キンイロヌマカとイエカ属は良く似てるのですが爪の間の辱盤(pulvillus)がキンイロヌマカの方ではありません。
画像ではその部分が確認できないのですが、特に後脚をご自身で見ていただくと確認できると思います。(たぶんキンイロヌマカだと思います。)
分布記録につきましては手元には詳細なものがないので、わかりませんが、蚊の様に飛翔力のある昆虫の場合は陸続きであればそれまでに記述が無くても、発見される可能性は十分にあると思います。
また昭和40年以前に書かれた図鑑に関しては関東以西となっていますが、その後、発見されたり温暖化の影響(あくまでも可能性ですが・・)で分布域を広げていることも考えられますので、あくまでも参考程度に考えると良いと思います。
ハエ男さん、どうもありがとうございます。
確認したところ、辱盤はありませんでした。
これは宮城県南部産です(はじめに書くべきでした)。
長年虫採りをしていますが、こんなカを見たのは初めてです。
りっぱな口吻がありながら刺しに来ないのが印象的でした。