側面です。
トゲナガハナアブ属としては太い腿節を持つのですが、トゲも突起もありません。
顔です。
複眼は接しておらず、わずかに離れます。
後頭部が膨れており、特徴的な形状です。
交尾器です。
Surstylusが長く突出し、先端が少し曲がっています。
途中に分枝する傾向が見えず、はなあぶ14号に図示されたいずれの種とも一致しません。
これはなんでしょう?
pakenya様。
おめでとうございます(^_^)
恐らく、日本で3頭目のSpilomyia近縁属の標本が出ましたね。
インセクト(栃木)の、56(1)に2004年に栃木県で採集された個体の写真が載っています。
交尾器は初めて見ました。やはり新属ですかね!
「はなあぶ」の原稿締切りが今月末ですので、間に合えば投稿してください。
ええっ!!
これってnewなんですか!
「栃木県でオオナガハナアブに近縁な新属新種」の情報は、「みんなで作る・・・」の双翅目情報欄で見ていましたが、この情報の個体は20mm以上もあるとされていたので別物であろうと思っていました。
「はなあぶ」22号の締切りは明日ですね。
インセクトも入手していないので、さすがに間に合いそうにありません。もう少し情報を収集してから、投稿したいと思います。
pakenya様。
体長の件は、私も多少気に掛かりました。
栃木は、写真と新属新種との情報しか書かれていません。
しかし、写真の腹部斑紋パターンと後腿節が著しく肥大していることから同種と判断しました。
以前、O先生から新潟で採れた複眼が離眼のSpilomiyaの話は聞いていたので、この2つの特徴を備えたこの写真を見て二つの話が結びつきました。
まさか、このサイズの新属新種が本州に2種も未記録のままだったということは無いだろうと考えております。
新属かどうかについては、良く判りませんが、北海道のH氏が新属と伝えたと栃木に書かれているので、恐らく間違いないのでしょう。
茨城@市毛様
コメントありがとうございます。
また、別便で文献を送っていただき、大変恐縮です。
栃木の文中には、北海道のH氏が近く学会誌に発表との記述がありますが、これはまだなのでしょうか、情報がありません。
O先生の採集も近年なのでしょうか?これだけ顕著なものであれば、「日本のハナアブ ver.1」や「はなあぶ」に投稿記事があってもよさそうですが・・。
種名が判らない状態で投稿記事にするのは少し難しいです。
とりあえず眼鏡屋さんにメールして見ます。二日で投稿できるとは思えないのですが・・
投稿のご報告です。
この標本について、はなあぶ22号に投稿いたしました。
眼鏡屋さんから、無事に入力完了の連絡を頂いております。
写真はカラーで入るようです。
ご協力ありがとうございました。