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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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2025年3月22日採集したもの 投稿者:kimagure 投稿日:2025/03/22(Sat) 15:36:52 No.11855  引用 
 近所の公園で採集したアブです。
フタホシヒラタアブか、ナミホシヒラタアブのどちらかかと思うのですが、どうでしょうか?


Re: 2025年3月22日採集したもの 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/25(Tue) 16:09:35 No.11856  引用 
kimagure様.

恐らくご推測通りフタホシヒラタアブだと思いますが,採集地はどこでしょうか?
(Eupeodes属は日本に8種います)

Re: 2025年3月22日採集したもの 投稿者:kimagure 投稿日:2025/03/25(Tue) 17:28:08 No.11857  引用 
返信ありがとうございます。

 採集場所は、兵庫県になります。

父島のイエバエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/03/22(Sat) 13:49:55 No.11852  引用 
はじめまして。
先日小笠原の父島でイエバエを採集したのですが、ハエは門外漢で分かりません。
こんな写真で分かるかどうかも自信がないのですが、属くらいまで分かれば御の字と思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。


Re: 父島のイエバエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/03/22(Sat) 13:50:51 No.11853  引用 
側面です。

Re: 父島のイエバエ 投稿者:鳥山千尋 投稿日:2025/03/22(Sat) 13:54:00 No.11854  引用 
腹部です。

コクロコバエ Phyllomyza 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/12(Wed) 20:53:48 No.11845  引用 
写真を整理していたら興味深いハエがいました。
触角が二つに分かれているハエと思ったら、横からの写真では二つは唇弁でした。
過去にヤマトコクロコバエの記事がありましたが、この写真だけでは種まではわかりませんか?


Re: コクロコバエ Phyllomyza 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/12(Wed) 20:59:01 No.11847  引用 
横からの写真です。
背景の繊維列は3本で1mmです。
大津市の自宅で2023年6月4日に撮影しました。


Re: コクロコバエ Phyllomyza 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/15(Sat) 08:11:20 No.11848  引用 
久保田 様.

Phyllomyza属は,日本昆虫目録(2014)では本州の記録はありませんでしたが,現在は本州から4種が記録されております.

写真からすると,P. kanmiyaiカンミヤコクロコバエか P. japonicaヤマトコクロコバエの可能性が高いと思います.

なお,種類を調べるには,背中剛毛の数,頬の高さ,触角の形状等を見る必要があります.

Re: コクロコバエ Phyllomyza 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/15(Sat) 11:15:26 No.11851  引用 
市毛様、お返事ありがとうございます。
やはり採集しないと無理ですね。
自宅には3000種以上の昆虫が来ますので、どれを採集したら良いのかわかりません。
Phyllomyzaについては次回見かけたら採集することにします。

無題 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/05(Wed) 16:37:48 No.11841  引用 
自宅で撮影した写真を整理しようとしても、わからないものばかりです。
すみません。これもお願いします。
翅の模様に特徴がありますが、いろいろ探してみても一致しそうなものがありません。
これも大津市の自宅で撮影しました。


Re: 無題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/15(Sat) 08:20:39 No.11849  引用 
久保田 様.

翅脈や脛節の亜先端剛毛の有無を見ないと.科がわかりません.

Re: 無題 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/15(Sat) 11:06:53 No.11850  引用 
市毛様、お返事ありがとうございました。
ハエはわからないものばかりですが、翅の模様に特徴があるのでわかるかもしれないと思い、投稿しました。

定年退職後に自宅で全ての種類の昆虫写真撮影を開始し、地域の昆虫目録を作ろうとしており、少しでも多くの種名が分かればという思いです。

アクセスできない文献も多く、種名調べは素人では困難なところがあります。

何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:32:06 No.11829  引用 
はじめまして。

普段はハエに関してファミリー程度までの同定しか行っていないのですが、先日採集したハエが、見方の問題かファミリーも見当がつかず、素人では限界を感じたため、お力添えをいただければと思い投稿いたしました。

採集日:2025年2月
採集場所:沖縄県西表島
体長:約11mm

文献に関しては、手元にあるもので「屋内害虫の同走法 : (2)双翅目の科の検索表」
及び環動昆の「絵解きで調べる昆虫」を参照しています。

短角亜目で額嚢線を有するまでは間違いないと思います。
その先、翅下隆起が一般的なイエバエなどのような形状ではないため判断に迷っていますが、上覆片・下覆片や、触角梗節の縫合線と考えられるものが確認されることから、有弁翅類ではないかと考えております。

ただ、そこから進もうとすると、中胸亜基節の刺毛列が確認できないことからフンバエやイエバエ、ヒメイエバエなどのグループに辿り着いてしまいます(もしくは刺毛の色が薄すぎて見逃しているのでしょうか?)。
それらのグループに例外的な種類が存在するのであれば良いのですが、一般的なそれらの翅脈とは異なるように思え、どうにも腑に落ちておりません。

有弁翅/無弁翅の段階か、それとも全く見当違いな部分で判断を誤っているのか、もしくは使用している文献ではカバーされていないファミリーなのか、など何か情報をいただければ幸いです。


よろしくお願いいたします。


Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:33:35 No.11830  引用 
色が濃い所があり見辛いですが、翅です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:34:21 No.11831  引用 
頭部です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:36:37 No.11832  引用 
胸部背面です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:41:57 No.11833  引用 
胸部側面です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:43:13 No.11834  引用 
触角梗節拡大です。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 00:49:38 No.11835  引用 
写真で探したときに、同じように翅に模様がある種類としては、ヤドリバエ類(ヒラタヤドリバエ?)辺りがやや不安要素なのですが、亜小盾板はこのような感じです。横からだと翅が邪魔でうまく取れなかったので、斜め下からの写真になります。このレベルでも発達していると判断して良いものでしょうか。

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:UG 投稿日:2025/03/05(Wed) 11:00:16 No.11836  引用 
ゆば様

こちらのハエですが、私が見た感じだとヒロクチバエ科のヒゲナガヒロクチバエLamprophthalma japonicaが近いようにみえます。
詳しくはほかの方から補足いただくのが良いと思います。
(こちらの掲示板で回答をするのはかなり恐縮なのですが、ご参考になれば幸いです)

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/05(Wed) 13:05:18 No.11838  引用 
UG様

回答ありがとうございます。
確認してみたところ、確かに外観も似ていることと、ヒロクチバエ科であれば覆片が発達する記述確認できました。無弁翅で見ていけばおおよそ妥当に辿り着きそうです。

形状も見た目も好みで、出会えて嬉しい種類でした。

大変勉強になりました。精進していきます。ありがとうございます!

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/05(Wed) 19:33:11 No.11843  引用 
ゆば 様.

私も恐らくPlatystomatidaeだと考えています.

なお,双翅目昆虫の絵解き検索による分類では,63番の翅脈でPlatystomatidaeに行けないのでつまづくと思います.

無弁翅類Acalyptrataeを調べる際には,新訂原色昆虫大図鑑の科の検索を併用することをおすすめします.

日本昆虫目録(2014)では日本産として124科が記録されておりますが,屋内害虫の同定法では51種,双翅目昆虫の絵解き検索では約106種(重複等を除く)となっております.

Re: 何科のハエでしょうか? 投稿者:ゆば 投稿日:2025/03/06(Thu) 01:43:35 No.11844  引用 
市毛様

回答ありがとうございます。
また、アドバイスもいただき感謝いたします。

所有文献だと対応できる種類に限りがある点は気になっていたので、ご紹介いただいた書籍情報は非常に参考になります。

是非入手して、今後に活かしていこうと思います。

ご教示ありがとうございました!

トゲハネバエと思いきや 投稿者:UG 投稿日:2025/03/04(Tue) 00:29:55 No.11825  引用 
先日からの連投失礼いたします。

この3月1日に、大阪府高槻市の山間で捕まえたハエです。
はじめはトゲハネバエ科と思い捕まえたのですが、よく見るとどうも違うように見えます。
いろいろと調べたのがよくわからず、よもやケブカハマバエ科Helcomyzidae!?とも思ったのですが・・・淡水域ということもあり違うだろうなと。

ご教授のほどお願いいたします。
大きな写真は下記URLからでも確認できると思います。
https://ug-mushimushi.notion.site/No-1670-Gen-sp-1ab148ac3954809996fbd78a44f292d9?pvs=4

詳細情報:
採集日:2025年3月1日
場所:大阪府高槻市。山間で小川に囲まれた農地。
体長:約5mm
状況:仲間内で「くさい食材」を食べようということで、”くさや”や鮒ずし、シュールストレミングをあけた際に、オオクロバエっぽいハエとともに飛来。全部で2頭捕獲しています。どちらもメス?


Re: トゲハネバエと思いきや 投稿者:UG 投稿日:2025/03/04(Tue) 00:31:04 No.11826  引用 
写真2

Re: トゲハネバエと思いきや 投稿者:UG 投稿日:2025/03/04(Tue) 00:33:51 No.11827  引用 
写真3。最後です。

Re: トゲハネバエと思いきや 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/05(Wed) 13:00:29 No.11837  引用 
UG 様.
ご推測通り,翅にsc切れ目が見え,dc剛毛があることで,Helcomyzidaeではないようです.

新訂原色昆虫大図鑑の双翅目の科の検索で見ていくと,トゲハネバエ科しか残らないようです.

Re: トゲハネバエと思いきや 投稿者:UG 投稿日:2025/03/05(Wed) 17:55:13 No.11842  引用 
市毛様

お調べいただきまして、ありがとうございます。
トゲハネバエ科なのでしょうかね・・・4月の同定会@大阪にも持っていこうと思います。
(と書いて、参加申請をまだしていないことに気づきました)

ハレギバエ 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/03(Mon) 16:12:36 No.11823  引用 
古い写真を整理していたら2019年10月7日と2020年10月10日にハレギバエ科らしきハエが写っていました。Palloptera ustulateによく似ています。大津市の自宅で撮影したものです。京都芦生で発見されたというPallopteridaeの一種と同じものでしょうか。

えりも研究2018に記録されているToxoneura nigriscutataとは異なることをロシアの論文の図Review of the family Pallopteridae (Diptera)of the fauna of Russia で確認しています。


Re: ハレギバエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/03/05(Wed) 13:21:01 No.11839  引用 
久保田 様.

ご推測通り,Palloptera ustulateイブシハレギバエで良いと思います.

京都芦生で発見されたというPallopteridaeの一種は,Toxoneura czurkini ヒカゲノカズラハレギバエで,翅の斑紋などが違います.

Re: ハレギバエ 投稿者:久保田 投稿日:2025/03/05(Wed) 13:50:23 No.11840  引用 
市毛様
ありがとうございました。

和名も初めて知りました。
みんなで作る双翅目図鑑にもニセミバエ科で出ていました。
日本でもあちこちからか報告があるようです。

ハナレメイエバエ同定 投稿者:UG 投稿日:2025/03/01(Sat) 01:18:14 No.11819  引用 
いつもお世話になっております。

苦手だったイエバエの同定を少しやってみているのですが、初心者にはなかなか難しくて手こずっております。

画像のイエバエを「日本のイエバエ科」を使って同定しており、ハナレメイエバエ亜科であろうところまでは来ました。
そこから先なのですが、特に脛節の剛毛部分がよくわからず、ご教授いただければと思い書き込みさせていただきました。


「日本のイエバエ科」P.333の【ハナレメイエバエ亜科の属の検索表】からすると、
4.後脛節に2本の前背剛毛
→5.中脛節の中央部に2本の後背剛毛、単眼三角部小さい
→シリボソハナレメイエバエ属(Pygophora)

となるのかなと思ったのですが・・・
・中脛節の"中央部"とはどの辺までを中央とみなすのだろうか?
http://diptera.jp/usr/local/bin/perl/dipbbs/joyful.cgi?list=pickup&num=5274#5274 素人目ではこちらの書き込みのハエによく似ているように思えるのですが、こちらはCaricea属?であるなら5番目のキーはPygophoraに行くのではなく、6に進む(中脛節中央に1本の後背剛毛)となる?
ということでひとり混乱しております。

よろしくお願いいたします。

詳細情報:
採集日=2024/7月
場所=大阪府高槻市
体長=約5mm


Re: ハナレメイエバエ同定 投稿者:UG 投稿日:2025/03/01(Sat) 01:21:56 No.11820  引用 
大きな画像は下記URLからも確認いただけると思います。
https://ug-mushimushi.notion.site/No-1543-Gen-sp-164148ac395481ebb8cdc58cd76bea39?pvs=4


Re: ハナレメイエバエ同定 投稿者:UG 投稿日:2025/03/01(Sat) 01:23:03 No.11821  引用 
画像追加

Re: ハナレメイエバエ同定 投稿者:UG 投稿日:2025/03/01(Sat) 01:30:14 No.11822  引用 
最後です。

Re: ハナレメイエバエ同定 投稿者: 投稿日:2025/03/04(Tue) 00:05:05 No.11824  引用 
 UG 様

単眼剛毛が弱いので,日本のイエバエ科の検索表には収録されていない属,Cephalispa Malloch と思われます.

検索表5番の中央部というのは,先端刺毛以外,という程度の意味です.
確かに本数は2本あるのですが,Pygophora とするには後脛節のad○1や,中脛節のpd○1が弱いので違和感があります.

Caricea (現在のLispocephala)とするには単眼三角が額帯の前縁に届かないので違います.
なお,日本のイエバエ科のCaricea xanthogaster Shinonaga, 2003 はCephalispa 属に変更されています.

日本産Cephalispa 属4種の論文がありますが,オスの交尾器の検討が必要なので,メスは難しいと思います.
Yoshizawa, S. & Tachi, T. 2016.Taxonomic study of the genus Cephalispa Malloch of Japan (Diptera: Muscidae).Zootaxa, 4132(4): 540-550.

Re: ハナレメイエバエ同定 投稿者:UG 投稿日:2025/03/04(Tue) 00:37:51 No.11828  引用 
大宮様

返信いただきありがとうございます。

Cephalispa属とのこと、承知いたしました。
ありふれた普通種だと思っていたのですが、意外と「日本のイエバエ科」に掲載されていない属だったとは。

今後も精進いたします。

雪の上にいたハエ 投稿者:MY 投稿日:2025/02/18(Tue) 10:56:49 No.11816  引用 
こんにちは。
北八ヶ岳ロープウェイの山頂(2300m)のあたりにいました。
ロープウェイの施設もあるので、そこから飛んできたのかもしれません。
ただ、だいぶ離れた雪の上を飛んでいたので、寒さに強い種でしょうか?


Re: 雪の上にいたハエ 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2025/02/18(Tue) 14:05:10 No.11817  引用 
MY 様.

トゲハネバエ科のHeleomyza eoa トゲハネバエ,もしくは近縁なグループのハエです.

トゲハネバエ科の中でも,このトゲハネバエ亜科に属するグループは,大半の種類が晩秋から早春にかけてのみ成虫が見られます.

Re: 雪の上にいたハエ 投稿者:MY 投稿日:2025/02/19(Wed) 11:07:21 No.11818  引用 
茨城@市毛 様
ご教示ありがとうございます。
冬に成虫になる種だったのですね。
一瞬でしたが写真が撮れて、名前もわかって嬉しいです。

不明なEpistrophe その2 投稿者:KT 投稿日:2024/12/12(Thu) 16:35:00 No.11796  引用 
お疲れ様です。四国のEpistropheについて原稿を書き始めました。その中でオオショクガバエモドキEpistrophe sp.3に似ているEpistropheが出てきました。額がほとんど黒色かつ触角も黒いEpistropheは市毛(2007)には掲載されておらず別種として良いのか悩んでおります。パッと見ただけですが体長、翅の状態、模様の雰囲気等は似ているのですが額の黒色部分と額角は異なってました。2個体しか得られていないのでEpistrophe sp.3の変異という可能性もあるのでご教授頂きたいです。

高知県香美市 2024年4月採集


Re: 不明なEpistrophe その2 投稿者:KT 投稿日:2024/12/12(Thu) 16:36:49 No.11797  引用 
2個体目
シバカワオビヒラタの変異の可能性もありそうですね

高知県いの町 2023年4月採集


Re: 不明なEpistrophe その2 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2024/12/15(Sun) 13:46:10 No.11802  引用 
KT 様.

どちらも,触角の3節が黒色なのでオオショクガバエモドキだと思います.先に投稿された顔面に黒条がある個体も同種の可能性が高そうです.

本州等の個体に比べ,四国や九州産の個体が黒化する種類は,甲虫等でも知られております.

額角については市毛(2007)で説明不足でした.額角が120度前後の額が広い種類を区別する検索でしたので,概ね100度以下の種類は全て"額角は約90度"と表現しております.

元々,Epistrophe属は斑紋等の変異が多いので,オス交尾器のaedeagusやsuperior lobe等を比較しないと区別が難しいです.
逆に,市毛(2007)で図示したアイノオビヒラタアブとエダシゲオビヒラタアブのようにオス交尾器が酷似した種類もあり,問題を複雑化させております.

Re: 不明なEpistrophe その2 投稿者:KT 投稿日:2025/01/16(Thu) 20:23:30 No.11814  引用 
市毛様.
返信遅くなりすみません。ご教授ありがとうございます。年末から年始にかけて洞窟性昆虫の調査などで忙しくハナアブの方に全く手をつけれていない状況でした。書きかけていた原稿も間に合わないので次回投稿させて頂きます。春の総会に全ての標本を持って行きますのでそこで詳しい同定をお願いしたい所存です。遅くなりましたが今年もよろしくお願い致します。

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