側面図もつけます。
ちょっと目にはウスグロオビヒラタアブE. betasyrphoidesと紛らわしいです。
ブナ帯のキタゴヨウが混じる尾根上でホバリングしていました。
正体を突き止められたらうれしいのですが・・・
よろしくお願いいたします。
pakenya様.
このノラヒラタアブ近縁種は,当面迷宮入りと思われます.
この仲間の標本はやっと1箱強ぐらいは集まったのですが,原記載と同じ9-10月の標本が皆無です.
ノラヒラタアブのタイプ標本と同じ,札幌で10月半ばに採れた標本を見てみないと安心出来ません.
Mutinなどは,8月に採れたangustifasciataをシノニムにしていますが,10月半ばに採れたgriseofasciataと本当に同種か疑問が残ります.
特に,griseofasciataのタイプ標本の翅は殆ど痛んでないので,10月になってから羽化した個体と思われます.
orientalisを含めた3種の,基産地周辺で特定の時期に採れた標本を比較して見る必要があると思います.
市毛様、いつもお世話になります。
はなあぶ24号に市毛さんが書かれた、奥日光のハナアブの中のホソオビヒラタアブの近縁種と、この標本は同じ種になるようですね。同定のためには、まずは秋の標本を集めろ!ですね。
がんばります。
私のハナアブ写真集に、この種も収録しようと思います。
同定困難な理由などを明記して。
ではまた