TED様.
下側板剛毛や下小楯板が見えないのではっきりしませんが,腹部第3背板に太い背板剛毛と後縁剛毛があるので,ヤドリバエ科の可能性があると思います.
画像のハエは,賢そうな顔つきと市毛さんのご指摘のように腹部背板に直立して生じる強い剛毛からヤドリバエ科のことはほぼ間違いないでしょう。クロバエ研究者からは叱られそうですが,クロバエ科のハエの顔つきは何となく愚鈍か,垢ぬけしていない印象を受けます。私の勝手な印象ですが。オオクロバエの♂などは少々賢そうにみえますが,こいつらはただ単にテリトリーを張って♀の飛来を今や遅しと待っている面構えだけです。ヤドリバエがなぜ利口そうなのか?って。それは必死に寄主を探したり,多数の卵を忙しげに次々と産卵しなければならず,クロバエのように主に腐敗物を嗅覚頼りに集まってくるのとは違うのでは?
茨城@市毛様
アノニモミイア様 ありがとうございました。 撮影の時、亜小楯板、腹部背板が確認できる写真も 必要ですね。 とても勉強になりました。これからもよろしくお願いします。 |
- Joyful Note -
- Antispam Version -