pakenya様.
体長はどのくらいですか?
詳しいことは忘れましたが,Sarugs metallinusではなく,Chrysochroma molliculumに一票.
ちなみに,下顔(口器周辺)が膜質ならSarugs属,複眼に沿って明らかに硬化していればChrysochroma属.
通常,Sarugs metallinusの後脛節基部は多少暗化しています.
Nagatomi 1975を読みましょう;^_^)
市毛様
Nagatomi 1975をDMで送ってくださりありがとうございます。
昨日まで、急な出張で1週間沖縄に滞在しておりましたので、お礼をお伝えするのが遅れました。すみません。
この文献をCiniiで探したのですが見当たらず、どうしようと思っていたところでしたのでたいへん助かりました。早速読んでみます。
Nagatomi 1975を紐解いた自己レスです。
属の検索は、触角の上方に当たる額に膨れた部分があり、額は上下に分割されず、顔面下部の両側は広くキチン化しているのでChrysochroma属です。
脚は基節が黒く、後付節の2〜5節背面が暗色の他は黄色いのですが、転節はやや褐色を帯びています。触角第3節の先端節は比較的大きく、顔面の毛は暗色のものが大半を占めています。全長は11mmあるので、C. molliculumではなく、北海道の標本に基づいて記述されているC. sp.Aの方に行き着くようです。
この種の♂が未知なままのようですので、探してみたいです。