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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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ヤドリバエ科Phytomyptera属? 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/06(Sat) 13:09:28 No.11005  引用 
再び ヤドリバエについて、お尋ねしたいことがあります。

2020年4月6日、福井県にて、
石をひっくり返したりして、虫を探している時、コブハサミムシを見つけました。
そのすぐそばに、寄生蝿の蛹がありました。

そして、コブハサミムシと寄生蝿の蛹を持ち帰ると、4日後、左写真のヤドリバエが羽化しました。
ハサミムシの寄生蝿ということで、Anechuromyia nigrescensだろうと思い込んでましたが、
最近、旧北区マニュアルで同定した結果、Elfia属になりました。
Elfia属は、現在は Phytomyptera属に組み込まれているようです。

Phytomyptera属は、日本からは、1種のみ(種はまだ特定されていないらしい)が見つかっているとのことです。
↑「埼玉県のヤドリバエ」の文献を参考にしました。

この、日本から確認されている種について、特徴などを教えてください。
また、Phytomyptera属とハサミムシの関係についての論文がありましたら、そちらについても教えていただきたいです。


Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/06(Sat) 13:12:10 No.11006  引用 
⇦旧北区のマニュアルの検索表で、使った項目です。

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/06(Sat) 13:16:59 No.11007  引用 
そして、もし、属同定が間違っていたら、教えてください。

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者: 投稿日:2021/03/06(Sat) 23:51:05 No.11010  引用 
虫キョロリスさま

見た事が無い種類です.

Phytomyptera は埼玉の報告の2年前に皇居からも不明種が報告されており,ヨーロッパ産のPhytomyptera vaccini (Meigen)に似るが♀しか得られておらず種名を確定できないそうです.
Diptera.info やMoschWeb に出てくる写真を見ると,採集された個体とよく似ているようです.
寄主については過去の記録が全てではないとは思うのですが,旧北区の寄主のリストを見るとこの属は鱗翅目の色々な科に寄生した記録があるようです.

状況からしてコブハサミムシに寄生していた事が確かならAnechuromyia が気になりますね.
そこで問題になるのが,旧北区のマニュアルの192番です.
頭部の後腹部の毛の色が完全に黒色なら193番へ,白色か,およそ黒色でも少しの淡色毛が縁にあるなら197番となっています.
しかしAnechuromyia の属の記載を見ると,この部分の毛の色が主に黒色で,褐色の毛が腹面中部に限定されているという趣旨のことが書かれています.
なので旧北区のマニュアルとは完全には一致しないか間違えやすく,ここの毛の色を無視して197番も試してみる必要がありそうです.

他には,Anechuromyia が記載された事によりBlondeliini の検索表の12番が改訂されているのですが,そちらも試してつじつまが合うようなら,詳細な記載と比べてみるのはいかがでしょうか.
どちらも同じ年に出された文献で,オンラインで見られます.

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10387610?tocOpened=1

Shima 1979. Study on the Tribe Blondeliini from Japan (Diptrera: Tachinidae) I . Kontyu,47(2):126-138.

Mesnil and Shima 1979. New Tribe, Genera and Species of Japanese and Oriental Tachinidae (Diptera), with Note on Synonymy. Kontyu,47(4):476-486.

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/07(Sun) 02:33:10 No.11011  引用 
大宮様

色々教えてくださり、有難うございます!!


頭部後腹部の毛の色を見てみました。横方向から見ると、黒い毛しかないように見えたのですが、
後方のある角度から見ると、淡色毛がはっきりと見えました(左写真)。

なので、旧北区の197番に進み、197⇨201⇨202⇨203へと進み、
Anechuromyiaに辿り着きました!!

大宮様が教えてくださった文献でも、Anechuromyiaに辿り着きました!


Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/07(Sun) 02:40:27 No.11012  引用 
Mesnil and Shima 1979. New Tribe, Genera and Species of Japanese and Oriental Tachinidae (Diptera), with Note on Synonymy. Kontyu,47(4):476-486.
に書かれている A. nigrescensの形態と 完全に一致しました。

正体がわかってよかったです。


ただ、
上記論文の検索表訂正部分の12の項目に書いてある
「Arista thickened at least on its basal 1/2」の所の意味がよく分かりませんでした。
ご教示ください。

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者: 投稿日:2021/03/07(Sun) 16:55:33 No.11013  引用 
言葉の上で褐色が淡色の扱いになるかどうか,微妙だったのですが,写真を見るとかなり白っぽく写っていますね.

arista についての記述は,「少なくともその基部1/2が厚くなる」という意味なのですが,今回の採集個体は先端近くまで,ほぼ全長にわたって太くなっています.なのでこれだけ見ているとどの程度で太いというのか分からないかもしれませんが,他の種類では途中から太さが変わっているものが多いので,見比べると感覚がつかめると思います.

この種は2006年の日本の寄主カタログの段階では,原記載のみからしか知られていない希少種とされていて,その後2015年に発表された追加記録では長野県からクギヌキハサミムシより得られています.

素晴らしいものを採りましたね.もし学業の合間に余裕がありましたら,例えばはなあぶ誌に報告されるなどご検討されてはいかがでしょうか.ご相談等ありましたら,この掲示板でも,直接メールでもご連絡ください.

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/07(Sun) 18:40:58 No.11014  引用 
> 言葉の上で褐色が淡色の扱いになるかどうか,微妙だったのですが,写真を見るとかなり白っぽく写っていますね.

はい、結構白っぽいです。。確かに、、「褐色」とは言えない色ですね。

aristaの太さに関することについても、教えていただき有難うございます。


今日、また標本を見ていたのですが、1つ気になる点が出てきました。

論文には、reclinate orbital setaeが1つあると書いてあるのですが、この個体は2つあるような気がするのです(写真)。
これについては、どう考えたらいいでしょうか?

>この種は2006年の日本の寄主カタログの段階では,原記載のみからしか知られていない希少種とされていて,その後2015年に発表された追加記録では長野県からクギヌキハサミムシより得られています.

そうなのですか。。結構珍しいんですね!
そして、クギヌキハサミムシからも得られているのですか。。コブハサミムシだけだと思っていました。

> 素晴らしいものを採りましたね.もし学業の合間に余裕がありましたら,例えばはなあぶ誌に報告されるなどご検討されてはいかがでしょうか.

ちょうど今、双翅目談話会に入会しようとしているところです。入会した後に はなあぶ誌へ報告してみようかなと思いました。


Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者: 投稿日:2021/03/07(Sun) 23:05:09 No.11015  引用 
これは同じ大きさのものがはっきりと2本ありますね.本来ここはぴったり決まってほしい所ですが,稀に変異もあり,どうなんでしょうね.

改めてElfia・Phytomyptera と比べると,頭部後下半分の毛の色の違い以外にも,小盾板亜端剛毛が集中方向なのと,オスの前向きの眼縁剛毛が2本らしいので,やはり採集個体はそれらとは異なるようです.

旧北区のヤドリバエ全体で見ても,オスの前向きの眼縁剛毛が1本である事と,R4+5脈基部の刺毛が大きく1本である事の条件が割ときつく,この二つでほとんど絞られるようです.
なので,交尾器の検討で問題が無ければ,文献との相違点を明記した上でAnechuromyia としてもよいのではないかと思います.ひとつしか採れていなければ躊躇するかもしれませんので,追加個体が得られるまで保留にするのもよいと思います.なかなか採れないかもしれませんが.

双翅目談話会への入会を検討されているとのこと,歓迎いたします!
すぐには同定できない事が多いですが,取り組みがいのある理由でもあると思います.
一緒にハエを楽しみましょう.

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/08(Mon) 00:11:40 No.11017  引用 
大宮様

右側のreclinate orbital setaeが2本だったのですが、、
今、左側の方も見てみたら、左側は1本でした。
ソケットも見あたりません。

これだと、変異の可能性が高いでしょうか。

> 旧北区のヤドリバエ全体で見ても,オスの前向きの眼縁剛毛が1本である事と,R4+5脈基部の刺毛が大きく1本である事の条件が割ときつく,この二つでほとんど絞られるようです.

そうなのですか。ならばAnechuromyiaの可能性は高そうですね。

> 双翅目談話会への入会を検討されているとのこと,歓迎いたします!
すぐには同定できない事が多いですが,取り組みがいのある理由でもあると思います.
一緒にハエを楽しみましょう.

有難うございます! 3年後の大学受験の勉強で忙しくなるので、同定会などにはほぼ参加できないとは思いますが、入会してハエを楽しもうと思います!

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者: 投稿日:2021/03/08(Mon) 00:44:00 No.11018  引用 
ええと,

前の5枚の写真が合わせてある投稿を見ると,左側も2本写っていると思うのですが,もしかしたら見にくいのかもしれませんね.

受験勉強は大切だと思うので,無理をせず頑張ってください.

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/09(Tue) 00:04:04 No.11019  引用 
大宮様

あの写真だと fr sとorb sが重なっており、非常に見にくいと思うので、
剛毛ごとに色を分けて書いてみました。

(続く)


Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/09(Tue) 00:12:06 No.11020  引用 
大宮様

あの写真だと見にくく分かりにくかったと思いますので、斜め上から撮ってみました。

あの写真で、rc orb sの後ろにぼんやりと写っていた毛(水色)は、
setaeではなくhairのような気がします。

分かりにくい写真ばかりで本当にスミマセン。


Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者: 投稿日:2021/03/09(Tue) 19:41:14 No.11022  引用 
6日の投稿画像を加工しました.
どうやらその後折れたようです.
時々ある事ですね.


Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/09(Tue) 22:50:13 No.11023  引用 
大宮様

すみません。僕が悪かったです。

実は、6日に投稿した画像は、元の画像を左右反転させたものなんです。
pagesというアプリを用いて、画像を5つ並べた際に、間違えて、左右反転ボタンをクリックしてしまいました。
「まあ、いいか。」と思って、そのまま直さずに投稿しました。

なので、大宮様が赤矢印で示してくださったのは、実際は、頭部右側のrc orb sです。

そして、元の画像は、9日の0時4分に投稿したやつです。

混乱を招いてしまい、本当に申し訳ございません。

頭部左側のrc orb sに関しては、9日の0時12分に投稿した画像で、
ソケットがないので、1本のように思います。

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者: 投稿日:2021/03/10(Wed) 00:37:25 No.11025  引用 
なるほど気づきませんでした.
本来はそのままの向きが良いと思います.

結局毛序としてはAnechuromyia で落ち着きそうですね.
これからシーズンが始まるので楽しんでいきましょう.

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:虫キョロリス 投稿日:2021/03/10(Wed) 20:43:49 No.11026  引用 
> なるほど気づきませんでした.本来はそのままの向きが良いと思います.
そうですね。混乱を招いてしまい、申し訳ございませんでした。
これから 写真を投稿する際は、気をつけます。

> 結局毛序としてはAnechuromyiaで落ち着きそうですね.
今回も、色々教えていただき、有難うございます。
あの論文に書かれている特徴と一致するので、A. nigrescensでよさそうですね。

> これからシーズンが始まるので楽しんでいきましょう.
最近、有弁翅類のハエがどんどん飛び始めているようなので、
これからがとっても楽しみです!

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:河野勝行 投稿日:2025/04/14(Mon) 22:45:52 No.11877  引用 
はじめまして。

昔、滋賀県の比良山系の西側(大津市葛川中村町)でコブハサミムシの生態を研究していた河野と申します。

コブハサミムシの寄生蝿については、Anechuromyia nigrescensのタイブ標本を採集された篠本さんから話を聞いて、当時からその存在を知っていましたが、当時相当の個体数のコブハサミムシを見ていたのに見つけることができなかったので、関西には分布していないものかと思っていました。
https://doi.org/10.1007/BF02765245

もうコブハサミムシから離れて相当の年数が経過していますが、つい先日、三重県北部でコブハサミムシを観察しようとしていたら、産卵していないメスを見つけたのでおかしいと思ったら(今は孵化しはじめる時期なので、卵塊と一緒にいないメスを見つけることは難しい)、巣穴の中に小さなハエの囲蛹を見つけました。それを採集して、今は羽化を待っているところですが、おそらくAnechuromyia nigrescensだろうと予想しています。

この掲示板の書き込みを見ると、福井県や滋賀県で見つかっているということが書かれていましたが、やはり珍しいものなのでしょうか?

ちゃんと同定できたら、地元の『ひらくら』に報告しようかと思っています。
これまでに公表されている記録など、ご教示いただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/04/15(Tue) 10:41:34 No.11878  引用 
河野様,FKONCHU以来ものすごーくご無沙汰しております.

双翅目談話会機関誌の「はなあぶ」に下記の報文が載っています.

・藤田昂生. 2021. Anechuromyia nigrescens (双翅目, ヤドリバエ科) を福井県にて採集. はなあぶ, (52): 72-73.
・大宮 正也. 2022. Anechuromyia nigrescens (双翅目,ヤドリバエ科) を滋賀県で採集. はなあぶ, (53): 11-12.
・大宮 正也. 2023. Anechuromyia nigrescens (双翅目,ヤドリバエ科) を岐阜県で採集. はなあぶ, (55): 19.

その他,下記の報文に記録があります.
・福士 襄. 1990. 青森県と秋田県のヤドリバエ(第2報). 青森県生物学会誌, 27: 41-47.
・Shima, H. 2015. New Host Records of Japanese Tachinidae (Diptera). Makunagi / Acta Dipterologica, (26): 9-19.


内容については下記までメールして下さい.
syrphidae.jp AT gmail.com

確か河野様の当時のハンドルネームはOhrwurmさんでしたかね?

現在は,ケンセイ議長が双翅目談話会の会長となり,着々と日本の双翅目の解明に取り組んでおります.

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者: 投稿日:2025/04/15(Tue) 19:59:37 No.11879  引用 
 河野勝行 様

はじめまして.
自分自身は寄主に注目した採集をしていないのですが,見通しの良い所でハエを追いかけている限りでは,Anechuromyia は珍しいです.
なお,旧北区全体では,Forficulidae クギヌキハサミムシ科に寄生するヤドリバエ科の属として,Triarthria や,Ocytata (日本未記録)も記録されています.
国内でまだ知られていない知見の可能性も期待できると思いますので,羽化した際にご参考になさってください.

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:河野勝行 投稿日:2025/04/15(Tue) 20:34:00 No.11880  引用 
市毛さま、早速のコメントありがとうございました。
本当に大変お久しぶりです。Ohrwurmです(でした)。

2004年に石垣島から三重県に異動してから、ずっと同じ場所に勤務し、5年前に定年を迎え、この春に再雇用を終えて完全退職しました。
これからは在野の研究者として、陸棲カメムシ類、特にホシカメムシ科とマダラナガメムシ科を中心に、分類学に軸足を移して活動する予定です。カメムシの場合も、これまで使われていた学名があやしかったり、存在は明らかになっていても名前が確定できなかったりする種が意外に多いので、すこしずつ整理していこうと思っています。

文献情報、大変ありがとうございました。
『はなあぶ』はこちらの市内の会員に見せていただこうと思っていますが、『青森県生物学会誌』は会が解散されているようですし、"Makunagi" の双翅学会も所在がよくわからないので、入手困難のような気がします。
嶌先生に連絡が取れたら良いのですが。

ケンセイさんは以前から「ハチ、ハエ、カメムシ」と唱えておられましたが、ハエに集中されているということですか!

Re: ヤドリバエ科Phytomyptera属... 投稿者:河野勝行 投稿日:2025/04/15(Tue) 20:45:57 No.11881  引用 
大宮さま、はじめまして。

Anechuromyia以外にもハサミムシに寄生するヤドリバエがいるというのは知りませんでした。
Anechuromyia nigrescensの記載論文は既に入手しておりますので、蛹がうまく羽化してくれたら、確認しようと思っています。
この論文の記述を読む限り、神奈川県山北町の皆瀬川の谷(採集者の篠本さんにご案内いただいたことがあります)にはAnechuromyia nigrescensが多いように感じられます。

先の市毛さんからのコメントで、大宮さんの報告2編のご紹介がありました。
もし、別刷PDFをいただけるようでしたら、下記のアドレスまでお送りいただけると嬉しいです。
bxu01326 アットマーク nifty.com

よろしくお願い申し上げます。

【兵庫県で採集】駅の灯りに飛ん... 投稿者:kimagure 投稿日:2025/04/03(Thu) 22:16:10 No.11865  引用 
 本日、21:00頃駅の灯りに1匹のハエが飛んできましたので、持ち帰ってきました。
 体長は、約7ミリ。翅は、約6ミリでした。

 無知なので、同定に用いる形質が分かりかねるのですが、何枚か撮影しましたので、添付いたします。


Re: 【兵庫県で採集】駅の灯りに... 投稿者:kimagure 投稿日:2025/04/03(Thu) 22:17:18 No.11866  引用 
拡大したものです。

Re: 【兵庫県で採集】駅の灯りに... 投稿者:kimagure 投稿日:2025/04/03(Thu) 22:18:07 No.11867  引用 
正面からの写真です。

Re: 【兵庫県で採集】駅の灯りに... 投稿者:kimagure 投稿日:2025/04/03(Thu) 22:18:54 No.11868  引用 
背面になります。

これで以上になります。


Re: 【兵庫県で採集】駅の灯りに... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/04/09(Wed) 05:54:00 No.11873  引用 
kimagure様.

イエバエ科かハナバエ科だと思われます.

ハナバエ科であることの確認点について,下記のサイトに解説がありますので,ご参考にして下さい.
https://roukanomushi.blog.fc2.com/blog-entry-613.html

Re: 【兵庫県で採集】駅の灯りに... 投稿者:kimagure 投稿日:2025/04/09(Wed) 23:41:52 No.11876  引用 
市毛様、ご教授ありがとうございます。

 文献また確認させていただきます。

父島のイエバエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/03/22(Sat) 13:49:55 No.11852  引用 
はじめまして。
先日小笠原の父島でイエバエを採集したのですが、ハエは門外漢で分かりません。
こんな写真で分かるかどうかも自信がないのですが、属くらいまで分かれば御の字と思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。


Re: 父島のイエバエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/03/22(Sat) 13:50:51 No.11853  引用 
側面です。

Re: 父島のイエバエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/03/22(Sat) 13:54:00 No.11854  引用 
腹部です。

Re: 父島のイエバエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/04/02(Wed) 10:15:43 No.11863  引用 
私より後に投稿されたものにコメントがついているのに、まだ返信がありませんね。

Re: 父島のイエバエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/04/02(Wed) 10:29:27 No.11864  引用 
鳥山千尋 様.

イエバエ等有弁翅類に詳しい方が忙しいようです.

日本昆虫目録(2014)によると,属だけでも38属あり互いに外見がよく似ているので,かなり詳しい人でないと写真だけでは属すらもわからないことが多いです.

Re: 父島のイエバエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/04/07(Mon) 19:14:27 No.11872  引用 
鳥山千尋

詳しい方にコメントがもらえないようなので,補足をしておきます.

廊下のむし探検というサイトで,イエバエ科の科及び属の調べ方についてわかりやすくまとめてありますので,ご参考にして下さい.
https://blog.goo.ne.jp/naranomushi/e/d998ae99636f09465be915cac0095a89

https://blog.goo.ne.jp/naranomushi/e/30b7bcd7d9b7b18b714860ea8e3a320b

ある程度は,経験で省略したりもしますが,私達はサイトにあるような場所を検索表を見ながら調べています.

Re: 父島のイエバエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/04/09(Wed) 21:46:16 No.11875  引用 
素人が名前を調べるより、詳しい人が調べる方が信頼のできる情報になります。

私が一から覚えようとしてあっけなく間違えるより、お詳しい方々にお訊ねした方が早いし確実だと思った次第です。

私自身で専門外の虫を同定はしませんが、今後も信頼できる人物を探すようにします。

沢沿いのハエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/04/05(Sat) 23:02:56 No.11869  引用 
イエバエがまだ解決していませんが、こちらも小笠原の父島です。
沢沿いの岩の上に何頭もとまっていました。

科も検討がつきません。属など多くを求めるとまた何週間も回答が来ないかもしれないので、わかるだけの情報があれば嬉しいです。


Re: 沢沿いのハエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/04/05(Sat) 23:04:37 No.11870  引用 
同じところの別個体です。

Re: 沢沿いのハエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/04/07(Mon) 19:02:27 No.11871  引用 
鳥山千尋 様.

恐らく,ヒメガガンボ科だと思います.

何度もこの掲示板で書かれていますが,他の昆虫と異なり双翅目の場合は科や属ごとに見るべきポイントが異なり,顕著な種類以外は全くわからないことが多いです.

昨年発行されたハエハンドブックでは,撮影された個体は全て標本にして,各研究者により同定されました.

Re: 沢沿いのハエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/04/09(Wed) 21:44:26 No.11874  引用 
コメントありがとうございます。未解決ということで終わりましたね。

私も撮影した個体は全て標本にしています。
しかし、適切な人材が見つからなかったり、同定依頼を断られたり、他の昆虫と違って名前を調べてもらう難易度が高いようです。
採集したものが死蔵されるのは悲しいことですが、このような状況が博物館でもハエの標本数が少ない、解明度が低い、などといった現状を生み出しているのだと感じました。

2025年3月31日採集したハナアブ... 投稿者:kimagure 投稿日:2025/03/31(Mon) 16:04:04 No.11858  引用 
2025年3月31日、兵庫県で採集しました。コメツブツブクサのアブラムシのコロニー付近に来ていました。

 無知なので、分からないのですが、ナミホシやフタホシあたりの気がしますがどうでしょうか?


Re: 2025年3月31日採集したハナ... 投稿者:kimagure 投稿日:2025/03/31(Mon) 16:04:56 No.11859  引用 
横からの写真です

Re: 2025年3月31日採集したハナ... 投稿者:kimagure 投稿日:2025/03/31(Mon) 16:05:53 No.11860  引用 
正面からの写真です

Re: 2025年3月31日採集したハナ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/31(Mon) 19:36:17 No.11861  引用 
kimagure 様.

これも前回の投稿と同じフタホシヒラタアブのメスとも思われます.

ハナアブ科については,

大石久志, 1996-2000. ルーペで調べる身近な縞模様のハナアブの見分け方. 昆虫と自然 31(4)-35(1).

を参考にしてみて下さい.

Re: 2025年3月31日採集したハナ... 投稿者:kimagure 投稿日:2025/03/31(Mon) 20:42:24 No.11862  引用 
ご教授・文献の紹介ありがとうございます。

 「 ルーペで調べる身近な縞模様のハナアブの見分け方」も参考にさせていただきます。

2025年3月22日採集したもの 投稿者:kimagure 投稿日:2025/03/22(Sat) 15:36:52 No.11855  引用 
 近所の公園で採集したアブです。
フタホシヒラタアブか、ナミホシヒラタアブのどちらかかと思うのですが、どうでしょうか?


Re: 2025年3月22日採集したもの 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/25(Tue) 16:09:35 No.11856  引用 
kimagure様.

恐らくご推測通りフタホシヒラタアブだと思いますが,採集地はどこでしょうか?
(Eupeodes属は日本に8種います)

Re: 2025年3月22日採集したもの 投稿者:kimagure 投稿日:2025/03/25(Tue) 17:28:08 No.11857  引用 
返信ありがとうございます。

 採集場所は、兵庫県になります。

コクロコバエ Phyllomyza 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/12(Wed) 20:53:48 No.11845  引用 
写真を整理していたら興味深いハエがいました。
触角が二つに分かれているハエと思ったら、横からの写真では二つは唇弁でした。
過去にヤマトコクロコバエの記事がありましたが、この写真だけでは種まではわかりませんか?


Re: コクロコバエ Phyllomyza 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/12(Wed) 20:59:01 No.11847  引用 
横からの写真です。
背景の繊維列は3本で1mmです。
大津市の自宅で2023年6月4日に撮影しました。


Re: コクロコバエ Phyllomyza 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/15(Sat) 08:11:20 No.11848  引用 
久保田 様.

Phyllomyza属は,日本昆虫目録(2014)では本州の記録はありませんでしたが,現在は本州から4種が記録されております.

写真からすると,P. kanmiyaiカンミヤコクロコバエか P. japonicaヤマトコクロコバエの可能性が高いと思います.

なお,種類を調べるには,背中剛毛の数,頬の高さ,触角の形状等を見る必要があります.

Re: コクロコバエ Phyllomyza 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/15(Sat) 11:15:26 No.11851  引用 
市毛様、お返事ありがとうございます。
やはり採集しないと無理ですね。
自宅には3000種以上の昆虫が来ますので、どれを採集したら良いのかわかりません。
Phyllomyzaについては次回見かけたら採集することにします。

無題 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/05(Wed) 16:37:48 No.11841  引用 
自宅で撮影した写真を整理しようとしても、わからないものばかりです。
すみません。これもお願いします。
翅の模様に特徴がありますが、いろいろ探してみても一致しそうなものがありません。
これも大津市の自宅で撮影しました。


Re: 無題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/15(Sat) 08:20:39 No.11849  引用 
久保田 様.

翅脈や脛節の亜先端剛毛の有無を見ないと.科がわかりません.

Re: 無題 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/15(Sat) 11:06:53 No.11850  引用 
市毛様、お返事ありがとうございました。
ハエはわからないものばかりですが、翅の模様に特徴があるのでわかるかもしれないと思い、投稿しました。

定年退職後に自宅で全ての種類の昆虫写真撮影を開始し、地域の昆虫目録を作ろうとしており、少しでも多くの種名が分かればという思いです。

アクセスできない文献も多く、種名調べは素人では困難なところがあります。

何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:32:06 No.11829  引用 
はじめまして。

普段はハエに関してファミリー程度までの同定しか行っていないのですが、先日採集したハエが、見方の問題かファミリーも見当がつかず、素人では限界を感じたため、お力添えをいただければと思い投稿いたしました。

採集日:2025年2月
採集場所:沖縄県西表島
体長:約11mm

文献に関しては、手元にあるもので「屋内害虫の同走法 : (2)双翅目の科の検索表」
及び環動昆の「絵解きで調べる昆虫」を参照しています。

短角亜目で額嚢線を有するまでは間違いないと思います。
その先、翅下隆起が一般的なイエバエなどのような形状ではないため判断に迷っていますが、上覆片・下覆片や、触角梗節の縫合線と考えられるものが確認されることから、有弁翅類ではないかと考えております。

ただ、そこから進もうとすると、中胸亜基節の刺毛列が確認できないことからフンバエやイエバエ、ヒメイエバエなどのグループに辿り着いてしまいます(もしくは刺毛の色が薄すぎて見逃しているのでしょうか?)。
それらのグループに例外的な種類が存在するのであれば良いのですが、一般的なそれらの翅脈とは異なるように思え、どうにも腑に落ちておりません。

有弁翅/無弁翅の段階か、それとも全く見当違いな部分で判断を誤っているのか、もしくは使用している文献ではカバーされていないファミリーなのか、など何か情報をいただければ幸いです。


よろしくお願いいたします。


Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:33:35 No.11830  引用 
色が濃い所があり見辛いですが、翅です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:34:21 No.11831  引用 
頭部です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:36:37 No.11832  引用 
胸部背面です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:41:57 No.11833  引用 
胸部側面です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:43:13 No.11834  引用 
触角梗節拡大です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:49:38 No.11835  引用 
写真で探したときに、同じように翅に模様がある種類としては、ヤドリバエ類(ヒラタヤドリバエ?)辺りがやや不安要素なのですが、亜小盾板はこのような感じです。横からだと翅が邪魔でうまく取れなかったので、斜め下からの写真になります。このレベルでも発達していると判断して良いものでしょうか。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:UG 投稿日:2025/03/05(Wed) 11:00:16 No.11836  引用 
ゆば様

こちらのハエですが、私が見た感じだとヒロクチバエ科のヒゲナガヒロクチバエLamprophthalma japonicaが近いようにみえます。
詳しくはほかの方から補足いただくのが良いと思います。
(こちらの掲示板で回答をするのはかなり恐縮なのですが、ご参考になれば幸いです)

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 13:05:18 No.11838  引用 
UG様

回答ありがとうございます。
確認してみたところ、確かに外観も似ていることと、ヒロクチバエ科であれば覆片が発達する記述確認できました。無弁翅で見ていけばおおよそ妥当に辿り着きそうです。

形状も見た目も好みで、出会えて嬉しい種類でした。

大変勉強になりました。精進していきます。ありがとうございます!

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/05(Wed) 19:33:11 No.11843  引用 
ゆば 様.

私も恐らくPlatystomatidaeだと考えています.

なお,双翅目昆虫の絵解き検索による分類では,63番の翅脈でPlatystomatidaeに行けないのでつまづくと思います.

無弁翅類Acalyptrataeを調べる際には,新訂原色昆虫大図鑑の科の検索を併用することをおすすめします.

日本昆虫目録(2014)では日本産として124科が記録されておりますが,屋内害虫の同定法では51種,双翅目昆虫の絵解き検索では約106種(重複等を除く)となっております.

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/06(Thu) 01:43:35 No.11844  引用 
市毛様

回答ありがとうございます。
また、アドバイスもいただき感謝いたします。

所有文献だと対応できる種類に限りがある点は気になっていたので、ご紹介いただいた書籍情報は非常に参考になります。

是非入手して、今後に活かしていこうと思います。

ご教示ありがとうございました!

トゲハネバエと思いきや 投稿者:UG 投稿日:2025/03/04(Tue) 00:29:55 No.11825  引用 
先日からの連投失礼いたします。

この3月1日に、大阪府高槻市の山間で捕まえたハエです。
はじめはトゲハネバエ科と思い捕まえたのですが、よく見るとどうも違うように見えます。
いろいろと調べたのがよくわからず、よもやケブカハマバエ科Helcomyzidae!?とも思ったのですが・・・淡水域ということもあり違うだろうなと。

ご教授のほどお願いいたします。
大きな写真は下記URLからでも確認できると思います。
https://ug-mushimushi.notion.site/No-1670-Gen-sp-1ab148ac3954809996fbd78a44f292d9?pvs=4

詳細情報:
採集日:2025年3月1日
場所:大阪府高槻市。山間で小川に囲まれた農地。
体長:約5mm
状況:仲間内で「くさい食材」を食べようということで、”くさや”や鮒ずし、シュールストレミングをあけた際に、オオクロバエっぽいハエとともに飛来。全部で2頭捕獲しています。どちらもメス?


Re: トゲハネバエと思いきや 投稿者:UG 投稿日:2025/03/04(Tue) 00:31:04 No.11826  引用 
写真2

Re: トゲハネバエと思いきや 投稿者:UG 投稿日:2025/03/04(Tue) 00:33:51 No.11827  引用 
写真3。最後です。

Re: トゲハネバエと思いきや 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/05(Wed) 13:00:29 No.11837  引用 
UG 様.
ご推測通り,翅にsc切れ目が見え,dc剛毛があることで,Helcomyzidaeではないようです.

新訂原色昆虫大図鑑の双翅目の科の検索で見ていくと,トゲハネバエ科しか残らないようです.

Re: トゲハネバエと思いきや 投稿者:UG 投稿日:2025/03/05(Wed) 17:55:13 No.11842  引用 
市毛様

お調べいただきまして、ありがとうございます。
トゲハネバエ科なのでしょうかね・・・4月の同定会@大阪にも持っていこうと思います。
(と書いて、参加申請をまだしていないことに気づきました)

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