お待たせしました。出張帰りのハエ男(管理人)です。
画像はご推察の通りキイロケブカミバエXyphosia punctigera で良いと思います。
そして、腹部末端の状況もご推察のように♀の産卵管の構造です。
ミバエ科の♀は植物の中にこの産卵管を差し込んで産卵します。
よく分かりました。お疲れのところ、どうもありがとうございました!
・・・・と同時にもう一つ分からないことが出てきてしまいました。キイロケブカミバエはアザミの花に産卵するそうですが、葉の上なのでこれから産卵するという状態でもなさそうなのに産卵管を出して何を始めようとしていたのでしょうか?産卵管の調子をみるとかお手入れとかといったところでしょうか?
う〜む・・・ミバエ科の詳細な生態情報についてはミバエ科を専門に研究されている方で無いとわからないと思います。(双翅目=ハエ目の生態や行動についての情報は少なく、それも本になってまとまってるようなものは極めて少ないのが現状です。私もミバエ科の専門で無いのでその辺はわかりません。あしからず・・)
ハエ男さん、どうもありがとうございました。
意味のある行動だったのかどうかも判断が難しいことも現実にはあるのでしょうね。
かつてカメムシが背中を掻いていたのを見かけたこともありますが(笑)、それって人間の目から見たときの意味付けをするとすれば、鳥の羽繕いのようなものに喩えるしかなさそうでした。