勾玉型の触角のアップです。
こんな形の触角を初めて見ました。
カマキリの卵嚢からは、キモグリバエ科のカマキリヤドリキモグリバエ kurumemyia ongamea Kanmiya,1983の寄生が報告されています。1属1種で、雄の触角は普通ですが、雌には触角棘毛がなくて勾玉状をしています。全体にほぼ黒色、体長1.7-2.7mm。発表当時は、福岡県のみで4月下旬ー5月中旬に成虫が採れています。
羽化時期は少しずれていますが、これではないでしょうか。今産卵して、そのまま休眠・越冬しちゃうのでしょうかねー。
ezo-aphid 様、教えていただいてありがとうございます。
カマキリの卵嚢に寄生するハエがいるんですね。調べた時はカマキリに寄生するハエは出てきたのですが、卵嚢はわからなかったです。もしかして珍しいのかな。
今産卵するということは、このハエの幼虫は卵嚢部分を食べるということですよね。甲虫にもそんな種類がいますが、あのカサカサした部分に結構な栄養があるんだなぁと驚きです。