白系のツルギアブでよく見るのがショウジツルギアブとシロツルギアブなのですが、画像では決めかねます。
ツルギアブ科の同定は画像のみでは困難です。パット見でわかる種独自の色彩や斑紋が見られないためと、♂♀で色彩が異なる事も大きな原因です。(検索表にもそう記述されてます。)日本産はとりあえず9属14種が記録されているのですが、図鑑には1種程度しか出ていない場合が多く、図鑑による同定は無理があります。
♂交尾器の形状や前胸腹板の毛の生え方などをつかわないとツルギアブのほとんどの種類で同定はできません。
双翅目の場合は撮影した後に採集をして現物をキープしておかないと同定できない場合が非常に多いです。
ハエ男さん、いつも丁寧におしえてくださりありがとうございます。
ツルギアブ科はとくに海岸を住みかにしてというわけではないのでしょうか?このときにくさむらに沢山のホソヘリカメムシと思われる幼虫がいました。
レスが遅くなりすみません。
確かに海岸でも良く見ますが、河原などでも結構見かけるので、海云々というよりは砂地である事の方が重要なのではないでしょうか?
ツルギアブ科の生活史についてはまだまだ不明な部分が多いです(というか・・私はそれについて書かれた資料をまだ見たことがありません。)