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某所産の双翅目の中に触角の長い長角群のものがありまして、どうせガガンボ類かなぁとタカをくくってたら、実は違ってました。 翅脈はへんだし、頭部もいわゆるカゲロウなんかに見られるターバン眼だし、こんなの見たことないですがな・・う〜ん・・・資料とにらめっこしつつ悩むこと2時間・・ようやく科が判明しました。
アミカ科なんですね・・・ 極東ロシアの双翅目や環動昆(笹川)を見てもわからなかったのですが、日本産水生昆虫(東海大出版)のアミカ科のところを見てたら翅脈がぴったり合致するのが出てきました。
画像は頭部を腹側から撮影したものです。
どうにも撮影のサイズがあわなくてすみません。 ただ、アミカ科成虫の画像は見たことがなかったので、とりあえず出しておきます。翅脈です。(液浸だったので、撮影が・・・)
あと、♀だったので、ゲニ画像はないです。 翅脈では水生昆虫に出ているBlepharicera japonicaニホンアミカに一致しますが、本属には未記載種があるとのことなので、とりあえず、Blepharicera sp.としておくべきかと思っています。
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