サナギの写真です。
翅脈をみるとミギワバエ科のハエであることがわかります。
日本産のミギワバエ科のサナギについての情報はほとんど無いので、このサナギが同じ種のものなのかどうかは判別できません。(現状では飼育して羽化させて確認するより他に方法がないと思います。)
もちろん今回の場合はすでに処理されてしまっているので無理ですが、次回からは標本用にキープするサナギと飼育して成虫を確認するためのサナギを確保されると良いと思います。
ハエ男さま
早速のご回答をどうもありがとうございます。
すごい、あっさり解決してしまいました。
なるほど、このサイト上にあるミギワバエのサイト(ハエ男さまがお作りになったページかと思いますが)にある写真の翅と全く同じです。顔も変ですし。
今度サナギを見つけたらぜひ羽化させてみます。
水の中の昆虫、特に双翅目の幼虫やサナギは、それこそサッパリわからないものばかりで、頭をかかえています。
このサイトは天の助けです。どうぞよろしくお願い致します。
(さっそくまた質問してしまいます…)
さっぱり さん、こんにちは。
液浸標本のミギワバエは見慣れていないのでよくわかりませんが、関東では見慣れない種に見えます。
乾燥標本はありますか?
乾燥標本の画像が見えれば うれしいです。
バグリッチさま
ご返信をありがとうございます。
大変残念ですが、乾燥標本はありません。
そもそも水生生物を見ようと思い水をすくって採ったので、空中の虫のことまで考えていなかったのだと思います。(採ったのは別の人なので詳細は不明です)
素人なので間抜けな質問かもしれませんが、水をすくってうっかり採れてしまった成虫は、どのように乾燥保存したらよいのでしょうか。
ついでに蛹についですが、ミギワバエ成虫上記の蛹及び蛹殻は同時にすくわれたらしいので、この蛹もミギワバエではないかと期待しています。
さっぱり さん、こんにちは。
無理を申しあげて すいませんでした。
誤解なきように加えますと、液浸標本がだめなわけではありません。
見慣れていないので、画像から識別ポイントを把握できないので、見慣れた乾燥標本を見れば もう少し違う情報が得られるかと思ったわけです
ミギワバエ類は、水と共にすくったりして翅を濡らすと 折れ曲がったり、縮れたりして 乾燥標本にした時に翅脈が見にくくなります。この場合、比較的大きな種を除けば、かなり特殊な方法で工夫しないと、状態のよい乾燥標本にするのは 難しいと思います。
翅を気にしなければ、単純に乾かすだけで標本ができますし、翅は液体中に戻せば展開しますので なんとでもなります。
ただし、一旦 液浸にした標本を乾燥させることについては、知見がありません。また、そこまでして乾燥させる必要もないと思います。
余計な割り込みで申し訳ありませんでした。
バグリッチさま
とんでもりません、こちらこそ情報をありがとうございます。
もしまた蛹がとれて羽化させることができたら、乾燥標本をつくってみます。
とはいえ、次に九州の田んぼさらいをするのは、来年になりそうです。