CiNiiで双翅目の文献を集めていたら、東京からマドギワアブ(マドアブ)科の記録を見つけました。
TKMのページにないようですので書き込んでおきます。 Nagatomi, A., Liu,N. & Evenhuis, N. L., 1994. The Genitalia of Scenopinus glabrifrons (Diptera, Scenopinidae). Kontyu, 62(1): 1-12. 詳細はCiNiiでご確認下さい。
Arge様、ご指摘ありがとうございます。
「昆虫」は半年かけて通勤電車の中で東京の記録をチェックしたのですが、やはり見落としがありますね。 よく調べたら同じ著者の下記の文献にもScenopinus glabrifronsのTokyoの記録があり、こちらは採集データ付でしたのでこちらで引用したいと思います。 ●Lie,N.& Nagatomi,A.,1995,The mouthpart structure of Scenopinidae (Diptera),Jpn.J.Ent.,63(1):181-202 九大目録ではParomphrale glabrifrons Meigen, 1824 キアシマドギワアブとなっておりますが、Scenopinus glabrifrons Meigen, 1824が正しいようです。属名が変わったなら何で( )が付かないんだろう? 本種はコスモポリタン種だそうですが、これまでTKMでは科自体が記録されていませんでした。次回HP更新の折に加えたいと思います。
今、大阪の淀川流域と、ついでに兵庫県の双翅目の記録を調べています。
九大の昆虫学データベースを使って記録を調べているところです。 http://konchudb.agr.agr.kyushu-u.ac.jp/konchur/index-j.html 検索語に、「Diptera」ともうひとつ地名を適当に入れると、模式産地のみですが、地域別の記録が結構出てきます。 Tokyoだと、科博に保管されている標本の記録が結構出てきてしまいますが。 Takaoだと、人名に混じって、最後に高尾山産のユスリカバエが出てきます。
他の方のトピックスの中で恐縮です。どれどれとTKMのホームページを拝見しました。ガガンボダマシが1種も上がっていないのですね。そういえば私自身、一度もガガンボダマシの採集に東京に行っていないことに気付きました。一度網を振りに行けばすぐに5〜6種ぐらいは採集できるのですが・・反省。
そこで、昔の文献記録で恐縮ですが1種追加です。Trichocera pictipennis Alexander, 1930はタイプ産地が東京都目黒、パラタイプには中野の個体も含まれています。出典はAlexander, C. P., 1930.Records and descriptions of Trichoceridae from the japanese empire (Ord. Diptera). Konowia 9(2):106-107.です。
Arge様、達磨様、ご指摘ありがとうございます。
東京の双翅目リストはまだ科の単位で未記録のものがかなりあります。今後もお気づきの点がありましたらご教示ください。 外国人が日本の材料を使って外国の雑誌に記載したものは、専門家でないとまず探し出せないので特にご協力をいただきたい部分です。 |
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