側面図をアップします。
あまりレスがないので一言.
Herina属以外のOtitidae+Ulidiidaeの入った標本箱が行方不明なので,写真のものとSeiopteraの比較が出来ませんが,印象としてはSeiopteraとは少し違うような感じがします.翅のCuA+CuP室(従来のanal cell または新北区マニュアルのCuA2+A1室)の先端が長く尖っているのか,ちょこっと尖っているのかで,UlidiidaeかOtitidaeか分ります(直角より鈍角ならもちろんPlatystomatidaeですが,印象はこの科ではなさそうです).先ずそのあたりから調べてみたらいかがでしょう.
アノニモミイア様、メールありがとうございます。
ちょっと今バタバタしているので、落ち着きましたらご指摘いただいた形質を見てみます。なお、この個体は今週末の双翅目談話会関東同定会にも持って行く予定です。
ケンセイ:無弁翅類はいつも悩みます
ケンセイです。
ご指摘いただいた形質を見てみたところ、翅のCuA+CuP室(従来のanal cellまたは新北区マニュアルのCuA2+A1室)の先端が長く尖っているので,Ulidiidaeハネフリバエ科ではないかと思われます。
ところで、ハネフリバエ科はルリバエPhysiphora aeneaとハネフリバエP.flavipesの2種しか思い当たらないのですが、日本から他にも記録されているのでしょうか?
ケンセイです。
先日の関東同定会で、市毛さんからロシアの検索表に似た奴が掲載されていると教えてもらい、早速見てみたところ、やはりUlidiidaeの中のEuxesta pechumani Curran という種に斑紋や翅脈が非常に似ていました。
とういうことで、結論ではありませんが、現状ではEuxesta pechumani Curran?としておきたいと思います。
ケンセイ@生息地:小平市