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コンニチワ、ムシヒキアブの話題で思い出したので質問いたします。 昨年、カミキリ狙いの甲虫屋さんと枯れ枝を拾ってきたのですが(私は樹皮下喰いの小蛾目当て)、その1本からイシアブの1種が羽化してきました。 tgw様のムシヒキアブ図鑑を見ると、ムラサキクチブトイシアブというのに似ているような気がしますが、いかがなものでしょう? わかるようでしたらご教授願います。
枯れ枝の採取:2006年1月24日、 採取地:兵庫県相生市壷根、海に面した海岸林 20リットルのプラスチックコンテナに太さ3〜8cm程度の枯れ枝を詰め込んでおいたところ、同年5月30日に1♀が羽化してきました。
蛹の羽化状況です。 他の枯れ枝からは大量のクモガタケシカミキリ、そこそこのタカサゴシロカミキリが出てきましたが、イシアブの出た枝からはカミキリの羽化が見られませんでした。おそらく枯れ枝内を移動しながらカミキリ幼虫を補食していたものと思います。
カミキリはそのほか、ガロアケシ、ケシ、エグリトラ、ズマルトラ、ヒメクロトラ、フタオビミドリトラ、アトジロサビ(カミキリ省略)が羽化していました。
昔、クワガタの幼虫がいる腐朽木からオオイシアブが羽化してきたことがあったのですが、カミキリのいるような比較的硬い枯れ枝からイシアブが羽化してきたので、ちょっと意外でした。
余談ですが、イシアブ類の蛹が回転しながら 出てくるところを一度見てみたいものです^^; それでは
2年前の記事ですが、市毛さんからムシヒキアブの話題が出ているのと、ちょうど兵庫県の目録作成のためAclerisさんから標本を送っていただいたので、こちらにも書き込んでおきます。
標本を見ると翅脈などの特徴はトゲヒラタイシアブ(トゲツヤイシアブ)のようですが、翅の色が薄いのと、腹部がやや青みを帯びているのが気になります。
いずれにせよ、貴重な記録と思いますので、専門家に問い合わせてみます。
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