バグリッチさん。お久しぶりです。
画像のオドリバエはOedalea属の1種です。本属は日本に4種分布していていずれも未記載種です。早目に記載しなければと思いながら、まだそのままになっています。形質は後脚の腿節が肥大し、腹面に棘状の刺毛を生じている点です。それと、口吻が長く前下方に伸びていることです。第3触角節がかなり長い点も本属の特徴です。生態については観察していませんが、少数個体で林内の樹木の枝の下の空間などで群飛することもあります。
三枝先生、大変ご無沙汰いたしております。
併せまして、早速のご教示に御礼申し上げます。
画像の種はOedalea属の未記載種とのこと、ここまでわかったことは大変うれしい限りです。
私の誤同定は、途中のKEY(口器の形態)でミス判断をしたようです。
結果、触角の形状に違和感があり、なにか違う印象でしたが、わからないまま しばらく抱えていました。
後脚に強いトゲの列があったのは確認していましたが、捕獲肢と見抜けなかった点も、観察不足でした。
まだまだ見たことのない属がたくさんありますので、是非 採りたいと思っています。
是非とも、引き続きご指導いただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。