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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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不明直縫群(マドアブ科?) 投稿者:inaensis 投稿日:2018/12/26(Wed) 05:35:39 No.10075  引用 
いつも拝見させていただいております。ありがとうございます。始めて投稿させていただきます。

今年6月に長野県塩尻市の丘陵地帯の雑木林内で、雨の中、ヨウシュヤマゴボウの茎に止まっていた個体です。

変わった触角の形からマドアブ科かと思いましたが、いくつか文献を参照しても似たような触角のものはなく、翅脈の特徴(CuAろとCu融合脈の比率)も少し違うようです。シギアブ科かとも思いましたが爪間板は刺毛状でした。

触角が2節しかないようにも見えるため、採取時にそれ以遠が破損したのかとも思いますがよくわかりません。気をつけて採取しているつもりですが・・・

類似種についてご存知の方がおりましたら何卒ご教示ください。よろしくお願いいたします。


Re: 不明直縫群(マドアブ科?) 投稿者:inaensis 投稿日:2018/12/26(Wed) 05:37:12 No.10076  引用 
ちなみに顔(触角)はこんな状態です。

Re: 不明直縫群(マドアブ科?) 投稿者:inaensis 投稿日:2018/12/26(Wed) 05:40:18 No.10077  引用 
翅脈図も載せておきます。

Re: 不明直縫群(マドアブ科?) 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2018/12/26(Wed) 07:50:11 No.10078  引用 
inaensis 様.

 現物を見たことがないのであまり自信がないのですが,翅脈と♂交尾器からすると,Therevidaeツルギアブ科のProcyclotelus elagans Nagatomi et Lyneborg, 1987 トガリツルギアブに該当するのではないかと思います.

トガリツルギアブは,体長7-12mmで,本州〜九州及び対馬に分布する種類ですが,近畿・中国地方以外での記録は初めてと思われます.

Re: 不明直縫群(マドアブ科?) 投稿者:inaensis 投稿日:2018/12/26(Wed) 22:14:48 No.10084  引用 
茨城@市毛 様

素早いご回答ありがとうございます!

翅脈と交尾器の形態からProcyclotelus elagans Nagatomi et Lyneborg, 1987 トガリツルギアブが該当であろうというご判断にも恐れ入りました。

さっそく文献を調べてみましたが、おそらくこの種かその類似種だと思い、腑に落ちました。触角の第3節以遠は採取時に脱落してしまったのかもしれません。文献でもこの部位が取れている写真が載っていたりするので、取れやすい構造なのでしょうか。

科の同定には原色昆虫大図鑑第3巻の科の検索表を参照していますが、ツルギアブ科Therevidaeは「M4脈をもち、M3と独立して翅縁に達する」という記述がなされているため、翅脈からこの種はそこに該当しないものと思い込んでいましたが、微妙なニュアンスに含包されていると言うか、大きく見ると含まれるものもあって、それがわかるかどうかが経験の差というものなんだな、と痛感しております。

今後とも勉強させていただきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

追伸―今回のツルギアブですが、トガリツルギアブの原記載を読み込んでみて同定できそうでしたら、然るべき所へ投稿したいと思います。

Re: 不明直縫群(マドアブ科?) 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2018/12/27(Thu) 19:21:34 No.10085  引用 
inaensis様.

日本産ツルギアブ科については,
  永冨 昭・大石久志, 2000. 日本産ツルギアブの同定. はなあぶ (9):1-32.
に解説されていますので,併読するとわかり易いと思います.

Re: 不明直縫群(マドアブ科?) 投稿者:inaensis 投稿日:2018/12/28(Fri) 23:12:23 No.10086  引用 
茨城@市毛 様

追加の文献の情報もありがとうございます.早速取り寄せて読んでみたいと思います.

本日の1枚 クロバエ科の1種 投稿者: 投稿日:2007/03/12(Mon) 20:46 No.3075  引用 
今日マレーズに入っていた体長7.5mm程のハエです。

hypopleuronに剛毛列があるのでイエバエ科だと思います。

日本のイエバエ科を調べ始めましたが、亜科の検索でつまづきました。写真にも左後脛節を載せましたが、couplet3の後脛節の1/3の位置にpd剛毛が有ると思うのですが・・・・

相変わらずハナアブ科以外はチンプンカンプンです。
よろしくお願い致します。


Re: 本日の1枚 クロバエ科の1種 投稿者: 投稿日:2007/03/13(Tue) 20:36 No.3076  引用 
自己レスです。ハナバエ科Anthomyiidaeのようです。

一応幾つかSuwaを調べてみましたが、よく判りません。

交尾器を添付しますので、見当が付きましたらよろしく御願いします。


Re: 本日の1枚 クロバエ科の1種 投稿者: 投稿日:2007/03/14(Wed) 11:07 No.3082  引用 
例外もあるようなので、検索に使えるわけではないのですがCercal plateが単純に舌状であるか、先端がいくつかに割れているかなどで、どの片のグループになりそうってのを当たりをつけてます。なんとなく画像では3つに割れているように見えるのですが、そこにピンのあった画像が見たいです。
あと、第5腹板の形状、毛の生え方も合わせてみるとかなり絞り込める気がします。

Re: 本日の1枚 クロバエ科の1種 投稿者: 投稿日:2007/03/14(Wed) 19:55 No.3085  引用 
ハエ男様。

Cercal plateの写真を添付します。
第5腹板は、奥に引っ込んでいるので撮影出来ませんでした。

属だけでも見当が付きましたら、よろしくお願い致します。


Re: 本日の1枚 クロバエ科の1種 投稿者: 投稿日:2007/03/14(Wed) 22:09 No.3088  引用 
自信はないのですが、ハナバエ科のEmmesomyia属あたりになるのではないでしょうか?

Re: 本日の1枚 クロバエ科の1種 投稿者: 投稿日:2007/03/15(Thu) 07:37 No.3089  引用 
ハエ男様。

やはり、Emmesomyia属ですか。
私も絵合わせで同属にたどり着きました。

SuwaのEmmesomyia属の総説を見ても、ぴったり合致しないので、もっと標本を増やして調べないとダメですね。

ありがとうございました。

Re: 本日の1枚 クロバエ科の1種 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2018/12/24(Mon) 14:56:42 No.10074  引用 
10年以上経って,このハナバエの学名がわかりました.

本日到着したJJSE 24(2)に載っていた,Pegomya kiangsuensis Fan, 1964と合致しました.

報文は東京都多摩市や千葉県東金市からの記録でしたが,水戸周辺では普通種です.

気泡が入っていますが,腹板と交尾器の写真も貼っておきます.

Ref. Suwa, Masaaki. 2018. Discovery of Pegomya kiangsuensis Fan, 1964 in Japan (Diptera: Anthomyiidae). Japanese journal of systematic entomology 24(2): 234-237.

P.S. この当時は,科の区別点もあいまいでお恥ずかしい限りです.


Re: 本日の1枚 クロバエ科の1種 投稿者: 投稿日:2018/12/26(Wed) 17:53:39 No.10082  引用 
市毛 様

情報のご提供ありがとうございます.
4月に三重で下さった標本の種ですね.
一部破損していますが岐阜県で今年の3月に採れたものを貼ります.養老山地の中腹で何度も採れています.

改めて中国経済昆虫誌を見ました.360ページの図ですが,第五腹板が左右非対称に描いてあり,標本や角度によって見え方が違うようです.

また1種増えました.ありがとうございました.

同定お願いします 投稿者:HY 投稿日:2018/12/15(Sat) 00:23:31 No.10071  引用 
お世話になります。
ホソムシヒキアブの仲間と思うのですが、沖縄県大宜味村で2018年11月に採集しました。
同定・ご教示、よろしくお願いします。


Re: 同定お願いします 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2018/12/16(Sun) 20:57:40 No.10072  引用 
HY 様.

ホソムシヒキアブの仲間は未記載種が多いため,現状ではお手上げ状態です.

現在,大学院生が分類に取り組んでおり,今後の進展に期待しております.

Re: 同定お願いします 投稿者:HY 投稿日:2018/12/16(Sun) 22:50:08 No.10073  引用 
茨城@市毛 様

ライトトラップで私の知人が捕まえたものですが、最初はイトトンボと思っていました。
ホソムシヒキアブは難しそうですね。
ご教示ありがとうございます。

マルボシヒラタハナバエ? 投稿者:木佐浩之 投稿日:2018/11/07(Wed) 22:57:06 No.10067  引用 
皆様、こんばんは。
画像は先日、自宅近くの草地で撮った小さなハエです。
絵合わせした結果は「マルボシヒラタハナバエ」だったのですが、3mmあるかないかといったサイズで図鑑の記述と合わないので戸惑っています。
プロポーション的にも少し違和感がありますが、これも個体差と見てよいでしょうか?
もし、別のハエでしたらご教示頂けると有難いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


Re: マルボシヒラタハナバエ? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2018/11/08(Thu) 07:54:43 No.10068  引用 
木佐浩之様.

 もしかすると,写真のヤドリバエはGymnosoma rotundatumマルボシヒラタヤドリバエに酷似した, Gymnosoma inornataというやや小型な種類なのかもしれません.
 体長4mm前後,小顎鬚は褐色,小楯板後縁先端に小さな黄色微毛斑を欠くのがG.inornataとされています.
 なお,rotundatumでも小楯板後縁の微毛斑が脱落している個体が時折見られ注意が必要です.

Re: マルボシヒラタハナバエ? 投稿者:木佐浩之 投稿日:2018/11/09(Fri) 05:30:49 No.10069  引用 
茨城@市毛 様
毎回、素人の素朴な質問にお応え下さり有難うございます。
やはり「マルボシヒラタヤドリバエ」とは違うと考えるのが妥当なようですね。
違うとすればショウジョウバエやコバエの仲間かもしれないと思ったのですが、
マルボシと同属に小型の類似種がいることは初めて知りました。
このような小さなハエは標本無しでは同定できないことは重々承知しています。
「Gymnosoma inornata」と断定はできないようですが、
外観画像から科だけでも絞り込めれば有難いものです。

アブラコバエ科の一種?(Chamaem... 投稿者:プッカ(CRH) 投稿日:2018/11/02(Fri) 23:48:33 No.10062  引用 
この子はアブラコバエ科の一種さんでしょうか?
翅脈、小楯板、腹部、触角、剛毛の生え方などから
また、manual of nearctic diptera、manual of afrotropical diptera、Flies the natural history and diversity of dipteraなどを参考にして判断しました。

ご教授頂ければ幸いでございます。
撮影日 2017/06/22
場所 相模原市


Re: アブラコバエ科の一種?(Cha... 投稿者:プッカ(CRH) 投稿日:2018/11/02(Fri) 23:51:46 No.10063  引用 
2枚目です。
上から。


Re: アブラコバエ科の一種?(Cha... 投稿者:プッカ(CRH) 投稿日:2018/11/02(Fri) 23:54:34 No.10064  引用 
3枚目です。

Re: アブラコバエ科の一種?(Cha... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2018/11/03(Sat) 22:07:32 No.10065  引用 
プッカ(CRH)様.

Chamaemyiidaeではなく,Lonchaeidaeのような気がします.

Sc脈合流部手前に切目(subcostal break)が有りませんか?
Lonchaeidaeであれば,上前側板(中胸側板)に気門後剛毛が 認められると思います.

Re: アブラコバエ科の一種?(Cha... 投稿者:プッカ(CRH) 投稿日:2018/11/04(Sun) 00:02:00 No.10066  引用 
この返信を見る前にもう一度調べていたのですが、確かにLonchaeidaeさんみたいですね...。

恥ずかしながらDipteraの採集はまだ行っておらず、この写真からなんとか判断しようとしていました。 なのでSc脈合流部手前の切れ目、中胸側板の剛毛(このことは存じなかったですが。)、その他特徴がよくわからず ???という状態になっていました。 

近々採集・標本作成等は始める予定です。 座学ばかりして頭でっかちにならないよう気を付けなければ。


メインとするのはキノコバエ上科のつもりですが、どうなることやら。

ハエの世界に足を踏み入れてからまだ日がとても浅い故、これからがすごく楽しみです。

ご教授くださりありがとうございます。

このDipteraはなんでしょうか? 投稿者:r.nakamura 投稿日:2018/09/07(Fri) 14:02:23 No.10024  引用 
久米島で採集したDipteraです。体長約1mm。Familyすらわかりません。ご教示いただければ幸いです。

Re: このDipteraはなんでしょう... 投稿者:r.nakamura 投稿日:2018/09/07(Fri) 14:09:14 No.10025  引用 
写真がうまく添付できませんでした。

Re: このDipteraはなんでしょう... 投稿者:r.nakamura 投稿日:2018/09/07(Fri) 14:10:06 No.10026  引用 
写真追加

Re: このDipteraはなんでしょう... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2018/09/12(Wed) 08:44:02 No.10029  引用 
r.nakamura様.

難しい質問でコメントが付きませんね.

専門家が多い,Diptera.infoに質問してみると良いかもしれません.

https://diptera.info/news.php

Re: このDipteraはなんでしょう... 投稿者:pakenya 投稿日:2018/09/19(Wed) 08:14:03 No.10038  引用 
r.nakamuraさま

面白そうな虫のようですね。
全長1mmとのこと、添付の画像では詳細が良く分かりません。

背面がまるで甲虫の様に見え、翅が認識できないのですが、
この辺がどうなっているのか気になります。

甲虫の鞘ばねみたいに見えるものが小楯板であればヨロイバエ科かもと思ってしまいますが、いかがでしょう。


南西諸島には(も)未知の双翅目が相当に生息していると思います。

Re: このDipteraはなんでしょう... 投稿者:Acleris 投稿日:2018/10/20(Sat) 10:17:13 No.10059  引用 
こんにちわ。
よく見ると肘状の触角が折り畳まれているように思います。
なので双翅目ではなく、膜翅目でしょう。
附節数とか細かいところが見えないし、無翅のタイプは胸部の形が変わってしまうので何の科までは私には判りません。
おそらくタマゴコバチ科などの寄生蜂の1種だと思います。
詳しくはハチの専門家の方に尋ねられるとよいと思います。

Re: このDipteraはなんでしょう... 投稿者:@buruninja 投稿日:2018/10/20(Sat) 11:29:06 No.10060  引用 
この画像だけでは断定できませんが,コガネコバチ科のDiparinaeじゃないでしょうか.一部の属がこのような姿をしています.

Re: このDipteraはなんでしょう... 投稿者:r.nakamura 投稿日:2018/10/22(Mon) 07:53:10 No.10061  引用 
皆様、ご教示ありがとうございます。
しばらく見ていなかったので返信が遅れてしまいすみません。

自分の撮影技術ではこのサイズの虫で細部まで見える写真を撮るのは難しいです。

pakenya様のおっしゃるヨロイバエの可能性は考えましたが、小楯板が発達しているわけではなく、違うようです。

Acleris様のご指摘の通り触角は肘状になっているようです。双翅と思い込んでいましたが、膜翅の可能性も考慮して再検討します。幸いハチの専門家の方に知り合いがいますので見てもらおうと思います。

ご教授ください 投稿者:kimu 投稿日:2018/10/17(Wed) 00:12:55 No.10056  引用 
富山県、1200m位の山です
マダラミバエあたりで見当をつけて探してるんですが、みつけられません。画像で同定可能であればご教授ください


Re: ご教授ください 投稿者:kimu 投稿日:2018/10/17(Wed) 22:51:44 No.10058  引用 
ハルササマダラミバエですね

富士山のハエについて 投稿者:HM 投稿日:2018/10/08(Mon) 13:34:52 No.10052  引用 
いつもご指導ありがとうございます。
10月8日に富士山で確認したハエの画像を見ていただけますでしょうか。
標高は約1200mです。
よろしくお願いいたします。


Re: 富士山のハエについて 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2018/10/09(Tue) 15:22:30 No.10054  引用 
HM様.

翅の模様がボケていますが,Homoneura hirayamaeヒラヤマシマバエと思われます.

Re: 富士山のハエについて 投稿者:HM 投稿日:2018/10/11(Thu) 21:37:55 No.10055  引用 
茨城@市毛様
ご教示、ありがとうございました。
種名までわかり、たいへん嬉しく思っております。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。 HM

無題 投稿者:鯉太朗 投稿日:2018/06/21(Thu) 15:11:32 No.9994  引用 
イシアブの一種でしょうか?
6月19日に、
徳之島の林道でみつけたムシヒキアブです。
毎年初夏の頃から出だします。
生息する場所や大きさが、
ハラグロオニイシアブと似ています。

暗い緑色をしていて、メタリック。
お腹の部分に白いラインあり。

ネットで検索すると、
奄美大島にも同種と思われるムシヒキアブが分布するようです。

同定よろしくお願いします。


Re: 無題 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2018/06/28(Thu) 07:43:28 No.9998  引用 
鯉太朗様.

ムシヒキアブ科に詳しい人がネットに出てこないのでイシアブの仲間としかわかりません.

ムシヒキアブ科は,ムシヒキアブ図鑑(http://www3.kcn.ne.jp/~tgw/)
に出ている程度までしか判明していません.

また,南西諸島の場合,東南アジアに分布する種類との関係で,詳しい人でも苦手なようです.

Re: 無題 投稿者:鯉太朗 投稿日:2018/06/29(Fri) 16:36:44 No.10002  引用 
茨城@市毛様

イシアブの仲間も、同定はなかなか難しいのですね。
それが判っただけでも良かったです。

それとムシヒキアブ図鑑はチェックしているのですが、
なかなか素人には難しく・・・

どうも色々とお教えくださりありがとうございました。

鯉太朗 様 投稿者:haruka 投稿日:2018/09/08(Sat) 10:51:21 No.10027  引用 
ご連絡が大変遅くなり、見て下さるかどうかが心配ですが取り敢えずお伝えしておこうと思います。

写真の種類はイシアブ亜科のアブで口吻が極端に短いことや背面が青紫色に輝いている点で、ムラサキクチブトイシアブOrthogonis nitididorsalis Tagawa, 2006 という最近になって記載された種類だと思います。日本本土からしか記録はありませんでしたが、徳之島の1♂1♀の標本標本が手元にあります、また沖縄本島でも採集されているということを友人から聞いています。今のところ、日本本土産と南西諸島産が同種であるかの見当はなされていません。

鯉太朗 様 投稿者:haruka 投稿日:2018/09/08(Sat) 10:52:22 No.10028  引用 
ご連絡が大変遅くなり、見て下さるかどうかが心配ですが取り敢えずお伝えしておこうと思います。

写真の種類はイシアブ亜科のアブで口吻が極端に短いことや背面が青紫色に輝いている点で、ムラサキクチブトイシアブOrthogonis nitididorsalis Tagawa, 2006 という最近になって記載された種類だと思います。日本本土からしか記録はありませんでしたが、徳之島の1♂1♀の標本標本が手元にあります、また沖縄本島でも採集されているということを友人から聞いています。今のところ、日本本土産と南西諸島産が同種であるかの見当はなされていません。

Re: 鯉太朗 様 投稿者:鯉太朗 投稿日:2018/09/19(Wed) 00:06:19 No.10037  引用 
haruka様

まさか、またお返事があるとは思いもよらず・・・

驚いているところですが、
その日本本土産のムラサキクチブトイシアブと同種であるかの見当がなされていないと言うのが残念です・・・

琉球列島産のオオイシアブと同じような感じなのでしょうか。
今後の調査が必要なようで・・・

ネットで調べてみると、奄美大島でも似たような種が存在するようです。
画像を載せていた方は、同定ミスをされておりましたが (汗

それと、本州や沖縄の方ではかなり珍しいのでしょうか。
特徴的な種なのに、情報がかなり少ないようで。
徳之島では林道で、初夏の頃から少数が出だします。
そんなに珍しいという感じではありません。

採集して調べたら面白そうですね。
もう出現時期も過ぎたのか、最近は全く観ないので、
また来年その方法を考えてみます。

本種の詳しい情報を教えてくださり、ありがとうございました。
今後もなにかと質問する事もあろうかと思いますが、その時はまたよろしくお願いします。

富士山のハナアブについて 投稿者:HM 投稿日:2018/09/17(Mon) 21:13:04 No.10034  引用 
いつもご指導、ありがとうございます。
9月17日に富士山の1100m地点で撮影したハナアブを見ていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
                         HM
                   


Re: 富士山のハナアブについて 投稿者:pakenya 投稿日:2018/09/18(Tue) 18:30:30 No.10035  引用 
HMさん、投稿ありがとうございます。

画像のハナアブは、Syrphus属の♀個体です。
この仲間は、数種本州にも分布していますが、この画像の解像度では判定できないのです。

確認には、複眼に立毛があるか否か、翅のbrとbm室の微毛の分布状態などを観察する必要があります。

かなりの大型種に見えるので、おそらくはケヒラタアブかオオフタホシヒラタアブのどちらかと思いますが・・

同様の話題は、過去ログ1945〜にもありますのでご参照ください。

Re: 富士山のハナアブについて 投稿者:HM 投稿日:2018/09/18(Tue) 22:18:04 No.10036  引用 
pakenya様
ご教示、ありがとうございます。
過去ログも拝見し、たいへん勉強になりました。
次回は採集して調べてみたいと思います。

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