56345718
一寸のハエにも五分の大和魂・改
[トップに戻る] [通常表示] [アルバム] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [旧過去ログ] [管理用]
1: 興味深い有弁類 (4) / 2: ニセジョウザンケイ? (1) / 3: アシマダラブユ亜属? (2) / 4: 4枚翅のハエ? (4) / 5: ヤドリバエの仲間だと思うのですが (2) / 6: ガガンボ類の幼虫でしょうか? (6) / 7: トゲヒメヒラタアブでしょうか? (2) / 8: 京都府で得られたショウジョウバエ (5) / 9: 房総半島海浜のツルギアブ科(不明種?) (3) / 10: 富士山のアブ (2) / 11: クシツノアブ科について (2) / 12: Eupachygaster tarsalisメス? (1) / 13: ネグロクサアブ?の抜け殻 (7) / 14: ミズアブ科?不明種について (5) / 15: ハナアブ科不明種 (3) / 16: Choerades amurensisでしょうか? (6) / 17: Tabanus属? (2) / 18: 無題 (2) / 19: 無題 (3) / 20: ヤドリバエの不明種につきまして (2) /


[ 指定コメント (No.4875) の関連スレッドを表示しています。 ]

アタマアブ科では 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/30(Tue) 00:03:33 No.4874  引用 
2008.9.25 三重県津市の海岸部。イネ科の草むらにて撮影。
体長はせいぜい3ミリくらい。アタマアブ科ではと思いますが、種名までには辿り着けないのでしょうか。
交尾中の一個体が頭部を取り外すようなことをして、また元通りに収めていましたが、これは何なのでしょうか。


Re: アタマアブ科では 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/30(Tue) 00:06:01 No.4875  引用 
元通りになりました。

Re: アタマアブ科では 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/30(Tue) 00:14:39 No.4876  引用 
翅脈は「みんなで作る双翅目図鑑 画像一括閲覧ページ」で見られるアタマアブ科のものと似ています。

Re: アタマアブ科では 投稿者:茨城_市毛 投稿日:2008/09/30(Tue) 12:04:37 No.4877 ホームページ  引用 
田中川様.

確かにアタマアブ科の1種です.
頭部の形状や翅の縁紋からPipunculini族と思われます.

Pipunculini族は,記載されているだけでも70種近く日本に分布しているようです.腹部斑紋などの明瞭な特徴を欠くので,顕微鏡で精査しないと同定出来ません.
また,数年前に手元の標本を調べた際に,同定出来ない種類が結構あったので,もっと種類が多いのかもしれません.
(日本産アタマアブ科は,1990年時点で107種)

1枚目の写真は,メスが頭部をクリーニングしていると思われます.頭部と胸部との筋肉が細いので,こすった際に伸びてしまうようですが,非常に面白い写真ですね.

Re: アタマアブ科では 投稿者:田中川 投稿日:2008/09/30(Tue) 23:33:52 No.4878  引用 
茨城_市毛様、ありがとうございます。
これらの写真では属までの絞込みが出来ないのですね。こんな小さな彼らに類似の仲間がたくさん居るのですね。できるだけ種の特徴がわかるような写真を撮りたいと思います。

メスが頭部をクリーニングしていたのですね。当初はオスに襲われているのかと思いましたが、頭が元通りに収まっていたので不思議でした。標本を試みましたが、頭が取れてしまい、諦めました。細くて、もろい筋肉で繋がっているんだなと実感しました。

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -
- Antispam Version -