こいつの種名を調べてみると、ツマグロオオキノコバエLeptomorphus(Diomonus) panorpiformis でした。
旧北区のマニュアルでLeptomorphus属におとし、日本産昆虫目録を見てみると、ありゃ亜属に分かれている。
急遽、極東ロシアの昆虫の検索を訳して、Diomonus亜属におとしました。ついでに、交尾器の図があったの確認してみると、L.(D.) panorpiformisに間違いなさそうです。
もともと4種しかいない属で、そのうち3種が日本に分布しているし、北隆館の図鑑にも3種が載っているうえ、交尾器の図まで見つけましたので自信を持って、種名まで落とせました。
キノコバエの道は厳しい(T_T)