先日,双翅目談話会の第14回総会が大阪自然史博物館で開かれました.
今回も盛況で,北海道から九州までの38名が参加し,過去最高の人数だったようです. ここ数回,座れない方が続出しているため,来年からより大きな会場に変更する予定です. 参加して頂いた皆様,どうもありがとうございました. P.S. 来年も4月第1土曜日に総会を開く予定です. |
これはオドリバエ科Empididae(またはこれを細分化したセダカバエ科Hybotidae)のLeptodromiella属の1種です。もともとこの属は北欧から記載されたものですが、日本にも数種が生息していて、いずれも未記載種です。
短い口器、触角刺毛が白色で微毛を密生すること、翅の臀葉の発達が悪く、翅の中室から出る脈が2本、R5脈を欠く、などの特徴があります。 成虫は春に出現し、主に森林の地表近くに生息し、しばしば表土上に静止しています。食性などは不明です。 日本産の種は脚の色彩や中胸背板のpollinosityの状態で識別することができますが、一箇所に複数種が生息することはないようです。 近縁な属にLeptopeza, Ocydromiaがあり、いずれもわが国に分布しています。
三枝豊平様、ありがとうございます。
オドリバエ科のハエと初めて出会いました。スレンダーで魅力的なハエですね。松林にまた覘きに行ってきます。 |
サーバーの障害で昨日アクセスできなかった方がいたのではないかと思います。
ご迷惑をお掛けしましたがすみませんでした。無事復旧しましたので、またよろしくお願いいたします。 話は変わりますが、ハエ男は無事出稼ぎを終了し、本日飯田に帰還します。 連絡先は変わらずfurumusiと(@aez.jp)です。 談話会会員の皆様は4/4に大阪でお会いしませう。
ハエ男様.
また,データが全部消えたのではないかと不安でした. 大阪で会いましょう. |
ヒメガガンボ科に属する
Erioconopa elegantula (Alexander, 1913) だと思います。
達磨様、ありがとうございます。
Erioconopa elegantula (Alexander, 1913)で検索しても日本語のページでは何も出てきませんでした。良く似た学名の イツモンヒメガガンボ, Erioptera (Erioptera) elegantula, Alexander. 1913 というのを見つけましたが、この種の情報も多くは無いように思います。 何年も前にガガンボのことを詳しく紹介していたサイトがあったのですが、最近はそれが見つかりません。どこかの大学関係のサイトだったような記憶があるのですが、あのようなサイトが復活するとガガンボも分かりやすくなるのになあと思います。
田中川様.
ガガンボ関連は,Catalogue of the Craneflies of the World http://nlbif.eti.uva.nl/ccw/index.php で学名を入れるとシノニム等も簡単にわかります. ちなみに,Erioptera elegantulaとして記載された種類が,現在でErioconopa elegantulaという学名になっているようです. 九大のサイトにあった大蚊天国は,とある学生が卒業して消えてしまったようです.(昨年より改名して開店しましたが,種名リストは無いようです.) 同じく九大のヤドリバエのサイトも,教授が定年になって消えてしまいましたね. また,北大にもキノコバエのサイトがあったのですが,これも消えてしまいました. このような有用なサイトは,国が保管するとかしてくれると良いのですが;^_^)
茨城_市毛様、ありがとうございます。
イツモンヒメガガンボだったんですね。図書館へ行って調べてきます。 有用なサイトは本当に残したいものですね。作るのは大変な労力だったでしょうに。大学での研究というのは学生や教授が去ると引継ぎや残していこうとする考え方が無さそうですね。 |
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