一部の種類しかできないことは重々承知していますが、ワード検索(ガガンボ)で似たような画像がなかったことと、翅脈(はっきりとはしてませんが・・・)と、特徴のある?交尾器で気になっているので投稿させて頂きます。
分かる範囲でいいのでよろしくお願い致します。

20171009 神奈川県横浜市三保市民の森


Re: ガガンボさん? 同定お願い... 投稿者:CRH 投稿日:2017/10/10(Tue) 04:57:07 No.9894  引用 
翅脈その2です

Re: ガガンボさん? 同定お願い... 投稿者:CRH 投稿日:2017/10/10(Tue) 04:58:06 No.9895  引用 
交尾器です

Re: ガガンボさん? 同定お願い... 投稿者:CRH 投稿日:2017/10/10(Tue) 04:59:09 No.9896  引用 
胸部です。

Re: ガガンボさん? 同定お願い... 投稿者:CRH 投稿日:2017/10/10(Tue) 05:01:31 No.9897  引用 
頭部です。
よろしくお願い致します。


Re: ガガンボさん? 同定お願い... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2017/10/10(Tue) 10:32:13 No.9898  引用 
CRH様.

羽化直後の個体で,体液の圧力が高いので把握器(生殖器節)が開いて他種と異なって見えているようです.

翅脈からすると,ヒメガガンボ科のLibnotes属かその仲間の可能性が高いと思います.

Re: ガガンボさん? 同定お願い... 投稿者:CRH 投稿日:2017/10/10(Tue) 12:17:51 No.9899  引用 
市毛様
羽化直後だと違って見えるのですね。
翅が整っていなかったのも羽化直後だったからだろうか。 良いシーンを見ることが出来てよかったです。

Libnotesかその仲間…しっかりと覚えなければ。
ご指導ありがとうございました。

同定お願いいたします 投稿者:ぱぴよん 投稿日:2017/10/07(Sat) 14:26:10 No.9890  引用 
山形市千歳山2017年9月19日撮影
採集はしておりません。


Re: 同定お願いいたします 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2017/10/08(Sun) 17:45:03 No.9891  引用 
ぱぴよん様.

写真のヤドリバエはPentatomophaga latifasciaです.

Re: 同定お願いいたします 投稿者:ぱぴよん 投稿日:2017/10/09(Mon) 01:22:04 No.9892  引用 
茨城@市毛 様、種名をお知らせいただきありがとうございました。
ヤドリバエの一種とは思いませんでした。てっきりハナアブの一種と思っていたので、勉強になりました。感謝申し上げます。

無題 投稿者:フォトナ 投稿日:2017/10/03(Tue) 19:25:24 No.9887  引用 

コメント失礼します。
個人的な趣味から図鑑の収集をしているのですが、
『データアップ図鑑 日本のハナアブ』双翅目談話会(2002)
を入手する方法はないでしょうか?

突然の失礼なお願いで恐縮ですが、ご教授いただければ幸いです。

Re: 無題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2017/10/03(Tue) 20:16:51 No.9888  引用 
フォトナ 様.

『データアップ図鑑 日本のハナアブ』は絶版となっております.

Re: 無題 投稿者:フォトナ 投稿日:2017/10/04(Wed) 21:31:44 No.9889  引用 

茨城@市毛 様

コメントありがとうございました。

絶版でしたか…
また双翅目関連の良い図鑑が出版されることに期待します。

ツリアブ不明種? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/06/24(Sun) 22:10:05 No.7759  引用 
本日,栃木県日光で採集した体長約8.5mmのアブです.
翅脈や口器からするとツリアブであっていると思うのですが,旧北区の双翅目マニュアルでは属が解りません.


Re: ツリアブ不明種? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/06/25(Mon) 00:31:57 No.7760  引用 
市毛さん.日本にはまだまだ奇妙なツリアブが生息しているものですね.驚きました.

旧北区と新北区のマニュアル,Die FliegenのBombyliidae,旧北区のカタログなどを参照してみましたが,翅脈相から判断すると,よく似ているのはEcliminaeではないでしょうか.
旧北区のマニュアルでは,この亜科の特徴として顔面やgenaが鼻状に突出することが検索表のカプレットに出ていますが,Die Fliegenに出ているEclimus quedenfeldti (Engel, 1885)(現在はThevenemyia属)の頭部側面の図では,あなたの個体とほぼ同程度の顔面です.Thevenemyiaは北米にも数種分布しているので,もしこの属であれば日本にいても生物地理的には納得できるところです.

ツリアブ科には全くの門外漢ですから,あるいは無知を曝け出したような書き込みになったかも知れませんが,ひとこと.


Re: ツリアブ不明種? 投稿者:三枝豊平 投稿日:2012/06/25(Mon) 01:33:59 No.7762  引用 
Die Fliegenのquedenfeldtiの記載文です.少々判読しにくいでしょうが,参考までに.

Re: ツリアブ不明種? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2012/06/25(Mon) 18:29:13 No.7763  引用 
三枝豊平様.

Thevenemyia属の可能性があるとの御意見ありがとうございます.ネット上にはThevenemyia funestaという翅の紋以外はそっくりな種類の写真がありました.

現地で見た瞬間に珍品とは思いましたが,日本未記録の属だとは文献を調べるまで気づきませんでした.あまりにも異質なので,ツリアブ科で良いのかさえ迷いました.

ズミの花で他の超珍品のハナアブを待ち伏せしている際に,ビロウドツリアブに混じって飛来した個体を採集したのですが,栃木県初記録程度と思い,雑に扱ってしまい体表の毛が脱落してしました.元は,ネット上にあるThevenemyia funestaのような全体に毛深かい種類だったと思います.

ありがとうございました.

Re: ツリアブ不明種? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2017/10/01(Sun) 07:25:46 No.9886  引用 
本種をThevenetimyia japonica Evenhuis & Ichige, 2017として新種記載しました

Evenhuis, N.L. & Ichige, K. 2017. A new species of Thevenetimyia Bigot from Japan (Diptera: Bombyliidae). Bishop Museum Occasional Papers. 122:1-6.

原記載は,こちらからダウンロード出来ます.
http://hbs.bishopmuseum.org/pubs-online/bmop.html

三枝豊平様,皆様,大変お世話になりました.

日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:Arge 投稿日:2014/12/03(Wed) 00:01:22 No.9079  引用 
ご無沙汰をしております。
日本昆虫目録の双翅目が出版されたので、暇を見て兵庫県のリストや投稿予定の報文を同書準拠に変更中なのですが、いくつか気付いた点があります。ただの誤植もありますが、私の勘違いの可能性もあるので、確認のためここに書き込んでおきます。
よろしくお願いいたします。

ヌカカ科
 226ページ ツツヒゲヌカカの分布が本州(鹿児島県)となっています

ユスリカ科
 255ページ B. kurobeaimotoiの命名者がOksazawa Okazawaの誤りと思われます

シギアブ科
 374-376ページ Chrysopilus属の全種の命名者及び年度に( )が付いているが、原記載を見ると全てChrysopilus属であり、カッコは不要ではないでしょうか

ツリアブ科
 タイワンハラボソツリアブが抜け。シノニムリストにも入っていません。和名はタイワンですが、これは未記載時からの名残で、模式産地は国内だったはずなので、単に記録漏れだと思われます。

アシナガバエ科
 439ページ Chrysotus nudisetusの分布域 Type localityはRussiaだが、分布は北海道のみ。海外のデータが抜けているようです。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者: 投稿日:2014/12/03(Wed) 11:40:02 No.9080  引用 
Argeさま
ご指摘ありがとうございます。承りました。誤植や間違いなど、編集サイドでも気が付いたものは、それこそ気が遠くなるほど直したのですが、まだまだご指摘いただいたような問題点が数多くあるようです(たとえば、545ページのシュモクバエ科の科の字が抜けているとか、クロユスリカ属という和名の属が310ページと318ページに2度でてくるとか、、、お恥ずかしい限りです)。編集委員会でも正誤表をネットで公開する方法を検討中です。今回のようにお気づきの点がありましたら、小さなことでも私宛にメールでお送りください。

日本昆虫目録第8巻双翅目 編集担当(の一人)中村剛之

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者: 投稿日:2014/12/03(Wed) 11:58:36 No.9081  引用 
さらに、書誌学的なことですが、初期に印刷され配付された一部の冊子で、ISBN番号の表記に間違いがあることがわかりました、ご購入いただいた方は是非ご確認ください。
日本昆虫目録第8巻双翅目第1部 ISBN 978-4-434-19718-5
日本昆虫目録第8巻双翅目第2部 ISBN 978-4-434-19719-2
ですが、第2部の一部の冊子で奥付(1103ページにあたる部分)の表示が第1部と同じISBN 978-4-434-19718-5となっているものがあります。さいごのところを9-2に修正してください。

中村

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/07/05(Sun) 20:44:15 No.9376  引用 
ミズアブ科の Craspedometopon属の情報が古いようです.

Rozkosny(2007)で2種に分けられ,Stratiomyoidea of Chinaでも同様な取り扱いとなっています.

北海道〜屋久島・・・・・・C. basale (MATSUMURA)
沖縄・・・・・・・・・・・C. frontale KERTÉSZ

ネグロミズアブという和名をどちらにつけるか難しそうですね.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/07/05(Sun) 22:11:14 No.9377  引用 
Kolomania属も間違っている.

これは九大の目録作成時のミスと思われます.

Kolomania nigripennis (Kertesz, 1909)というのは属が間違っており,Evaza nigripennis Kertesz, 1909 とするのが正しいです.
Nagatomiの図を見ると,触角が全く違います.


Kolomania属の同定をしていて気が付きました.

ついでに,Kerteszの原記載を収録しているAnnales historico-naturales Musei nationalis hungariciは下記のURLで見れます.
http://annales.nhmus.hu/bannales.php

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/07/06(Mon) 13:48:15 No.9378  引用 
Rhaphiocerina hakiensisの所属について.

今回の目録では,Sarginae亜科の下にリストアップされているが,属のアルファベット順の並び等から推測すると,Subfamily Prosopochrysinaeという行が抜けているのではないか?

なお,九大目録ではProsopochrysinaeに含まれており,Stratiomyidae of Chinaでは,Stratiomyinae亜科となっている.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:さんご 投稿日:2015/07/07(Tue) 17:28:11 No.9380  引用 
便乗でもう1点.

すでにどなたかが指摘されているかもしれませんが,
ムシヒキアブ科で,亜科Stichopogoninaeが2つに分裂しています.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/02(Wed) 20:47:24 No.9428  引用 
ハナアブ科Mallota属でシノニム処理が抜けていました.

誤) auricoma Sack, 1910 カワハラハラブトハナアブ

正) rossica Portschinsky, 1871 カワハラハラブトハナアブ
Portschinsky, 1871: Trudy russk. ent. Obshch., 10: 175 (Mallota). Typelocality: "Rossia media" .-Distr.: USSR: CET (Yaroslavl and Orenburg regions).

= auricoma Sack, 1910, Beil. Programm. Wöhler-Realgumn. Frankfurt a.M., 1910: 36 (Mallota). Type locality: Altai-Beresowski (W Siberia).

= aino Violovitsh, 1952, Soobshcheniya Dalnevostochnogo filiala AN SSSR, 4: 56 (Mallota). Type-localities: Dolinsk district, on the Pass between Yuzhno-Sakhalinsk and Tonnay, 15 km O Yuzhno-Sakhalinsk; Poronaysk district

Kassebeer(1996)でシノニムとっなていました.

また,近年フタガタハラブトハナアブMallota dimorphaは,M. eristaliformis Sack, 1910のシノニムに見なされているようですが,シノニム処置した文献が見つかりません.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/02(Wed) 21:34:49 No.9429  引用 
ハナアブ科Cheilosia属のシノニム処置

誤)pallipes Loew, 1863 アトキクロハナアブ

正)flavissima Becker, 1894 アトキクロハナアブ
Becker, 1894, Nova Acta Avad. Caesar. Leop. Carol., 62 (3): 371 (Chilosia). Type locality: Not cited (Europe).

= pallipes of authors, not Loew, 1863 - missidentification

= flavoscutellata Shiraki, 1968, Fauna Japonica, Syrphidae, 2: 66 (Cheilosia). Type locality: Shikotsuko, Hokkaido, Japan.

Claussen and Stahls(2007)でflavissimaとpallipesの2種に再分割される.
日本では平嶋1989以降この学名が使用されている.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/09/04(Fri) 08:06:10 No.9430  引用 
今回並びにこれまで「日本昆虫目録第8巻双翅目」について、誤謬、誤植、追加など多くのご指摘を本掲示板上でしていただいている皆様に、本目録の編集委員長として深甚の謝意を申し上げます。

本目録は10数年前に企画されたのですが、一国の昆虫全般を対象にした今回のような詳しさのある目録はほとんど皆無でして、当初の刊行終了目標は困難視されていました。

双翅目については中村剛之博士が本目担当の編集委員を代表されて、比較的短い年月の間に原稿の集約と編集に献身的に対応していただき、一つの巻としては本目録の最初の刊行に漕ぎつけることができました。

本目録の編集方針のなかでは、上記のような大規模の企画ですので、内容的には多くの不備の点が生じることを予想の上で、一先ず刊行ということになりました。上記を恐れると、この手の目録の出版はまず不可能であると判断したためです。その結果多くの不備が生じています。これらについて今回も多くのご指摘をいただきましたが、今後本目録をお使いいただく過程でお気づきの点等ありましたら、ぜひ中村博士にご連絡いただくか、本掲示板にお書きいただきますようお願い申し上げます。

皆様のご指摘は折々整理して結果を発表できるような手筈を検討しています。

有難うございました。

三枝豊平

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者: 投稿日:2015/09/06(Sun) 23:56:06 No.9434  引用 
Arge様
ユスリカのリスト作成者として:見落とし、重複も出版後に幾つか気づいています。
255ページ、ご指摘の通りOkazawaです。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:三枝豊平 投稿日:2015/09/07(Mon) 00:28:15 No.9435  引用 
「日本昆虫目録第8巻双翅目」の中で、双翅目談話会の会誌「はなあぶ」で発表された本目に関する多くの知見が反映されていないと思います。その原因は、
 1.双翅目研究者が必ずしも双翅目談話会に入っていないために「はなあぶ」誌を通覧していないこと。
 2.「はなあぶ」誌上の情報を反映させるための時間的余裕がなかったこと。特にこの点は同会に是非お願いしたいことですが、同誌に名称が出た双翅類について名称と同誌の号、ページの一覧表を作成していただければ、同誌の情報が利用しやすくなるということです。学名、和名、所属科名、記事の分野(分布、生態、分類など)、号、ページ、できれば表題、著者をエクセルファイルなどに入力されたものがあれば、今後同誌の利用価値は格段に上がると思います。作成には大変な労力が必要だと思いますが、同会でご検討いただけないでしょうか。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/07(Mon) 10:00:52 No.9436  引用 
三枝様.

はなあぶ誌上のデータをまとめる件は,幹事会に提案してみます.

とりあえずは,このスレッドを忘備録的に活用したいと思います.

皆様も,短報作成時等に気づいたことを書き込んで頂ければと思います.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/07(Mon) 10:05:22 No.9437  引用 
ムシヒキアブ科 P401

Lasiopogon rokuroi カワラムシヒキ 四国を追加.

Ref.
別府隆守,2007.四国から初めて記録されたカワラムシヒキ.はなあぶ,21: 53.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:Tatz (旧Campsicn) 投稿日:2015/09/12(Sat) 00:09:10 No.9440  引用 
ご無沙汰しております。

私も目録で気づいた点をこちらに書き込ませていただきます。

アシナガバエ科 Sciapodinae亜科
マダラホソアシナガバエの学名

誤 Condylostylus nebulosus (Matsumura, 1935)
正 Condylostylus nebulosus (Matsumura, 1916)

文献名は間違っていないようですが、記載年が異なるようです。

また、はなあぶ等の報文で日本から記録されたアシナガバエ科の種について、目録に掲載されていない種を別サイトでまとめました。疑問種の記録等も含めていますが、ご参考までに。

http://goo.gl/vDltZ6

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/12(Sat) 09:58:30 No.9441  引用 
Tatz様.

確かに目録では,記載年と原記載(出典文献名)共に,1935と誤記されていますね.
御協力ありがとうございます.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/09/16(Wed) 21:49:15 No.9446  引用 
ハナアブ科でミスを見つけました.すみません.

Paragus clausseni Mutin, 1999
誤)Type locality: Blagodatnoye, (Russia).

正))Type locality: Blagodatnoye, (Russia) and Fukui, (Japan).


Pagagus fasciatus Coquillett, 1898 シママメヒラタアブ
誤)分布:本州,四国,九州; ロシア極東部(沿海州). Distribution: Honshu, Shikoku, Kyushu; Primorye.

正)分布:本州,四国,九州. Distribution: Honshu, Shikoku, Kyushu.

となります.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:アノニモミイア 投稿日:2015/09/21(Mon) 01:15:05 No.9448  引用 
達磨さんへ:
本掲示板で訂正などの指摘を受けた部分は、その科等の著者に早めに確認してもらって、訂正などを最終確認するようにお願いします。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/10/05(Mon) 00:16:01 No.9467  引用 
ムシヒキアブ科での疑問点.

ヤマトイシアブの属は?

新訂大図鑑では,Choerades yamatonis (Matsumura)
昆虫目録では,Laphria yamatonis Matsumra

元の属に戻ったのでしょうか?

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/10/11(Sun) 23:20:52 No.9478  引用 
ムシヒキアブ科で,

P.406

Neoitamus fertilis Becker, 1925
分布が本州・四国となっているが,基産地が台湾である.

東洋区のカタログ(P.146)を見ると,基産地の台湾だけ記録されている.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者: 投稿日:2015/10/30(Fri) 09:59:01 No.9487  引用 
みなさま おはおうございます.

ニクバエ科で訂正があります.

ホオザワニクバエの学名の種小名がhozawaiiになっていますが,hozawai (iが1つ)です.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:さんご 投稿日:2015/11/02(Mon) 17:47:09 No.9489  引用 
みなさまこんばんは.

小出しですみません.日本昆虫目録双翅目のニクバエ科で訂正です.

ハチノスヤドリニクバエの学名の種小名polydon→polyodonでお願いします.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:pakenya 投稿日:2015/11/11(Wed) 12:00:17 No.9493  引用 
ヤドリバエ科で気づきました。

ブランコヤドリバエ属Exoristaですが、Phylogenetic relationships of subgenera of the genus Exorista Meigen, with a revision of the Japanese species (Diptera: Tachinidae). Tachi et Shima, 2008. Entomological Science 11:419-448.では日本産13種を扱っていますが、目録には10種しか載っていません。

この論文が反映されていないのではないでしょうか。

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/12/08(Tue) 22:29:04 No.9494  引用 
ハナアブ科で,下記の種類の分布が抜けていましたm(__)m

P.521
Chalcosyrphsu ambiguus クロハラナガハナアブモドキ
四国(高知,Paratype)

Chalcosyrphus frontalis ハラアカハラナガハナアブ
 (モンキナガハナアブ) 
大隅(屋久島[桂, 2000])

P.522
Chalcosryphus docolor フタイロハラナガハナアブ
四国(愛媛[大原, 2000])

Chalcosyrphus nipponicus ヤマトクロハラナガハナアブ
九州(福岡[高倉, 1983])

Chalcosyrphus latifrons スカシバクロハラナガハナアブ
九州(福岡[高倉, 1981])

大原賢二・山本栄治, 2000. 小田深山のハナアブ科. 小田深山の自然II 907-931.
桂 孝次郎, 2000b. 屋久島のハナアブ科調査報告 はなあぶ 10:88-94.
高倉康男. 1981. 福岡県のハナアブ(1). 北九州の昆虫. 28(3):143-151.
高倉康男. 1983. 福岡県のハナアブ(4). 北九州の昆虫 30(1):27-33, Pl.2.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:田中川 投稿日:2015/12/10(Thu) 21:53:17 No.9496  引用 
ミバエ科でひとつ疑問点があります。

p.574のクロハスジハマダラミバエの学名はAnomoia purmunda (Harris, 1782)とありますが、ネット検索ではAnomoia purmunda (Harris, 1780)がPreferred だと出てきます。
似通った学名に
Anomoia permunda (Harris, 1776 )
Musca purmundus Harris, 1780
Musca permundus Harris, 1782
などがあり、みんなシノニムのようです。

本種の記載年は何が正しいのでしょうか?

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/12/11(Fri) 22:20:29 No.9497  引用 
田中川様.

HarrisがDipteraを記載した”An exposition of English insects”は1776年から1780年頃まで5分冊で出されたシリーズのようです(銅版画と解説頁).

残念ながら,各巻の発行年がはっきりしないので,命名年に[1780]と角かっこが付けられることが多いようです.

昨年発行された昆虫目録で,命名年が1782とされていたのは,何か新たな発見があったのかもしれません.

なお,ハナアブ科では Xanthandrus comtus (Harris, [1780]) ヨツボシヒラタアブがあります.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:田中川 投稿日:2015/12/12(Sat) 00:57:18 No.9498  引用 
茨城@市毛様。
記載文献について詳しく教えていただき、ありがとうございます。
何か新しい発見が気になるところですが・・・・・

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2015/12/28(Mon) 22:36:24 No.9508  引用 
ハナアブ科で追加です.

P492
brevipila Shiraki, 1968 シコククロハナアブ
が重複してました.

これは,P493-4でCh. jozankeianaのシノニムとしてあります.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/03/03(Thu) 21:06:15 No.9534  引用 
ハナアブ科で追加です.

Heringia(Neocnemodon)
 Н. (N.) tsherepanovi
  ヨコハマクロコヒラタアブ
  Mutin, 1988, Nov Maloizvestiye Vidy Fauny Sib. 20:130 (Neocnemodon). Type loaclity: Primorye Territory.
  分布:北海道; ロシア.Distribution: Hokkaido; Russia.

飯島一雄・川原 進, 2009. 北海道東部の双翅目-ハナアブ科(2). 標茶町郷土館報 21:79-99.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/04/08(Fri) 21:49:05 No.9541  引用 
ハナアブ科で和名の修正です.

P.520
 Chalcosyrphus shirakiiの和名がツヤモンハラナガハナアブとなっていますが,アシマダラハラナガハナアブの間違いです.

はなあぶNo.41のChalcosyrphus属の解説も,この目録を参考に執筆した為,同様に間違っています.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2016/04/18(Mon) 21:47:38 No.9542  引用 
ハナアブ科で和名の修正です.

P.505 エヒメマドハナアブ(エヒメハイジマハナアブ)となっていますが,エヒメマドヒラタアブ(エヒメハイジマハナアブ)の間違いです.

また,
P.504 Sphegina ozeensisの分布が本州(栃木,東京)となっていますが,正しくは本州(栃木,群馬,東京)です.

ヒゲナガハナアブ属で追加.
 P.484 shirakii Matsumura
 備考: Suk&Han(2013)でC. sapporenseのシノニムとされた.

 新記録
 Chrysotoxum graciosum Violovitsh, 1975
  Violovitsh, 1975, Nov. mal. vidy Fauny Sibiri. 9:80 (Chrysotoxum).
  Type locality: Primorskiy Kray, Eastern Siberia, Russia.
  分布: 本州,九州; 韓国.ロシア極東部. Distribution: Honshu, Kyushu; Korea, Russian Far East.


Sang-Wook Suk & Ho-Yeon Han, 2013. Clarification of previously confused Chrysotoxum sapporense and Chrysotoxum graciosum (Insecta: Diptera: Syrphidae) in East Asia based on morphological and molecular data. Animal Cells and Systems 17(4):277-289.

Sphegina属のhennigiana Stackelbergの備考で”S. thoraciacaと同種の可能性がある”と記してありますが,”S. elongataと同種の可能性がある”の誤記です.

Re: 日本昆虫目録双翅目の疑問点 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2017/09/24(Sun) 22:31:30 No.9885  引用 
ツリアブ科.

P.394
Systropus excisus yaeyamaensis ヤエヤマハラボソツリアブ
の命名年が間違っています.1952=>1991

 subsp. yaeyamaensis Nagatomi, Liu, Tamaki et Evenhuis,  1991 ヤエヤマハラボソツリアブ
 Nagatomi, Liu, Tamaki & Evenhuis, 1991, South Pac. Stud., 12: 52 (Systropus). Type locality: Nakamagawa-rindo, Iriomote I.

ついでにArgeさんが指摘していたタイワンハラボソツリアブも書いておきます.

 liuae Nagatomi, Tamaki et Evenhuis, 2000 タイワンハラボソツリアブ
 Nagatomi, Tamaki and Evenhuis, 2000, South Pacific Study 21:15-18 (Systropus). Type locality: Honshu (Saitama)

あ,nitobei Matsumura, 1916 ニトベハラボソツリアブも,
 Type locality: Hok. => Hokkaido
ですね.

ついでに luridus Zaitzev, 1977 キムネハラボソツリアブ
 Type locality:Russia(FE).
を追加.

limbata (Coquillett, 1898) スキバツリアブ
Type locality: Not cited. => Japan.
に変更.

Anthrax putealis Matsumura, 1905 ツマアキツリアブ
Type locality: Not cited. => Japan.
に変更.

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