NO 10319で市毛様に「Pedicia subtransversa Alexander, 1933かその近縁種」とされたガガンボですが、先日、まとまった生息地を発見、交尾行動などを観察しました。
今回、サンプルも採集してありますので、希望する研究者があればご提供します。 2023.7.2 長野県白馬村
芋虫のつぶやき様.
非常にきれいな写真ですね. ガガンボ類は地味な体色の種類が多いので尚更きれいに見えます. 中胸背盾板の正中部に暗色中条が無いので,Pedicia subtransversa triacanthaのようです(正確には不明瞭な正中縦条を備えています). 「森の学校」キョロロのブログに,ガガンボの専門家の加藤大智氏の解説と写真がありました. http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/?p=6772 なお,同種は新潟雨飾山産の標本を元に記載された亜種であり,基亜種Pedicia subtransversa subtransversaは白馬岳産の標本を元に記載されております. 基亜種は,中胸背盾板に3本の縦条を備えると記されているので,はっきりした縦条を備えていると思われます. 余剰標本があれば提供して頂ければ幸いです.
茨城@市毛 様
ご丁寧なコメントありがとうございました。 やはり白馬山系に生息する種なのですね。 生息地は林に囲まれたやや暗い湿地で、14:30頃から活発な 配偶行動が見られました。 早速、標本の送付について手配いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
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