最初の個体はRhamphomyia (Calorhamphomyia) formidabilis Frey, 1951の♂です。
2番目の個体は私が越佐昆虫同好会会報50号慶祝論文集の「新潟県の昆虫」に出した「馬場博士採集の新潟県のオドリバエ科」の185ページに,Rhamphomyia (Calorhamphomyia) sp. 4 (complicans 種群)として記録してある未記載種です。本種は本州のほぼ全域に分布し,R. (C.) complicansと同所的で,これより約一か月早く成虫が発生する種です。♂交尾器の第7腹節腹板に生じる突起の形状などにcomplicansとの相違がみられます。新訂原色昆虫大図鑑第3巻にcomplicansの交尾器の写真を出していますので比較されるとよろしいかと思います。
三枝先生.
早速, 新訂原色昆虫大図鑑第3巻で交尾器を比較して違いがよく分かりました. とても分かりやすく教えて頂き,ありがとうございました. |
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