私もどこかで見覚えがあるような気がします。双翅類の囲蛹ですと体節が一般には痕跡的に残りますし、気門が少なくとも後端(これはどちらが後端かわかりませんが)にあるはずですが、これらが認められません。
蛹室でしょうから、完全変態をする昆虫の繭だろうと思います。膜翅類が一番可能性が高く、次が鱗翅類かな、と推定しています。
コンニチワ。
これは神戸でもよく見かけますが、ヒメクダマキモドキの卵だと思います。
以前、初冬の頃、木の幹でヒメクダマキモドキのメスを見つけたのですが、
産卵管に卵を挟んだまま息絶えていました。
その卵とよく似ています。
カビてしまってますが標本を残しているので写真を貼っておきます。
ただ、他の樹上性ツユムシ類の卵を見たことがないので、
そちらの可能性があるかも知れません。
なお、サトクダマキモドキとヤマクダマキモドキは生木の枝を
縦に裂いて卵を並べて生み付けるので、
これらで無いことは確かです。
ありがとうございます。
膜翅目は考えが及びませんでした。
今度は採集してみようと思います。中を開けてみると手掛かりが得られそうです。
カメムシBBSで「ヒメクダマキモドキ」とワード検索すると、ほぼ同様の画像が出てきます。こちらは、ケヤキの樹皮下です。
Aclerisさん、ezo-aphidさん、大変ありがとうございます。
コメントが前後したようで、お礼が遅くなってしまいました。
ツユムシの仲間(ヒメクダマキモドキ)の卵だったのですね。
この写真撮影地の付近には確かにクダマキモドキ(種名までは確かめていませんが)の類がおり、クロアナバチもいます。
目からうろこで大喜びしています。
とはいえ、ハエ目とは全く異なる直翅目の投稿になって申し訳ありませんでした。
今後ともまたよろしくお願いいたします。ありがとうございました。