脚のフセツ第1節目に注目してください。おそらく、第2節より極端に短いだろうと思います。
これはParacladura属のP. nipponensis Alexander, 1924です。
この属は、Trichoceraと一見似ていますが、脚の脛節先端に棘を持たず、フセツの第1節が短く、翅のdm(1st m2)が小さく、M3+4の分岐角度が小さい、meronが小さい、めすのspermathecaが1つしかないなどずいぶん違う虫なのです。
達磨さま
ご教示に御礼申し上げます。
第1ふ節、第2ふ節は、添付画像の様に確認されました。
脛節先端に棘を持っていない、翅のdmが小さい点等を含めて、ご教示のP. nipponensis Alexanderニッポンフユガガンボ として記録させていただきます。(♀spermathecaは、わかりませんでした)
どうぞ、引き続き宜しくお願い申し上げます。