1.アブラムシ群の近くにいてもヒラタアブ幼虫はほとんどの場合
アリに無視されているのですが、何か仕掛けがあるとわかっているのでしょうか。 調べてもすぐには記述が見あたりません。 2.これにはたまげましたが、ヒラタアブ幼虫がアリに襲われると、 粘液を(口から?)吐いてアリがもがいているうちに逃げました。しかし約18分後 アリは2本足がくっつきながらも抜けだし幼虫を捕まえていきました。 このとき幼虫は無抵抗だったので、粘液を吐くとしばらく動けないようです。 これは聞いたことがないことで、調べても見つかりませんでしたが よくあることなのでしょうか。画像はアリが襲っているところです。 7月7日、札幌市
アリではありませんが、カーストを持つアブラムシがハナアブの幼虫を攻撃した後、2−3分して死んでしまうと言う報告はあります。
Ohara, K., 1985. Observation on the prey-predator relationshio between Pseudoregma bambusicola (Homoptera, Pemphigidae) and Metasyryphus confrater (Diptera, Syrphidae), with special reference to the behaviour of the aphid soldiers. Esakia, 23: 107-110. この論文はインターネットで拾えるのではないでしょうか。
もう一つ文献がありました。
大原賢二(1985). 喰うものと喰われるもの - タイワンオオヒラタアブとタケツノアブラムシの場合 ー インセクタリウム、 Vol. 22 11月号 参考になりますでしょうか?
エリユスリカ様
https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/bitstream/2324/2476/1/107.pdf ご教示の論文を拾えました。まず後半を読みましたが、 「兵隊アブラムシがヒラタアブ幼虫を攻撃すると死ぬ」「ヒラタアブ幼虫への攻撃は効果がない」 「ヒラタアブ幼虫の体表には攻撃してくるアブラムシへの毒があるようだ」 といったことが書いてありました(訳、合っているでしょうか)。 これでアリに避けられているのでは、ということですね。 これは知りませんでした、参考になります。ありがとうございます。 しかしもしや、私が見た粘液を吐くという技は新発見…なのでしょうか? 液体がこの木にいるキジラミの甘露、ということはないはずです。 一度目襲われた時 幼虫は頭を動かしていたので、ここで吐いたのだと思います。 |
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